映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」あらすじ・キャスト&登場人物・リミックス情報
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のあらすじや登場人物、リミックスに関する情報をご紹介!ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、数々のアメコミ作品で知られるマーベルスタジオから誕生した実写映画作品です。個性豊かな登場人物やアクションとコメディが溢れるストーリーの魅力をキャストを交えながらご紹介します。
こんにちは!アメコミはいつもワクワクしてみています。野良です。
みなさん、すごい勢いでマシンガンを連射するアライグマをCMで見たことはありませんか?
おそらく、それこそこの記事で紹介する映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」です!
かわいらしい動物が火の粉を巻き上げながら敵に銃を連射する…なんともアメリカ的、これぞアメコミ!と喝采(かっさい)を上げたくなるビジュアルだと思いませんか?
筆者も、実際に当時映画館に足を運んで鑑賞したのですが、「ザ・アメコミ!」という感覚にワクワクしたことをよく覚えています。
スパイダーマンやアイアンマンでおなじみのマーベルの作品だけあって、人気次第ではニューヒーローとしてこれから色々な活躍が見られそうなのも楽しみなところ。
今回は、そんなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの魅力をご紹介します。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、数々のアメコミ作品で知られるマーベルスタジオから誕生した実写映画作品です。
キャッチコピーは、「彼らはノリで銀河を救う!」。
主人公はとにかくツキがない男、ピーター・クイル。
幼いころ母をなくした彼は、地球から拉致されてトレジャーハンターとして成長します。
しかし、ピーター・クイルは強力な力を秘めたオーブを盗み出したことをきっかけに、命を狙われる日々を送ることになります。
暗殺者をさしむけられたり、懸賞金をかけられたりと散々な目に。
紆余曲折あって刑務所に入ることになったピーターは、そこで個性豊かな凶悪犯メンバーと手を組み、刑務所を脱走するべくチームを結成。
彼らは、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする敵に立ち向かっていきます。
デッドプール、スパイダーマン、アイアンマンなどなど、マーベルによくある「地球上にいる特殊な人類」という設定ではないのがこの作品の特徴。
舞台は宇宙であり、地球以外の他の星。
出てくるのも宇宙人です!
唯一地球人なのは主人公のピーター。
彼は、幼いころに地球から拉致されてきているので、地球の記憶はそうありません。
しかし、この「宇宙人」という設定を活かして異能力のかっこいいバトルが目白押し!
宇宙空間を生かした演出もありますよ。
スターウォーズのように、登場するシャトルや武器などが凝っていて、メカ好きの方にもおすすめできる作品です。
激しいアクション、個性的なメンツ、マーベルらしいスカッとしたラストが好きな方はぜひ見てみてください!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの登場人物
映画でメインとなる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の5人を紹介します。
ピーター・クイル(キャスト:クリス・プラット)
自らをスター・ロードと名乗るトレジャーハンター。
今作の主人公で、幼いころに地球人の母をなくし、地球の外へ拉致されて育ちました。
彼はとにかく運がない!
カッコつけているのにちょっと間の抜けた空気感が憎めない人物です。
特技は女の子を口説くことと、敵を出し抜く悪知恵。
無限の力を持つオーブを盗み出したことから宇宙の危機に巻き込まれ、刑務所で出会った犯罪者たちとチームを結成することになります。
お宝を手に入れるつもりが、なぜか宇宙を危機から救うことになってしまうヒーロー。
なんだか不思議な魅力を持つ人です(笑)
ガモーラ(キャスト:ゾーイ・サルダナ)
オーブを盗み出したピーターへ差し向けられた美しい暗殺者です。
緑色の肌をした女性で、驚異的な身体能力を誇ります。
最初はピーターを狙っていた彼女ですが、彼に命を救われてチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の一員に。
その後、裏切り者になった自分を追ってきた妹と対決することになります。
ガモーラを演じたゾーイ・サルダナは、映画「アバター」でヒロインのナヴィを演じたことでも有名。
青い肌と緑の肌のキャラクターでは、素顔がよく分かりませんね…。
どちらもエキゾチックで美しいキャラクターです。
ドラックス(キャスト:デヴィッド・バウティスタ)
クイルが盗んだオーブを狙っているロナンという敵に復讐を誓う筋骨隆々の男。
昔、ロナンに家族を殺されてからというもの、彼の命を狙い続けています。
性格はとにかく見た目を裏切らない荒くれ者!
