ディズニーの「マーチャンダイズキャスト」とは?グッズやお土産を思い出としてゲストに!
東京ディズニーリゾートには色々な職種のキャストさんがいますね。その中でも、今回は「マーチャンダイズキャスト」にスポットをあててお話しします。マーチャンダイズキャストのお仕事は、グッズやお土産を通して、ゲストに楽しかった思い出に浸ってもらうことです。
こんにちは。ディズニー大好き2児のママ『クラリス』です。
生まれた時からディズニーに家族で通っていましたので、200回近くはパークに足を運んでいます。
子供の頃からキャストに憧れていて学生時代にマーチャンダイズのアルバイトをしていました。
ディズニーリゾートを訪れると、必ずキャストさんを目にしますよね。
色々なコスチュームを着て、いつも笑顔で親切な対応をしてもらえます。
このディズニーキャストさんたちも、それぞれ決められた役を演じています。
私たちゲストが目にする世界はオンステージを呼び、キャストも決められたエリアのテーマに沿ってコスチュームを着用してディズニーリゾートのキャストとして心からのおもてなしをしてくれます。
そんなディズニーキャストの中でも、「マーチャンダイズキャスト」について、ちょっと詳しくお話しますね!
・マーチャンダイズのメリット
・マーチャンダイズキャストを通して成長できるポイント
・マーチャンダイズコスチューム
・マーチャンダイズキャストの働き方
・マーチャンダイズキャストの身だしなみ
・マーチャンダイスの休憩場所
・マーチャンダイズキャストとして求められるもの
・マーチャンダイズの仕事で嬉しかったこと
マーチャンダイズの仕事内容
ディズニーキャストの1つ「マーチャンダイズキャスト」のお仕事は、ディズニーリゾート内の商品を販売すること。
商品の補充、レジうち、袋詰めが主な業務内容です。
言葉では簡単に説明できますが、これらもゲストのみなさんには大切な思い出のひとつとなります。
そのため、棚から商品がなくならないように常に補充しますし、何か探しているゲストがいたら声をかけ、他店舗の商品なら電話で確認してから案内したりします。
マーチャンダイズキャストは、商品を通してディズニーリゾートの思い出をお持ち帰りするゲストのお手伝いをしっかりして、いつまでも色あせない思い出になるようにサポートします。
マーチャンダイズのメリット
マーチャンダイズは、ディズニーリゾート内の商品を扱います。
そのため、新作や人気商品などをゆっくりバックステージで確認することができます。
そして、自分が取り扱いする商品以外にも色々と情報が入ってくるので、何が人気で売り切れているなど情報は一番早いです。
一般のゲストの方が知りたいと思うような情報を、一番早く正確に得ることができますね。
マーチャンダイズキャストを通して成長できるポイント
マーチャンダイズキャストに限らず、ディズニーリゾートで働くキャスト全てに通じることかもしれませんが、ゲストに常に最高のおもてなしをするために気配りをして接客をするうちに、自然とコミュニケーション能力が高まっていくと思います。
そして、基本的接客マナーが身についていくため、今後ほかの職業に就いた時も、今までのマーチャンダイズキャストとしての経験を活かせることができるのです。
ゲストはコスチュームを着ているディズニーキャストは、新人だろうとベテランだろうと、常に最高のクオリティを求めます。
緊張感があるの中、お客様に対してしっかりと対応する心が育つため、とても成長できる環境です。
大学生のアルバイトにもかなりオススメですよ!
マーチャンダイズコスチューム
東京ディズニーリゾートは、全てにおいてテーマがあります。
働くキャストにもテーマがあり、そのテーマに沿って、役割を演じながらお仕事をします。
コスチュームもアドベンチャーランド、ウェスタンランドなど、テーマエリアごとに全く違います。
東京ディズニーリゾートの全ての仕事は、作業ではなくショーであり、ディズニーキャストは役者です。
もちろ、着るコスチュームにもそれぞれ意味がありますし、お店のテーマによっても全然異なります。
今度訪れた際はキャストのコスチュームに注目するのも楽しいかもしれませんよ!
