【7月より募集開始】ディズニーダンサーのオーディション&仕事内容まとめ!合格へのポイントとは?
パレードやショーを通して、ディズニーの世界観をゲストに届けるディズニーダンサー。オーディションを勝ち抜き、ディズニーに認められた人だけが、あの舞台で輝くことができます。どうしたらディズニーダンサーになれるのか、徹底解説していきます!
こんにちは!エンターテインメントが大好きなナジャです。
エンターテインメントといっても、映画や舞台、歌など色々ありますね。
筆者はその中でも、生で見られて、公演によってアドリブの余地があるエンターテインメントが特に好きです。
同じ公演は1度として、ない。
そんな緊張感と、唯一性に強く惹かれるのが理由です。
ディズニーリゾートのショーやパレードが、それに当てはまります。
パレードやショーの構成や音楽は同じですが、内容は、ダンサーやキャラクターたちが、ゲストとどう関わるかによって毎日すこしずつ違ってきます。
ゲストに対するリアクションにオリジナリティを出すことで、ダンサー自身が、パレードやショーを毎日創っていけるのです。
今回は、そんなディズニーダンサーについてご紹介していきます!
【更新】
2021年7月5日(月)よりダンサーの募集を開始
- 活躍できるジャンルは4つ
・ディズニーダンサー:活躍できる場所
- 【ランド】パレードダンサー
- 【シー】ハーバーショー
・ディズニーダンサー:オーディション
- ダンス経験
- オーディションスケジュール
- キャラクターの場合
・ディズニーダンサー:オーディション経験者を探そう
・ディズニーダンサー:過酷な一面
- お給料事情
- 体調・食事の管理
・ディズニーダンサー:2つのやりがい
ディズニーダンサー:仕事内容
ディズニーダンサーの仕事は、ずばり、ダンスや演技を通してディズニーの世界観をゲストに届けること!
暑すぎて倒れそうになる日も、寒すぎてうまく身体が動かない日も、ショーやパレードに出演するダンサーは、いつも一定のクオリティー以上のエンターテインメントをゲストに届けることが大前提です。
活躍できるジャンルは4つ
募集が多いのは、男女共通で応募できる、ジャズ・バレエのダンサーです。
テーマパークダンサーを目指すのであれば、ジャズとバレエは必須のジャンルになります。
パペティアとは?
パペティア、という単語はあまり聞きなれないかもしれませんが、ショーを上演するうえでとても大切な存在なんですよ!
パペティアが活躍するのは、東京ディズニーシーの「キングトリトンのコンサート」です。
アリエルと一緒に、360度ゲストに囲まれたステージで、パフォーマンスをします。
セバスチャンやフランダーのパペットを、いかにリアルに、生きているかのように操れるかが、腕の見せどころです!
筆者はよく、キングトリトンのコンサートに足を運ぶのですが、活き活きとした表情でパペットを操るパペティアのお兄さんたちを目にします。
立ち方や角度、腕の動かし方など、身体全体で感情を表現するために、工夫しながら練習を重ねたのだろうな、というのがゲストにも伝わってきます。
ディズニーダンサー:活躍できる場所
ディズニーでダンサーが活躍するステージはどんなものがあるでしょうか?
パークのプログラムを、いくつかご紹介します。
ただ、オーディションに受かったからといって、どの配役になるかは、わかりません。
ディズニー側が決めることになっています。
どのポジション、役になっても、一生懸命踊るんだ!という覚悟をしてからオーディションに望んでください。
【ランド】パレードダンサー
ゲストとの距離が1番近いのが、パレードダンサーです。
季節限定のパレードでは、ゲストと一緒に楽しめる手遊びタイムなどがありますね。
手遊びタイムの中で、ゲストをいかに参加させ、パレードの世界観に惹き込めるかは、ダンサーの腕の見せどころです!
【シー】ハーバーショー
東京ディズニーシーのショーでは、バージと呼ばれる、船がステージになることもあります。
暗い中、ゲストからは遠目でパフォーマンスをするので、ダイナミックなダンスの表現が必要とされます。
陸上ショーでは、ゲストとのふれあいも!
一方で、陸上のポジションによっては、客席に近いステージで踊ったりすることもあります。
ショーの前にゲストを煽ったりして、ゲストのテンションをあげる前座的な役割を果たすこともあるんです!
筆者は、パイレーツサマーの時に、キャプテンバルボッサの船に手を振ったところ、海賊役のダンサーから、「船長に気軽に手を振るんじゃない!!!」と大声で怒られて大爆笑しました。
彼らは、ダンスが上手いだけでなく、人を笑わせるセンスまで持ち合わせているのだなぁ、とすごく感動した瞬間でした。
ディズニーダンサー:オーディション
いよいよ、本題に入ります!
ここからは、ディズニーダンサー、キャラクターになりたい人のために、オーディションについて解説していきますよ!
まずは、「東京ディズニーリゾート・エンターテイナー・オーディション」のオフィシャルサイトにアクセスしましょう!
