【1番詳しいストーリー考察】スプーキーブーパレードは2023年で完結した！？2024年の開催はないのか

こんにちは！
アンダー・ザ・シーに住むのが夢、るんにゃんです。

今回は、ハロウィンの大人気パレード「スプーキー”Boo!”パレード」のストーリーを徹底考察！
2023年でストーリーが完結したのではないか、2024年の開催はないのではないか、という噂の真相も徹底調査しました◎

スプーキー”Boo!”パレードの歴史

スプーキー”Boo!”パレードの歴史

まず最初に「スプーキー”Boo!”パレード」の歴史を振り返っていきましょう！

「スプーキー”Boo!”パレード」は、2018年のディズニー・ハロウィーンで初めて開催されました。
以降は毎年開催されていましたが、2020年と2021年はコロナ禍の影響で中止。

2022年は「スプーキー”Boo!”パレード」が公演されましたが、コロナ前の演出から一部が変更されたバージョンでの公演となっていました。
そのため、2022年の「スプーキー”Boo!”パレード」は、フロート停止の演出はありませんでしたよ。

本格的に「スプーキー”Boo!”パレード」が再開したのは、2023年のこと。
2023年の公演はフロート停止の演出も復活しました♡

・【2023】スプーキー”Boo!”パレードの停止位置マップ！待ち時間・フロート・登場キャラクターも

スプーキー”Boo!”パレードのストーリー概要

スプーキー”Boo!”パレードのストーリー

続いて、「スプーキー”Boo!”パレード」のストーリーを見ていきましょう！

ディズニー公式サイトには、「ゴーストたちがミッキーマウスやディズニーの仲間たち、そしてゲストの皆さまをゴースト流のゾクゾクワクワクする世界へと誘うパレードです。」と書かれています。
この説明の通り、「スプーキー”Boo!”パレード」にはミッキーたちディズニーの仲間たちと、ゴーストが登場するんですよ！

それぞれ、ディズニーランドの各テーマランドをモチーフにしたフロートに乗り、ミッキーたちはゴーストらしい衣装に身を包んで登場します！

スプーキー”Boo!”パレードのストーリーを徹底考察

スプーキー”Boo!”パレードを徹底考察

ここからは、「スプーキー”Boo!”パレード」のストーリーをを徹底考察していきます！
気になるポイントや、注目すべきポイントをご紹介しますね♪

①スピールが他のパレードと違う！

「スピール」とは、キャストがゲストに対して案内をすることです。
パレードやショーが始まる前に、パーク内のスピーカーを通じてスピール（アナウンス）が流れます。

スピールが行われるのは、60分前、30分前、15分前、5分前、直前の合計5回！
「スプーキー”Boo!”パレード」のスピールは、他のパレードやショーと異なり、各回でアナウンスの内容と音に違いがあります。

まず、60分前と30分前スピールは、他のパレードやショーと同じように、一般的なスピールとして流れます。

その後、「スプーキー”Boo!”パレード」のスピールは、15分前から違いがハッキリと見えてきますよ。

60・30分前スピールと15分前スピールを比較すると、以下の2点に違いがあります。
・60分前と30分前スピールでは「妖しくも楽しい、ゴーストの世界を体験しましょう。」と言っていたのに、15分前スピールでは「妖しくも美しい、ゴーストの世界を楽しみましょう。」に変わっている。

・60分前と30分前スピールは他のショー・パレードと同じようなスピールだったのに、15分前スピールでは少しテンションが高めに聞こえる。

このことから、「スプーキー”Boo!”パレード」はスピールから物語が始まっている、ということが分かります。
それでは、5分前スピールと直前スピールも見てみましょう。

5分前スピールからは、よりスピールの音声に注目して聞いていただきたいです！

直前スピールは以下の通りです。

黄色マーカーの部分は、音声が二重に聞こえる部分となっています。(※スピーカーの影響ではなく、演出の1つと考えられます。)
5分前スピールから音声が二重に聞こえるようになり、直前スピールでは、ほとんどの部分が二重に聞こえるようになります。

また、太字にしている部分が、60分前～直前スピールにかけて、徐々に変化していますよね。
60分前スピールでは「ゴーストの世界を体験する」とアナウンスされていたのに、直前スピールでは「二度と戻れないゴーストの世界に行く」とアナウンスされています。

まるで、スピールのアナウンスもゴーストに乗っ取られてしまっているかのよう…。
二重に聞こえる部分が、ゴーストの声と重なっているとも考えられます。

②ミッキーたちの衣装が徐々に変化している

次に注目したいのは、ミッキーたちが着ているゴースト風の衣装です！
初演となった2018年と、最新の2023年を比較してみましょう。

ミッキーのスプーキー”Boo!”パレード衣装(2018年)

