【ディズニープリンセス】ティアナの日本知名度はなぜ低い?人気がない?徹底考察!
映画『プリンセスと魔法のキス』に登場するディズニープリンセス「ティアナ」。本国アメリカなどでは人気の高いティアナですが、なぜか日本ではどんなキャラクターなのか分からない方が多いです。そこでこの記事では、日本でティナの知名度が低い理由を考察したいと思います。この記事を読んだらきっとティアナが好きになるので、ぜひチェックしてくださいね!
こんにちは、ディズニー大好き、ワーママのぴょこです。
映画『プリンセスと魔法のキス』の主人公であるディズニープリンセスの「ティアナ」をご存じですか?
ティアナは、ディズニー映画史上初の黒人プリンセスですが、日本では東京ディズニーリゾートで見かけることがなく、ディズニーストアなどでの販売グッズの種類も少ないキャラクターです。
一方、本国アメリカでは映画の質が評価されているのはもちろん、黒人プリンセスとして高い人気を誇っていると言われています。
では、ティアはどうして日本での知名度が低いでしょうか?
その理由を考察していきたいと思います。
・ティアナの日本知名度が低い理由①映画公開当時はフルCG作品の人気が爆発していた
・ティアナの日本知名度が低い理由②プリンセスは白人という固定概念
・ティアナの日本知名度が低い理由③プリンセスというよりカエルというイメージが強い
・ティアナの日本知名度が低い理由④プリンセスに飽きた?
・ティアナの日本知名度が低い理由⑤日本での上映劇場数が少なかった、小規模なプロモーション
・ティアナの良さを知ろう!
- ティアナの魅力①等身大の女の子
- ティアナの魅力②王子様と結婚することが夢ではない
ディズニープリンセスの「ティアナ」とは?
ティアナは映画『プリンセスと魔法のキス』の主人公。
料理が得意で、亡くなった父と同じく自分のレストランを持つ夢を抱いており、真面目な性格で、とあるレストランのウエイトレスとして働いています。
ある日、友人の家で行われた舞踏会に参加したところ、とあることがきっかけでカエルと出会います。
実はそのカエルは魔法で姿を変えられた王子様で、魔法を解くためにはプリンセスがキスをしなければいけないのです。
ドレス姿だったティアナをプリンセスと勘違いした王子様がキスをすると、なんとティアナもカエルの姿に!
そんな悲惨な状況で、どうにか魔法を解くために冒険の旅に出ます。
ティアナは、夢見がちな歴代プリンセスに比べて現実的な性格。
王子様に頼らないどころか尻に引きそうなところが特徴的です。
ティアナのキャラクター像については、こちらの記事でまとめていますので、ぜひあわせてチェックください。
・ディズニープリンセス「ティアナ」徹底解説!ドレスやプリンセスと魔法のキスのあらすじ
ティアナの日本知名度が低い理由①映画公開当時はフルCG作品の人気が爆発していた
ティアナの日本知名度が低いのには、ティアナが登場する映画『プリンセスと魔法のキス』自体の知名度が低いことが影響していると考えられます。
『プリンセスと魔法のキス』の公開当初、日本で流行していたのはピクサーのフルCG作品である『トイ・ストーリー』シリーズや『モンスターズ・インク』など。
アニメーション作品である『プリンセスと魔法のキス』は、当時の日本の流行りとマッチしなかったようです。
映画の原作である「カエルになったお姫様」という作品自体も日本では馴染みがないですよね。
『プリンセスと魔法のキス』は良作と言われているのにもかかわらず、馴染みがないために人気が上がらなかったのではないでしょうか。
ティアナの日本知名度が低い理由②プリンセスは白人という固定概念
ティアナの日本知名度が低い理由の最大の原因は、「プリンセスは白人である」という固定概念を持つ日本人が多いからだと思われます。
筆者自身も「プリンセスのイメージは?」と聞かれると、シンデレラやアリエルなどが浮かんできて、黒人のプリンセスはイメージしません。
日本で馴染みのあるプリンセスたちは白人であることが多く、白人でないプリンセスとして連想するのはムーラン、ポカホンタス、モアナなどのアジア系かポリネシアン系のキャラクターのみ。
とはいえ、これらのアジア系・ポリネシアン系プリンセスでも、昔から馴染みのある白人プリンセスたちの人気には敵いません。
