実写版「ジャングル・ブック」のあらすじ&登場キャラクター!ネタバレ注意
実写版『ジャングル・ブック』に登場するキャラクターと、ストーリーを場面別にご紹介!オオカミに育てられた少年のジャングルでの冒険を描いた実写版『ジャングル・ブック』。ディズニーアニメをもとに、完全実写化されました。動物たちをCGで再現することでリアルな世界を追求した作品となっています。
こんにちは、『ジャングル・ブック』実写版の動物たちの完成度に驚きのわさおです!
ジャングル・ブックといえば、オオカミにジャングルで育てられた少年・モーグリの冒険物語。
オオカミや黒ヒョウ、大蛇にトラと、実写するにはかなり危険な登場キャラクターばかり。
そんな中で、動物たちをCGにすることでアニメ『ジャングル・ブック』の世界観を再現しています。
モーグリはピンチの連続の中で、彼を愛する動物たちに守られています。
モーグリはもちろん、黒ヒョウのバギーラやクマのバルーなど、個性的なキャラクターたちがリアルな世界で生き生きと描かれています。
筆者は特に、モーグリの身を案じ、父性を感じさせるバギーラがお気に入りです!
今回は、そんな実写版『ジャングル・ブック』に登場する個性あふれるキャラクターたちと、場面別のストーリーをご紹介していきます。
・実写版ジャングル・ブックの登場キャラクター
・実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:序章
・実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:シア・カーンの登場
・実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:大蛇のカー
・実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:クマのバルーとの出会い
・実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:バギーラとの再会
『ジャングル・ブック』とは
『ジャングル・ブック』は、1967年に公開されたディズニーアニメーション映画、またはラドヤード・キップリングが1894年に発表した小説。
人間に捨てられ、ジャングルで育った少年の冒険を描いた傑作です。
2016年に実写化されました。
ジャングル・ブックは、ウォルト・ディズニーの死後、最初に公開されたアニメ版をもとに制作されました。
実写の少年とCGIアニメーションによる動物が共演する、冒険ファンタジー。
しゃべる動物という非現実的な動作から生まれる違和感を、限りなく最小限にした新しいバーチャル・リアリティは、ハイブリッド・テクノロジーの可能性の広がりを鑑賞者に提示しました。
ウォルト・ディズニー氏没後50周年という節目の年によみがえり、世界中で大きな話題を呼びました。
日本、アメリカを含む約72カ国において一般公開され、大反響を博しました。
実写版ジャングル・ブックの登場キャラクター
まずは、実写版ジャングル・ブックの登場人物をご紹介します。
モーグリ
オオカミに育てられ、ジャングルに住む人間の子ども。
幼い頃、旅をしていた実の父親は夜を過ごすために立ち寄ったほら穴の中でシア・カーンによって殺され、たった1人だけジャングルに取り残されてしまいます。
幼いモーグリがほら穴の外に出たとき出会ったバギーラの助けよりアキーラが率いる群れに加わります。
人間であるがゆえ、周囲との違いに悩んでいます。
家族や友人想い。
周囲のためにジャングルを離れると宣言した彼が最終的に選んだ結末は…?
バルー
食いしん坊でちゃっかり者のクマ。
カーに襲われていたモーグリを助けたことをきっかけに友人に。
ジャングルの掟に縛られない自由奔放な性格。
バギーラとは正反対で陽気で呑気なタイプ。
バギーラ
幼いモーグリを拾い、オオカミたちの仲間にしてその命を託した黒ヒョウ。
モーグリの身を案じており、父親のような面を見せます。
頑固で生真面目な性格。
モーグリもそんなバギーラのことを慕い、頼りにしています。
シア・カーン
ジャングル中に恐れられているトラ。
モーグリの実の父親を殺し、その際に赤い花で左目を失明するほど怪我を負わされます。
このことから深く人間を恨み、モーグリを殺そうとしています。
ラクシャ
モーグリの育ての母であるメスのオオカミ。
4匹のオオカミ兄弟の母でありながら、モーグリに対しても変わらぬ深い愛情を注いでいます。
1967年のアニメ映画には出てこなかったキャラクター。
カー
大柄で狡猾(こうかつ)なニシキヘビ。
妖しくも魅惑的な声を持ち、言葉巧みにモーグリを誘い込みます。
眼の色を変える催眠術でモーグリを襲おうとするも、バルーによって阻止されてしまいます。
アニメ映画では男性役でしたが、女性役に変更されています。
アキーラ
モーグリをシオニーの地の群れの中に受け入れたオオカミの群れを率いるリーダー。
オオカミの繁栄を見守る存在であり、若いオオカミたちにジャングルの掟を規律正しく説いていましたが、シア・カーンにより殺害されます。
彼の死をきっかけに、モーグリはシア・カーンを倒すことを誓います。
キング・ルーイ
ジャングルの高い崖の上の廃墟となった寺院に住むバンダー・ログの王。
巨体でありながらも、人間になることを夢見ています。
その夢により、モーグリから赤い花を手に入れようと目論みます。
実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:序章
実写版『ジャングル・ブック』の舞台はインドのジャングル。
人間の子供モーグリはジャングルで命の恩人の黒ヒョウ・バギーラ、母親同然のメスオオカミのラクシャ、そしてその子どもたちと共にオオカミの群れで暮らしています。
モーグリは皆から愛情を受け幸せに暮らしていましたが、人間であるがゆえに、みんなとの違いに悩む日々。
群れに戻るとオオカミの子どもたちから遊ぼうとせがまれますが、そんな気分にならないまま。
