【カリフォルニア】ディズニーパークのトリビア5選!アナハイムのパークに隠されたストーリーの数々!
自他共に認めるディズニーマニアの筆者が、すべてのディズニーパークの原点であるアナハイムディズニーランドのトリビアをご紹介!ディズニーパークの生みの親であるウォルト・ディズニーの思いがたくさん詰まったアナハイムディズニーの秘密を知りたい方は、必見ですよ♪
みなさん、こんにちは!アナハイムディズニーが恋しくてたまらないMelodyです!
今回は、自他共に認めるディズニーマニアの筆者が、とびきりのディズニーパークトリビアを大公開!
本記事では、すべてのディズニーパークの原点であるアナハイムディズニーランドにまつわるトリビアや豆知識などを厳選してご紹介していきます。
ディズニーパークの生みの親であるウォルト・ディズニーの思いがたくさん詰まったアナハイムディズニーの秘密を知りたい方は、必見ですよ♪
・ディズニーパークのトリビア②:ディズニーランドには、重要な2本の矢印が存在する
・ディズニーパークのトリビア③ウォルトは、ディズニーランドにジェットコースターを作りたくなかった
・ディズニーパークのトリビア④:「イッツ・ア・スモール・ワールド」では、各国の国歌を流す予定だった
・ディズニーパークのトリビア⑤:「空飛ぶダンボ」は、すべてピンクの象になるはずだった
ディズニーパークのトリビア①:ディズニーランドはアメリカ歴史博物館
まず、ウォルト・ディズニーがディズニーランドを作ろうとした経緯からご紹介していきましょう!
ディズニーランドは、ウォルトが作り上げたディズニー映画の世界を体験できる場所と認識している方が多いと思います。
しかし、彼が実際に作りたかったものは、アメリカの歴史博物館のようなものだったと推測できます。
アメリカという国は、ヨーロッパ諸国や日本、中国などといったアジアの国々と比べて、歴史が浅い国として知られています。
また、「移民の国」と呼ばれていることからもわかるように、アメリカには様々なバックグラウンド及び文化を持つ人々が集まっており、人種も多種多様です。
そのため、フランスにおけるエッフェル塔のような、アメリカ独自の歴史や文化を象徴するような建造物は、長らく存在していませんでした。
いわゆるアメリカ人にとっての”聖地”のようなものを作りたいと考えたウォルトが、この世に誕生させたのがズバリ、「ディズニーランド」だったというわけです!
ディズニーランドを訪れることで、人々は西部開拓時代をはじめとするアメリカの歴史を楽しく学ぶことができ、さらには、当時のアメリカが思い描いていた未来の世界(宇宙)にも行くことができました。
だからこそ、ディズニーランドにはフロンティアランド(東京ディズニーでのウエスタンランド)やトゥモローランドといったテーマランドが存在しているのです。
そもそも、ウォルトにとっては、ディズニー映画の世界を三次元化したファンタジーランドなどよりも、これらのテーマランドの方がより思い入れが深かったのではないかと思われます。
ディズニーパークのトリビア②:ディズニーランドには、重要な2本の矢印が存在する
数あるディズニーパークの中でも、ウォルトがその制作に全面的に携わったパークは、アナハイムに位置する元祖ディズニーランドのみです。
ウォルトは、エントランスや各テーマランドの配置などにも、強いこだわりがあったと言われています。
ウォルトがディズニーランド内に隠した2本の矢印について、お話していきましょう!
この2本の矢印は、すべてのテーマランドを結ぶ橋のような役割を果たしています。
まず、エントランスからパーク奥に伸びる赤い矢印は「現実→空想」を表す矢印です。
アナハイムディズニーランドにおけるエントランスエリアは、「メインストリートUSA」と呼ばれており、ここがディズニーランドのすべての始発点となっています。
「メインストリートUSA」は、古き良きアメリカの町に必ず見られた鉄道の駅を中心として伸びる大通りを再現したものです。
雑貨店やキャンディーショップ、はたまた小さな町の映画館などが並ぶその風景は、アメリカ人なら誰もが「懐かしい」と感じる作りになっているんだとか!
私たち日本人にとっては、八百屋や駄菓子屋、銭湯などが立ち並ぶ昭和の街並みといった雰囲気でしょうか?
その「メインストリートUSA」を通り過ぎることで、すでに大人になっている人々もタイムマシーンに乗ったかのように子供時代に帰り、夢や魔法に溢れるおとぎ話の世界「ファンタジーランド」にたどり着く仕組みとなっているのです!
エントランスからすぐにディズニーランド鉄道に乗車し、1つ目の駅で下車すると、そこには「フロンティアランド」が広がっています。
パーク左側に位置する「フロンティアランド」から、パーク右側に向かって伸びるブルーの矢印は、アメリカの「過去→未来」を結ぶ矢印です。
「フロンティアランド」では、西部開拓時代のカウボーイになった気分で射的ゲームを楽しんだり、蒸気船マーク・トウェイン号で優雅な船旅に出ることができます。
いかだに乗って、トム・ソーヤ島に渡れば、ネイティブ・アメリカンたちのテントや開拓者たちが敵からの襲撃を防ぐために作った砦などを見ることができます。
ウォルトは「フロンティアランド」を通して、アメリカという国の成り立ちをゲストに見せたかったのでしょう!
