お宝を探す親子の大冒険『インディジョーンズ3 最後の聖戦』をネタバレありで解説!
スピルバーグとジョージ・ルーカスがタッグを組んだ大人気シリーズ第3弾『インディジョーンズ3 最後の聖戦』!命知らずの考古学者インディ・ジョーンズが探すのは、永遠の命を与えるという「聖杯」。一体どんな冒険が待っているのでしょう?『インディジョーンズ3 最後の聖戦』のあらすじや見どころを「ネタバレあり」で紹介します♡
皆さん、こんにちは!
ディズニーが大好きな映画オタクのきーももです♡
今回ご紹介するのは、筆者が大好きな『インディ・ジョーンズ』シリーズ第3弾『インディジョーンズ3 最後の聖戦』です!
これまでたくさんの冒険をしてきたインディ・ジョーンズですが、今作ではなんとインディのお父さんが登場。
行方不明になった父親、そして「聖杯」の裏に隠された大きな謎とは…?
あらすじや見どころ、登場人物など詳しく解説していきます♡
ネタバレが含まれる部分があるので、まだ鑑賞していない方は注意してくださいね!
・『インディジョーンズ3 最後の聖戦』のあらすじをネタバレありで解説
・『インディジョーンズ3 最後の聖戦』の見どころ
・『インディジョーンズ3 最後の聖戦』の感想
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
『インディジョーンズ3 最後の聖戦』登場人物
『インディジョーンズ3 最後の聖戦』の登場人物をご紹介します。
◆インディアナ・ジョーンズ
俳優:ハリソン・フォード
吹替:村井国夫
通称「インディ・ジョーンズ」は冒険しながらお宝を手に入れ、博物館へ持ち帰る行動派の考古学者です。
好奇心旺盛で、命知らずな行動をとるため危険に巻き込まれてしまうこともあります。
今作では父親を助け出すために、ナチスと命懸けの戦いを繰り広げますよ。
◆インディアナ・ジョーンズ(少年時代)
俳優:リバー・フェニックス
吹替:鳥海勝美
冒頭に登場する、少年時代のインディ。
ボーイスカウトの活動中に盗掘現場に居合わせたインディは「コロナードの十字架」と呼ばれる貴重なお宝を取り返すために、盗掘団と格闘します。
演じたのは23歳という若さでこの世を去ったリバー・フェニックスです。
◆ヘンリー・ジョーンズ
俳優:ショーン・コネリー
吹替:若山弦蔵
ヘンリーはインディの父親で、聖杯調査隊の隊長です。
インディとは真逆のタイプの知性派な考古学者で、大学教授を務めていました。
聖杯の研究に熱中しすぎていたため、インディとはろくに会話もなかったようです。
演じているのは『007』シリーズのジェームズ・ボンドで有名なショーン・コネリーです。
このキャスティングはいつか『007』の監督をしたいと願っていたスティーブン・スピルバーグが、ジョージ・ルーカスに話をもちかけたことから実現したのだとか。
◆エルザ・シュナイダー
俳優:アリソン・ドゥーディー
吹替:塩田朋子
オーストラリア人の考古学者エルザは今作のヒロインです。
ヘンリーの助手を務めている彼女は、ヘンリーを探すインディを手伝うことになります。
◆マーカス・ブロディ
俳優:デンホルム・エリオット
吹替:内田稔
マーカスは博物館の館長で、ヘンリーの友人でもあります。
自分の博物館でも迷ってしまうほど方向音痴で、人を疑うことを知らないお人好しです。
◆ウォルター・ドノヴァン
俳優:ジュリアン・グローヴァー
吹替:小林勝彦
ウォルター・ドノヴァンはアメリカの大富豪でマーカスの博物館のスポンサーをしています。
ヘンリーやインディに聖杯探しを依頼した張本人ですが、ナチスを利用して聖杯を手に入れようとする裏の顔がありました。
『インディジョーンズ3 最後の聖戦』のあらすじをネタバレありで解説
『インディジョーンズ3 最後の聖戦』のあらすじをネタバレありで解説していきます。
まだ鑑賞していない方は気をつけてくださいね!