ラクシャもそんなモーグリの姿を気にかけていました。
実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:シア・カーンの登場
雨季が終わり、マフアの木の花も咲かない、例年になく非常に長い乾季が訪れます。
川の水が乾上がって姿を現した平和の岩を発見されたことで「水の休戦」が始まりました。
休戦宣言によって、普段は食べられる側でも安心して川の周りに集まることができるようになりました。
束の間、川の周辺は多様な生物が集う平和な光景が見られるように。
そんなある日、ジャングルに住む多くの動物たちが水場に集まっていると、人間の匂いを嗅ぎつけたトラのシア・カーンがやってきます。
シア・カーンはモーグリを見つけると、人間がジャングルにいるべきではないと言い放ちます。
「人間たちがどんなに残酷な事をしてきたか思い出せ」とモーグリを守るオオカミたちに威嚇し、水の休戦が終わったら、モーグリ以外の者に危害を加えかねない可能性を示唆。
やがて、ジャングルに雨が戻ってきたころ、群れのボスのアキーラやラクシャたちはモーグリがいると群れが危険にさらされると言い合うオオカミたちに非難され、それをモーグリは目撃。
モーグリはオオカミたちの下を出て行くことを宣言します。
モーグリはアキーラとラクシャに別れを告げると、バギーラと共にジャングルの中、移動を開始。
群れを離れたモーグリはバギーラから人間の村へ行くことを明かされましたが、納得できませんでした。
森を抜けて草原に出たとき、待ち伏せしていたシア・カーンに遭遇。
北へ逃げろとバギーラに言われて走ったモーグリは、スイギュウの群れによって窮地を脱します。
腹をたてたシア・カーンは、オオカミの群れにやって来て、モーグリに関して口を割らないアキーラを殺してしまいます。
そして、モーグリを自分のところに差し出さなければ、丘を支配すると宣言します。
実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:大蛇のカー
モーグリはヌーの群れの中にいましたが、土砂くずれが起こり川に投げ出されてしまいます。
必死に川岸に泳ぎ着いたモーグリは深い霧の立ち込める暗い森の中にたどり着きます。
その森で木になったイチジクをもぎ取ったものの、現れたジャコウネコに奪われてしまい、追跡。
追いかけるうちに、太い木の上まで来てしまっていました。
そこに現れたのは、巨大なヘビのカー。
彼女は、モーグリが一体何者でどこから来たのかを知っていると、言葉巧みに催眠をかけ始めます。
その催眠は、モーグリの生い立ちを知るものでした。
彼の生い立ちとは、ジャングルに来たモーグリの父親がシア・カーンに殺され、赤ん坊だったモーグリが黒豹バギーラに助けられるというもの。
さらに、シア・カーンが過去に赤い花でジャングルに脅威をもたらした人間を恨んでいることも知ります。
実の父親の存在とその死を知り、我を失ったモーグリは、カーの体で締め付けられていました。
そして、モーグリをカーが食べようというその瞬間、何者かがカーに襲いかかります。
しかし、モーグリは自分に何が起きたのかを理解する前に気を失ってしまっていました…。
実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:クマのバルーとの出会い
モーグリは目を覚ますと、大きなクマのバルーと出会います。
彼はカーから助けたお礼に崖の上にできたハチの巣を落として欲しいとのこと。
仕方なくモーグリは太いツルで作った命綱を用いて崖の上からハチの巣を落とそうと試みます。
見事ハチの巣を落として借りを返したモーグリでしたが、バルーはモーグリの才能を見込んで、冬眠のためにもっとハチミツを集めたいと言います。
一方で、シオニーの丘の夜は、シア・カーンに支配されたまま。
ラクシャは、シア・カーンの望みが、モーグリがジャングルを出ていくことではなく、モーグリの死だと感づきます。
実写版『ジャングル・ブック』ストーリー:バギーラとの再会
モーグリは、バルーや仲間たちとハチの巣を落としたり、歌を歌ったり楽しい時間を過ごしていました。
そこに現れたのはバギーラ。
再会の喜びで興奮したモーグリはこれまでのいきさつを話して、今はバルーと一緒に働いていることを伝えます。
モーグリはバギーラにトリックを用いて取ったハチミツを見せ、「冬用に取っておくハチミツだ」と説明しますが、バギーラは怒って言います。
「クマはジャングルで冬眠しないぞ」
その真夜中、モーグリのためには人間の村に行った方が良いと説得されたバルーは、心にもない言葉をモーグリに言い放ち、突き放してしまいます。
バルーの言葉に落ち込むモーグリの前に、今度はサルの群れが現れます。
バギーラとバルーが気付いたときには、すでにモーグリが連れ去られてしまいます。
巨大な寺院に連れられたモーグリの前に現れたのは、バンダー・ログの王キング・ルーイ。
彼は唯一手にしたことがない赤い花を自分に差し出すようモーグリに強要。
バルーとそこへ合流したバギーラがモーグリを助け出し人間の元に送り届けようとしますが、アキーラがシア・カーンに殺されたことを知ったモーグリは人間の村から「赤い花」、すなわち火を手に入れジャングルへ戻るとシア・カーンのもとへ…。
シア・カーンとの最終決戦へと向かいます。
まとめ
いかがでしたか?
ジャングル・ブックは、動物たちと少年・モーグリの愛と友情の物語。
ジャングルに育てられた少年が数々の出会いとピンチを経験し、大きな敵に向かっていく冒険物語です。
ジャングルの中に住む動物たちの社会がおもしろい作品。
アニメ作品や原作とは異なる点を探すのも楽しい作品ですよね。
特にラストのモーグリの決断は必見です!
ラストが気になる方は、ぜひ実写版『ジャングル・ブック』をご覧ください!
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