ディズニーのフロートの仕組みを解説!どうやって動いている?歴代パレード登場のフロート紹介
東京ディズニーリゾートのパレードで使用されている「フロート」の秘密を徹底解説!ディズニーのフロートはどうやって動いているのか、その仕組を解説します♪歴代パレードで使用されてきたフロートを元に、フロートの特徴や変わった演出方法についても紹介しますよ。
こんにちは! ディズニー大好きアラサー主婦のmonpyです。
今回は、ディズニーのフロートの秘密を解説!
ディズニーリゾートのパレードに欠かせない「フロート」の仕組みや秘密を探ります♪
- ディズニーランドのフロートの歴史
- ディズニーのフロートの台数
- フロートの語源・由来
・ディズニーのフロートの仕組み
- ◆フロートはどうやって動いている?
- ◆フロートには運転手がいる?
・ディズニーのフロートはどこに保管されているの?
・ディズニーのフロートの特徴や種類を歴代フロートを元に解説!
- ディズニーランド初のフロートはシンプル
- まるで意思を持って動くフロート!?
- 巨大なバルーンのフロート!
- フロート内にキャラクターが隠れている?
- フロート上にアイスリンク?スケートを楽しむミッキーとミニー
- ミッキーがフロート間を移動!6変化ミッキー!
・ディズニーのフロートをモチーフにしたグッズ紹介
ディズニーのフロートとは?
ディズニーのフロートとは、パレードでキャラクターたちが乗っている乗り物のことです。
フロートには、パレードのテーマや世界観にあわせた様々な装飾が施されていますよ。
ちなみに、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで上演される水上ショーで使用される船は、「フロート」ではなく「バージ」と呼ばれています。
ディズニーランドのフロートの歴史
ディズニーランドのパレードでは、最初に公演されたパレードプログラム「東京ディズニーランド・パレード」から現在まで、数々のパレードが開催されてきました。
お昼のメインパレードだけでも、パークオープン以来、約3年~5年スパンでプログラムが入れ替わり、全部で11種類ものパレードが行われてきたんですよ。
それら全てのパレードで複数のフロートが使用されてきたと考えると、パークオープンから今までどれほど多くのフロートが登場したのか、想像するとびっくりしてしまいますよね!
ディズニーのフロートの台数
1つのパレードに登場するフロートの台数は、10台~20台ほどです。
通年行われている昼のパレードと夜のパレードに加え、季節イベントごとにその都度イベント限定のパレードが登場します。
そのため、ディズニーランドでは、1日に合計50台ほどのフロートが稼働していることになります!
フロートの語源・由来
「フロート」という言葉は、ディズニーの専門用語ではなく、一般的に使われている言葉です。
パレードなどに使用される台車や山車のことを意味しますよ。
フロートの歴史をたどれば、中世ヨーロッパでキリスト受難劇の移動舞台として使用されていたのが起源と言われています。
現在も、「ニューオーリンズ・マルディグラ」や、日本の「博多どんたく」などの伝統的な祭り行事等で、飾りつけをした台車などを用いられていますよ。
「フロート」という言葉自体は、「float(浮く)」という意味。
元々は運河に浮かべて川岸の参加者が引っ張って移動させる方法を取っていたことに由来しています。
ディズニーのフロートの仕組み
続いて、ディズニーのフロートの仕組みについて解説します!
◆フロートはどうやって動いている?
ディズニーのフロートの基本的な動力は、電気。
バッテリーを搭載した電気自動車がフロートの正体です。
そのため、まれに、フロートが不具合を起こし、パレードの途中でフロートが動かなくなってしまうというアクシデントも。
途中でフロートが止まってしまうと後続のフロートも動けなくなってしまうため、パレードの音楽は流したまま、一時的に全体の進行が停止します。
どうしても復旧しない場合は、黒い小型の運搬車のような車がフロートを引っ張る形で移動させる対応が取られています。
◆フロートには運転手がいる?
ディズニーのフロートは全自動ではなく、実はフロート1台1台に運転手の方が乗っていて、操作して動かしているんだとか。
ゲストからは運転手の方の姿は見えないような仕組みになっているため、まさか中に人がいるなんて信じがたいですよね!
パレードルートにはカーブがあり、パレード開催時にはルートの周囲をたくさんのゲストが囲んでいます。
突然お子さまのゲストなどが飛び出してきてしまう可能性などもあるため、フロートの操作をする運転手さんと、フロート付近でフロートの誘導を行うキャストさんの連携によって、フロートを安全に走行させているんですよ。
ディズニーのフロートはどこに保管されているの?
