「ルーカスフィルム」って何?巨匠ジョージ・ルーカスの代表作や歴史、人物像を徹底解説!
ディズニー好きなら1度は聞いたことがある「ルーカスフィルム」。映画『スターウォーズ』に関する何か、ということは分かっていても、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。今回は「ルーカスフィルム」と巨匠ジョージ・ルーカスを徹底解説します♡代表作や歴史など知られていない秘密が多くあるので、参考にしてくださいね!
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回紹介するのは、「ルーカスフィルム」。
ディズニープラスを利用している方は「ルーカスフィルム」と言えば『スターウォーズ』に関する何か、と理解しているかもしれません。
しかし、詳しい歴史は知らない方も多いのではないでしょうか。
本記事を読めば「ルーカス・フィルム」の歴史と代表作、そして映画界を代表する巨匠「ジョージ・ルーカス」を知ることができますよ!
歴史や監督を知ると、作品を見るときにより楽しめるでしょう。
映画観賞前に読んで、参考にしてくださいね♡
・「ルーカスフィルム」の歴史
・「ルーカスフィルム」の代表作品
- ①『スター・ウォーズ』シリーズ
- ②『インディ・ジョーンズ』シリーズ
- ③その他
・「ジョージ・ルーカス」ってどんな人?
- ◆ジョージ・ルーカスのプロフィール
- ◆ジョージ・ルーカスの少年時代
- ◆「ルーカスフィルム」の誕生
「ルーカスフィルム」って一体何?
はじめに「ルーカスフィルム」とは何かを解説します。
「ルーカスフィルム」とは、1971年にジョージ・ルーカスが設立した映像制作会社です。
映画の特殊撮影や視覚効果、サウンド、コンピューター・アニメーションのパイオニアとしても有名で、他社の映画制作にも数多く参加しています。
「ルーカスフィルム」の本社があるのは、アメリカにあるカリフォルニア州のマリンカウンティ。
ルーカスフィルムの本社があるこの一帯は「スカイウォーカーランチ」と呼ばれています。
選ばれた人物しか入ることができない「スカイウォーカーランチ」は、住所さえも一般には公開されていません。
敷地に入れない一般のファンのなかには、スカイウォーカーランチの内部を一目でも見るために軽飛行機で上空から見学する方もいるんだとか!
「ルーカスフィルム」の歴史
続いて「ルーカスフィルム」の歴史を年表形式で紹介します。
◆1971年
『スター・ウォーズ エピソード4』に今までの映画にはない’’特撮技術’’を取り込むため、独自のチームが作られます。
これが「ルーカスフィルム」のはじまりとなりました。
集められたのは大学生やエンジニアなど多岐にわたり、メンバーは「インダストリアル・ライト&マジック」(略称:ILM)と名付けられました。
◆1977年
『スター・ウォーズ エピソード4』公開後、ILMは解散。
◆1978年
新たなILM開設。
◆1979年
コンピューター・アニメーション部門設立。
のちにCG部門は独立し「ピクサー」となります。
◆1986年
ルーカスフィルムが映像制作を務めた、ディズニーのアトラクション『キャプテンEO』がオープン。
これをきっかけに、ディズニーとルーカスフィルムの繋がりが生まれます。
この年には、CG部門から独立した「ピクサー」がスティーブ・ジョブズへ売却されました。
◆1987年
ルーカスフィルムが映像制作を務めたアトラクション『スター・ツアーズ』がオープン。
◆1995年
「ルーカスフィルム」が製作した映画を元にしたアトラクション『インディ・ジョーンズ・アドベンチャー』がディズニーパークにオープン。
◆2006年
アニメーション製作会社「ルーカスフィルム・アニメーション」設立。
◆2012年
「ルーカスフィルム」が「ウォルト・ディズニー・カンパニー」に買収されます。
買収額は現金と株式合わせて40億5000万ドル相当(約3200億円)と言われています。
ジョージ・ルーカス本人も会社から身を引き、後任の社長として映画プロデューサーのキャスリーン・ケネディを指名しました。
幼い頃からディズニーのファンだったと公言しているルーカスは「今回の買収によりルーカスフィルムが得られる強さは大いにある」「自分が会社を去っても『スターウォーズ』は今後100年続く」と語っていたそう。
「ルーカスフィルム」の代表作品
「ルーカスフィルム」が制作した代表作をご紹介します。
①『スター・ウォーズ』シリーズ
公開年 | タイトル |
---|---|
1977 | スター・ウォーズ |
1980 | スター・ウォーズ/帝国の逆襲 |
1983 | スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 |
1999 | スター・ウォーズ エピソード4/ファントム・メナス |
2002 | スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 |
2005 | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 |
2015 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒 |
2016 | ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー |
2017 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ |
2018 | ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー |
2019 | スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け |
▼『スター・ウォーズ』の詳細はこちら
・【完全版】スターウォーズの世界で起こった「戦い」を時系列で徹底解説!