◆少年時代のインディ・ジョーンズ
1912年、ユタ州モニュメントバレー。
ボーイスカウトの活動をしていたインディは、考古学上貴重な「コロナドの十字架」を発見した男たちを目撃します。
十字架は博物館に収めるべきものだと考えたインディは、十字架を奪い馬に乗って逃げました。
追ってくる男たちをかわすためにサーカス列車に飛び乗ったインディでしたが、大量のヘビが入った箱に落ちてしまいます。
更にはライオンのいる車両に落ち、壁にかけてあったムチでライオンを追い払おうとしますが自分の顎に当てて怪我をしてしまいました。
人が消える魔法の箱に入ってインディは、なんとか列車の外に出て男たちから逃げることに成功しました。
◆白いスーツの男
自宅に戻ったインディは父に十字架の話をしますが、保安官がやって来て十字架はインディが持ち主から盗んだものだと考え取り上げてしまいます。
十字架は杖をついた白いスーツの男に渡されてしまいました。
1938年、ポルトガル沖。
大人になったインディが船の上で殴られていると、杖をついた白いスーツの男がやってきて十字架を奪いました。
インディは海に投げられそうになりますが、脱出し白いスーツの男から十字架を奪い返し、自ら海に飛び込んで逃げました。
◆博物館
大学で講義をしているインディの元に現れたのは、博物館の館長であるマーカス・ブロディ。
インディはマーカスに十字架を渡しました。
豪華なアパートに連れていかれたインディ。
そこに待っていたのは、博物館に多額の寄付をしてスポンサーを務めているウォルター・ドノヴァンです。
ドノヴァンはインディにアンカラで見つかったという割れた石板を見せます。
その石板には、永遠な命を得ることが出来る聖杯の場所についてのヒントが書かれていました。
割れた石板のもう片方がヴェニスにあるという情報をつかんだドノヴァンは、調査団を派遣していましたが責任者が行方不明になってしまったため、インディに探して欲しいというのです。
その行方不明の責任者とは、インディの父であるヘンリーでした。
◆ヴェニスからの小包
インディの所にヴェニスからの小包が届いていました。
中身はヘンリーが長年に渡り聖杯について書き記してきた手帳。
インディとブロディはイタリアのヴェニスへ向かいます。
ヴェニスで出迎えてくれたのはヘンリーの助手をしているエリザ。
ヘンリーは、図書館で調べ物をしている最中に行方不明になり、数字の書かれたメモが残されていたと言います。
ヘンリーが行方不明になった図書館でインディが見つけたのは、ヘンリーの手帳に記されていたものと同じ模様のステンドグラス。
さらに、メモに書かれていた数字もステンドグラスに記されていました。
図書館の中に割れた石板の眠る墓があると考えたインディはローマ数字の10(X)が書かれた床をぶち破ります。
◆隠された地下墓地
床の下には地下墓地がありました。
ネズミだらけの通路には石油が湧いていて何とも不気味な雰囲気。
そこには割れた石板がありました。
石板を紙に写すインディでしたが、謎の男たちが現れ石油に火をつけます。
火に襲われたインディとエルザは下水道から脱出しモーターボートに乗って逃げました。
インディを追う男たちの1人、カジムを捕らえ話を聞くと彼らは「十字剣兄弟団」の一員で聖杯を守るのが使命でした。
聖杯を守るためにインディを襲ったカジムでしたが、インディの目的が父のヘンリーを探すことだと知るとヘンリーはブランワルド城にいることを教えてくれました。
◆父との再会
石板の謎を読み解いたインディたちは、ブランワルド城へ向かいます。
変装をして美術品の収集家に成りすましたインディとエルザは城の中に入り込みます。
その城はナチスの秘密基地となっていました。
父との再会をするインディでしたが、ナチスの兵士に気づかれてしまい手帳を要求されます。
兵士を撃ち殺しエルザの元へ向かうと、そこにはナチスのフォーゲル大佐に銃を向けられるエルザの姿が。
抵抗せずに手帳を渡し、エルザを解放してもらうインディでしたが、実はエルザはナチスの一味だったのです。
さらに、インディとヘンリーに調査を依頼したドノヴァンもナチスの一味でした。
手帳を奪われたインディでしたが、手帳の大事な部分は事前にブロディに渡してあったため無事だったのです。
◆回転する暖炉
ナチスに捕らえられたインディとヘンリーは椅子に座った状態で背中合わせにされ、ロープで結び付けられてしまいます。
ライターでロープを焼き切ろうとするヘンリーでしたが、ライターを落としてしまいカーペットは大炎上。
火は部屋全体に燃え広がってしまいます。
縛られたままなんとか暖炉に避難するインディとヘンリーでしたが、暖炉には仕掛けがあり床が回転してナチスの作戦室に移動してしまいます。
ナチスに見つかる2人でしたが、外への階段を見つけ脱出しました。
◆手帳に書かれたヒント
ナチスの兵を振り切ったインディとヘンリーは、手帳を持ったエルザがいるベルリンへと向かいます。
