【ディズニー映画】『トロン』を徹底解説!あらすじ&キャラクターまとめ!CG映画は1982年から始まった!?

    • きーもも

      きーもも

    コンピューターという存在が一般的ではなかった1982年。ディズニーから発表されたのは、サイバー空間を舞台にした映画『トロン』でした。CG映画の先駆けとも言える『トロン』のあらすじやキャスト、裏話など徹底解説していきます。

    みなさん、こんちには!
    ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡

    突然ですが、みなさんはどんなジャンルの映画が好きですか?

    年間300本以上の作品を鑑賞している筆者は、ジャンル問わず様々な作品を見ていますが近年のアクション・SF映画では、映像の美しさ、映像技術の進化に驚かされることが本当に多くなりました。

    そんな作品で駆使されているのが最先端のCG (コンピューターグラフィックス) 技術。

    今では当たり前になったCGですが、実はCG技術を大規模に使った作品を初めて発表したのはディズニーなんです!

    その映画は、1982年公開の『トロン』。

    2010年には続編『トロン:レガシー』が公開され、上海ディズニーランドには『トロン:レガシー』をモチーフにしたアトラクションが作られ大人気となっています。

    そんな、人気アトラクションのはじまりの作品となった映画『トロン』はどんな物語なのでしょう。

    あらすじやキャスト、作品の裏話など詳しく紹介していくので参考にしてみてください♡

    映画『トロン』キャラクター紹介

    フリン
    出典:公式サイト
    フリン

    映画『トロン』に登場するキャラクター・キャスト・スタッフを紹介します。

    ◆フリン/クルー

    俳優:ジェフ・ブリッジス
    吹替:小杉十郎太

    フリンは、IT企業エンコム社の元社員で、現在はゲームセンターを経営しています。

    3年前にゲームソフト「スペース・パラノイア」を開発しましたが、同僚のディリンジャーに盗まれ解雇。

    盗作された証拠を掴むため、エンコム社のコンピューターにハッキングをしています。

    ◆アラン/トロン

    俳優:ブルース・ボックスレイトナー
    吹替:土田大

    アランは、警備プログラム「トロン」を開発しているエンコム社のエンジニアです。

    コンピューターの世界ではトロンとなり、外の世界とのアクセスを試みます。

    ◆ディリンジャー/サーク司令官

    俳優:デヴィッド・ワーナー
    吹替:金尾哲夫

    ディリンジャーは、エンコム社の社長です。

    3年前にフリンの開発したゲームソフトを盗作し、出世しました。

    会社のコンピューターにMCP (マスター・コントロール・プログラム)を導入し、徹底管理しています。

    ◆ローラ/ヨーリ

    俳優:シンディ・モーガン
    吹替:日野由利加

    ローラは、エンコム社の社員です。

    アランの恋人でフリンの元カノでもあります。

    物質転換装置を開発しています。

    ◆製作スタッフ

    監督・脚本:スティーブン・リズバーガー
    製作:ドナルド・クシュナー
    音楽:ウェンディ・カルロス
    製作総指揮:ロン・ミラー

    映画『トロン』あらすじ

    『トロン』あらすじ
    出典:公式サイト
    『トロン』あらすじ

    1982年公開の映画『トロン』のあらすじを紹介します。

    IT企業・エンコム社の元社員ケヴィン・フリンは、自分が作ったゲーム「スペース・パラノイア」の完成間近にその権利を、同僚のディリンジャーに盗まれてしまいます。

    「スペース・パラノイア」はエンコム社から発売され、大ヒット。

    ディリンジャーはエンコム社の社長へと出世しましたが、ゲームは盗作だと知るフリンは追放されてしまいます。

    フリンは、盗作の証拠を掴むために何度もエンコム社のメインコンピューターへのハッキングを試みます。

    しかし、エンコム社のコンピューターはMCP (コンピューター総合制御システム) に守られており、入り込むことができません。

    それを嗅ぎ付けたエンコムの社員アランは、恋人のローラと共にフリンを訪ねました。

    フリンは盗作の証拠を掴むためにハッキングしていることを話し、エンコム社内から直接アクセスさせてくれと頼み込みます。

    エンコム社に潜入したフリンは、ローラのコンピューターからハッキングを試みますが、突然MCPが「物質転換装置」を起動させ、フリンにビームを照射。

    フリンの身体がデジタル化されコンピューターの中に吸い込まれていってしまいました。

    コンピューターの中に吸い込まれていってしまったフリンは、一体どうなってしまうのでしょう?

