【水晶玉の女】マダム・レオタって何者?ホーンテッドマンションの悪夢の元凶!?
ホーンテッドマンションに棲む水晶玉の女「マダム・レオタ」をご存知ですか?
彼女はなぜあんな姿をしているのか?一体何者なのか?どういう仕組み??など気になっている皆さん!悪夢の元凶とも言われるマダム・レオタ を徹底解説していきます!これを知るとホーンテッドマンションが何倍も面白くなりますよ♡
皆さん、こんにちは!
ハロウィンシーズンのディズニーパークが大好きなきーももです♡
今回ご紹介するのは、ハロウィンシーズンにぴったりなちょっぴり怖いあの人。 ホーンテッドマンションに棲む水晶玉の女《マダム・レオタ》です。
名前を知っているし見たこともあるけど、どんな人物なのか分からない…なんて人も多いのではないでしょうか?
彼女はなぜ水晶玉の中にいるのか、一体何者なのか徹底解説していきます!
娘の「リトル・レオタ」や、あの水晶玉の仕組みについても紹介するのでホーンテッドマンション好きの方はぜひ、参考にしてみてくださいね♡
ホーンテッドマンションのバックグラウンドストーリー
マダムレオタが一体何者なのか紹介する前に、「ホーンテッドマンション」のバックグラウンドストーリーを知っていきましょう。
レンガ造りの洋館であるホーンテッドマンションには、世界中から集まった999人の亡霊たちが住んでいて、1000人目の仲間を探しています。
ホーンテッドマンションを訪れたゲストは、ドゥームバギーという乗り物に乗って不気味な洋館を巡っていきます。
様々な怪奇現象が起こるホーンテッドマンションの主は「マスター・グレイシー」。 この不気味な館の5番目の主となった人物です。
彼の姿は1つ目のプレショーの部屋で年老いていく男性の肖像画として確認することができます。
父のジョージ・グレイシー(4番目の主)の死により、この館を受け継いだマスター・グレイシーは、ある日サーカスを訪れます。
そして、サーカスで綱渡りをしていたリリアンという女性に一目惚れしてしまうのです。
このリリアンの姿は、2つ目のプレショーで見ることができます。
可愛らしい衣装を着て、傘を持っている女性です。
マスター・グレイシーと恋に落ちたリリアンは後に結婚。
しかし、2人の結婚生活は長くは続きません。
彼らが住むホーンテッドマンションでは、怪奇現象が起き続けていました。
そこで、マスター・グレイシーは館を調査しようと動き出します。
そんな時に出会ったのが有名な’’降霊術師’’のマダム・レオタでした。
マダム・レオタは一体何者?
ホーンテッドマンションの悪夢の元凶とも言われているマダム・レオタ。
有名な’’降霊術師’’である彼女は、館を調査していたマスター・グレイシーと出会い、彼をオカルトや降霊の道に導いていきました。
全財産を使い込んでオカルトの研究や降霊儀式をするようになったマスター・グレイシーは、ついにマダム・レオタを自分の館であるホーンテッドマンションに住まわせてしまうのです。
やがてマダム・レオタは妊娠し、女の子を出産します。
父親は明かされていませんが、マスター・グレイシーではないかと言われているようです。
娘の名前はリトル・レオタ。
母親と同じ特殊な能力を持っている彼女の姿は、アトラクション内で見ることができます。
出口付近にいる、花嫁姿をしたあの女性。
「仲間になる決心がついたら、死亡証明書を持って早く戻ってきてね…」
なんて言っているそうですよ。
妻のリリアンは、オカルトにハマり、マダム・レオタに心酔していくマスター・グレイシーを心配し、マダム・レオタを館から追い出すようにお願いしますが、聞き入れてもらえませんでした。
それどころか、自分を追い出そうとしていることに怒ったマダム・レオタによって、リリアンは殺害されてしまったのです。
彼女は、綱渡りをしているときに綱が切れ、ワニのいる川に転落したと言います。
2つ目のプレショーでリリアンが描かれた絵を思い出してみてください。
下には「ワニ」がいませんでしたか…?