聖杯を手に入れるための最後の試練のヒントが書かれている手帳を取り戻す必要があったのです。
ベルリンではナチスの集会が開かれていました。
ナチスの将校になりすましたインディは、エルザから手帳を取り戻しヒトラーからサインまで貰ってしまいました。
◆プロペラ機での脱出
飛行船に備え付けられたプロペラ機で国外へ出ようとするインディとヘンリー。
それをナチスの戦闘機が襲ってきます。
ヘンリーが機銃で応戦しますが、自分たちが乗るプロペラ機の尾翼を撃ってしまい、不時着するのでした。
◆聖杯と3つの試練
インディたちが聖杯が眠る寺院に到着すると、すでにドノヴァンたちがいました。
自分の安全のためにインディに聖杯を取ってくるように命じるドノヴァン。
断るインディを従わせるために、ドノヴァンはヘンリーの腹部を銃で撃ちます。
ヘンリーを助けるためには聖杯の力が必要なのです。
インディは聖杯を求めて寺院の奥に進みますが、そこには3つの試練が待っていました。
・悔い改めて通れ
・神の言葉をたどれ
というヒントから2つの試練を突破したインディでしたが、3つ目の試練は橋のない崖。
神を信じて一歩踏み出すと、そこには橋がかかっていました。
崖と一体化していて見えていなかったのです。
インディは3つの試練を突破しました。
◆誤った選択
試練を乗り越えた先には1人の老騎士がいました。
700年もの間聖杯を守り続けていた老騎士は本物の杯を選べと言います。
棚に置かれた多くの杯からエルザが選んだ杯で水を飲んだドノヴァン。
永遠の命を得ると思われましたが、間違った杯を選んでしまったためドノヴァンはミイラ化し粉々に砕け散ってしまいました。
インディは、イエス・キリストが大工だったことをヒントに木製の杯を選び、水をくんで飲み干します。
インディが選んだものは、本物の聖杯でした。
◆親子の絆
インディは聖杯に水を組み、ヘンリーの傷口に水をかけました。
すると傷口は治り、元気を取り戻すヘンリー。
エルザは聖杯を持って外に出ようとします。
しかし、杯を外に持ち出しては行けないという掟を破ったため、地割れが起きてしまいました。
地割れに落ちそうになったエルザの手を掴むインディでしたが、エルザはすぐ近くにある聖杯を取ろうとしたため、手が離れて崖に落ちてしまいました。
続けて起こる地割れに落ちそうになるインディでしたが、ヘンリーが手を掴みます。
エルザと同じように聖杯を取ろうとするインディをヘンリーは初めて「インディアナ」と呼び、聖杯を放っておくように言うのです。
インディは、ヘンリーの両手をつかみ助かることができました。
『インディジョーンズ3 最後の聖戦』の見どころ
続いて、『インディジョーンズ3 最後の聖戦』の見どころをご紹介します。
◆捕らえられた息の合わない親子
作品を見た事がない方でもこの名シーンは知っているのではないでしょうか?
捕らえられたヘンリーを助けるためにやってきたインディですが、ナチスに見つかり2人とも捕らえられてしまいます。
椅子に座った状態で背中合わせにされ、ロープで縛り付けられた2人。
ヘンリーがインディのポケットにあるライターを使ってロープを焼き切ろうとしますが、ライターを床に落としてしまい、火がカーペットに燃え移って大炎上。
インディがヘンリーを呼んでも、お互い逆を向いて答えたりと息の合わない親子の様子を、息ぴったりで演じています。
◆誤った選択
聖杯の部屋にたどり着いたインディたちでしたが、そこにはまだ試練がありました。
棚に置かれた多くの杯の中から、正しい聖杯を自分で選ばなければならないのです。
間違えた杯で水を飲んだドノヴァンは瞬く間に老化し、ミイラとなってしまいました。
SFXを駆使して描かれたこのシーンはかなり印象的でした。
ミイラになりながら「一体どういうことだ…」とつぶやくドノヴァンに注目してみてください。
『インディジョーンズ3 最後の聖戦』の感想
命知らずの考古学者インディ・ジョーンズのお父さんは、正反対のタイプ。
知的でちょっと鈍臭いのがかわいかったです。
しかし、最後にはしっかりと親子の絆や父親の愛情を見せてくれました。
ハリソン・フォードとショーン・コネリーの息があっているからこそできる、噛み合わない親子の演技は素晴らしかったですよね。
世界中を飛びまわるハラハラドキドキの大冒険は、大人も子供も大好きなはず。
家族みんなで見て欲しい作品です。
まとめ
みなさん、いかがでしたか?
インディと一緒に冒険しているような気持ちになれる今作。
ドキドキの脱出劇や驚くような仕掛けがたくさんあって、見ている人を心から楽しませてくれますよね。
聖杯の水を飲んだという事は、インディは永遠の命を手に入れた…?
ぜひ家族でわいわい楽しみながら鑑賞してみてください♡
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