徹底解剖!東京ディズニーリゾート(TDR)とは?
日本一のレジャー施設といっても過言ではない東京ディズニーリゾート(通称:TDR)。そもそも東京ディズニーリゾートとは何?と聞かれたら、答えられない方も少なくないはず。そんな東京ディズニーリゾートのすべてをご紹介します!
こんにちは!いつかはディズニー年パス持ちになりたいあやなです。
千葉県舞浜市に位置する日本最大級のレジャー施設、東京ディズニーリゾート。
おそらく、その名前を知らない方はほとんどいませんよね。
でも、「東京ディズニーリゾート」ってそもそもなに?
どうやってここまで歩んできたの?
どんな施設があるの?
と考えてみると、答えられる方はそう多くないのではないでしょうか?
今回は、東京ディズニーリゾートの歩みや施設、コンセプトなどについて詳しくご紹介していきます。
これを読めば、もっとディズニーが好きになる?!
そもそも東京ディズニーリゾート(TDR)とは
ではさっそく、東京ディズニーリゾート(TDR)の概要をご紹介していきます。
東京ディズニーリゾートは千葉県舞浜市に位置し、テーマパークやショッピング施設、宿泊施設などさまざまな施設が集まった複合的滞在型テーマリゾートです。
“夢がかなう場所”をテーマに、ホスピタリティやエンターテイメントにあふれた空間の中でゲストに最高の時間を提供しています。
運営主体は、株式会社オリエンタルランド。
アメリカのディズニー・エンタプライゼズ・インクからライセンスを受け、東京ディズニーリゾートを運営しています。
なんと、東京ディズニーリゾートは世界のディズニーリゾートの中で唯一、アメリカのディズニーが経営主体ではないディズニーリゾートなんです。
東京ディズニーリゾートができるまで
東京ディズニーリゾートは、これまでどのようにして発展を遂げてきたのでしょうか?
東京ディズニーリゾートの歴史をコンパクトにわかりやすくご紹介します!
全てのはじまりは1959年。
「オリエンタルランド設立計画趣意書」がまとめられ、現在の舞浜地域に大型レジャー施設を建設する計画が持ち上がります。
この計画が、東京ディズニーリゾートの原点になっているんですね。
1960年に株式会社オリエンタルランドを設立後、埋め立て工事や施設構想など、レジャー施設の実現に向けて着々と準備が進んでいきます。
そして欧米レジャー施設を視察するうちに目を付けたのが、アメリカのディズニーリゾート。
オリエンタルランドは「当社の理想のレジャー施設はディズニーしかない!」と、アメリカのディスニーと契約を結ぶため交渉を始めます。
そして、見事にアメリカのディズニーと提携を結び、1983年4月15日東京ディズニーランドがオープン。
東京ディズニーリゾートとしての歴史の1ページが刻まれました。
その後も新アトラクションの導入や東京ディズニーシーの開園、ホテルの開業など、成長が止まることを知らない東京ディズニーリゾート。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」
というウォルト・ディズニーの言葉を受け継ぎ、常に私たちに新たな楽しみを与えてくれます。
すてきなおもてなしの原点!パーク運営の基本理念
東京ディズニーリゾートは、ゲストが楽しい時を過ごせるよう、3つの理念をもとにパークを運営しています。
①ファミリー・エンターテイメント
「私はディズニーランドが、幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も、ともに生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえるような場所であってほしいと願っています。」
このウォルト・ディズニーの言葉のもと、あらゆる人々が楽しい時間を共有できる“ファミリー・エンターテイメント”を実現するという考えがパーク運営の基本コンセプトになっています。
確かに、パークでは誰もが笑顔で楽しんでいますね。
ウォルトの言葉をしっかり受け継いでいるということがわかります。
②テーマショー
ディズニーランド、ディズニーシーは「青空を背景とした巨大なステージ」。
そのステージ上では、パーク内にあるあらゆるものがテーマショーなのです。
だから、ディズニーリゾートでは、来園者はショーを楽しむための「ゲスト」、従業員はショーに出演する「キャスト」、キャストの服装はショーの衣装である「コスチューム」と呼ばれているわけです。
また、テーマショーを作り出すための建物や音楽はすべてテーマに沿って作られています。
こうした考え方が、ディズニー特有の夢のような世界を生み出しているんですね。
③「SCSE」
「SCSE」は、Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)の略。
これはディズニーパークでの行動基準で、優先度の高い順に並んでいます。
キャストの方々がSCSEを守っているからこそ、私たちゲストが安全に楽しくパークで遊ぶことができるんですね。
☆Safety(安全):第一にゲストの安全を考えること。
☆Courtesy(礼儀正しさ):相手の立場に立った、親しみやすいおもてなしのこと。
☆Show(ショー):パークは巨大なテーマショーであり、「毎日が初演」の気持ちを忘れないこと。
☆Efficiency(効率):安全、礼儀正しさ、ショーを心がけた上でチームワークを発揮し、効率を高めること。
東京ディズニーリゾートはどこからどこまで?
