ミッキー誕生の原点『蒸気船ウィリー』を徹底解説!制作の裏話まとめ!映画モチーフの施設&グッズも!
ミッキーマウスのデビュー作として知られる『蒸気船ウィリー』を徹底解説!公開日である11月18日はミッキー&ミニーの誕生日としても有名。『蒸気船ウィリー』のストーリーや制作秘話、映画モチーフのパーク施設&グッズ情報などをお届けします♪
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は、ミッキー&ミニーの記念すべきデビュー作として知られる1928年に公開された『蒸気船ウィリー』を特集!
ミッキーが世界的なスーパースターとなるきっかけとなったモノクロ描写のクラシックディズニー映画です。
ミッキーが口笛を吹きながら船を操縦しているシーンは有名ですよね。
そんなミッキーの原点とも言える『蒸気船ウィリー』の制作秘話やストーリー、ミッキーのデビューに隠された驚きの真実、映画をモチーフにしたパーク施設&グッズ情報など盛りだくさんでお届けいたします♪
・蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』のストーリー
・蒸気船ウィリー:クレイジーすぎるミッキーに注目!
・蒸気船ウィリー:もともとはサイレントムービーだった
・蒸気船ウィリー:ミッキーの声はウォルト本人
・蒸気船ウィリー:ミッキーのデビュー作は『蒸気船ウィリー』ではない?
・蒸気船ウィリー:ミッキーの口笛には曲名がある
・蒸気船ウィリー:ウォルトが声優に復帰?!新作短編シリーズ
・蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』モチーフのお土産ショップ
・蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』のミッキーに会いに行こう!
・蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』グッズ
・蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』のポップコーンバケット
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
蒸気船ウィリー:ミッキー誕生の原点『蒸気船ウィリー』
『蒸気船ウィリー(原題:Steamboat Willie)』は1928年11月18日(日)に、アメリカ・ニューヨークのコロニー・シアターで劇場公開されたディズニー短編映画です。
今から約90年前にウォルト・ディズニーが監督を務めた7分間のモノクロ作品。
公開日の11月18日はミッキーとミニーのデビュー作となっていることでも有名ですよね。
最近では『蒸気船ウィリー』の象徴であるミッキーが口笛を吹きながら船を操縦しているシーンがディズニー映画のオープニングにも使われています。
当時は音声つきのアニメーションは珍しく『蒸気船ウィリー』は大ヒットを収めます。
さらに映像と音楽を融合させた世界初のサウンドトラック技術を採用したことで映画の大成功を遂げました。
『蒸気船ウィリー』で世界的なクリエイターとして認められウォルトは、その後次々とディズニーの名作を世界に送り出しました。
蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』のストーリー
舞台はとある貨物の蒸気船。
ミッキーは陽気に口笛を吹きながら船の操縦をしていましたが、船長であるピートに許可を得ずに操縦していたことから怒られてしまいます。
やがて船は港に到着し、ミッキーはクレーンを使って牛や七面鳥などの家畜を積み込んで出港します。
しかし、遅れてやってきたミニーがおいてけぼりに。
ミッキーは恋人であるミニーを助けるためクレーンを使って拾い上げますが、ミニーの楽譜や楽器が落ちてしまいヤギに食べられてしまいました。
ところがヤギは楽譜や楽器を食べたことでオルゴールに変身。
楽しくなったミッキーは猫や七面鳥、牛などの動物やあらゆるもので演奏を始めます。
大騒ぎしすぎたミッキーは再びピートに叱られ、罰として夕食に使うジャガイモの皮をむくことに。
その様子を船窓から覗いていたオウムにバカにされてしまいます。
腹を立てたミッキーはオウムをめがけてジャガイモを投げつけ、満足げに笑うのでした。
蒸気船ウィリー:クレイジーすぎるミッキーに注目!
『蒸気船ウィリー』の見どころの1つとして、かなりクレイジーすぎるミッキーが登場します。
ミッキーと言えば紳士的で優しいディズニーランドのミッキーというイメージが強いです。
しかし、この映画のミッキーはかなりはっちゃけたキャラクターなのでガラリとイメージが変わるかもしれません!
