アリス・イン・ワンダーランドの魅力!あらすじ&登場キャラまとめ!人生の転機にヒントがもらえる映画?
イギリスの児童文学小説『不思議の国のアリス』を原作にティム・バートン監督が手掛けた映画『アリス・イン・ワンダーランド』をご紹介!奇想天外なストーリーや登場人物、映画の魅力をまとめました。人生のターニングポイントを迎えるアリスから大事なヒントがもらえるかも…?!
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は、イギリスの児童文学小説『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を原作にティム・バートン監督が手掛ける実写映画『アリス・イン・ワンダーランド』を特集♪
幼い少女だったアリスの13年後を描いた物語で、19歳になったアリスが失っていた勇気や自分が本当にやりたいことを見つけ出すファンタジー映画です。
そんな『アリス・イン・ワンダーランド』のストーリーやユニークな登場人物、映画の魅力をたっぷりとお届け!
アリスと一緒にワンダーランドの冒険に出て人生に必要なヒントを探してみてはいかがでしょうか☆
・アリス・イン・ワンダーランド:ストーリー
- ◆アリスの夢
- ◆不思議な世界へ
- ◆マッドハッターとの再会
- ◆アリスの決断
・アリス・イン・ワンダーランド:登場人物
- ◆アリス・キングスレー/ミア・ワシコウスカ
- ◆マッドハッター(タラント)/ジョニー・デップ
- ◆赤の女王(イラスベス):ヘレナ・ボナム=カーター
- ◆白の女王(ミラーナ)/アン・ハサウェイ
- ◆ハートのジャック(イロソヴィッチ・ステイン)/クリスピン・グローヴァー
- ◆白ウサギ(マクトウィスプ)/声:マイケル・シーン
- ◆チェシャ猫/声:スティーヴン・フライ
- ◆アブソレム/声:アラン・リックマン
- ◆トゥィードルダムとトウィードルディ/声:マット・ルーカス
- ◆ジャバウォッキー/声:クリストファー・リー
・アリス・イン・ワンダーランド:人生のターニングポイントに見るべき映画?
・アリス・イン・ワンダーランド:アリスが食べるお菓子には名前がある
アリス・イン・ワンダーランド: 大人になったアリスが主役
2010年公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド』は、数学者で作家のルイス・キャロルの童話『不思議な国のアリス』と『鏡の国のアリス』を原作とした実写映画です。
主人公であるアリス・キングスレーが大人になった13年後を描いた物語。
監督は映画『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』などで有名な奇才ティム・バートン。
実写とモーションキャプチャ技術によって制作され、ティムらしいカラフルで美しい世界観が魅力的です。
これまでティムの作品にはジョニー・デップが起用されることが多かったのですが、本作でも帽子屋のマッドハッターとして出演しており7作品目となるコラボとなります。
ディズニーアニメーション映画『ふしぎの国のアリス』とはまた一味違った作品となっており、主人公はより強い女性として描かれ、個々のキャラクターの人物像を掘り下げて描いた大人のための「アリス」となっています♪
第1作目が大ヒットしたことからその後は続編となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も公開されました。
アリス・イン・ワンダーランド:ストーリー
それでは『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじをご紹介します♪
まだ映画を見ていないという方はネタバレにご注意くださいね!
◆アリスの夢
19歳になったアリスは、幼い頃に訪れたワンダーランドの記憶が再び夢に出てくる日々を送っていました。
最愛の父親を亡くし悲しみに暮れるアリスは、母親にあるパーティーに連れて行かれます。
そのパーティーは、御曹司ヘイミッシュとアリスの婚約パーティーだったのです。
何も知らないアリスは突然のプロポーズに困惑。
奇想天外な想像が好きで貴族社会にうんざりしていたアリスは、ヘイミッシュのプロポーズに即答することができず、「時間をちょうだい」と言って庭から逃げ出してしまいます。
悩んでいたアリスは庭で見つけた白ウサギを見つけて追いかけますが、大きな穴に落ちてしまいます。
◆不思議な世界へ
穴から落ちて辿り着いた部屋にはいくつものドアがありましたが、どれもとても小さいものでした。
ドアに合う鍵を見つけたアリスはシロップを飲んで小さくなったり、ケーキを食べて大きくなったりしながらドアを通ることに成功。
ドアの向こう側には奇妙な世界が広がっており、そこには白ウサギやヤマネなど人間と同じように話すおかしな生き物たちがアリスを待っていました。
彼らは本物のアリスかどうかを確かめるため、青い芋虫アブソレムのところに連れて行きます。
そこでアリスは「予言の書」というワンダーランドの絵暦を見せられ、自分がフラブジャスの日にジャバウォッキーという怪物をヴォーパルの剣で倒す救世主として描かれていたのです。
アリスは「これは私じゃない」と言うと、アブソレムに「ほど遠いアリス」と認識されます。
すると突然、ハートの女王の手下で赤い騎士団を引き連れたハートのジャックと怪物のバンダースナッチが襲撃してきます。