本国アメリカなどに比べて黒人になじみの少ない日本では、「プリンセスは白人である」というイメージが強いため、ティアナのディズニープリンセスとしてのイメージが定着にくいのだと思われます。
ティアナの日本知名度が低い理由③プリンセスというよりカエルというイメージが強い
ティアナは、ストーリーの中でカエルに変えられてしまい、カエルとして映画に登場する時間が非常に長いです。
そのため、プリンセスというより「ティアナ=カエル」というイメージが強くなってしまったのではと思われます。
ただ、ほとんど登場しないプリンセスには『眠れる森の美女』のオーロラ姫もいます。
眠っている間は登場シーンがなく、魔法使いや王子様がメインで戦う姿が描かれていました。
しかし、オーロラ姫の日本での知名度は高いですよね。
その違いが何にあるのか考察するとすれば、生まれながらにプリンセスであるオーロラ姫の高貴な印象と、カエルとして過ごすティアナの印象に違いがあると思います。
また、王子様自体も、勇敢なフィリップ王子に比べると楽天的かつお調子者でカエル姿のイメージが強いナヴィーン王子の印象も、あまり良いものとは言えなかったのかもしれません。
ティアナの日本知名度が低い理由④プリンセスに飽きた?
『プリンセスと魔法のキス』という映画タイトルも、ティアナの知名度が低い原因かもしれません。
「プリンセス」というワードが含まれているために、お姫様チックな典型的プリンセスというイメージが先行してしまったのかも…。
ティアナの実態は、自分自身で道を切り開いていくという現代のディズニープリンセスの先駆者なのですが、映画タイトルが先行してティアナの良さが広まらなかったのではないでしょうか。
ディズニー社は『プリンセスと魔法のキス』の評価を踏まえ、次回作の『塔の上のラプンツェル』の原題を『ラプンツェル』(Rapunzel)から『タングルド』(Tangled)に変えるなど、プリンセスの名前のイメージだけが広まってしまわないよう気を付けたとされています。
ティアナの日本知名度が低い理由⑤日本での上映劇場数が少なかった、小規模なプロモーション
『プリンセスと魔法のキス』は世界中でおよそ2億7千万ドルの興行成績を得ていましたが、日本公開時の映画興行収入ランキングでは初登場5位。
ディズニー作品としては良いといえない興行収入でした。
これはいままで話した知名度の低さに加え、日本国内で上映劇場数やプロモーションに力が入っていなかったのも原因とされます。
ティアナの良さを知ろう!
『プリンセスと魔法のキス』は本国アメリカでの人気が高く、ティアナも他のプリンセスと同じようにパレードに参加していたり、他のプリンセスと共にグッズに描かれていることが多いです。
どうして海外ではティアナが人気なのでしょうか。
ティアナの魅力に迫りたいと思います。
ティアナの魅力①等身大の女の子
『プリンセスと魔法のキス』以前のディズニーのプリンセスは、王子様や仲間の助けがあって難題を解決している印象がありました。
しかし、ティアナは王子様に夢見ることなく、亡き父の夢であったレストランを持つことを夢見てバイトをしながら実現に向けて日々努力しています。
何か目標に向かってひたむきに努力する姿は、今までのプリンセスより現実的で、等身大の女の子なのです。
ティアナの魅力②王子様と結婚することが夢ではない
出会った時からすでにカエルの姿であり、楽天的でお調子者のナヴィーン王子はティアナのタイプではなかったはず。
しかし、旅をする中でどんどんと2人は惹かれていきます。
ティアナは彼の外見や肩書きでなく、ありのままの姿を見て恋に落ちたのです。
ティアナは最後に2人の関係についてある決断をしますが、その決断が物語の始まりから一貫していて、芯のある素敵な女性なんだと感じます。
まとめ
いかがでしたか?
ティアナはもう少し日本のお国柄やタイミングが違っていたら東京ディズニーランドで他のプリンセス達とパレードをしていたかもしれません。
まだ『プリンセスと魔法のキス』を観たことない方は是非視聴してティアナのことを知ってくださいね♪
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