時代と共に移り変わるディズニープリンセスを徹底解説!現在&未来のプリンセス像とは?
女の子の永遠の憧れ・ディズニープリンセス。実は時代と共にプリンセスの描き方が変わってきているんです!歴代の14人のお姫様たちから見る現在、そして未来のプリンセス像を徹底解説していきます。
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回ご紹介するのは、女の子の永遠の憧れ“ディズニープリンセス”です。
1937年に公開された『白雪姫』以来、個性豊かな様々なプリンセスが誕生しました。
それぞれに魅力があるので「シンデレラみたいに素敵な王子様に迎えに来て欲しい…」とか、「ジャスミンみたいな強くて自立した女性になりたい…」など多くの女性の憧れの対象になるのでは無いかなと思います。
そんなディズニープリンセスですが時代と共に性格や価値観、結末など描き方が大きく変わってきているんです。
歴代の14人のプリンセスから、ディズニーが描いてきたプリンセス像の移り変わりを学びつつ、これからのプリンセス像はどんな風になっていくのか考察していきます。
個性豊かなプリンセスを、いつもとは違った視点から見ていきましょう♡
・時代と共に移り変わるディズニープリンセスの姿
・“王子様を待つ”クラシカルなプリンセス
・“私らしさ”を大切にした行動派なプリンセス
・“自分の役割”を持ち前進するプリンセス
・色んなことを楽しみたい“冒険する”プリンセス
・恋愛だけが幸せじゃない“自由になった”プリンセス
・これからの時代のディズニープリンセス像とは
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
14人のディズニープリンセスたち
歴代の14人のディズニープリンセスをご紹介します。
・『白雪姫』:白雪姫
・『シンデレラ』:シンデレラ
・『眠れる森の美女』:オーロラ姫
・『リトル・マーメイド』:アリエル
・『美女と野獣』:ベル
・『アラジン』:ジャスミン
・『ポカホンタス』:ポカホンタス
・『ムーラン』:ファ・ムーラン
・『プリンセスと魔法のキス』:ティアナ
・『塔の上のラプンツェル』:ラプンツェル
・『メリダとおそろしの森』:メリダ
・『モアナと伝説の海』:モアナ・ワイアリキ
公式では以上の12人のプリンセスが紹介されていますが、今回は
・『アナと雪の女王』:アナ
・『アナと雪の女王』:エルサ
の2人を加え、14人のプリンセスを比較しながら解説していきます。
時代と共に移り変わるディズニープリンセスの姿
1937年に公開された『白雪姫』から2022年の現在まで、ディズニー映画では多くのプリンセスが描かれてきましたが、そのプリンセスたちが長く愛されるのには理由がありました。
それは、時代や社会に合わせてプリンセス像が「アップデート」されていることでしょう。
1937年の白雪姫も2016年のモアナも、どちらも素敵なプリンセスですが時代の流れに合っているからこそ共感できる部分が多く、愛されるキャラクターになっているのだと思います。
逆を言えば、2022年の現在もクラシカルなプリンセス像を描き続けていたらファンが求めるものにはなっていなかったでしょう。
14人のプリンセスの性格や、物語の結末がどんな風に変化していったのか詳しく解説していきます。
“王子様を待つ”クラシカルなプリンセス
・『白雪姫』(1937):白雪姫
・『シンデレラ』(1950):シンデレラ
・『眠れる森の美女』(1959):オーロラ姫
ディズニーが描くお姫様物語、始まりの3人となるプリンセスは一言でいえば“超・王道”。
「いつか、白馬の王子様が…」という女の子の憧れの通り、王子様を待ち続ける受け身なプリンセスです。
おだやかで優しく可愛らしい彼女たちは、降りかかる不幸や災難に反発することなく全てを受けいれて物語が進んでいきます。
当時は「お姫様」という存在その物が憧れだったので、自分らしさや特別な個性は描く必要が無かったのでしょう。
それはプリンセスを迎えに行く王子たちにも言えることで、彼らはただ「王子様」という存在なだけで特別な何かがあるわけではないんです。
出会ったことを“運命”だと感じ、流れるようにその運命を受け入れて結ばれていく2人の物語は今見ると「自分で何も決めていないけどいいの!?」と驚いてしまうかもしれません。
