ディズニー映画「ヘラクレス」のあらすじ・登場キャラクターまとめ
主人公・ヘラクレスが活躍する物語を描いたディズニー映画『ヘラクレス』についてご紹介!『ヘラクレス』のあらすじとキャラクターをまとめました♪多くの人々が知るギリシャ神話をディズニーらしくアレンジし、独自の世界観で魅せた名作です◎神話を元にしたキャラクターも数多く登場しますよ☆
こんにちは、地中海の文化遺産を見て回りたいわさおです!
神話の世界の不思議な話や古代の建造物に興味のある方に、ぜひともおすすめしたいディズニー作品が『ヘラクレス』。
神話をもとにしたキャラクターたちが、神話とは違う動きで物語をつくる1990年代ディズニーの名作です。
もちろん、「ギリシャ神話はよくわからない!」という方でも楽しめますよ。
勇気や愛の物語でハラハラドキドキな展開も満載、家族で楽しみたい作品です。
今回は、そんなディズニー映画『ヘラクレス』をご紹介していきます。
ヘラクレスとは
『ヘラクレス』(Hercules)は、1997年に上映されたディズニーの長編アニメーション映画作品。
ギリシャ神話に登場するキャラクターをユニークに改変。
ディズニー独自の世界観をつくりあげています。
多くの世界で知られる神話を大胆にアレンジしているため、子どもだけでなく大人にも親しまれる作品です。
特に、主人公のヘラクレスの強さ、ヒロイン・メグの美しさ、ヴィランズ・ハデスの個性は非常に人気の高いもの。
作品公開からかなり年月を経た今でもその人気は衰えることを知りません。
世代を超えて家族で楽しめる作品です。
ヘラクレスの登場キャラクター
ヘラクレスに登場するキャラクターたちは、ギリシャ神話に登場するキャラクターたちがディズニー調にアレンジされています。
神話を壊さず、しかしディズニーらしさを忘れないキャラクターたちが活躍する『ヘラクレス』。
個々のキャラクターの持つ背景や、神話上での設定などを知っているとさらに楽しめる作品です。
ヘラクレス
『ヘラクレス』は超人的パワーを持つゼウスの息子で主人公。
ゼウスの息子で神の一族でありながら、ハデスの策略により、人間界で育ちます。
人間離れした超人的なパワーをコントロールできずに悩んでいましたが、それが全知全能なる神ゼウスの息子であるためと知り、冒険に。
神となるために真のヒーローを目指します。
性格は誠実でなにごとにも一生懸命。
真っ直ぐで正義感の強い好青年です。
ヘラクレスは、ギリシャ神話の英雄ヘーラクレースをもとにつくられたキャラクター。
ヘーラクレースは、神話に登場する多くの半神半人の英雄の中でも最大の存在です。
神話では、ゼウスはヘーラクレースに不死の力を与えようとして、眠っているヘーラクレースの母・ヘーラーの乳を吸わせました。
しかし、ヘーラクレースが乳を吸う力が強すぎ、痛みに目覚めたヘーラーが彼を突き放し、このとき飛び散った乳が天の川になったと言われています。
メグ(メガラ)
メグは、ヘラクレスの前に現れたミステリアスな美女。
恋人の命を助けるために、ハデスに魂を売ったが裏切られるという悲しい過去を持つ女性。
そのため男性不信となり、ヘラクレスにもなんの感情もなく近づきハデスの命令でおとしめようとしますが、ヘラクレスに何度も救われ、彼の実直さを知るうちに心を開くように。
色仕掛けで様々な男や怪物をハデス側に回しているため、フィルからは性悪と言われているが根は純真無垢。
ギリシャ神話クレオーンの娘メガラーがモチーフ。
メグは、16~18歳という年齢設定が多いディズニーヒロインの中でも歳上。
推定23歳とされています。
その分人間的な深みと経験を持ち合わせた彼女の雰囲気が、多くの人に支持されています。
