USJのアトラクションで起こった過去の事故&安全性を徹底調査!
大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のアトラクションで過去に起こった事故・事件についてまとめています。USJでは、ゲストが安全に楽しめるように日々の点検や避難誘導トレーニングを行っています。また、アトラクションの緊急停止はゲストの安全を守るために必要な停止ですので、「緊急停止=怖い」と思わずに安心してアトラクションに乗車してくださいね!
こんにちは!USJ大好き関西人のyacoです。
1シーズンに1回は必ず家族とパークに訪れています。
小さな子供を連れていくと心配になってしまうのが、アトラクションなどの安全性。
ジェットコースターが緊急停止してゲストが宙吊り状態に…なんてニュースが報道されていたら、ついつい気になってしまう方も多いのではないでしょうか?
安心してください!
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)では、毎日多くのクルーがゲストの安全を守るために施設点検・調整をしっかり行っているので、事故が起こらないよう最大限の努力がされているんですよ。
今回は、USJで過去に起こった事故やその原因をまとめつつ、パークの安全性について徹底解説していきます!
- ◆2001年:ジュラシックパーク・ザ・ライド
- ◆2004年:E.Tアドベンチャー
- ◆2012年:ウォーターワールド
- ◆2017年:JAWS
- ◆2018年:ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
- ◆2018年&2019年:ザ・フライング・ダイナソー
- ◆2021年:停電により全アトラクション停止
・USJアトラクションの緊急停止はよくあること?
USJのアトラクションで過去に起こった事故
USJでは、安全なパーク運営のために日々調整や点検が入念に行われています。
しかし、過去には怪我人を出してしまうような事故も…。
まずは、USJのアトラクションで起こった事故・火災について調べてみました。
◆2001年:ジュラシックパーク・ザ・ライド
2001年8月14日(火)、「ジュラシックパーク・ザ・ライド」のアトラクション内で、植物性の油が漏れる事件が発生しました。
油は恐竜を動かすためのもので、霧状になってゲストに降りかかったことで目の痛みなどを訴えるゲストが多発したそうです。
幸い症状は軽かったようで、ジュラシックパーク・ザ・ライドは1時間20分の停止後復旧しています。
◆2004年:E.Tアドベンチャー
2004年11月、E.T.アドベンチャーでクルーが下げた安全バーに手首を挟まれ、手首に腫瘤ができる事故が起こっています。
E.T.アドベンチャーは、過去に存在していたUSJの人気アトラクションです。
こちらの事故で被害女性はUSJに対して損害賠償を求めており、USJは解決金として1400万円を被害女性に支払っています。
ゲストの安全を守る安全バーで、事故が起きるのは不安ですよね…。
現在は多くのアトラクションでゲストが自ら安全バーを下げるようになっているのでご安心を!
安全バーを下げる際は手や荷物を挟んでしまっていないか確認しましょう!
◆2012年:ウォーターワールド
2012年11月3日(土)、ウォーターワールドの待ち列内。
順番待ちの列に立ててある柵を乗り越えようとした男性が柵ごと転倒し、その際に接触した女子大生に怪我を負わせるという事件が発生しています。
女子大生は背骨圧迫骨折の重傷を負ってしまったようです。
怪我を負わせてしまった男性は「クルーを呼んでくる」と言い残し逃走しています。
ゲスト側がマナーを守っていれば起こり得ない事件だったでしょう。
ひとりひとりのマナーを守る心がけが必要でしょう。
◆2017年:JAWS
2017年10月9日(月)、アトラクションJAWSのボートから黒煙が発生!
ボート後方のエンジンが一部焼けてしまったものの消化器によって直ちに鎮火されたため、この火災事故でのけが人はいなかったそうです!
JAWSのアトラクションは、煙の演出やガソリンタンクの爆破演出など、火気を使ったド派手なシーンが多く取り入れられていますが、リアルな火災は避けたいですよね。
◆2018年:ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
2018年2月28日(水)、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~が上昇中に緊急停止したとニュースになりました。
ゲストは1時間余りの間ライドに取り残されてしまいましたが、けが人は出なかったようです。
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドはジェットコースタータイプのアトラクションですので、緊急停止したと聞くと思わず怖い!と感じてしまうかもしれませんが、この緊急停止はハリウッド・ドリーム・ザ・ライドに何らかのトラブルが発生したため安全装置がしっかり働いたための停止。
もし緊急停止をしていなかったら、大事故に繋がっていたかもしれません。
安全装置によって大きな事故を未然に防止できたのでひと安心です。
◆2018年&2019年:ザ・フライング・ダイナソー
2018年5月1日(火)、ザ・フライング・ダイナソーが緊急停止し、約2時間乗客が宙吊りになってしまう事故が発生し話題になりました。
アトラクションのシステムトラブルが発生し、安全装置が働いたようです。
クルーが避難誘導をして、怪我人はなしとのことですが、約2時間もの長い間宙吊りになってしまったゲストもいたのだとか。
そして、2019年1月1日(火)、同じくザ・フライング・ダイナソーでボルトの落下が見つかりアトラクション運行を見合わせる事故が発生しています。
ボルトは落下物がゲストに当たらないための防護ネットで見つかっており、怪我人はゼロ。
当時乗車していたゲストからすれば怖い体験だったことでしょう。
いずれも安全装置や防護ネットのおかげで、大きな事故は免れています。
◆2021年:停電により全アトラクション停止
2021年10月22日(金)、大阪市此花区などで発生した停電のためUSJ内の全アトラクションが停止してしまう事故が発生しました。
大阪市の停電が原因ですのでUSJのトラブルではありませんが、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドなどのアトラクションでは、安全装置が作動して緊急避難誘導が行われるなど、多くのゲストが停電の影響を受けました。
この停電による怪我人はいなかったとのこと!
非常に多くのゲストで賑わうパーク内で怪我人を出さずに避難誘導できるのは、さすがUSJといったところですね。
USJアトラクションの緊急停止はよくあること?
USJアトラクションの緊急停止や運行見合わせは、実は珍しいことではありません。
USJのアトラクションは、少しでもおかしい!と感じた場合には必ず専門のクルーが点検を行うようになっています。
異音や異臭、何か不具合を感じた場合にアトラクションの運行を停止し、しっかり調査することでゲストの安全を守っているのです。
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドやザ・フライング・ダイナソーなどのジェットコースタータイプのアトラクションでは、システムトラブルの他にも「ゲストの荷物持ち込み」によって緊急停止が行われます。
万が一、ゲストの荷物が落下してしまい他のゲストに当たってしまう可能性を考慮しての停止です。
いくつかのアトラクションでは、乗車前にクルーから荷物やポケットの中身の確認が入念に行われています。
「これくらいなら持ち込んでも大丈夫!」と思わずに、必ず全ての荷物を預けて乗車しましょう。
また、アトラクションのクルーは緊急時に備えて日々避難誘導のトレーニングを行っています。
紹介したように、USJでは過去に様々な事故が起きてしまっていますが、大きな怪我人を出してしまう事故が少ないのは、日々のトレーニングの賜物ではないでしょうか?
まとめ
今回はUSJアトラクションが過去に起こしてしまった事故について調べてみました。
アトラクションが緊急停止したとニュースになると、「怖い!」と感じてしまいますが、アトラクションの緊急停止はゲストの安全を守るために必要なんです◎
少しでもアトラクションの緊急停止をなくすために、アトラクションごとに決められている荷物の持ち込みルールはきちんと守りましょうね!
USJではひとりひとりがマナーを守って、楽しいパークライフを過ごしましょう!
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