「フロンティアランド」から伸びる矢印の終着点は、輝く未来をイメージした「トゥモローランド」。
「トゥモローランド」のテーマはズバリ、”宇宙”ということで、開園当時の「トゥモローランド」には、月旅行をするアトラクションや、大型ロケットを模した建物などがそびえ立っていました。
アメリカにとっての未来がなぜ宇宙なのかというと、アメリカ人には「宇宙こそ、人類に残された最後の未開拓地である」という考えが根付いているためです。
アメリカ人らしさの象徴として今でも根強く残っているもののひとつに、「フロンティア・スピリット」があります。
西部開拓時代から始まるアメリカの歴史において、夢や希望が溢れる「フロンティア(未開拓地)」は常に人々の目指すべき場所でした。
そのため、アメリカ人は地球上にフロンティアがなくなった後は、さらなる未開拓地を求め、宇宙開発に力を入れ始めたのです。
だからこそ、アメリカの未来を描いたエリアである「トゥモローランド」は、宇宙をテーマにしたエリアでなければならなかったのです。
つまり、「フロンティアランド」からパーク中央のお城を抜け、「トゥモローランド」へ向かうと、アメリカの歴史を時間軸に沿って、見ていくことができるんですよ!
ディズニーパークのトリビア③ウォルトは、ディズニーランドにジェットコースターを作りたくなかった
ウォルトは、ディズニーランドを教育的な施設にしたいと望んでいたそう。
だからこそ、アトラクションにはすべて、アメリカの歴史や文化、教訓など、何かしら学ぶべきものがあって然るべきだと考えていました。
そのため、スリルだけしか味わうことのできないジェットコースターのような絶叫系アトラクションは、ディズニーランドには不向きだと思っていたようです。
事実、ウォルト自ら制作に携わったジェットコースターは、アナハイムディズニーランドに位置する「マッターホルン・ボブスレー」のみです。
今となってはディズニーランドの代名詞的存在となっている「三大マウンテン」も、ウォルトがいたら、作られていなかったのかも?
ディズニーパークのトリビア④:「イッツ・ア・スモール・ワールド」では、各国の国歌を流す予定だった
「イッツ・ア・スモール・ワールド」は、ファンタジーランドを代表するアトラクションのひとつです。
このアトラクションは元々、1964年に開催されたニューヨーク世界博覧会のパビリオンとして、ユニセフから制作依頼を受け、作られたものでした。
ユニセフの理念に合致するパビリオンを制作するように依頼されたウォルトは、「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても、すぐに友達になることができる子供の世界こそ、平和の世界ではないか」と考え、世界各国の子供たちが登場するアトラクションを思いつきます。
アトラクション内に登場させる子供たちが象徴する国々に経緯を表すため、ウォルトは各国の国歌をそれぞれ流すつもりでいました。
しかし、それぞれの国歌はもちろんテンポやキーなどもバラバラで、同時に流すと、不協和音となってしまい、国歌を流すという案は却下となりました。
急遽、アトラクション用のオリジナルソングが必要になってしまったウォルトは、当時、数多くのディズニー映画の音楽を制作していた作曲家シャーマン兄弟に助けを求めます。
「覚えやすいメロディー、そして様々な国の言語に容易に訳すことができる歌詞」を条件に誕生した曲こそ、あの名曲「イッツ・ア・スモール・ワールド」だったというわけです!
今となっては、あの曲なしの「イッツ・ア・スモール・ワールド」など、想像できないですよね!
ディズニーパークのトリビア⑤:「空飛ぶダンボ」は、すべてピンクの象になるはずだった
東京ディズニーランドでも人気のアトラクション「空飛ぶダンボ」。
こちらは、色とりどりのコスチュームを身に付けたダンボに乗り、空を舞うアトラクションですが、冷静になって考えてみると、ダンボが何頭もいるというのは、少々おかしな話ですよね。
実はウォルト自身も、この点には疑問を抱いていたそうです。
そのため、「空飛ぶダンボ」の製作チームは、劇中でダンボが誤ってお酒を飲んでしまい、酔っ払って幻覚を見てしまうシーンをイメージしたアトラクションにしてみては?とウォルトに提案しました。
通称「ピンクの象のパレード」と呼ばれているそのシーンは、ダンボが見た幻覚として、ピンクの象が何頭も登場するシーンでした。
アトラクションの中央にお酒に酔ったダンボ本人の人形を置き、その周りを幻覚のピンクの象が何頭も飛び回っているという内容にすれば、何頭も象が空を飛んでいてもおかしくないのでは?と考えたのです。
しかし、ウォルトはこの案に大反対!
子供向けのアトラクションであるにも関わらず、お酒で酔っ払ってしまった象が幻覚を見ているシーンをテーマにするなど、とんでもない!と、この案を直ちに却下したそうです。
「それなら、ダンボが何頭も飛んでいる方がマシだ」ということで、「空飛ぶダンボ」は今の形となったわけですが、今となってはカラフルな「空飛ぶダンボ」以外、考えられませんよね!
まとめ
いかがでしたか?
ディズニーパークに隠された”ストーリー”を知ると、パークで過ごす時間がより素晴らしいものになること、間違いなしです♪
ぜひご友人やご家族の方にシェアして、パークで過ごす一日をより楽しいものにしてくださいね!
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@disneyphotoblography様
@magicbymuses様
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