白ウサギや双子が捕まってしまいますが、アリスはヤマネの助けによって逃げることができました。
ハートのジャックは赤の女王にアリスがワンダーランドに戻ってきていて女王の身とペットであるジャバウォッキーの命が危ないことを告げると、ハートの女王はアリスを捕まえるように命令します。
◆マッドハッターとの再会
森をさまようアリスは姿を消せるチェシャ猫の案内によりマッドハッターの元へ行きます。
マットハッターは本物のアリスと確信し再会を喜び、アリスの身を守るため赤の女王の妹である白の女王の元へ連れて行くことにします。
ところが再び兵士たちに追い詰められ、マットハッターが捕虜となってしまうのです。
アリスはマッドハンターを救うため赤の女王のいる宮殿へ向かいます。
白ウサギの助けにより身体が大きくなるケーキを食べたアリスは「アム」という名で赤の女王の城に潜入し、女王は自分の頭と同じように巨大化したアリスを気に入り歓迎します。
女王の隙をみてバンダースナッチを味方につけたアリスは、ヴォーパルの剣を手に入れマッドハッターを救出しようとしますがハートのジャックに正体がバレてしまいます。
アリスは兵士たちに捕まりそうになりますが、無事にヴォーパルの剣を白の女王の元へ届けることに成功。
処刑されそうになったマッドハッターとヤマネは城を抜け出し、みんな白の女王のお城に集合しました。
◆アリスの決断
フラブジャスの日、戦うべきか迷っているアリスにアブソレムはアリスが幼い頃にこの場所を訪れたことを思い出させます。
アブソレムの言葉に勇気を貰ったアリスは戦う覚悟を決め、アリスと怪物ジャバウォッキーの決闘が始まります。
アリスはマットハッターの助けを借りながらヴォーパルの剣で見事にジャバウォッキーを倒します。
戦争に敗北した赤の女王とハートのジャックは白の女王によって追放されてしまいます。
強くなったアリスはマットハッターたちに別れを告げ現実世界へ戻ると、ヘイミッシュのプロポーズを断り自らの力で生きていくことを告げます。
アリスは父が残した事業の手伝いをはじめ貿易のため中国へ旅立ちます。
中国へ向かう船上で青い蝶となったアブソレムを見つけるのでした。
アリス・イン・ワンダーランド:登場人物
『アリス・イン・ワンダーランド』の登場人物をご紹介。
アリス役のミア・ワシコウスカやマットハッター役のジョニー・デップをはじめ、豪華キャストが出演しています!
◆アリス・キングスレー/ミア・ワシコウスカ
アリス・キングスレーは本作の主人公です。
原作では7歳くらいの少女の設定ですが本作では19歳の大人になったアリスとして登場します。
アリスを演じるのはオーストラリア出身の女優、ミア・ワシコウスカ。
かっこいいアリスにぴったりなスッキリとした顔立ちの美人さんです♡
◆マッドハッター(タラント)/ジョニー・デップ
帽子屋のマッドハッターを演じるのは、カメレオン俳優としても名高いジョニー・デップです。
原作では、三月ウサギやネズミたちとおかしなお茶会に登場しますが、本作ではアリスを助けたり赤の女王から守る男前な役柄として登場します。
日本でもファンが多いジョニー・デップがマッドハッター役に選ばれた時、どんなキャラクターになるかソワソワしていた方も多いのではないでしょうか!
・【解説】マッドハッターは何者?帽子の秘密やコスプレも!アリスに登場するディズニーキャラクター
◆赤の女王(イラスベス):ヘレナ・ボナム=カーター
赤の女王は「首をはねろ!」が口癖の頭が大きいアリスたちの天敵です。
自分とは違って周りから愛される美しい妹(白の女王)を妬んでおり、妹をかわいがっていた実の父親も処刑してしまう残酷な女王です。
気に食わない者には容赦なく処刑を言い渡し、城の周りには処刑された人々の首が投げ捨てられています。
親に愛されなかった悲しい過去をもつ赤の女王を演じるのは、 ティム・バートンの元恋人でもあるイギリス人女優のヘレナ・ボナム=カーターです。
◆白の女王(ミラーナ)/アン・ハサウェイ
白の女王は、赤の女王の妹で動きが妖しい不思議ちゃんキャラの美しい女王です。
赤の女王とは真逆の穏やかな性格で、殺生が嫌いなワンダーランドのアイドル的存在。
そんな白の女王を演じるのは、日本でもファンが多いハリウッド女優のアン・ハサウェイです♡
映画『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』で主役を務めた実力派です。
◆ハートのジャック(イロソヴィッチ・ステイン)/クリスピン・グローヴァー
ハートのジャックは、ハートの眼帯がトレードマークの赤の女王に仕える赤い騎士団のリーダー。
大きいものを好み赤の女王の寵愛を受けますが、巨大化したアリスに一目惚れします。
赤の女王の前ではご機嫌取りのために赤いハートの眼帯を着けていますが、それ以外は黒いハートの眼帯を着けているんですよ。
そんなハートのジャックを演じるのはアメリカ人俳優のクリスピン・グローヴァー。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のジョージ・ダグラス・マクフライ役として登場し、一躍有名になりました。
◆白ウサギ(マクトウィスプ)/声:マイケル・シーン
白ウサギは、原作と同じようにアリスを現実世界からワンダーランドに導くウサギとして登場します。
赤の女王に仕えているのは見せかけで、実際はマッドハッターたちの仲間。
声はイギリス人俳優のマイケル・シーンが担当しています。
・【ホワイトラビット】ふしぎの国のアリスのキャラクター!プロフィール&グッズまとめ!