こちらは、2018年の「スプーキー”Boo!”パレード」で、1回目のフロート停止の演出後に衣装チェンジをした状態のミッキーです。
「スプーキー”Boo!”パレード」では、1回目のフロート停止後に衣装チェンジをする演出があり、衣装チェンジ後はゴースト風の衣装になるんですよ！(※胸元がスケルトンのように骨が透けて見えています。)

ミッキーのスプーキー”Boo!”パレード衣装(2023年)

こちらは2023年の、同じく1回目のフロート停止後のミッキーです。
おおまかな衣装の形・デザインに違いはありませんが、注目していただきたいのは衣装の色です！

2018年と2023年では、色が抜け、白や青が基調となっていますよね。
ちなみに、2019年は衣装の一部が白っぽく色が抜けており、色が徐々に変化しているようにも見えます。

この衣装の変化から考えられるのは2つの説。
①ミッキーたちが徐々にゴーストに近づいている
②カラーからモノクロへ時間が逆行している

①については、「スプーキー”Boo!”パレード」のストーリーから考えても、可能性が高い説かと思います。
公演回数を重ねる度、徐々にミッキーたちがゴーストに近づいている、というストーリーはパレードの内容にもピッタリですよね。

②については、2023年の「スプーキー”Boo!”パレード」で、ワンマンズ・ドリームの楽曲が使われていたことから広がった説です。
ワンマンズ・ドリームⅡというショーが過去に公演されていましたが、モノクロの世界からカラーの世界へ変化するシーンがオープニングとして使われていました。

ワンマンズ・ドリームⅡは過去から未来へ進みますが、果たしてゴーストに”未来”はあるのか？
このことから、「スプーキー”Boo!”パレード」は未来から過去へ逆行するような演出を加えているのではないかと考えられます。

③フロートはディズニーランドの各テーマランドがモチーフ

「スプーキー”Boo!”パレード」のフロートは、全てディズニーランドの各テーマランドがモチーフとなっています。
ここでは、例としてミッキーが乗っているフロートを見てみましょう！

「スプーキー”Boo!”パレード」のシンデレラ城フロート(正面)

こちらが、正面から見たミッキーが乗っているフロートです。
フロート前方にはカボチャモチーフのミッキーシェイプや、ジャックオーランタンのような顔のついたカボチャでデコレーションされています。

「スプーキー”Boo!”パレード」のシンデレラ城フロート(側面)

続いて、ミッキーのフロートを側面から見てみましょう！
右手が前方、左手が後方、右手に向かってフロートは進んでいきますよ。

側面にはゴーストが3人、ベンチに座ったり、TODAYを読んだり、ソフトクリームのようなものを食べていますね。
その後方には墓石、そしてゴーストたちに取り囲まれたお城がそびえ立ちます。

このお城、見覚えがありませんか…？
前述の通り、フロートは各テーマランドがモチーフとなっていますので、このお城はシンデレラ城と考えられます♪

しかし、雰囲気や色がいつものシンデレラ城とは違いますよね。
このことから考えられるのが、ゴーストに乗っ取られたシンデレラ城(ディズニーランド)を表しているのではないか、という説です。

なぜシンデレラ城(ディズニーランド)を乗っ取るの？という点は、次項で考察していきますよ！

④スプーキー”Boo!”パレードの目的は？

続いて、「スプーキー”Boo!”パレード」の目的を考えてみましょう。
まずはパレードのストーリーを振り返っていきます。

ディズニー公式サイトの説明では、「ゴーストたちがミッキーマウスやディズニーの仲間たち、そしてゲストの皆さまをゴースト流のゾクゾクワクワクする世界へと誘うパレードです。」と書かれています。
しかし、直前スピールでは「この世のものとは思えないほど、素晴らしいゴーストの世界。皆さんもディズニーの仲間たちと一緒に、二度と戻れないゴーストの世界に、行くのです…。」とアナウンスされていました。

このことから、「スプーキー”Boo!”パレード」の目的は、私たちゲストをゴーストの世界へ連れて行くこと、と考えられます！
また、パレード前のダンスレクチャーパートでは、ゴーストマスターが「ゴーストになる練習を始めましょう。」と言っているので、私たちゲストはゴーストになる必要があるようですね。

ディズニーの仲間たちもゴーストにしているのは、私たちゲストが抵抗なくゴーストの世界へ向かうように、という作戦なのではないでしょうか？
ミッキーたちが率先して「ゴーストの世界へ行こう！」「ゴーストの世界は楽しいよ！」とゲストを誘ってくれれば、ゲストはミッキーたちについていくのでは？と考えているのかもしれません。

なぜゲストをゴーストの世界へ連れて行きたいのか、という点についてはパレード内で深く語られることはありません。
しかし、ホーンテッドマンションが1000人目の亡霊を探しているように、ゴーストたちも同じように仲間を探しているのかも…。

⑤ゴーストマスターは何者？

パレード中に流れる”いい声”の主のことを「ゴーストマスター」と言います。
ゴーストマスターこそ、この「スプーキー”Boo!”パレード」を主催している、ゴーストの中のトップと言える存在です。