東京ディズニーリゾートを構成する施設は以下の8つ。
以上の8つのディズニーリゾートの施設について、それぞれご紹介していきます!
①夢と魔法の王国「東京ディズニーランド」
夢と魔法の王国、東京ディズニーランド。
1983年4月15日にオープンし、来年2018年には35周年を迎えます。
パークは43のアトラクション、51のショップ、52のレストランからなっています。
また、7つのテーマランドに分けられ、パークを反時計回りに回ると
過去の世界→ファンタジーの世界→未来の世界
といった具合に、ストーリーを感じられるようになっています。
ウォルト・ディズニーの夢が詰まったディズニーランドは、来るたびに夢の中にいるような気持ちになれますね♪
②冒険とイマジネーションの海「東京ディズニーシー」
2001年9月4日にオープンした東京ディズニーシー。
ディズニーシーは世界にあるディズニーパークの中でも唯一、海にまつわる物語や伝説をテーマにしたパークです。
昨年2016年には15周年を迎え、盛大にイベントが行われましたね。
なんと、ディズニーシーの構想が持ち上がったのは1988年。
ディズニーランドが5周年を迎えた年です。
そんなに早い段階から第2のパークの構想があったなんて、驚きですよね。
ディズニーシーは7つのテーマポートに分かれ、35のアトラクション、39のショップ、40のレストランから成っています。
ファンタジーや夢をテーマにしたディズニーランドとは異なり、冒険やロマンスをテーマにしたディズニーシー。
ちょっと大人な気分が味わえたり、異国に来た気分になれたりするのがディズニーシーならではの魅力ですよね♪
③一度は泊まってみたい!「ディズニーホテル」
ディズニーホテルとはオリエンタルランドが経営するホテルのこと。
宿泊すると、さまざまな特典が付いているのが魅力です☆
・ディズニーホテルとは?特徴やおすすめの部屋、料金や特典を比較解説!
東京ディズニーリゾートには、以下の4つの直営ホテルがあります。
それではホテルをひとつずつご紹介していきましょう!
(1)ディズニーアンバサダーホテル
ディズニーアンバサダーホテルは、2000年7月にオープンした日本初のディズニーホテルです。
ディズニーキャラクターが生まれた1930年代に流行していたデザインを基にしています。
ファミリー向けの客室を中心に幅広いタイプの客室を提供しているほか、「ミッキールーム」などのキャラクタールームもあります。
ディズニーのキャラクターが食事中テーブルまで来てくれるブッフェレストラン「シェフ・ミッキー」も、アンバサダーホテルのイチオシポイント。
朝食は宿泊者限定ですが、ランチ・ディナーは宿泊者以外でも利用することができます。
パーク・ホテル間は無料のディズニーリゾートクルーザーが走っているので移動もラクラク。
ディズニーキャラクターに囲まれた空間で宿泊を楽しみたい方におすすめ♪
(2)東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは2001年にオープンした、古き良きイタリアをテーマにしたパーク一体型ホテルです。
ミラコスタはイタリア語で「海を眺めること」を意味し、客室からはメディテレーニアンハーバーを一望することができます。
パーク一体型ホテルなので、「ホテル&パークゲートウェイ」を使って直接ホテルとディズニーシーを行き来することができます。
いちいちパークのエントランスから出入りする必要がないので便利ですね。
高級感あふれる空間でディズニーリゾートでのひと時を過ごしたい方にぴったりのホテルです。
(3)東京ディズニーランドホテル
東京ディズニーランドホテルは、2008年7月にオープンしたディズニーホテルです。
客室数は706で、日本国内のディズニーホテルの中で最大級を誇ります。
東京ディズニーランド・ステーションの真向かいに立つ東京ディズニーランドホテルは「ヴィクトリア朝様式」をモチーフとしています。
ウォルトが自分の生まれた20世紀初頭、ヴィクトリア時代の価値を大切にし、アメリカのディズニーホテルでヴィクトリア様式を採用しました。
その伝統を東京ディズニーランドホテルも受け継いでいます。
客室のいたるところにディズニーキャラクターのデザインがあしらわれているほか、「ディズニーシンデレラルーム」などのキャラクタールームもポイントです。
ディズニーの物語に包まれて過ごしたい方にぴったりのホテルです。
(4)東京ディズニーセレブレーションホテル
東京ディズニーセレブレーションホテルは2016年新浦安エリアにオープンしたホテルです。
夢やファンタジーをテーマにした「東京ディズニーセレブレーションホテル:ウィッシュ」と、冒険や発見をテーマにした「東京ディズニーセレブレーションホテル:ディスカバー」の2棟で構成されています。
セレブレーションホテルはほかの3つのディズニーホテルと違う「バリュータイプ」。
ディズニーの世界観はそのままに、より手軽な料金で宿泊することができます。
パークとホテルの行き来は無料のシャトルバスでOK!