◆チェシャ猫/声:スティーヴン・フライ
チェシャ猫は空中を飛び、自由に姿を消すことができる不思議な猫です。
ケガをしたアリスの傷の手当をしてあげたり、マッドハッターの元に連れて行ってくれるなど優しい一面も。
声はイギリス人俳優のスティーヴン・フライが担当しています。
・【チェシャ猫】ふしぎの国のアリスの猫!名言・グッズ&ディズニーで会える場所!
◆アブソレム/声:アラン・リックマン
アブソレムは片眼鏡をしている青いイモムシです。
アリスにかつてワンダーランドに来たことがあるという記憶を思い出させ、度々助言を与えてくれます。
最後は亡くなってサナギとなり、現実世界で青い蝶となってアリスと再会します。
声は『ハリー・ポッター』でおなじみのスネイプ先生を演じたイギリス人俳優アラン・リックマンが担当しています。
◆トゥィードルダムとトウィードルディ/声:マット・ルーカス
トゥィードルダムとトウィードルディは、ワンダーランドに住む双子の兄弟です。
まるい体にツルツルの頭、ボーダーファションがトレードマークで常に2人で行動を共にしています。
イギリスやアメリカの童謡「マザーグース」に登場するキャラクターがモチーフになっているんですよ。
声はイギリスの俳優・コメディアンであるマット・ルーカスが担当しています。
◆ジャバウォッキー/声:クリストファー・リー
ジャバウォッキーは、赤の女王のペットのドラゴンです。
本作では預言書通りヴォーヴァルの剣によりアリスに倒されます。
声はイギリス人俳優のクリストファー・リーが担当しています。
アリス・イン・ワンダーランド:人生のターニングポイントに見るべき映画?
映画『アリス・イン・ワンダーランド』は、子供たちから人気の童話の実写版とあって基本的にはファンタジー要素が強い作品です。
不思議な世界に迷い込みおかしな生き物たちと出会い、赤の女王に命を狙われながらも最終的には勇気をものした主人公が最大の敵を倒すという物語。
夢のような不思議な世界観が楽しめる映画となっていますが、実は19歳の少女アリスの人生のターニングポイントに注目した作品でもあるんです!
19歳と言えば子供から大人になる人生の転機とも呼べる年齢。
子供の頃は親の意見に従って動いていたけれど、大人になったら自分の意思で物事を見極めて進んで行く力を持つ必要がありますよね。
本作でも最初は親に自分の意見や本音がなかなか言えないアリスでしたが、最後は親の敷いたレールに乗るのではなく、結婚を断り自分の意思で父親の仕事を継ぐ決心をします。
ただのファンタジー映画だけでなく、人生のターニングポイントを迎える人にとって何らかの答えが見つけられる作品かもしれませんね。
アリス・イン・ワンダーランド:アリスが食べるお菓子には名前がある
アリス作品に登場する美味しそうなお菓子を見て一度は食べて見たいと思った方も多いのではないでしょうか♡
ディズニーアニメーション映画では、「Eat Me」や「Drink Me」など、身体が小さくなったり大きくなったりするお菓子として登場していましたよね。
実写版では登場する食べ物にちゃんと名前が付いているんです!
例えば、食べると体が大きくなケーキ「Eat Me」はアッペルクーヘン、体が小さくなるドリンク「Drink Me」はピッシュサルバーと呼ばれています。
原作と映画を見比べてみると些細な部分の変化も楽しめますよ♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はティム・バートン監督の映画『アリス・イン・ワンダーランド』をご紹介しました。
原作と映画では物語の内容やキャラクターの設定も異なるので、原作を知らない人でも全く違う作品として楽しむことができます。
ただのファンタジー映画だけではなく人生について深く描かれている物語でもあるので、何らかのヒントを貰えるかもしれませんね!
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