【ディズニー】ヴィランズが歌う名曲たち9選!パークで生まれたヴィランズソングも!
ディズニーのハロウィンを彩るキャラクターと言えば、ディズニー・ヴィランズ!今回はヴィランズが歌う名曲にスポットライトを当て、ヴィランズの作り出す闇の世界へとご案内します。ディズニー映画の劇中歌はもちろん、パークで生まれたあの名曲もご紹介しますよ♪今年のハロウィンも、ヴィランズと一緒に楽しみましょう!
こんにちは!
アンダー・ザ・シーに住むのが夢、るんにゃんです。
今回はディズニー・ヴィランズが歌う名曲たちをご紹介します♪
ディズニー映画での劇中歌はもちろん、パークで生まれたあの名曲についてもまとめましたよ。
楽曲を歌っているキャラクターについても簡単に説明しています。
ヴィランズをきっかけに作品を見てみても面白いかもしれませんね!
ヴィランズと一緒にハロウィンを楽しみましょう♡
・ディズニー・ヴィランズの名曲①:「準備をしておけ(Be Prepared)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲②:「哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲③:「強いぞ、ガストン(Gaston)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲④:「夜襲の歌(The Mob Song)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲⑤:「君のようになりたい(I Wan’na Be Like You)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲⑥:「町のクルエラ(Cruella De Vil)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲⑦:「ズオウとヒイタチ(Heffalumps and Woozles)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲⑧:「グリム・グリニング・ゴースト(Grim Grinning Ghosts)」
・ディズニー・ヴィランズの名曲⑨:【TDS】「ザ・ヴィランズ・ワールド」
ディズニー・ヴィランズとは
「ヴィラン(Villain)」とは、「悪役」という意味の単語です。
そのため、ディズニーでは映画やアトラクションで、いわゆる「敵役」として登場するキャラクターのことを指しています。
マレフィセントやスカー、ガストンなど、人気のあるヴィランズも多いですよね!
最近では、グッズ化はもちろん、ヴィランを主役にした作品が制作されることも多くなってきました。
ただし、「ディズニープリンセス」のように、公式からのきちんとした線引きはされていません。
そのため、人によって解釈や感覚が違うこともあります。
今回は公式から発売されているヴィランズのキャラクターソングアルバムに収録されている楽曲を中心にご紹介しますね!
恐ろしいはずなのに、敵役のはずなのに、どこか惹かれてしまう…そんな魅力たっぷりのディズニー・ヴィランズ。
劇中歌を通して、ヴィランズの魅力を探っていきましょう!
ディズニー・ヴィランズの名曲①:「準備をしておけ(Be Prepared)」
ディズニー映画「ライオン・キング」のヴィラン、スカーが歌う劇中歌です。
手を組んでいるハイエナたちに、ムファサ殺害計画を披露するシーンで流れています。
スカーはムファサの弟で、シンバの叔父にあたります。
本名は「タカ」と言うのですが、父親がムファサを次期王に選んだこと、注がれる愛情に差を感じたことがきっかけで、家族を見下すようになり、自身の名前を「スカー(=Scar:傷)」と名乗るようになりました。
シンバが生まれる前はムファサに次いで王位継承第二位だったのですが、シンバが生まれたことで第三位に落ちてしまいます。
そのことを恨んで、スカーはムファサとシンバの殺害計画を練ったのです。
シンバの前では優しい叔父さんとして振る舞っていたスカーでしたが、この楽曲中の表情はまさにヴィラン。
スカーの色気のある歌声、そして終盤のハイエナたちの後進と、炎が噴き出すシーンは作画にも注目ですよ!