筆者は子供の頃からシンデレラに憧れて、王子様が迎えに来てくれるのを待っていたタイプなのでクラシカルな3人のプリンセスたちのストーリーには大賛成です。
しかし、今の時代“待っている”だけでは自分の人生は良い方向に向かっていかないでしょう。
そして、結婚=幸せ、ゴールというのも今の考え方とは少し違うようですね。
“私らしさ”を大切にした行動派なプリンセス
・『リトル・マーメイド』(1989):アリエル
・『美女と野獣』(1991):ベル
・『アラジン』(1992):ジャスミン
クラシカルな3人のプリンセスに比べるとかなり行動派な3人。
自分の意思や自分らしさ、夢や希望を持っていてそれに対する行動力もあります。
『リトル・マーメイド』のアリエルは、天真爛漫で一目惚れしたエリックにめちゃくちゃ一途。
恋を実らせるために命までかけてしまいます。
世間知らずな面もありますが、これまでの受け身なスタイルとは大きく異なるストーリーですよね。
一方、『美女と野獣』のベルを通して描かれていたのは“私らしさ”でしょう。
彼女が生きるのは、「女は文字なんて読めなくて良い」「結婚こそが幸せだ」と極端な描き方がされた世界。
「変わり者」だと言われながらも、読書をし多くの知識を持った強い女性の姿が表現されていました。
誰もが平等に学ぶ機会がある今の時代に見ると、『美女と野獣』で描かれた女性が知識が得ることを煙たがられてしまう世の中は生きづらくて堪らないなと感じてしまいました。
世間の目や、周りからの評価を気にせずに“私らしさ”を貫き通したベルは本当に強い女性だと思います。
ディズニープリンセスの中でも特に「強い女性」として描かれているのが、『アラジン』のジャスミンではないでしょうか。
自分より強いであろう男性や、世間のステレオタイプな考え方に屈することなく自分の意思や意見をはっきりと言える姿は本当にかっこいいです。
ジャスミンは気が強いなんて言われてしまうかもしれませんが、自分の気持ちを伝えるのが苦手な筆者はものすごく憧れていました。
とはいえ、行動派な3人のプリンセスも王子様(相手)と結ばれることがハッピーエンドとされるストーリーは変わりません。
クラシカルな3人より“私らしさ”は感じられるようになったものの、まだ女性の立場が弱い(下に見られてしまう)雰囲気がありました。
“自分の役割”を持ち前進するプリンセス
・『ポカホンタス』(1995):ポカホンタス
・『ムーラン』(1998):ファ・ムーラン
・『プリンセスと魔法のキス』(2009):ティアナ
『アラジン』のジャスミンからその流れはスタートしていたように思えますが、ディズニーが“人種”を超えてプリンセスを描き始めたのがこの時期です。
ポカホンタスはネイティブ・アメリカン、ムーランはアジア人、ティアナはニューオリンズに住む黒人と、これまで白人ばかりだったプリンセスが一気に多様化しました。
人種差別が強く問題視される世界で、ディズニーが描いたプリンセスの多様化はとても大きな挑戦だったでしょう。
とはいえ、描き方に対する配慮がまだまだ足りておらず『ポカホンタス』での演出はネイティブ・アメリカンの民族から強い批判があったと言います。
『ポカホンタス』『ムーラン』で描かれるのは、自分の家族や民族を守るために勇敢に戦う女性の姿です。
更に『プリンセスと魔法のキス』のティアナは、“王子様との結婚”よりも“自分のお店を開く”という自立した夢を持っていました。
これまで悪や敵と戦うのは“男性”の役割であり、“女性”はそれを受け入れて守ってもらうのが当たり前のように描かれてきたと思います。
自分の役割や夢を持つことよりも、運命を大人しく受け入れて王子様と結婚することが幸せだとしされていたクラシカルなプリンセス像と比べると、自分の役割を持った3人のプリンセスは次の世代に繋がる新しいプリンセス像を切り開いてくれたのではないでしょうか。
『プリンセスと魔法のキス』に登場するティアナの親友・シャーロットに注目すると時代背景や女性の社会進出に対する価値観がとても面白く見て取れます。
シャーロットは、裕福な家庭の白人の女の子で夢は「王子様と結婚すること」です。
一方、ティアナはニューオリンズに住む黒人の女の子で「自分のお店を持つこと」が夢。
一見正反対に見える2人ですが、悲しい時やつらい時にはお互いを助け励まし合い、夢や恋を応援し合える素敵な親友なのです。