毎日パレードを行っているディズニーランドで、フロートはどこに保管されているのでしょうか?
フロートはかなり大きいため、広い場所でないと保管できませんよね。
都市伝説などの噂では、「ディズニーランドの地下には広大な地下空間があり、パレードなどのフロートもすべて地下倉庫に収納されているのではないか」という説があります。
しかし、実際には、パレードのフロートはパークの裏側にあるバックヤード内の巨大な倉庫に保管されているようです。
一説にはイッツ・ア・スモールワールド裏にある大きな倉庫がパレードのフロート倉庫ではないかと言われています。
フロートは、ほとんどのパレードで、ファンタジーランドのホーンテッドマンション横をスタートし、トゥーンタウンに到着するルートで走行します。
トゥーンタウンの裏からファンタジーランドの裏に繋がる場所(つまりイッツ・ア・スモールワールド裏あたり)に倉庫があれば、効率よくフロートを移動させられそうですね。
ディズニーのフロートの特徴や種類を歴代フロートを元に解説!
ディズニーのパレードで使用されるフロートは、すべて同じ仕組みで動いています。
しかし、フロートのデザインは、千差万別!
フロートのデザインはパレードの内容によって毎回大きく変わり、その種類は、無限に増え続けています。
フロートの中には、プラスアルファの機能がついているフロートもありますよ♪
光る装飾がされているタイプや、パレードの途中で停止をするタイプ、フロート上で装置が稼働するタイプなど、フロートにはゲストを喜ばせる工夫に溢れています。
そんな多種多様なフロートの中でも、歴代パレードで印象的だったフロートを解説していきます♪
ディズニーランド初のフロートはシンプル
ディズニーランドの開園初日からスタートした「東京ディズニーランド・パレード」で使用されたフロートは、現在のパレードフロートのベースとなるようなシンプルなデザインでした。
キャラクターたちを乗せてパーク内を回るための乗り物という、フロートの基本型デザインです。
まるで意思を持って動くフロート!?
1985年~1995年に行われていたナイトパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード」では、カメやてんとう虫、かたつむりなどの形をした小型のフロートが登場。
この小型のフロートは、まるでキャラクターのように動き回り、ゲストの方に近づいて来るというかわいらしい演出がありました。
フロート自体がまるで意思を持って生きているかのような動きをする演出は、印象に残っているという方も多いのではないでしょうか?
巨大なバルーンのフロート!
1991年~1993年に行われたお昼のパレード「ディズニー・パーティグラ・パレード」では、高さ12メートルもある巨大なバルーンフロートが登場しました。
ミッキーやミニーの特大バルーンは、遠くからでも一目瞭然!
インパクトも特大です!
フロート内にキャラクターが隠れている?
1995年~2001年に行われていたナイトパレード「ディズニー・ファンティリュージョン!」では、フロート内にキャラクターが隠れていて、途中パレードが停止した際に登場し、ゲストの近くまで降りてくるという演出がありました。
一見するとキャラクターたちが乗っていないフロートなのかと思いきや、キャラクターたちが近くまで来てくれるというサプライズ演出です♪
フロート上にアイスリンク?スケートを楽しむミッキーとミニー
2009年~2010年のクリスマスイベントに登場した「ホワイトホリデーパレード」では、フロート上にアイスリンクが登場し、ミッキーとミニーがスケートを披露!
フロート上のアイスリンクは本物の氷でできたリンクではなく、ミッキーとミニーはインラインスケートのような靴を使用して滑っていたようです。
ロート上でスケートとは、意表を突いた演出方法ですね。
ミッキーがフロート間を移動!6変化ミッキー!
2010年~2012年に行われていたイースターイベントでのパレード「ディズニー・イースターワンダーランド」では、ミッキーがフロートからフロートへと移動し、6種類のコスチュームの早着替えを行うという異例の演出がありました。
フロート内にエレベーターのように上下に動く装置が内蔵されていて、ミッキーがパレードルートへと降りていき、走って次のフロートに移っていくという、前代未聞の演出でした!
ディズニーのフロートをモチーフにしたグッズ紹介
最後に、ディズニーのパレードのフロートをモチーフにしたグッズをご紹介します♪
現在東京ディズニーランドでは、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のフロートをモチーフにしたミニブロックセットが15,000円で販売中です♪
フロートの細部まで再現されたデザインで、お子さま向けというよりも大人が鑑賞用に欲しいクオリティのグッズです。
まとめ
以上、ディズニーのフロートについて解説しました♪
パレードを見るときには、フロートについても意識している観てみると、さらに楽しくなるのではないでしょうか?
ぜひフロートにも注目してみてくださいね。
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