2020年12月07日

【ディズニーのシンドバッド】アトラクションのストーリー＆トリビア！リニューアル比較も！

るんにゃん

東京ディズニーシーのアトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」を徹底解説！実は一度リニューアルされているアトラクションなんです！ストーリーはもちろん、リニューアル前と後の違いやアトラクション中に流れる楽曲、シンドバッドとアラジンの関係性についてもご紹介します♪この記事を読んで、シンドバッドの冒険をもっと楽しんでいただけたら幸いです！

【ディズニーのシンドバッド】アトラクションのストーリー＆トリビア！リニューアル比較も！

こんにちは！ディズニー大好き大学生、るんにゃんです♪

ディズニーシーのイッツ・ア・スモールワールドとも呼べる「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」。
大人から子供まで、ゆったりと楽しめるライドスルータイプのアトラクションです。

筆者も小さい頃から何度も乗っています！
スタンバイ時間も短いので、ファストパスとファストパスの空いた時間に乗ったり、小休憩として乗るゲストも多いのでは？

しかし、2020年10月下旬に来園した際、シンドバッドのスタンバイ時間が20分まで伸びていたんです！
一緒に来園した友達とは「もしかしてテレビで紹介してたからかな？」と話していました。

今回は意外と知られていない「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の魅力をご紹介します♪

・ディズニーのシンドバッド：「シンドバッド」と「アラジン」の違い
・ディズニーのシンドバッド：アトラクションのストーリー
・ディズニーのシンドバッド：名曲「コンパス・オブ・ユア・ハート」
・ディズニーのシンドバッド：チャンドゥの魅力とは

ディズニーのシンドバッド：「シンドバッド」と「アラジン」の違い

「シンドバッド」と「アラジン」の違い

「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」はアラビアンコーストの中にあります。
アラビアンコーストはアラジンの世界。

でも、アラジンのお話にシンドバッドという名前は出てきませんよね？
もちろん、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのストーリーにもアラジンは登場しません。

意外と混同されやすい「シンドバッド」と「アラジン」の違いについて、まずは簡単に説明していきますね♪

シンドバッドもアラジンも、どちらも原作は『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』という説話集です。
この『千夜一夜物語』というのは物語の中に物語を描く、枠物語という手法で書かれたお話。

妻の不貞から女性不信となってしまったペルシャ王は、街の生娘と一夜を過ごしては、翌朝には殺すという行為を繰り返し、町から次々と若い女性がいなくなってしまいました。
大臣は困り果てましたが、大臣の娘であるシェヘラザードが名乗り出て、王の元に嫁ぎます。

シェヘラザードは命がけで、毎夜、ペルシャ王に面白い話を寝物語に聞かせました。
彼女は話が佳境に入ったところで「また明日、明日はもっと面白いですよ」と言って話を打ち切るのです。

ペルシャ王は話の続きが気になり、シェヘラザードを殺すことはありませんでした。
こうして、ペルシャ王の悪習は止まったのです。

シェヘラザードがペルシャ王に聞かせた物語の中に「シンドバッド」と「アラジン」が登場しているんですね。
(※アラジンに関しては諸説あり、アラビアン・ナイトとは関係がないとする研究結果もあります)

アラジンの物語は皆さんもご存知の通り、ディズニー映画「アラジン」で描かれています。
そして、シンドバッドの物語は「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」で描かれていますよ！

ディズニーのシンドバッド：アトラクションのストーリー

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのストーリー

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジは「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」として、ディズニーシーの開園と同時にオープンしました。
2006年9月でクローズし、半年のリニューアル期間を経てストーリーブック・ヴォヤッジが完成したのです。

セブンヴォヤッジは『千夜一夜物語』の「船乗りシンドバッド」を題材としたストーリーで、原作に近い表現でした。
ストーリーもシンドバッドが失った富を再び取り戻す、というもので、子供向けとは言えません…。

筆者も小さい頃はセブンヴォヤッジに乗っているのですが、怖いという思い出しか残ってないですね。
今でこそ大好きなアトラクションですが、セブンヴォヤッジは自ら「乗りたい！」というアトラクションではなかったです。

新→旧の順番で、簡単に今と昔のシンドバッドの違いをご紹介しますね！

新旧の比較

・街の人たちがシンドバッドを送り出す→誰も送り出してくれず、むしろ反対意見も
・チャンドゥと2人旅→何人かの仲間を連れている
・人魚→ウツボ女という海の魔物
・ロック鳥を助けるシーン→シンドバッドが卵を奪う側
・盗賊に魔人の財宝が奪われる→シンドバッドが財宝を奪う側
・助けた魔人と一緒にセッション→財宝を奪われて怒った魔人に襲われるシンドバッド一行
・サルタン王から依頼を受ける→今までの冒険の功績で褒美を貰う
・依頼の通りサルたちをなだめる→サルたちに襲われる
・故郷まで送り届けてくれるクジラ→シンドバッドを襲う最後の怪物
・シンドバッドの帰還を祝した宴会→たくさんの財宝を手に入れて大宴会

ざっくりですが、こんな感じです。
セブンヴォヤッジは「冒険者シンドバッド」としての面が強く、あまり友情は描かれていませんね。

ディズニーシーのアトラクションの中で1番多くオーディオアニマトロニクスを使用したという、非常に大規模なアトラクションだったにも関わらず、セブンヴォヤッジの人気は今ひとつでした。

こうして、ストーリーと内容を一新した「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」が2007年3月にオープンしました！