劇中では猫のしっぽを掴んで投げ飛ばしたり、牛の歯を楽器代わりに演奏したり、今ではクレームものの内容がてんこもり。
現在のミッキーとは違って自由奔放で少し怒りっぽい貴重なミッキーの姿が楽しめますよ♪
蒸気船ウィリー:もともとはサイレントムービーだった
先述通り『蒸気船ウィリー』は、当時では珍しい映像と音楽を融合した作品として成功を収めます。
しかし、もともとは無音であるサイレントムービーとして制作されていました。
サイレントムービーで進めていたウォルトは、1927年公開の映画『ジャズ・シンガー』を見てこれからの映画には音声が必要だと考えます。
ウォルトに影響を与えた『ジャズ・シンガー』は、世界初のトーキー映画(音声つきの映画)だったのです。
この映画を見たウォルトは、これからの時代のアニメーションは無音ではなく音ありの方がヒットすると考え、『蒸気船ウィリー』はトーキー・アニメーション映画として制作を開始しました。
しかし、トーキー・アニメーション映画は『蒸気船ウィリー』が初めてではなく、それよりも前にいくつかの映画で実現していました。
ではなぜ『蒸気船ウィリー』がこんなにもヒットしたかと言うと、ウォルトが世界初となる映像と音楽をシンクロさせたサウンドトラック方式という技術を採用したからなのです。
蒸気船ウィリー:ミッキーの声はウォルト本人
ミッキーファンならもうお気づきの方も多いと思いますが、『蒸気船ウィリー』のミッキーの声を演じていたのはウォルト本人です。
ウォルト本人がミッキーの声を演じているのは、ミッキーの短編シリーズである『蒸気船ウィリー』から『ミッキーのダンスパーティー』まで、映画では『ファンタジア』を声優として務めていました。
その後2代目のミッキーをジム・マクドナルドが、3代目はウェイン・オルウィン、4代目はブレット・イワン、そして5代目となる現在はクリス・ディアマントポロスが演じています。
初期のミッキーは生みの親であるウォルト本人の貴重な声が聞けちゃいますよ♪
蒸気船ウィリー:ミッキーのデビュー作は『蒸気船ウィリー』ではない?
『蒸気船ウィリー』はミッキーのデビュー作として有名ですが、実はミッキーはこの作品よりも前にデビューしていることをご存知でしょうか?
なんとミッキーは『蒸気船ウィリー』より前に制作された、『プレーン・クレイジー(原題:Plane Crazy)』と、『ギャロッピン・ガウチョ(原題:The Gallopin' Gaucho)』という2つの作品でデビューを飾っているのです。
どちらもウォルトが脚本を務めるディズニー最初期の作品ですが、ミッキーの初出演映画となったのは『プレーン・クレイジー』です。
『プレーン・クレイジー』は黒猫のキャラクターのフィリックス・ザ・キャットによる『フィリックスのノンストップ飛行』という映画をモチーフにした作品。
『プレーン・クレイジー』は『蒸気船ウィリー』の半年前に試写会が行われたサイレントムービーでしたが、評判が悪く残念ながら劇場公開には至りませんでした。
その後、トーキー映画として大成功をおさめ劇場公開された『蒸気船ウィリー』でミッキーの存在が世に知れ渡ります。
そしてミッキーとミニーの誕生日が正式に劇場公開日として設定されました。
ミッキーが『蒸気船ウィリー』以外の作品ですでにデビューしていたなんて驚きですよね!
蒸気船ウィリー:ミッキーの口笛には曲名がある
『蒸気船ウィリー』と言えば、ミッキーが船を操縦しながら陽気に口笛を吹いているシーンが印象的ですよね。
ミッキーが吹いている口笛にはちゃんと曲名があり、「スチームボート・ビル」という曲です。
この曲は喜劇王バスター・キートンの映画『キートンの蒸気船』で使用されていたもので、『蒸気船ウィリー』もこの映画に影響された部分が大きいことが分かります。
また、劇中でミッキーがあらゆる物や動物を使って演奏していた音楽にも「藁の中の七面鳥」という曲名があります。
この曲は日本のフォークダンスによく使われる「オクラホマミキサー」として有名です。
蒸気船ウィリー:ウォルトが声優に復帰?!新作短編シリーズ
ウォルト本人がミッキーを演じることが多かった初期のディズニー作品。
なんとウォルトが再びミッキーの声を演じる新作の短編アニメーションがひそかに復活していました!