2021年度募集の場合、2022年3月31日(木)の時点で18歳以上であることが応募の条件になっています。
つまり、エントリーシートの提出や、審査の時点では、17歳であっても大丈夫ということです。
また、週に3日~5日、3時間~7時間半働けることが条件です。
ダンス経験
ディズニーダンサーのオーディションを受けるのに、ジャズとバレエの経験は必須です。
自分よりダンス歴が長い人と一緒にダンス試験を受けなければならない人もいるでしょう。
ただ、ダンスがいくら上手くても、表情や、コンセプトの表現の仕方がディズニーにそぐわなければ、合格はできません。
同様に、ダンスが誰かより劣っていたとしても、人を楽しませるセンスやタレントをディズニーに認められれば、合格できます。
オーディションスケジュール
2021年度募集の場合、募集要項が開示されたのは2021年7月5日(月)。
エントリーシート提出期限は、2021年7月30日(金)13:00です。
1次審査
1審査は、エントリーシート受付後にオンラインで実施されます。
2021年8月2日(月)13:00以降にダンス動画課題がマイページに表示されます。
ダンス課題を2021年8月20日(金)13:00までに提出することになります。
1次審査の合否通知:2021年9月24日(金)21:00までにマイページでお知らせ
※合否に関わらず
2次審査
2次審査は、以下の日程、場所で対面で実施予定です。
日程:2021年10月6日(水)~10月15日(金)予定
場所:オリエンタルランド舞浜本社 予定
実施内容は、
・ダンス審査
・面接
・体力チェック
・コスチューム制作のための採寸
となっていて、詳細は、1次審査通過者のみにアナウンスされますよ。
2次審査の合否通知(最終合否):2021年12月上旬ごろまでにマイページでお知らせ
※合否に関わらず
入社予定日
合格した方の入社予定日は、2022年4月頃となっています。
ただし、出演プログラムによって入社月が前後する可能性があるそうです。
入社後に順次稽古(リハーサル)がスタートしていきますよ。
キャラクターの場合
キャラクターには、第2次審査との、体力測定とダンス審査はありません。
第1次審査の後、すぐに面接です。
面接
面接の内容も、詳しくは明かされていません。
ただ、エントリーシートの項目をよく読んでおき、それについて聞かれたらどう答えるか、くらいは最低限考えておいたほうが良さそうです。
しかし、直前になって、何を言おうかと考えると、取って付けたような言い方になったり、緊張で頭から飛んでしまったりする可能性があります。
筆者のおすすめは、日々、練習中に感じたことや、誰かのパフォーマンスなどを見て心に浮かんだ言葉を、ノートに書き留めておくことです。
そうすれば、毎日、自分が何を大切にして踊り、何を目指しているのか、自分の言葉で再確認できます。
面接に臨む際は、その日記を読み返して、内容を作るといいでしょう。
ディズニーダンサー:オーディション経験者を探そう
ダンススクールや専門学校の先輩などに、ディズニーのダンサーオーディションを受けたことがある人がいるかもしれません。
日頃から、縦のつながり、横のつながりを意識しておき、オーディション経験者を紹介してもらえそうなツテや、交流を作っておくと良いです。
オーディションの内容がどんなものなのか、事前に聞いておけると、アドバンテージになります。
ディズニーダンサー:過酷な一面
華やかなディズニーダンサーたちですが、過酷な一面もあります。
お給料事情
ディズニーダンサーは、時給制です。
募集サイトには、入社時の時給は1,300円とかいてあります。
キャラクターとダンサーでは、時給のスタートが異なるので注意してください。
パレードが中止になると、お給料は発生しません。
そのため、月に最低いくら給料が入る、という月給の保証はありません。
そのため、他のお仕事と掛け持ちする方もいます。
筆者の知り合いの例だと、昼間はディズニーダンサーとして働き、夜はケーキ屋さんでアルバイトをしていたそうです。
体調・食事の管理
ディズニーダンサーは、暑い中、寒い中、雨の中でも、笑顔で踊らなくてはなりません。
ただでさえスタミナが必要なダンサーのお仕事ですから、万全の体調で臨む必要があります。
季節の変わり目などで体調を崩すなど、もってのほかです。
体調管理の習慣を、今のうちから身につけておきましょう。
ダンサーは、身体が資本なので、食事に関しても気を使うことをおすすめします。
ショーやパレードの衣装が映えるような体型維持も仕事の1つと考えてください。
エンターテイナーを目指す方は、練習や、生活費を稼ぐので精一杯かもしれませんが、トレーニングの一環と考えて、栄養バランスを考えた食事を摂りましょう。
ディズニーダンサー:2つのやりがい
ディズニーダンサーの過酷な面を知って、怖気づいた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ディズニーダンサーという経歴は、自分のダンサーとしての将来を切り開いてくれるステップになってくれるんです。
頑張ってやり遂げる価値があります。
やりがいの1つは、ディズニーのエンターテインメントの一部として、ゲストの笑顔を創れること。
もう1つは、ダンサーとしての将来を切り開けることです。
例えば、ディズニーダンサーから、劇団四季の舞台役者になる方もいます。
また、劇団四季のディズニーミュージカルではたくさんのパペティアが登場しています。
キングトリトンのコンサートのパペティアの経験を活かして、ライオンキングなどのパペティア役をゲットできるかもしれません。
年齢を重ねると、現役は退くものの、ダンス教室の先生や、専門学校の講師としてダンサー人生を歩み続ける方もいます。
専門学校には、テーマパークダンサーを目指すためのコースなどもあるので、ゲスト講師や、専任の講師として雇ってもらえるかもしれません。
例えばあなたがいずれ、フリーとして教室を開いて、ダンスを教えることになったとします。
そうなったとき、「元ディズニーパークダンサー」という肩書きがあるのとないのとでは、どちらの方がよいと思いますか?
みなさん、「元ディズニーパークダンサー」という肩書きがある方を選ぶと思います。
ディズニーダンサーは、それほど、信頼され、評価の高い職業であるということです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
東京ディズニーリゾートで、ダンサーやキャラクターになるためのオーディションと、お仕事内容についてご紹介してきました。
過酷なお仕事ですが、やりがいや、経歴としてのメリットもたくさんありますので、ぜひチャレンジしてください!
この記事を読んでくださった、ディズニーダンサーを目指している方と、いつかパークのプログラムの中でお会いできたら幸いです!
画像提供
@seaofdreams_d
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