『ウィッシュ』に登場するオマージュ8選！100個以上のディズニー映画のオマージュが隠れてるって本当！？

こんにちは！
アンダー・ザ・シーに住むのが夢、るんにゃんです。

2023年12月に公開されたディズニー映画『ウィッシュ』には、これまでに公開されたディズニー映画の「オマージュ」が100個以上も散りばめられています。

オマージュとは、他の作品への敬意や尊敬の気持ちを込めた表現のこと。
つまり、映画『ウィッシュ』には、過去のディズニー映画に登場する人物やモチーフが元ネタになった表現があるということなんですよ♪

今回は、『ウィッシュ』に登場するたくさんのオマージュの中から、筆者がおもしろいと感じたものを8つ厳選してご紹介します！

※本記事には映画『ウィッシュ』のネタバレが含まれます。

ウィッシュのオマージュ①：アーシャの家と井戸（白雪姫）

白雪姫の願いの井戸

アーシャが暮らす家と、その家の近くにある井戸は、映画『白雪姫』のオマージュ！
アーシャの暮らす家は、7人のこびとの家の外観にそっくりなんですよ♪

『ウィッシュ』のテーマである「願いの力」が初めて描かれたディズニー映画は『白雪姫』。
白雪姫が真実の愛という願いを打ち明けたのが井戸で、白雪姫の願いは王子様に届きました。
井戸は、願いの力を象徴する存在として、『ウィッシュ』に登場しているのでしょう♡

ウィッシュのオマージュ②：マグニフィコ王（歴代ヴィラン）

ディズニーヴィランズ

映画『ウィッシュ』のヴィラン「マグニフィコ王」には、歴代ヴィランのオマージュがたくさん散りばめられています。

1つ目は、マグニフィコ王が使う”禁断の魔法”。
禁断の魔法のエフェクトは、歴代ヴィランズでもお馴染みの緑色をしています。
そして、魔法の力で現れる大きな手は、アースラのオマージュとなっています。

そして、マグニフィコ王が鏡に「世界一のハンサムは？」と問いかけるシーンは、『白雪姫』のヴィランである女王のよう！
他にも、マグニフィコ王のマントのシルエットは『アラジン』のジャファー、マントの模様は『白雪姫』の女王の部屋のカーテンを思い起こさせます。

ウィッシュのオマージュ③：スター（ミッキー）

出典：公式サイト

スターはミッキーのオマージュ！？

主人公アーシャの相棒として大活躍する「スター」は、ミッキーマウスのから着想を得て生まれたキャラクター！

スターの可愛らしい動きや表情は、ミッキーマウスのオマージュになっているんです♡
ぜひスターの動きや表情にも注目してみてくださいね。

ウィッシュのオマージュ④：ティーンズ（七人のこびと）

七人のこびと

アーシャの7人の友達”ティーンズ”は、『白雪姫』の七人のこびとからインスピレーションを受けているのだとか！
人数はもちろんですが、性格や特徴も七人のこびとにピッタリ合うんです♡

ウィッシュのオマージュ⑤：アーシャ父の教え（ムファサ）

ライオン・キングのシンバ

哲学者だったアーシャの亡き父は「どんなときも、星は私たちを導いてくれる」という教えを残しました。
このセリフ、どこかで聞き覚えがありませんか…？

正解は『ライオン・キング』のムファサのセリフ。
ムファサは、シンバに対して「あの星から、歴代の王たちが我々を見守っている」と教えていましたよね！

そして、アーシャの願いを星が聞き届け、スターがやってきました。
『ピノキオ』の「星に願いを」の歌詞である「祈ればいつか叶うでしょう」をオマージュした展開と言えるでしょう♪

ウィッシュのオマージュ⑥：誰もがスター！歌唱シーン（バンビ）

出典：公式サイト

「誰もがスター！」のシーン

ウィッシュの劇中歌「誰もがスター！」が歌われるシーンは、森で暮らす動植物たちがミュージカル調で歌い上げる、見どころあふれるシーン。
実は、このシーンはオマージュの宝庫なんです♡

まず、ウサギ、シカ、ネズミ、アライグマなど、歴代ディズニー映画に登場する動物たちがたくさん登場する点！
ウサギが足を踏み鳴らすシーンは『バンビ』のとんすけそっくりです。

そして、動物たちの声にもオマージュがあります！
日本語吹き替え版では、歴代ディズニー映画で主要キャストを務めた声優・俳優陣がカメオ出演していますよ。
すずきまゆみさん、松たか子さん、森川智之さん、中川翔子さん、石丸幹二さんなど、豪華なキャストが吹き替え声優として参加しています♪

ウィッシュのオマージュ⑦：サバ（ディズニー）

出典：公式サイト

ディズニー100周年

アーシャの祖父・サビーノ(サバ)は、もうすぐ100歳になるという設定。
100歳の誕生日当日に「願いの儀式」があるから、きっとサバの願いが叶うんだ！とアーシャが言っていましたね。

この100歳という数字は、ディズニー100周年と繋がる数字。
そのため、ディズニーの姿が、サバに投影されていると考えることができます。

サバの「マンドリン奏者になりたい」という願いは、マグニフィコ王によって叶えられることはありませんでした。
しかし、映画のエンディングで描かれた、サバがマンドリンを弾いている姿からは、サバが自力で願いを叶えようとしていることが分かります。

願いを叶えようとするサバの姿は、ディズニーが過去作品で繰り返し描いてきたテーマそのもの。
サバが弾くメロディーが徐々に「星に願いを」に変わっていくシーンからは、ディズニーがこれからも願いを叶える力を描き、伝えていくというメッセージが感じられます。

ウィッシュのオマージュ⑧：エンドクレジット（歴代キャラクター）

ウィッシュはエンドクレジットにも注目！

ウィッシュのオマージュはエンドクレジットにも！
歴代のディズニー作品に登場するキャラクターたちが続々と登場するエンドクレジットは圧巻です。

映画本編が終わったところで離席する方も少なくないかと思いますが、ぜひ席を立たず、エンドクレジットまで見てみてくださいね♡

ウィッシュのオマージュは100個以上あるって本当！？

ウィッシュのオマージュは100個以上！？

ここまで8個のオマージュを紹介してきましたが、なんと『ウィッシュ』に登場するオマージュは100個以上もあるのだとか！
というのも、各パートの担当者が思いついたオマージュを入れ込んでいるので、監督も全てを把握できていないとのこと。
中には教えてもらってようやく見つけられたオマージュもあったそうです。

ウィッシュのオマージュはまるで隠れミッキーのようですよね！
「あのシーンはきっとあのオマージュ！」と、ファン同士での交流も広がりそうですし、何度も何度もリピート鑑賞する方も多いのではないでしょうか？

まとめ

いかがだったでしょうか？
今回は、ディズニー最新作『ウィッシュ』のオマージュ8選をご紹介しました！

同時上映の『ワンス・アポン・ア・スタジオ』でたくさんのディズニーキャラクターを見てから、ウィッシュでまたオマージュを探すというのは、心に残るステキな体験になりました。
今回ご紹介した以外にも、たくさんのオマージュが隠れていますので、鑑賞の際はぜひ探してみてくださいね♪