妻を亡くしたマスター・グレイシーですがオカルトや降霊への情熱は止まず、新たな妻・エミリーと再婚してからもマダム・レオタとの同居は続きます。
実は、エミリーとの結婚はマダム・レオタの勧めでした。
エミリーは両親から莫大な資産を受け継いでいて、マダム・レオタはその金を目当てにしていたのです。
マスター・グレイシーが再婚したことにより、エミリーの資産が手に入ったマダム・レオタにとって、エミリーは邪魔な存在。
始末するタイミングをうかがっていました。
ある日、マスター・グレイシーとエミリーがかくれんぼをしている時に、エミリーがトランクの中に隠れました。
それを見逃さなかったマダム・レオタ。
エミリーがトランクに入った瞬間、外側から鍵を閉め、エミリーを閉じ込めてしまったのです。
トランクから出られなくなったエミリーは窒息し、亡くなってしまいます。
全てが思い通りになったマダム・レオタは、マスター・グレイシーにある提案をします。
それは「より強力な霊を呼ぶために、この館を霊界への入口にしたい」というもの。
今までマダム・レオタに心酔してきたマスター・グレイシーですが、この提案は拒否。
その結果、2人は口論となりその中で、マスター・グレイシーはマダム・レオタが2人の妻を殺害したことを初めて知るのでした。
マダム・レオタの恐ろしさに気づいたマスター・グレイシーは館から逃げ出そうとしますが、マダム・レオタは亡霊たちを使ってそれを阻止。
ついに、マスター・グレイシーは屋根裏部屋に追い詰められてしまいました。
マダム・レオタは、自分に従順でなくなったマスター・グレイシーを水晶玉に閉じ込める呪文を唱えます。
しかし、結果的にその呪文の矛先は自分へと向くのでした。
マスター・グレイシーは、呪文が唱え終わる前に自らの首をロープでくくり、命を絶っていました。
対象者が居なくなった呪文は、マダム・レオタに跳ね返ったのです。
その結果、マダム・レオタは水晶玉に閉じ込められ、あのような姿でホーンテッドマンションに棲んでいるのでした。
マスター・グレイシーが亡くなった後、館の主となるものは現れず、ホーンテッドマンションはゴーストたちの住処になっているようです。
もしかすると「霊界への入口にしたい」という、マダム・レオタの願いが叶ってしまったのかもしれません…。
アトラクションに登場するマダム・レオタの仕組みは?
水晶玉の中に入った生首が表情を変えながら喋る様子は、とても不気味ですよね!
実は、このマダム・レオタの水晶玉の仕組みはとっても簡単なんです。
水晶玉の中にあるのは、まっさらなマネキンの顔。
その顔に、セリフを話す女性(マダム・レオタ)の映像を映し出しているだけなんです。
リアルすぎて、実際に生首が喋っているように見えてしまいますよね!
このマダム・レオタのモデルとなったのは、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのデザイナーだったレオタ・トゥームズ・トーマスさん。
彼女は、リトル・レオタの声も担当しているんですよ!
ディズニープラスで配信中のオリジナルシリーズ『ディズニーパークの裏側〜進化し続けるアトラクション〜』で詳しく語られているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
マダム・レオタが登場する作品は?
ホーンテッドマンションの悪夢の元凶「マダム・レオタ」は、2003年公開のディズニー実写映画『ホーンテッドマンション』に登場しています。
私たちが知るあの’’水晶玉の女’’の姿で登場するので、すぐに分かりますよ!
映画『ホーンテッドマンション』に登場したマダム・レオタは、今回ご紹介した人物像とは少し違い、主人公たちを導き助けるようなキャラクターでした。
2023年に、実写版『ホーンテッドマンション』が新たなストーリーで公開されることが発表されていますが、こちらにもマダム・レオタが登場するようです。
どのようなキャラクターかは明らかになっていませんが、’’降霊術師’’として登場するようなので水晶玉に閉じ込められる前のマダム・レオタの姿が描かれるのかもしれません!
もしかすると、マスター・グレイシーとの物語も見られるかも…と筆者は期待しています♡
▼2023年公開の『ホーンテッドマンション』情報はこちら
・【2023年9月1日公開】ホーンテッドマンションが再実写化!キャスト、あらすじまとめ
まとめ
ホーンテッドマンションに登場する不気味な水晶玉の女「マダムレオタ」についてご紹介しましたが、参考になりましたか?
名前は知っているけど、どんな人物かは分からないという人が多かったと思います!
アトラクションのバックグラウンドストーリーを知ると、アトラクションが細部にまで拘って作られていることが分かり、更に楽しめると思うので「ホーンテッドマンション」に乗った時には、プレショーの絵画一つ一つにも注目してみてくださいね♡
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