魔性の女性のようにヘラクレスに近寄ってきたのに、本当に恋をしたら純真な彼女のギャップにやられた男性も多いもの。
物語の中で一番の名ゼリフとされるものも、メグが言い放っています。
「人間って馬鹿なことをするものよ。恋をするとね。」
ハデス
野望と悪意を隠し持つハデスは、『ヘラクレス』のディズニー・ヴィランズ。
死者の国を治める神。
髪の毛は青い炎のように逆立っており、全体的に青白いキャラクター。
ゼウスを倒し、オリンポスを乗っ取ろうと企み、野望の邪魔になるヘラクレスを始末しようとします。
ところが、部下であるペインとパニックがヘラクレスを殺し損ねたため、彼を殺すための怪物を次々に送りこみます。
執念深く用意周到。
絵に描いたような悪役ながら、部下のドジに頭を抱えたり気苦労が多かったりと、どこかコミカルに描かれており、一部のディズニーファンにとっては「愛すべきキャラクター」だそう。
東京ディズニーシーの「ディズニー・ハロウィーン」のイベントでディズニーヴィランズが主役となった際には、多くのヴィランズとともに登場。
人気の高さを白日の下に。
ファンはいつもよりユーモラスな彼の一面をペインやパニックと一緒に目撃したそうです。
ペガサス
ペガサスは、ヘラクレスの愛馬。
ヘラクレスが誕生したときに、ゼウスが雲から作り出しました。
ヘラクレスとは会話はなくても意思疎通が可能。
メグとは犬猿の仲でしたが…。
今ではよく見るペガサスも実はギリシャ神話に登場する生物。
鳥の翼を持ち、空を飛ぶことができる馬という伝説上の生き物です。
ピロクテテス(フィル)
ピロクテテスは、半人半獣のヘラクレスの師。
数多くの世に英雄と呼ばれる人物を鍛えた優秀なトレーナー。
ゼウスに雷で脅されて、ヘラクレスを渋々鍛えますが、当初は投げやりな態度が徐々にヘラクレスの才能を信じるようになって一変。
「鍛えた英雄を星座にする」という自らの夢を再度追うようになります。
ギリシャ神話におけるピロクテテスは、『ヘラクレス』同様ヘラクレスの親友。
しかし、フィルの容姿はギリシャ神話に登場する、半人半馬の怪物であるケンタウロス族の賢者・ケンローンのものと考えられます。
ちなみに、ピロクテーテースは同じくギリシャ神話に登場する英雄。
トロイア戦争でオリゾーン人を率いて7隻の船とともに参加したとされています。
ヘラクレスのあらすじ
それでは、ディズニー映画『ヘラクレス』のあらすじをご紹介していきます。
人間界で成長するヘラクレス
ヘラクレスの舞台はギリシャ神話時代。
オリンポスの神ゼウスにヘラクレスという名の子供が生まれ、神々は彼の誕生をお祝いします。
しかし、オリンポスの支配を企む冥界の神・ハデスは、将来邪魔となるであろうヘラクレスを快く思っていません。
そこで、ハデスは部下のペインとパニックに命じてヘラクレスを誘拐。
人間になる薬を飲ませて抹殺させようとします。
人間界に連れてこられたヘラクレスは薬を一滴だけ飲まなかったため、完全には人間にならず、ペインとパニックを撃退します。
その後、人間の夫婦に発見され、人間界で育てられることに。
人間界で成長したヘラクレスは、生まれ持った人間離れした怪力のために、友だちもできない生活を送ります。
そんなある日、両親から「本当はゼウスの子である」と知らされ、ゼウスの神殿に向かいました。
ゼウスと再会したヘラクレスは、「神に戻るには本当のヒーローになるしかない」と聞かされ、ヒーローになるための修行が始まります。
ヘラクレスとメグ
修行を続けて成長したヘラクレスは、ヒーローになるため街に向かいます。
待ちへ向かう途中、怪物に襲われていた女性・メグを救出。
ミステリアスな美しさを持つメグにすっかり心を奪われてしまいます。
しかし、メグは実はハデスの仲間。