    映画『トロン』ネタバレ解説

    ここから先は映画『トロン』のストーリーをネタバレありで最後までご紹介します。

    まだ鑑賞していない方は注意してくださいね!

    ◆MCPが支配する仮想現実の世界

    スペースパラノイア
    出典:公式サイト
    スペースパラノイア

    コンピューターの中の世界は、人間を操るほどの邪悪な力を持ったMCPに支配されていました。

    サークというディリンジャーそっくりの男がゲームのプレイヤーに命令をする中、フリンは迷子のプログラムとして捕らえられてしまいます。

    他のプログラムと同じように、ゲームのプレイヤーとして「記録ディスク」と呼ばれる武器を与えられ、戦闘訓練を受けるフリン。

    プレイヤーは互いに戦わされ、負けたものは仮想現実の世界から消滅するという過酷な運命が待っていました。

    そこでフリン出会ったのは、アランが作り出した警備プログラム「トロン」や仲間のラムでした。

    ◆記録ディスク

    デジタル化されたフリン
    出典:公式サイト
    デジタル化されたフリン

    トロンやラムの力を借りながら、外の世界に脱出するためのタワーを目指すフリン。

    途中で監視システムによる激しい攻撃に合い、ラムはプリンに「トロンを助けて」という言葉を残して消滅してしまいます。

    フリンは1人タワーを目指し、警備員になりすまして侵入することに成功しました。

    その頃トロンは、タワーの近くで働くヨーリと共にタワーの中心部を目指していました。

    監視員に阻止されながらも、プログラムがMCPの監視から解放されて自由になるためだと説得し、タワーに入り込みます。

    トロンは、タワーの中心部にたどり着くと外の世界にいるアランにアクセスをし「記録ディスク」をパワーアップさせます。

    ◆サークとの戦い

    サークとの戦い
    出典:公式サイト
    サークとの戦い

    トロン、ヨーリと合流し、外の世界を目指すフリンでしたが乗り込んだ船がサークによる攻撃を受け真っ二つに割れてしまいます。

    その衝撃で落下したトロンは、瓦礫の中に消えていってしまいました。

    反逆者として捕らえられてしまうフリンとヨーリ。

    トロンの死を悲しむフリンでしたが、実はトロンは生きていてMCPの前でサークと戦っていました。

    サークはMCPによって新たなエネルギーが注入され、巨大サークとなりトロンは苦戦を強いられます。

    牢獄から逃げ出したフリンとヨーリは、MCPの中心部に入り込み中からダメージを与えるため中心部へ飛び込みます。

    すると、MCPはショート。そのすきに、トロンは記録ディスクを中心部に投入にMCPの機能を完全に停止させました。

    プログラムたちは自由の身となり、世界は輝きを取り戻します。

    ◆現実世界

    現実の世界に戻ったフリン。

    「スペース・パラノイア」の権利はフリンにあることが証明され、デリンジャーは社長の座を退きます。

    エンコム社の新しいボスとなったフリンは、世界中を忙しく飛び回るのでした。

    映画『トロン』知られざる裏話

    『トロン』裏話
    出典:公式サイト
    『トロン』裏話

    映画『トロン』の知られざる裏話を紹介します。

    『トロン』が公開されたのは今から約40年前の1982年。

    ビデオゲームがやっと一般的に知られはじめた時代に、仮想現実に入り込むという大胆な世界観を描いた今作は非常に斬新で、画期的でした。

    当時は、コンピューターの存在が定着していなかったこともあり「CG技術」を使った映画はほとんどありません。

    そのため、この作品を作り上げるのには多くのクリエイターによる努力と、あまりにも長い歳月がかかりました。

    当時の最新技術
    出典:公式サイト
    当時の最新技術

    今見返すと、40年前のサイバーポップの世界観はレトロな雰囲気とマニアックさを感じますが当時は、史上初のCG作品として多くの観客を虜にしていました。

    実際には、CG技術を駆使して作られたシーンは17分程度で残りのシーンは多くのクリエイターによる手書きのアニメ作業で作られたと言います。