ディズニー・ヴィランズの名曲②:「哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)」
ディズニー映画「リトル・マーメイド」のヴィラン、アースラが歌う劇中歌です。
アースラがアリエルと契約を交わし、代償として彼女の声を奪おうと、言葉巧みにアリエルを誘惑するシーンで流れています。
アースラは、アリエルの父・トリトン王に海の王国から追放されました。
そのことでトリトン王を恨んでおり、アリエルを利用して王座を奪おうと画策しているのです。
国を追放されたアースラは、海底の薄暗い洞穴で、ウツボの「フロットサム」「ジェットサム」と共に暮らしています。
劇中でアリエルにしたように、アースラはこれまでも悩める人魚たちと契約をし、自分が欲しいものを手に入れる、という行為を繰り返してきた、残虐な魔女なのです。
アースラの迫力のある歌声も相まって、ヴィランズらしい、とても恐ろしい楽曲となっています。
ディズニー・ヴィランズの名曲③:「強いぞ、ガストン(Gaston)」
ディズニー映画「美女と野獣」のヴィラン、ガストンが歌う劇中歌。
ベルに結婚の申し出を断られて落ち込むガストンを、ル・フウが励まそうとするシーンで流れています。
町一番の狩人で、町の女性たちからも大人気のガストン。
鍛え上げられた肉体、そして輝く白い歯がトレードマークです。
ベルにベタ惚れしているガストンは、毎日のようにデートに誘ったり結婚を申し込んだりと猛アタック!
しかし、ベルは自己中心的で自惚れ屋なガストンが苦手なので、ガストンに一切興味を示しません。
そんなガストンは、遂に卑怯な手を使ってベルと結婚しようと企むのです。
他のヴィランズのように魔女でも悪魔でもないものの、冷酷で残酷な手段を平然と選べる彼は、まさしくヴィランズ。
この曲が歌われている酒場は、東京ディズニーランドの「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」として再現されています!
リズミカルなメロディにガストンの美声が響き渡る、一度聞いたら忘れられない楽曲です。
ディズニー・ヴィランズの名曲④:「夜襲の歌(The Mob Song)」
同じく「美女と野獣」より、ガストンが歌う劇中歌です。
野獣を殺すため、野獣の恐ろしさを大袈裟に歌い、村人たちを恐怖で扇動する…という楽曲となっています。
「野獣は子供を攫っていく」「夜になるとやってくる」と言うガストン。
ベルと私たち視聴者は野獣の優しい心を知っているため「そんなことない!」と言い切れますが、村人たちにとって野獣は未知の存在。
何より、村一番の狩人、そして人気者のガストンが言うことですから、どれだけ嘘が混じっていても、村人たちはガストンの言葉を信じてしまうのです…。
村人たちを味方につけたガストンは、彼らと共に野獣の住む城へと向かいます。
他のヴィランズとは、また少し違った路線の恐怖を感じる楽曲です。
ディズニー・ヴィランズの名曲⑤:「君のようになりたい(I Wan’na Be Like You)」
ディズニー映画「ジャングル・ブック」に登場するキング・ルーイが歌う劇中歌。
人間になるために“火”を手に入れたいキング・ルーイが、その願いをモーグリに対して伝えるシーンで流れています。
ジャングルの王なのに人間には敵わないことが悩みのキング・ルーイ。
人間の真似をして人間になろうとする中で、「火を手に入れれば人間になれる」と思い込むようになりました。
モーグリに、バナナと引き換えに火の使い方を教わろうと画策します。
「ジャングル・ブック」の劇中歌で最も有名な楽曲ではないでしょうか?
アップテンポなリズムで歌われているので、怖さもあまりなく、純に「人間になりたい」というサルたちの願いが表現されています。
ディズニー・ヴィランズの名曲⑥:「町のクルエラ(Cruella De Vil)」
ディズニー映画「101匹わんちゃん」のヴィラン、クルエラ・ド・ヴィル。
この楽曲は、本作の主人公・ボンゴの飼い主で作曲家のロジャー・ラドクリフがクルエラのことを歌った曲となっています。
クルエラは抜群のファッションセンスを持つ、有名なデザイナー。
しかし、毛皮愛好家という一面があり、毛皮を手に入れるためなら動物の命を簡単に奪う、冷酷な悪女なのです。
ガストン同様、彼女も魔女でも悪魔でもありませんが、ディズニー・ヴィランズの中でもトップクラスの悪役と言えます。
自身の欲望を叶えるためなら、命すら簡単に奪おうとする…まさしくヴィランです。
クルエラの名前は「ド・ヴィル」という発音が正しいのですが、悪魔を意味する単語「Devil」にかけ、楽曲の中では「デ・ビル」と発音しているんですよ!