これまで義母や義姉に意地悪され、「女の敵は女」が常だったプリンセスからすると、女性同士の友情や絆はとても新鮮ですよね。
“男性”の存在に頼らなくても“幸せ”になれるというメッセージなのかなと感じました。
色んなことを楽しみたい“冒険する”プリンセス
・『塔の上のラプンツェル』(2010):ラプンツェル
・『メリダとおそろしの森』(2012):メリダ
『塔の上のラプンツェル』と『メリダとおそろしの森』はストーリー的には正反対。
結婚=幸せが描かれる『塔の上のラプンツェル』は時代錯誤な気もしましたが、多くのファンに愛されるプリンセスとなったのは、彼女のたくましさやハッピーエンドを迎えるまでの道のりが理由でしょう。
クラシカルなプリンセスとは違い、自分で考え、自分で行動し、自分の力で幸せを掴み取る姿は多くの女性が憧れるのも納得ですよね。
一方、『メリダとおそろしの森』には恋愛要素がほとんどありません。
物語のメインになるのは「母と娘の関係」です。
男性の存在がなくても、やりたいことを諦めずに自分の手で道を切り開いていくというのはこれまでのプリンセス像にはありませんでした。
お姫様には王子様が必要だった時代はもう古いのかもしれません。
恋愛だけが幸せじゃない“自由になった”プリンセス
・『アナと雪の女王』(2013):アナ
・『アナと雪の女王』(2013):エルサ
・『モアナと伝説の海』(2016):モアナ・ワイアリキ
『アナと雪の女王』で描かれるのは、姉妹の絆。
『モアナと伝説の海』で描かれるのは、家族愛。
エルサは、妹・アナの諦めない気持ちに救われ自分の個性を受け入れることが出来、姉妹の絆や家族の愛を再確認します。
モアナは、周囲の反対を押し切り冒険に出て、結果的には家族や民族を救う大きな結果を残し、次の夢を手に入れました。
これまで恋愛・結婚=幸せだったプリンセス像がお決まりの展開にとらわれず、自由で柔軟なものに変化しましたよね。
実は、男性に対する描き方にも大きな変化があったんです。
『アナと雪の女王』では、周囲からのプレッシャーに耐えきれず王子がアナを裏切る衝撃の展開がありました。
そして、『モアナと伝説の海』には恋愛要素が全くなく、マウイの存在はモアナの特別な“バディ”。
そう考えると、自由になったのはプリンセスだけではなく相手の男性にも言えることで、観客である私たちはイケメンで、強くて、男らしくて…という“王子様像”を勝手に押し付けていたのかもしれません。
これからの時代のディズニープリンセス像とは
これからの時代のプリンセス像を考察します。
歴代の14人のプリンセスを比較すると、その性格や歩んだ道は本当に様々でした。
プリンセスの性格と同じように、私たちも結婚=幸せのハッピーエンドが好きな方もいれば、男性に頼らず自分の手で幸せを掴み取る物語が好きな方など様々です。
ディズニープリンセスたちは、そんな私たちの憧れや理想を疑似体験させてくれるのではないでしょうか?
14人のお姫様にはそれぞれ魅力があり、自分の価値観に似た考え方のプリンセスが必ず見つかるのではないかなと思います。
そして、プリンセスたちはその時代の女性の憧れであり、象徴的な存在なのだと感じました。
今見ると、王子様をただ待つだけの受け身な恋愛ありえないとクラシカルなプリンセス像が古く感じてしまいますが、公開当時はおしとやかで、従順な女性こそが憧れの対象だったのかもしれません。
未来のプリンセス像はどんな風になるのか予想出来ませんが、“自分らしさ”を大切にした多種多様なプリンセスが出てきて欲しいなと思います。
外見や個性、性別を気にせずに誰もがプリンセスになれるような世界になって欲しいですね。
まとめ
ディズニープリンセスの移り変わりを知っていただけましたか?
筆者は、王子様と結ばれるハッピーエンドが大好きなので最推しはシンデレラでしたが、改めて比較してみるとラプンツェルのように自分で自分の幸せを掴み取るのも素敵だし、男性に頼らない生き方も素晴らしいなと感じました。
ディズニープリンセスを通して、自分とは違う価値観を学ぶことが出来るのも嬉しいですね。
ぜひ、映画を鑑賞する際の参考にしてみてください♡
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