ディズニー映画『眠れる森の美女』のあらすじをネタバレ&感想付き解説!登場人物&ストーリー!原作は怖い?
1959年に公開されたディズニーアニメーション映画『眠れる森の美女』。作品名は知っていても、意外とストーリーを細かく知らないという方もいるのではないでしょうか?今回は「眠れる森の美女」のあらすじや登場人物についてネタバレ解説!ちょっぴり怖いとされている原作についても紹介しますよ。ぜひチェックして、ディズニーの代表作品『眠れる森の美女』の魅力を感じてください♪
こんにちは!
小さい頃からディズニー・プリンセスに憧れていた、かなざわまゆです。
ディズニー・プリンセスの1人であるオーロラ姫は、1959年公開の映画『眠れる森の美女』の主人公。
ディズニーの不朽の名作ですが、公開からだいぶ時間が経っていることもあり、意外と登場人物やストーリーを知らない人も多いのではないでしょうか?
今回はディズニーアニメーション作品の名作『眠れる森の美女』のあらすじや登場人物を解説します!
ちょっぴり怖いとされている、『眠れる森の美女』の原作童話についても触れていきますよ。
- ①オーロラ姫
- ②フィリップ王子
- ③マレフィセント
- ④3人の妖精
- ⑤ステファン王
- ⑥ヒューバート王
・映画『眠れる森の美女』のあらすじ・ストーリー
- ◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【起】
- ◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【承】
- ◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【転】
- ◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【結】
・映画『眠れる森の美女』の感想
・映画『眠れる森の美女』の原作になった童話は怖い!?
映画『眠れる森の美女』の主な登場人物
「眠れる森の美女」のストーリーを解説する前に、まずは登場人物をおさらいしておきましょう!
①オーロラ姫
「眠れる森の美女」のヒロイン。
美しく輝く金髪と、バラのように赤い唇を持った美しい王女です。
生まれてすぐに、マレフィセントによって恐ろしい呪いをかけられてしまいました。
呪いを実現させないために、16歳の誕生日までは「ブライア・ローズ」という名前で妖精たちに育てられます。
②フィリップ王子
隣国の王子で、オーロラ姫の許婚。
成長したオーロラ姫と森で偶然出会い、お互いが婚約者同士と知らずに恋に落ちます。
オーロラ姫を救うためにマレフィセントと戦う勇敢さを持ち合わせていますよ。
③マレフィセント
悪名高い魔女で、本作のディズニー・ヴィランズ。
頭に生えている2本のツノと、黒いマント姿が特徴です。
物語終盤では、炎を吐く巨大なドラゴンに変身しますよ。
2014年には彼女を主人公にした映画「マレフィセント」が公開されたことでも知られていますね♪
④3人の妖精
◆フォーナ
3人の妖精の1人で、緑の服を着ています。
穏やかな性格で、よくフローラとメリーウェザーの喧嘩の仲裁に入っていますよ。
◆フローラ
3人の妖精の1人で、オーロラ姫をかくまうことを提案するなどリーダー的存在。
赤い服を着ています。
◆メリーウェザー
3人の妖精の1人で、ずんぐりとした体型に黒髪が特徴。
青色のものが好きで、自身も青い服を着ています。
⑤ステファン王
オーロラの父。
かなりの心配性で、マレフィセントがオーロラ姫に呪いをかけた後は国中の糸車をすべて焼却するよう命じます。
⑥ヒューバート王
隣国の王様で、フィリップ王子の父。
作中では、ステファン王とは「古くからの友人」と紹介されています。
映画『眠れる森の美女』のあらすじ・ストーリー
ここからは、「眠れる森の美女」のストーリーを解説していきます!