マーチャンダイズキャストの働き方
マーチャンダイズキャストに限らず、ディズニーキャストは働き方は自分にあった働き方ができます。
週5で働くフルタイム勤務や、土日のみや土日を含む週2~3などそれぞれ選べます。
また、時間帯もオープン・ミドル・クローズと希望の時間帯が選べるようになっています。
無理せず働くことが最高のおもてなしの第1歩なのでまず自分自身がお仕事を楽しむことから始まっています。
マーチャンダイズキャストの身だしなみ
マーチャンダイズに限った身だしなみということでは有りませんが、東京ディズニーリゾートで働くキャストには「ディズニールック」という決まりを守らないといけません。
髪の色や髪型、ネイルにメイク色々と決まりがあります。
そして、アクセサリーにも細かな決まりがあります。
老若男女幅広い年齢層のゲストが訪れるわけですから、どなたにも気持ちの良い印象をもってもらうためにはそれなりのルールがあります。
マーチャンダイズキャストも、レジ仕事など見ていると、「そこまで大変ではなさそうな仕事だな」と思われるかもしれません。
しかし、品出しもしますし、結構動く仕事をします。
そのため、髪をもしっかり結び、顔に髪がかからないように配慮が必要です。
爪も伸ばしていると仕事になりません。
おしゃれを楽しみたいなど、ディズニールックを守れない方はディズニーキャストにはあまり向いていないかもしれません。
マーチャンダイスの休憩場所
みなさんは、マーチャンダイズキャストも含め、ディズニーキャストがどこで休憩しているか知っていますか?
働いているエリアの近くに、「ブレイクエリア」というものが設定されています。
ブレイクエリアは東京ディズニーランドでは3ヶ所あります。
ディズニーキャストは、パークの外側をバスで移動し、担当のエリアへ向かいます。
広い敷地のため、休憩所が3ヶ所もあるのは納得ですね!
ブレイクエリアではしっかりご飯を食べて休めますので、疲れた体を回復させて、しっかり次の仕事に備えます。
ちなみに、気になる3ヶ所のブレイクエリアの場所は・・・
①ワールドバザール裏
②イッツ・ア・スモールワールド裏
③スペースマウンテンの裏
にありますよ☆
マーチャンダイズキャストとして求められるもの
マーチャンダイズキャストとしてディズニーリゾートで働く際に、求められるものはなんでしょうか?
①ゲストの状況を把握する力
まずは、ゲストの状況をしっかり把握できるかどうかです。
お土産を見ていると、ついつい商品を手にとりすぎて抱えながら買い物をしてしまいますよね。
そこで、ゲストの方にサッとカゴを渡せるか、商品を探していたり困っているゲストにすぐに声をかけられるか。
気配りができることが重要なポイントだと思います。
②忙しい時でも丁寧にゲストに接する力
そして、レジは混雑する時がありますので、その時に素早く丁寧にしっかりとゲストの方たちに対応できるかも重要になってきます。
ことばだけだど簡単そうに思われるかもしれませんが、ショップが混雑している時は、ゲストの方がいっぱいで、お店が身動きとれない状況もあります。
どんな状況においても、普段と変わらない対応ができることが、ディズニーリゾートのキャストに求められるものです。
マーチャンダイズの仕事で嬉しかったこと
筆者がマーチャンダイズキャストとしてお仕事をしている間に体験して嬉しかったことをご紹介しましょう。
それは、ゲストからもらった「ありがとう」という言葉です。
筆者は真剣にマーチャンダイズキャストのお仕事にも取り組んでいましたし、頑張ったぶんその一言でずいぶん気持ちが温かくなりました。
そして、子どものゲストとお話ししている時にも、
「お姉ちゃんとお話できて楽しかった!」
などと行ってもらうことができました。
他のディズニーキャストのお仕事よりもゲストとの距離が近いので、感謝の気持ちを直接聞く機会が多いのかもしれません。
「買ったお土産で、またディズニーリゾートでの楽しかった記憶を思い出してくれたら良いなぁ」と思って販売していました。
まとめ
ディズニーキャストの1つ「マーチャンダイズキャスト」について、筆者の体験談も含めご紹介しました。
ウォルトディズニーはこのような言葉を残しています。
「世界中でもっともすばらしい場所を夢見て、想像することはできる。設計し、建設することもできるだろう。しかし、その夢を実現するのは人である。」
東京ディズニーリゾートは、青空を背景にした巨大なステージ。
ここでは観るものすべてがショーであり、お客様はショーに参加していただく「ゲスト」、ゲストに気持ちよく過ごしてもらうために、キャストもキャストになりきらないといけません。
パークが常にゲストであふれ、何度もまたディズニーへ訪れたくなるのは、キャストのおもてなしと、夢の世界での壮大なショーによるものです。
色々な役割分担がされているディズニーキャストの中のマーチャンダイズキャストは、それほど重要な役割ではないように思われるかもしれません。
でも、楽しく夢の国を過ごして帰ったあとに思い出として蘇るのは、写真とお土産ではないですか?
パークで販売されているグッズは、今日の楽しかったディズニー思い出を持ち帰って、「また行きたい!」と思う大切なアイテム。
その大切なお手伝いがゲストにできるのは、マーチャンダイズキャストの素晴らしいところです。
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