    当時、ディズニーの社員だったティム・バートンもアニメーションスタッフとして参加していたという噂もあるんですよ。

    1970年代の後半に大人気だったSF映画。

    1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』や『未知との遭遇』は大ヒットし、大きな成功をおさめました。

    ディズニーは1979年にSF映画『ブラック・ホール』を発表しますが、これが大コケ。
    SFブームに便乗したものの全くヒットしませんでした。

    しかし、この失敗にめげずに「CG」と言う当時、革新的だった手法を使い再びSF映画のジャンルに挑戦したのが『トロン』なんです。

    アメリカで『トロン』が公開されたのは1982年の夏。

    この時期公開されたのは、『ポルターガイスト』『スタートレックII カーンの逆襲』『E. T.』『ブレードランナー』などヒット作ばかり。

    同時期に公開された『トロン』はかなり押され気味でしたが、斬新な映像と世界観、CG技術により着実にファンを増やしていました。

    こんなにも革新的な技術にチャレンジした『トロン』でしたが、アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされることはありませんでした。

    理由は、「コンピューターの使用が不正行為にあたる」と判断されたから。

    信じられない話ですが、本当なんです。

    しかし、『トロン』のアイディアは映画界はもちろん、仮想現実の世界でのアバターの交流など私たちの生活にも大きな影響を与えました。

    この作品が、世界中の多くの人にCGの存在を知らせる役割を果たしたと言えるでしょう。

    映画『トロン』関連作品

    『トロン:ライジング』
    出典:公式サイト
    『トロン:ライジング』

    ディズニープラスで配信中の映画『トロン』関連作品を紹介します。

    ・トロン (1982)
    ・トロン:レガシー (2010)
    ・トロン:ライジング (ドラマシリーズ シーズン1全19話)

    『トロン:レガシー』は前作『トロン』から30年ぶりの続編となっています。

    主人公はフリンの息子・サム。

    20年前に失踪した父親が作り出した、コンピューター世界に隠された秘密を暴くストーリーは、『トロン』との繋がりもあるので、ぜひ2作続けて見て欲しいです。

    ドラマシリーズ『トロン:ライジング』は、『トロン:レガシー』に登場するコンピューター世界「グリッド」を舞台に、新人プログラムのベックが革命のリーダーとなっていく様子を描いています。

    キャラクターの声はイライジャ・ウッドや、マンディ・ムーアなど豪華なキャストが担当しているんです。

    映画を見て興味を持った方は、ぜひドラマシリーズも鑑賞してみてください。

    まとめ

    まとめ
    出典:公式サイト
    まとめ

    映画『トロン』について知っていただけたでしょうか?

    『トロン:レガシー』に馴染みがあると、1982年公開の『トロン』はちょっぴりレトロに感じてしまいますが、これがCG作品の始まりだと思うと技術の進歩に感動しますよね!

    『トロン』のストーリーを知ってから、『トロン:レガシー』を鑑賞すると少し見方が変わってくると思うので、ぜひ2つの作品を見比べてみてください♡

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    きーもも

    ディズニーと映画が大好きなきーももです。
    パークには年間20回ほど通っています!
    イクスピアリも大好きです。
    年間300本以上の作品を見ている
    映画オタクでもあります♡
    映画のことならジャンルを
    問わず任せてください!
    パークのことだけでなく
    ディズニー映画や
    ディズニーチャンネルの作品
    についても書いていきたいなと
    思っています♪

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