ネタバレを含みますので、「鑑賞前で結末を知りたくない!」という方は注意してくださいね。
◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【起】
ヨーロッパのある国に王女が生まれました。
「オーロラ」と名づけられた彼女の誕生会に、各国から王様や王子様が訪れます。
訪れた中には「フィリップ王子」もおり、オーロラ姫の父「ステファン王」とフィリップ王子の父「ヒューバート王」は2人を将来結婚させることを約束しました。
同じく誕生会に訪れていた3人の妖精は、それぞれオーロラ姫に贈り物を与えます。
1人目の「フローラ」は美しさを、2人目の「フォーナ」は歌の才能をオーロラ姫にプレゼントしました。
3人目の「メリーウェザー」が贈り物を与えようとしたとき、魔女の「マレフィセント」が現れます。
マレフィセントは自分が誕生会に呼ばれなかったことに腹を立て、オーロラ姫に向かって「16歳の誕生日日没までに糸車で指を刺して死ぬ」という呪いをかけてしまいました。
まだ贈り物をしていなかったメリーウェザーは、マレフィセントが去った後で「死ぬのではなく眠るだけで、運命の人からのキスにより目覚める」という魔法をオーロラ姫にかけます。
さらに、3人の妖精は彼女を匿い、「ローズ」という名前で育てることを決めました。
16歳の誕生日が過ぎるまでマレフィセントの目を逸らせれば、呪いは実現しないと考えたからです。
また、マレフィセントに気づかれないためにも、3人の妖精は魔法を使うことを禁じ、森の奥で人間として暮らすことにしました。
◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【承】
それから時が過ぎ、オーロラ姫は美しく立派に成長しました。
迎えた16歳の誕生日。
呪いの期日である日没を過ぎた後、オーロラは妖精たちの元を離れて城に戻ることになっていました。
3人の妖精はオーロラ姫に内緒で誕生日会の準備を行うため、オーロラ姫に「外でいちごを摘んできて欲しい」と伝えます。
森へ出かけたオーロラ姫は、偶然1人の青年と出会いました。
そんな彼こそ、実は将来を約束した存在である「フィリップ王子」だったのです。
しかし、オーロラ姫もフィリップ王子もお互いが誰なのか気づいていません。
惹かれ合った2人は、夜にもう1度会うことを約束して別れました。
一方、オーロラ姫に渡すためのドレスやケーキを作っていた妖精たちですが、なかなか上手く進みません。
「今日で最後だから」と、結局魔法を使うことにした3人。
その様子をマレフィセントのペットであるカラスの「ディアブロ」が見ていました。
マレフィセントは呪いを実行するために、ディアブロを森へ向かわせてオーロラの居場所を突き止めようとしていたのです。
そんなことは知らず、森から帰ってきたオーロラ姫は、妖精たちに青年のことを話しました。
しかし、妖精たちから「自分が王女であること」「既に隣国の王子との結婚が決まっていること」を聞かされ、ショックで泣き崩れてしまいます。
一方、フィリップ王子も美しい女性のことをヒューバート王に話しますが、結婚を許してはもらえませんでした。
納得できないフィリップは、構わず森の奥のオーロラの家と向かいます。
◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【転】
3人の妖精とオーロラ姫は、ステファン王の城へと辿り着きました。
しかし、失恋のショックから立ち直れないオーロラを見て、フローラは「しばらく1人にさせてあげよう」と提案します。
妖精たちが去ったのをチャンスと捉えたマレフィセント。
魔法を使ってオーロラ姫を屋上の部屋に誘い出し、部屋に置かれていた糸車の針に指を刺させました。
マレフィセントの気配を感じた妖精たちは慌ててオーロラ姫を追いかけますが、オーロラ姫は呪い通り永遠の眠りについてしまいます。
呪いが実現してしまったことを知って悲しまないようにと、妖精たちは呪いを解く方法が分かるまで国中の人々を眠らせることにしました。