では、ゴーストマスターとは何者なのか、考えてみましょう！

ゴーストマスターは、パレード中はミッキーと一緒にいるシーンが多く見られました。
2023年版では、ミッキーとゴーストマスターの声が重なったり、ミッキーの語尾がゴーストマスターの「～ですぞ」になっていたりと、ミッキーとゴーストマスターがリンクしているかのような演出が多々ありました！

また、2023年版のゴーストマスターのセリフに「永遠に完成しない、この素晴らしき世界を。」というものがありました。
ミッキーのフロートではワンマンズ・ドリームの楽曲がBGMとして使用されてもいました！

ワンマンズ・ドリームは、英語で書くと「One man’s」と書くことができるので、ウォルトのことを指していると言えます。
「永遠に完成しない～」というセリフも、まるでウォルトのセリフそっくり！

このことから、ゴーストマスターについて考察できるのは、以下の2つの説です。
①ゴーストマスター＝ウォルト・ディズニー
②ゴーストの世界を発展させるため、ウォルトの真似をして人気者のミッキーたちを呼び込もうとしている

まず最初に思いつくのが、実はゴーストマスターがウォルト・ディズニーなのではないか、という説です。
しかし、ウォルトのセリフにそっくりというだけで、他に確証を得ることはできませんね。

続いて、ゴーストマスターがウォルトの真似をしている、という説ですが、①よりも可能性が高いと筆者は考えています！
仮定として、ゴーストの世界に何か問題があって、どうしてもゴーストの世界を発展・発達させなければならない状態になってしまったとしましょう。

そのために、誰か人気者をゴーストの世界に呼びたい…そこでミッキーに目を付けた。
ミッキーはディズニーキャラクターの中心的存在ですし、世界的にも有名で、人気もバッチリですよね◎

そこで、ゴーストマスターは、ミッキーの生みの親でもあるウォルト・ディズニーの真似をしようと考えた。
ディズニーランドと対となるように、ゴーストランド(＝フロート)を生み出して、ミッキーたちにもパレードに参加してもらうことに。

そのパレードにはミッキーたちを身に人々が集まるから、その場でゴーストになるダンスをしてもらえば…？
パレードを見にきたゲストを、まるっとゴーストの世界へ引き込むことができますよね。

スプーキー”Boo!”パレードは2023年で完結した？2024年は開催なし？

スプーキー”Boo!”パレードは完結したの？

最後に、SNSなどで噂となっている「スプーキー”Boo!”パレードが完結した」という話は本当なのか、調査してみました！
「2023年が最後のスプブになる」「2024年は開催されない」と言われていますが、根拠はあるのでしょうか？

◆2024年の秋の新規パレードのダンサー募集が出てしまった！

オリエンタルランドやディズニーリゾート公式からの発表ではないのですが、2024年の秋の新規パレードのダンサー募集というものがSNSで広がってしまい、憶測が広がる事態となってしまいました。

確証のない話ではありますが、実際にダンサーの募集があったとすれば、2024年度に「スプーキー”Boo!”パレード」が開催される可能性は低めになっていると考えられます。

◆2023年のスプーキー”Boo!”パレードのセリフが最終日だけ変更されていた！

2023年の「スプーキー”Boo!”パレード」では、最終日である10月31日に、一部のセリフが最終日だけ変更されていました！
このセリフを聞くと、「スプーキー”Boo!”パレード」の物語は完結し、2024年には開催されないのでは？と感じてしまいます。

変更されていたのは、パレード終了後に流れる、ミッキーとゴーストマスターのアナウンスです。

通常バージョンは下記のとおりです。

「全ての仲間たち」だったものが「全てのゴーストたち」に変わっていますから、私たちゲストもゴーストになってしまったことを示唆しているのではないでしょうか？
また、「私たちは、永遠を手にしたのですぞ！」「そう、この場所で！ですぞ～」というのも、ゴーストの世界ではなく、あくまでもディズニーランドで、という意味にも捉えられますので、ディズニーランドがゴーストたちに乗っ取られてしまった、という可能性も考えられますよね。

バッドエンドと言いますか、メリーバッドエンドと言いますか…。
ゴーストマスターの企みが成功したとも思えるセリフになっています。

そして「またいつでもお会いしましょう」だった部分が「幸せな時間をありがとう」に変わっているため、今までの感謝を最後に述べているようにも思えます。

まとめ

いかがだったでしょうか？
今回は、ディズニー・ハロウィーンの人気パレード「スプーキー”Boo!”パレード」を徹底考察してみました！

筆者としては、2024年以降に「スプーキー”Boo!”パレード」が開催される可能性は低いと考えています。
予告なしで終わってしまうのは残念ですが、最終日のセリフが全てを物語っているのかな、と感じました…。

▼歴代スプーキーブーパレード情報
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・2018年