ディズニーホテルを気軽に利用したい方や学生の方におすすめです♪
④東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル
東京ディズニーリゾートには、以下の6つのオフィシャルホテルがあります。
各ホテルとパークの行き来は、ディズニーリゾートラインまたは無料のシャトルバスが利用可能です。
ディズニーホテルではないですが、ディズニーグッズを販売していたりパークの情報を提供していたりと、ディズニーを感じられる要素が詰まっています♪
⑤独自の物語と歴史が詰まった街「イクスピアリ」
舞浜駅を出てすぐ左に見えるイクスピアリは、ショッピングやグルメ、エンターテイメントを楽しめる複合施設です。
「イクスピアリ」とは、体験を意味するExperience(イクスペリエンス)とペルシア神話に登場する妖精Peri(ピアリ)から造られた言葉です。
イクスピアリの建物は、独自の歴史や物語に沿って作られています。
キャストさんに聞けば、その物語や歴史を教えてもらえるかも?
イクスピアリは日本国内最大のディズニーストアやシネマコンプレックスがあることで有名。
たまにはパークと気分を変えて、イクスピアリを冒険してみるのも良いかもしれませんね。
⑥良い旅を!「ボン・ヴォヤージュ」
ボン・ヴォヤージュは、舞浜駅からディズニーランドに向かう途中にある、日本最大のディズニーショップです。
「ボン・ヴォヤージュ(=よい旅を)」という名前のとおり、スーツケース型にデザインされているのが特徴です。
2階建てで、1階では宅配サービスなどのサービス施設を利用でき、2階ではパークで販売されているグッズを買うことができます。
7:00~23:00までオープンしているので、パークに入る前にグッズを買っておきたい、お土産を買い忘れた、という方には心強い施設です!
・ボン・ヴォヤージュでディズニーグッズを☆ポップコーンバケットやダッフィーも♪
⑦ディズニーリゾートライン
東京ディズニーリゾートを走るモノレール、ディズニーリゾートライン。
ディズニーリゾートラインには、次の4つの駅がありますよ。
☆テンションが上がるミッキーシェイプ!
ディズニーリゾートラインは、ミッキー型の窓やつり革が特徴。
車内にはディズニーミュージックも流れ、一気にテンションが上がります♪
☆乗れたらラッキー!スペシャルなモノレール
ディズニーリゾートラインは通常5つのカラーが走っています。
・ブルー
・イエロー
・パープル
・グリーン
・ピーチ
しかし、これだけではありません。
イベントごとに特別なデコレーションがほどこされたモノレールもあるんです!
もし乗れたらあなたはラッキー!
☆思わずコレクションしたくなるフリーきっぷ
ディズニーリゾートラインには、最長1周まで乗車できる「普通乗車券」のほか、「フリーきっぷ」というきっぷがあります。
購入した日から指定した日まで、自由に乗り降りができるきっぷです。
季節ごとにデザインが変わるので、コレクションしてもいいかも?!
値段
☆普通乗車券:
・大人(中学生以上)¥260
・小人(小学生)¥130
☆1日フリーきっぷ:
・大人(中学生以上)¥650
・小人(小学生)¥330
⑧舞浜アンフィシアター
イクスピアリを抜けた先にある「舞浜アンフィシアター」。
2012年9月にオープンした多目的ホールです。
舞浜アンフィシアターの特徴は、2,170もの客席と臨場感あふれる空間。
どの客席からでも舞台を見ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
東京ディズニーリゾート(TDR)のコンセプトから歴史、全施設についてご紹介してきました。
ウォルト・ディズニーの思いを受け継ぎ、常に進化し続ける東京ディズニーリゾート。
次回、東京ディズニーリゾートを訪れる際は、ディズニーの世界がいつもと少し違って見えるかもしれませんね☆
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