眠りの魔法をかける中で、ヒューバート王の寝言を聞いたメリーウェザーは、オーロラ姫が森で出会った青年がフィリップ王子だったことを知ります。
一方、約束通りオーロラ姫の家に向かっていたフィリップ王子。
しかし、呪いが解かれないようにと先回りしていたマレフィセントに拉致されてしまいます。
◆映画『眠れる森の美女』のあらすじ【結】
呪いを解くカギがフィリップ王子だと悟った妖精たちは、マレフィセントの城に向かいフィリップ王子を助け出しました。
妖精たちはフィリップ王子に「真実の剣」と「美徳の盾」を授け、マレフィセントに立ち向かうよう示唆します。
フィリップ王子の脱出を知り、再び彼を捕まえようとする兵士やディアブロ。
しかし、妖精たちの助けもあり、フィリップ王子はオーロラ姫の元へと徐々に歩みを進めていきました。
見かねたマレフィセントはオーロラ姫が眠る城をイバラで囲って侵入を妨げ、自らも火を吐くドラゴンの姿になって王子へ戦いを挑みます。
マレフィセントによって崖の際まで追い込まれ、炎によって美徳の盾も失ってしまったフィリップ王子。
妖精たちは残った真実の剣に魔法をかけ、フィリップ王子はそれをマレフィセントへ投げつけます。
剣はマレフィセントの心臓に命中し、見事フィリップ王子はマレフィセントを倒すことに成功しました。
マレフィセントがいなくなったことでお城のイバラも消え、フィリップ王子はオーロラ姫の元に辿り着きます。
そこで、フィリップ王子は初めて、オーロラ姫が森で出会った女性であったことに気づくのでした。
運命を感じたフィリップ王子がオーロラ姫にキスをすると、オーロラ姫は目を覚まし、城中にかけられた妖精たちの魔法も解けていきます。
その後、城ではオーロラ姫が帰ってきたこと、フィリップ王子との結婚を祝うパーティーが開かれました。
3人の妖精たちや城の人たちが見守る中、楽しくダンスを踊るオーロラ姫とフィリップ王子。
そして、2人はいつまでも幸せに暮らすのでした。
映画『眠れる森の美女』の感想
「眠れる森の美女」の魅力は、なんといっても「王道のプリンセスの物語」という点ではないでしょうか。
王子様のキスで呪いが解けるラストは、子どもの頃はもちろん、大人になってから見てもロマンチックな気分を味わえると思います。
オーロラ姫以外に、本作のヴィランズであるマレフィセントや、3人の妖精たちなど、魅力的な人物が多いのも見どころのひとつ。
物語を彩るチャイコフスキーのバレエ音楽にも注目しながら、作品を鑑賞してみてくださいね♪
映画『眠れる森の美女』の原作になった童話は怖い!?
「眠れる森の美女」はもともとヨーロッパから古く伝わる民話のひとつで、シャルル・ペローやグリムの童話集に含まれている作品です。
ディズニー映画の「眠れる森の美女」は、これらの童話を元に制作されていますよ。
ちなみに、ペロー版とグリム版では物語が少し異なってきます。
グリム版のラストは、王子のキスで姫が眠りから覚めて結ばれるまでを描いているのでディズニー映画と同じ。
対して、ペロー版では姫が王子と結婚してからの後日談も書かれています。
ただし、ペロー童話で描かれた後日談は、あまり明るい内容ではありません。
内容としては、王子の母親が実は「人食い魔女」だったというもの。
結婚した姫と王子は、2人の間に生まれた子どもと共に幸せに過ごしていました。
そんな中で、本性を現した王子の母親が姫と赤ん坊を食べようとします。
王子は姫たちを助け出しますが、母親は自分の悪行が息子にばれたことで気が狂い自殺してしまうのでした。
なかなかショッキングな内容で、小さいお子さんに聞かせるのには向かないかもしれません…。
気になる方は、ぜひ原作の「眠れる森の美女」もチェックしてみてくださいね。
まとめ
「眠れる森の美女」の登場人物やあらすじ、原作について紹介しました。
ディズニーの不朽の名作「眠れる森の美女」。
美しいオーロラ姫とフィリップ王子の恋に、憧れる方も多いかもしれませんね♡
ロマンチックな気分に浸りたい時は、ぜひ「眠れる森の美女」を鑑賞してみてください!
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