ちなみにロジャーは、この曲が大ヒットし、一躍脚光を浴びることとなりました。
ディズニー・ヴィランズの名曲⑦:「ズオウとヒイタチ(Heffalumps and Woozles)」
ディズニー映画「くまのプーさん」の劇中歌ですが、トラウマとして記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
東京ディズニーランドのアトラクション「プーさんのハニーハント」にも登場している楽曲です。
しかし、「ズオウとヒイタチ」って聞き慣れない言葉ですよね…一体何者なのでしょうか?
そもそもプーさんたちの住む世界は、主人公の少年、クリストファー・ロビンが作り上げた世界です。
クリストファー・ロビンはまだ幼いので、作中にはスペルミスや発音ミスがいくつか登場します。
例えばハニーハントでは「Honey」を「Hunny」と書いていたりしますね!
「ズオウ」とはゾウのこと、「ヒイタチ」とはイタチのことを指していて、プーの発音が上手くできなかったから、このような不思議な単語が生まれました。
ズオウとヒイタチはプーさんの夢の中に登場するのですが、プーさんはズオウとヒイタチのことをハチミツ泥棒だと思っているので、プーさんにとっての敵役=ヴィランということになりますね!
ディズニー・ヴィランズの名曲⑧:「グリム・グリニング・ゴースト(Grim Grinning Ghosts)」
「グリム・グリニング・ゴースト」は、世界各地のパークにあるアトラクション「ホーンテッドマンション」のために作られた楽曲で、もちろん東京ディズニーランドでも聞くことができます!
タイトルの「グリム(Grim)」は「恐ろしい」、「グリニング(Grinning)」は「歯を見せてニヤニヤ笑う」と言った意味を持っていますよ。
楽曲は中盤あたりからアップテンポになり、最後はまたスローテンポに戻って終わるのですが…最後の歌詞がとっても恐ろしい!
「So hurry back, we would like your company.」
だから早く帰ってきて、君と一緒にいるのが好きなの。
ホーンテッドマンションに住む999人の幽霊たちが歌っていると思うと怖い歌詞ですよね!
そして最後は、か細い女性の声で…
「Hurry Back, hurry back, be sure to bring your death certificate.」
早く帰ってきて、早く帰ってきて、必ず(貴方の)死亡診断書を持ってきてくださいね。
というフレーズで楽曲が終わるのです。
人によっては「ホーンテッドマンションは怖くないよ」と言う方もいるとは思うのですが、「グリム・グリニング・ゴースト」の歌詞、そしてバックグラウンドストーリーを知ってから乗ると…恐ろしさが倍増するかもしれませんよ!
ディズニー・ヴィランズの名曲⑨:【TDS】「ザ・ヴィランズ・ワールド」
2015年から東京ディズニーシーのハロウィンショーとして、リニューアルを繰り返しながら複数年に渡って公演された「ザ・ヴィランズ・ワールド」。
タイトルの通りヴィランズたちが主役で、ヴィランズが開催するハロウィンパーティーにミッキーたちが招待される、というストーリーでした。
登場するヴィランズは6人で、ミッキーと仲間たちが各ヴィランズとペアを組む形となっています。
そして、それぞれのヴィランズは、「美しさ」や「気品」と言った自身のアピールポイントを披露していきますよ!
・マレフィセント+クラリス
・ウィックド・クイーン+ミニー
・フック船長+ミッキー、プルート
・ハデス+ドナルド、チップ&デール
・ジャファー+グーフィー
・アースラ+デイジー
フィナーレではゲストも一緒にダンスで盛り上げます!
ミッキーたちやダンサーさんのヴィランズをモチーフにしたコスチュームやフロートも見応えバッチリですが、なんと言っても楽曲のかっこよさがスゴいんです。
ヴィランズたちの持つ「怖さ」よりも「かっこよさ」が際立つロック調のメロディとなっています。
「Welcome to the Villain’s World」という歌詞と、ヴィランズたちの恐ろしい笑い声にも注目して聞いてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はディズニー・ヴィランズの名曲を9選、ご紹介しました。
今回ご紹介した楽曲はCDの他、サブスクリプションサービスなどでも配信中です。
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