メグは自分の恋人が死んだとき、助ける代わりに自分が働く契約をハデスとしてしまい、その彼氏はあっけなくメグを捨ててしまったという悲しい過去を持っていたのです。
メグはハデスの奴隷としてヘラクレスを怪物・ヒュドラのもとへ導きますが、ヘラクレスはあっさり勝利。
怪物達を次々に倒すヘラクレスは、人々にヒーローとしてたたえられます。
人々にヒーローとたたえられるも、「真のヒーロー」にはなれず、神に戻れないヘラクレス。
やがてヒーロー業に疲れたヘラクレスは、メグとデート。
男性不振だったメグも、ヘラクレスの強さと優しさに恋心を抱くようになります。
ヘラクレスの弱点を知ったハデスは、メグを捕まえ、メグを助ける交換条件を出します。
その交換条件とは、一日神の力をヘラクレスから取り上げるというもの。
交換条件により、ただの人間となったヘラクレスは、現れたタイタン族に倒されてしまいます。
責任を感じたメグは、ペガサスと共にフィルを探し出し、フィルの助言によりヘラクレスは勝利。
しかし、建物が崩壊し、メグがケガを負ってしまいます。
「メグが無傷じゃなくなった」ことで、ハデスとの契約が不履行となり、ヘラクレスは神の力を取り戻します。
ヘラクレスはその力で暴れるタイタン族を倒します。
ヘラクレスの決断
ヘラクレスがタイタン族を倒し戻ってきたときには、メグはすでに死んでしまっていました。
悲しみにくれるヘラクレスは、ハデスのもとを訪れ、メグを生き返らせてもらうように頼みます。
ハデスは、「死んだ魂が漂う沼からメグを連れ出せたら、生き返らせる」と約束してヘラクレスを沼に飛び込ませますが、その沼は生きた者が飛び込めば死んでしまう沼。
邪魔者を排除してご満悦のハデスの元に、ヘラクレスは神となって復活し、舞い戻ってきます。
メグの魂を引き上げ、ハデスを沼に突き落とし、ヘラクレスはメグを生き返らせます。
そして、またオリンポスの地へ。
神として歓迎されるヘラクレスでしたが、彼は人間として、メグと一緒に生きることを選択するのでした。
ヘラクレス題材の映画作品
ギリシャ神話の半神ヘラクレスを題材にした作品はディズニー以外にもたくさん存在します。
2014年公開『ヘラクレス』
例えば、2014年公開された『ヘラクレス』。
神さえも恐れる並外れたパワーを誇りながらも、人間の心も兼ね備えたヘラクレスの、わが子の命を奪ったという罪に悩む姿が印象的な映画。
悩み苦しみ抜いた彼は12の試練を自らに課して救いを得ようとする、崇められる立場のヘラクレスの人間らしさを描いた名作です。
2014年公開『ザ・ヘラクレス』
同じく2014年公開の『ザ・ヘラクレス』も、ギリシャ神話を題材にしたアクションアドベンチャー作品として話題となりました。
こちらは前述した『ヘラクレス』よりも「愛」を全面に押し出した作品。
愛する姫を奪った兄や圧政を敷く暴君に挑む姿を描いています。
『トワイライト』シリーズなどのケラン・ラッツが主演したことで話題を呼びました。
まとめ
いかがでしたか?
ディズニー映画『ヘラクレス』は「愛」をテーマにギリシャ神話を独自にアレンジした名作。
神々の伝説やイメージを残しながらもディズニーらしさを上手く融合させた作品です。
ヘラクレスとメグとの愛を描き、ヒーローになりたいと願うヘラクレスの勇気を描写した物語。
「ヒーローになりたい」という考え方はアメリカ人制作ならでは。
ギリシャ神話の文化だけでなく、アメリカ文化にも触れられる作品なのかもしれません。
ヒーローになりたい人もそうでない人も、子どもも大人も楽しめるディズニーアニメ。
ぜひ、ストーリーやキャラクターたちの背景も考えながら楽しんでくださいね。
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