それは、ピクサー映画『トイ・ストーリー』の監督でお馴染みジョン・ラセター製作総指揮で制作された『“ミッキーのミニー救出大作戦』という作品。
本作は大ヒット映画『アナと雪の女王』と同時上映されました。
「ミッキーの原点を再び現在の観客に紹介する」というコンセプトで制作された作品で、ミッキーの短編シリーズとしては約18年ぶりの新作となります。
監督のジョン・ラセターがミッキーの声を使うならウォルト本人!と希望したことから、ウォルトの音声をアーカイブから一音一音抽出し実現。
ウォルト本人がミッキーの声を演じるのは1947年の『ミッキーのダンスパーティー』以来となります。
長い年月を経て再びウォルト版ミッキーの声が聞けちゃうミッキーファンにとって激アツな作品となっています♪
『ミッキーのミニー救出大作戦』はクラシックと最新技術を融合させた内容となっており、オープニングタイトルは1920年代のようなモノクロで始まります。
『蒸気船ウィリー』のようなモノクロ描写に加え、ミッキーの短編シリーズでは初となる3D技術を使った作品となっています。
現在は動画配信サービス「ディズニーデラックス」などで見ることができますよ♪
ディズニー映画が見放題のDisney+(ディズニープラス)入会はこちらから。
蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』モチーフのお土産ショップ
東京ディズニーシーには『蒸気船ウィリー』をモチーフにしたお土産ショップがあります。
それはアメリカンウォーターフロントにある港町の雑貨屋さん「スチームボート・ミッキーズ」というお店。
『蒸気船ウィリー』の原題は『スチームボート・ウィリー(Steamboat Willie)』であることから、ショップに命名されているんですよ♪
外観はクラシカルなレンガ造りになっており、店内には港町らしいランタンや救命胴衣、ロープなどが飾られています。
『蒸気船ウィリー』に由来しているショップだけに、昔ながらのオールドミッキーや、クラシックなディズニーグッズが販売されているんですよ。
また、パークでは珍しいモノクロうさぎのオズワルドグッズも取り扱っています。
クラシカルなディズニーグッズを手に入れたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』のミッキーに会いに行こう!
東京ディズニーシーには『蒸気船ウィリー』のショップがありますが、東京ディズニーランドでは、『蒸気船ウィリー』スタイルのミッキーに会える場所があります♪
それは、トゥーンタウンにあるミッキーのグリーティング施設「ミッキーの家とミート・ミッキー」。
普段パークでは見かけることがない白黒コスチュームのミッキーに会うことができるんです!
ただし、貴重なミッキーに会えるのは4分の1の確率。
「ミッキーの家とミート・ミッキー」では、
・「ミッキーの夢物語」
・「ファンタジア」
・「ミッキーの大演奏会」
・「蒸気船ウィリー」
の4作品いずれかのミッキーに会うことができるからです。
どのミッキーに会えるのかワクワクするところですが、どうしても『蒸気船ウィリー』コスチュームのミッキーに会いたい方は何度も足を運んでみましょう!
蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』グッズ
東京ディズニーランドでは『蒸気船ウィリー』をモチーフにしたミッキーのかわいいグッズが購入できます♪
クラシカルなミッキーを探している方におすすめですよ!
販売場所:ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム
◆蒸気船ウィリーぬいぐるみバッジ:2,200円
『蒸気船ウィリー』に登場するモノクロミッキーのぬいぐるみバッジ。
レトロなミッキーがとってもキュート♡
サイズ:20.5cm
◆ブックマーカーセット(4枚入り):600円
「ミッキーの家とミート・ミッキー」の各お部屋で撮影されたミッキーのブックマーカー。
読書のお供にいかがでしょうか♪
サイズ:縦約13cm×横約4.5cm
◆きんちゃく:各750円
ディズニー映画
「ミッキーの夢物語」
「ファンタジア」
「ミッキーの大演奏会」
「蒸気船ウィリー」
の4作品のポスター風デザインが楽しめるきんちゃくです。
どれもレトロ感満載でかわいいですが、やはりモノクロのポスター風の『蒸気船ウィリー』がおすすめ♪
サイズ:縦約20.5cm×横約28cm
◆缶バッジセット:1,200円
こちらも4つの作品のミッキーが楽しめちゃう缶バッジセットです。
バッグはもちろん洋服やぬいぐるみに付けてもかわいいですよ♪
サイズ:直径約6cm
蒸気船ウィリー:『蒸気船ウィリー』のポップコーンバケット
パーク散策に欠かせないポップコーン。
ミッキーの生誕90周年記念に『蒸気船ウィリー』をモチーフにしたモノクロデザインのポップコーンバケットが登場しました!
ミッキーが操船する船をモチーフにしたモノクロカラーのバケットになっており、映画の世界観をそのまま再現しています。
お部屋に飾っておくだけでおしゃれなインテリアにも♡
こちらの商品は期間限定発売ではなく、通年販売商品となっています!
価格:2,500円
販売場所:
東京ディズニーランド/ポップコーンワゴン(ザ・ガゼーボ横)
東京ディズニーシー/ポップコーンワゴン(リドアイル前)
・【ミッキー90周年】蒸気船ウィリーポップコーンバケットの値段&販売場所!大人気デザインの新作バケツ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はミッキーのデビュー作『蒸気船ウィリー』についてご紹介しました。
ミッキーが世界に広まるきっかけとなった素敵なクラシック映画となっています。
まだ見ていないという方はこの機会にぜひチェックしてみてくださいね!
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