なぜ「夢の国」?ディズニーランドの夢と魔法の正体とは?
パレードやショーを見るのも大変なのに、なぜかまた行きたくなるのが夢の国ディズニーランド。なぜディズニーランドが「夢の国」と呼ばれているのか気になったことはありませんか?ディズニーが夢の国と言われる理由を探ってみました。
こんにちは!ディズニーランドに行くと現実を忘れてしまうほど、夢の国の魔力にどっぷりはまってしまうみーこです。
ディズニーランドは年齢も性別も関係なくどんな人でも楽しめてしまう夢と魔法の世界。
でも、一体どんなところが夢の国と言われているのでしょうか?
今回は、さすが夢の国!と思えるディズニーランドのエピソードや、実際にディズニーで体験した方の感動エピソードをご紹介します。
ディズニーはウォルトの夢の国だった?
ご存知の通り、ディズニーランドやディズニーキャラクターはウォルト・ディズニーの手によって誕生しました。
ディズニーランドはウォルト・ディズニーの理想の世界でもあるのです。
今では考えられませんが、実はウォルト・ディズニーの幼少期はとても貧乏だったのです。
幼い頃から父親の仕事であった新聞配達を手伝いながら、不揃いの上着とズボン姿で過ごしていたそうです。
本来子どもが欲しがるおもちゃを一切買い与えてくれることもなく、子どもらしい子ども時代を送れなかったウォルト。
ウォルトの子ども時代のこのような経験から、大人になって自分の理想の場所としてディズニーランドを作ったのです。
ウォルトの理想の世界をそのまま表現したディズニーランドは、まさにウォルトの思い入れが強い子どものためのテーマパークだったのです。
ディズニーランドが夢の国と言われる5つのワケ
①ディズニーには時計が少ない
ディズニーには時計が1つもないという話もありますが、結論から言えば時計は存在します。
しかし、時計としての機能よりもその雰囲気に溶け込むデザインとしての時計が多いのです。
時計をみると「もうこんな時間か・・・」とつい我に返ってしまうことはありませんか?
時間を気にしてしまうと一気に現実に引き戻されてしまうと思います。
夢の国では、ゲストに時間を忘れて夢のような時間を過ごしてもらいたいという、ディズニーの想いが込められているのかもしれません。
②社員がキャストに夢の時間をプレゼント
ディズニーリゾートでは、年に1度パーク内で働くキャストさんの頑張りをたたえるため、特別なプレゼントが与えられます。
ディズニーの社員さんたちは閉園後キャストに変身します。
そして普段働いているキャストさんが今度はゲストとなり、思う存分夢の国を満喫することができるのです。
③ゴミが1つも落ちていない清潔なパーク
パーク内を歩いているとふと、「いつもゴミがなくて清潔だなぁ」と思ったことはありませんか?
ポップコーンやアイスが散らかっている場面もしばしばみられますが、次に通った時にはすっかり綺麗になっていたり。
ディズニーでゴミがひとつも見当たらない清潔さに驚いた方も少なくないはずです。
夢の国だからこそ常にゲストを気持ちよく迎えてくれるスタッフさんの努力の賜物だと思います。
また、ディズニーではファンカストーディアルという清掃員の格好をしたパフォーマーさんがいるのをご存知でしょうか?
清掃しているようにしか見えないけれど、あっと驚く細かなパフォーマンスをして楽しませてくれます。
掃除1つとってもゲストを楽しませながら行ってくれるディズニーはさすがですよね。
④キャストさんやキャラクターのプロ意識の高さ
ディズニーで会うキャラクターは常にゲストに神対応で迎えてくれます。
無茶な要求をしない限り、こころよくお願いを聞いてくれることも。
ハグをしてくれたり、写真をとってくれたり、サインもしてくれます。
また、ディズニーでは愛想がないキャストさんや、やだなぁと思うキャストさんに会ったことがないという声が多いですよね。
筆者も幼い頃からこれまで何回もディズニーへ遊びに行っていますが、1回も嫌な経験をしたことがありません。
アトラクションのキャストさんや、整列を行っているキャストさん、トイレ清掃をしているキャストさんなど、みなさん生き生きと笑顔で仕事をしています。
やはりディズニーランドで働いている誰もが、訪れたゲストの夢を壊さないよう、居心地良い雰囲気を作り出してくれているんですね。
⑤いくつになっても子どもに戻れる魔法のひと時
ディズニーでは、普段の生活ではあまり行わないコスプレなどを楽しむことができますね。
大人ならなおさらキャラクターのカチューシャやペアルックなど普段しない人がほとんど。
でも、パーク内に入ると年配の方や夫婦でも、ミッキーやミニーのカチューシャをしたりペアルックを楽しむ様子が見られます。
他の人も楽しんでいるから自分たちも!とまさに魔法が取り去ってくれたかのような解放的な気分になれるのです♪
ディズニーの感動エピソード
ディズニーでは、しばしば夢のようなエピソードが起こることから夢の国と言われています。
ディズニーに訪れたあなたもきっと1度は素敵な体験をしているのではないでしょうか?
◆サイン帳の落とし物
遠方からディズニーへ遊びにきていた家族が、娘がせっかくもらったキャラクターのサイン帳を落としてしまいました。
家族はインフォメーションセンターやキャストさんに伝え、みんなで一生懸命パーク内を探しました。
残念ながらサイン帳は見つけることができなかったのです。
キャストさんは閉園後にもう1度探してくれると言ってくれましたが、後日家族の元へ届いた手紙には見つけることができませんでしたという言葉が。
しかし、「代わりにこちらのサイン帳をお持ちください」と、落としたサイン帳と同じサイン帳にキャラクター全員のサインが書かれていたのです。
◆キャストさんのおもてなし
もうすぐ子どもを授かる予定の夫婦がアトラクションの列に並んでいました。
奥さんが妊娠していることに気付いたキャストさんが、「3名様ですね」と声をかけてくれました。
キャストさんのユーモアたっぷりのおもてなし精神が素晴らしいですよね。
◆小さなプリンセス
家族でディズニーにはじめて遊びに来た小学生の女の子が、お姫様に変身してパークへ入園。
すると、通りすがるクルーやキャストから「ごきげんよう、プリンセス」と声をかけてくれたそうです。
◆魔法で指輪を発見?
東京ディズニーランドのスプラッシュマウンティンで、大事な指輪をなくしてしまった女性がいました。
水の中だし発見は絶対無理だと本人も半ば諦めていたそうです。
しかし、後日ディズニーから指輪を発見したと嬉しい報告の電話が。
「どうやって見つけたんですか?」と聞くと「ここは魔法の国です」と答えたそうです。
まとめ
ディズニーランドはアトラクションや建物、音楽はもちろんですが、ゲストの想像をはるかに超えた感動が待っているのです。
ディズニーを訪れるゲストの夢を壊さない、キャストさんのすばらしい対応がまさに夢の国を作ってくれているのかもしれません。
ディズニーが何年も多くの人に愛され続けている理由がおわかりいただけたと思います☆
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