刑務所の中でも、他の犯罪者たちから恐れられるほどです。
しかし、そんないかつい見た目から、時折信じられないほど空気を読まない天然発言が飛び出し、それが映画の中で良いエッセンスになっています。
いい意味で素直なんですよね。
グルート(キャスト:ヴィン・ディーゼル)
「私はグルート」という言葉しか発さない樹木型ヒューマノイド。
セリフはこの一言だけですが、場面によってこのセリフが多様な意味を持ち、観客を笑わせたり泣かせたりします。
年月を経た大きな木のように、仲間たちを包み込む存在。
自らの枝を伸び縮みさせて戦いや防御に利用するほか、植物特有の驚異的な再生能力も有しています。
相棒のアライグマ・ロケットと共に行動していますが、なんと一作目の最後で…(ぜひ、作品をご覧になって確かめていただきたいと思います)。
二作目、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」では一作目とは違った姿を見ることができますよ。
エイリアンばかりで見た目が派手なメンバーの中で、特に異彩を放つビジュアルのキャラクターです。
ロケット(キャスト:ブラッドリー・クーパー)
遺伝子改良によって高度な知能を得たしゃべるアライグマです。
かわいい見た目に反するオッサン具合で、武器のエキスパート。
特に銃火器を手にするとテンションが上がってしまう様子で、アブない高笑いと共にマシンガンを連射している様子は印象に残るのではないでしょうか。
自分のことをアライグマだと言われるのが嫌いで、口も悪い彼ですが、なんだかんだ仲間想いな面も持っています。
特に相棒のグルートとは、本人は認めたがらなくても特別な絆を抱いているようです。
一作目のラストで一見死んでしまったかのように思えたグルートを、必死の思いで救い出して養育中。
ベビー・グルート
マーベル映画は、ヒーロー・ヒロインたちだけでなく敵(ヴィラン)にもファンが多いんです。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにも、かっこいい敵が存在しますよ。
ロナン(キャスト:リー・ペイス)
軍を率いて強大な力を持つオーブを狙っています。
かつてドラックスの家族を殺したこともあり、彼が人生をかけて追う男でもあります。
クイルにオーブを奪われてからは、オーブを取り返すため、暗殺者のガモーラをクイルの元へ送り込みました。
しかし、彼女の裏切りを知り、彼女の養父・サノスと組んで今度は妹のネビュラを刺客として送り込みます。
結果、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々からオーブを奪い取ることに成功。
圧倒的な力で銀河を危機に追い込んでいきます。
サノス(キャスト:ジョシュ・ブローリン)
かつてガモーラを殺人兵器に育て上げた養父。
超能力者のように、瞬間移動やテレキネシスのような力を操ります。
全身が鎧で包まれた見た目は「ラスボス」と呼ぶにふさわしい風格!
同じように彼に育てられた姉妹、ガモーラとネビュラ。
姉妹の葛藤と対立はこの作品のみどころのひとつですし、それを語るうえでこのサノスのキャラクターは欠かせません。
ネビュラ(キャスト:カレン・ギラン)
ガモーラと同じくサノスに育てられ、殺人兵器として恐れられているガモーラの妹。
青い肌に剃り上げた頭という特徴的な外見をしています。
ネビュラ演じるカレン・ギランは実際に髪を剃って役を研究したそうですよ。
彼女は成長の過程で体のほとんどを機械にされてしまったようで、肌から露出する金属からそれを窺うことができます。
サノスを裏切ってクイル側へついた姉・ガモーラとは違い、ネビュラはあくまでサノスとロナンに忠実。
作中で描かれるネビュラとガモーラの戦闘シーンは迫力がありますよ。
続編・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
1作目で評判を得たガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
なんと続編が出ています。
続編「リミックス」では、結局前作では明かされなかった彼の出生の秘密について描かれます。
また、気になるネビュラとガモーラの関係にも進展が。
一作目の個性的なキャラクターにプラスして、さらに個性豊かなエイリアンたちが登場。
グルートがベビー・グルートとしてかわいいちっちゃな姿で登場するのは予告でも流れました。
クイルの育ての親・ヨンドゥもメインキャラクターとして登場するほか、ピーターの実の父親・エゴも登場!
このエゴがただの宇宙人ではなく、なんと驚きの正体を持っています。
そんな彼が宇宙の危機を引き起こし、クイルをはじめとしたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーはその危機に直面。
「さて、宇宙はまたもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの手によって危機から救われるのか!?」という内容。
前作に引き続き、壮大なSF活劇の中にあるコメディ要素が絶妙な作品です。
この作品のテーマは、なんといっても「家族」でしょう。
作中にはピーター・クイルの父親が二人出てきます。
ひとりは、幼いクイルを地球から拉致してきて育てた養父・ヨンドゥ。
ひとりは、クイルの実の父であるエゴ。
家族とは血のつながりなのか?
ぜひ実際に映画を観てみて、ラストを確かめてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの魅力をお伝えしました。
この映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の良いところは、良くも悪くも「ヒーローもの」というふうには見えないところ。
何しろ全員、スタートは犯罪者です(笑)
出会いが刑務所ですからね!
「正義が悪を倒す!」というコンセプトではなく、「犯罪者がなんとなく流れで宇宙を救うことになった」(というより、いつのまにか自分たちが宇宙最後の希望になっていた)というノリが見ている人の笑いを誘います。
もちろん笑えるだけではなく、虐待のような育ち方をして暗殺者となったガモーラや、家族を亡くしたドラックスなど、キャラクターひとりひとりの過去を知るとシリアスな面も見えてきます。
はじめは敵同士だったメンバーが、どういう戦いや葛藤を経て仲間になっていくのか。
「友情・努力・勝利!」ではありませんが、これに似た王道少年漫画の流れがあるのが、見ていて心地良い理由なのかも。
また、キャラクターやストーリー以外にも、彼らが乗る乗り物や手にする武器などのデザインも秀逸。
ヴィランであるロナンは、クイルから奪ったオーブを自らの武器に装着して戦うのですが、その武器自体も戦いっぷりもスタイリッシュ!
とにかく「カッコよさ」を重視するアメコミ作品、CGやスタントをフルで使った色々な演出に思わずのめりこんでしまいます。
また、挿入される音楽も注目ポイントです。
というのも、主人公ピーター・クイルは母の形見のカセットテープを大切にしており、これが作中の小道具としてとてもイイ役割を果たしているのです。
とはいえ、そのカセットテープの中身に入っている音楽は映画オリジナル音楽ではありません。
実際に1970~80年代で流行していたデヴィッド・ボウイやジャクソン5などの楽曲がミックスされて収録されているのです。
クイルのカセットテープはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのサントラCDとして発売されていますので、映画を観て気に入った方はそちらもチェックしてみてくださいね。
繰り返しますが、アメコミなので、派手な演出を何も考えずに楽しめます。(笑)
ぜひ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを見てみてくださいね☆
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