②『インディ・ジョーンズ』シリーズ
公開年 | タイトル |
---|---|
1981 | レイダース/失われたアーク《聖櫃》 |
1984 | インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 |
1989 | インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 |
2008 | インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 |
2023(予定) | インディ・ジョーンズと運命のダイヤル |
▼『インディ・ジョーンズ』の詳細はこちら
・【2023年夏】最新作『インディ・ジョーンズ5』公開情報まとめ!ハリソン・フォードも続投!
③その他
公開年 | タイトル |
---|---|
1973 | アメリカン・グラフィティ |
1988 | ウィロー |
「ジョージ・ルーカス」ってどんな人?
数多くのヒット作を生み出してきた「ジョージ・ルーカス」の人物像を紹介します。
◆ジョージ・ルーカスのプロフィール
本名:George Walton Lucas Jr.
生年月日:1944年5月14日(78歳)
出身地:アメリカ・カリフォルニア州
職業:映画監督・映画プロデューサー・脚本家・実業家
活動期間:1965年~
今も尚、ハリウッド映画界を牽引し続けるジョージ・ルーカス監督。
最も成功した映画作家の1人として、スティーブン・スピルバーグ監督、ジェームズ・キャメロン監督と肩を並べています。
アメリカで発行されているフォーブス誌が発表した「アメリカで最も裕福なセレブリティ」にてトップに選ばれたこともある著名人です。
◆ジョージ・ルーカスの少年時代
ジョージ・ルーカス監督は、幼少期から映画やマンガに熱中していたそう。
テレビで放映されていた「連続活劇」と呼ばれるアクションを主題にした短編映画に夢中になっていたと言います。
高校時代のジョージ・ルーカスは、「カーレース」に熱中。
好きなことにのめり込みやすい性格だったようです。
ジョージ・ルーカスの転機となったのは、高校卒業直後に遭った自動車事故。
奇跡的に死を逃れましたが、自分の人生を考え直すキッカケになったと言います。
大学で映画の勉強をしたジョージ・ルーカスは、オリジナルの短編映画を数多く制作します。
その後、ワーナースタジオでの研修中に、フランシス・フォード・コッポラ監督と出会い意気投合。
2人はハリウッドのシステムに強制されることのない、映画製作者のための環境を作ることを目指しました。
◆「ルーカスフィルム」の誕生
最初は、コッポラ監督が設立した映像制作会社の副社長として活動していたルーカスでしたが、後に独立。
1971年に「ルーカスフィルム」を設立します。
2012年にルーカスフィルムは「ウォルト・ディズニー・カンパニー」に買収され、ジョージ・ルーカスは会社から身を引きます。
しかし、彼はルーカスフィルムで得た利益の大半を「慈善事業」に寄付する意志を表明。
古い映画の保存と修復を行う慈善団体や、がんの撲滅を目指す非営利団体、難病を抱える子供の夢の実現を手伝うボランティア団体などに寄付を行なっているといいます。
なぜこのような行動を起こせるのか?
インタビューに対しジョージ・ルーカス監督は「過去41年間、自分の時間と資金をほとんど会社(ルーカスフィルム)に費やした。今後は、新しい人生として人道的な活動にいままで以上の時間と資金を投じていける」と話したそうですよ。
まとめ
「ルーカスフィルム」そして、ジョージ・ルーカスを紹介しました。
ルーカスフィルムの代表作は1度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
監督や会社の歴史を知るとどういった経緯を経て、世界中で愛される作品が生み出されたのかが感じられるので、作品をより面白く興味深く見ることができますよ。
今後も「ルーカスフィルム」そして、ジョージ・ルーカスの活躍に期待したいですね。
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