ディズニー映画「ジャングル・ブック」アニメのあらすじ＆登場キャラクター

こんにちは、ジャングル・ブックのバギーラがお気に入りのわさおです！

ジャングル・ブックといえば、オオカミにジャングルで育てられた少年・モーグリの冒険譚（たん）。
ピンチの連続の中で、彼がどれだけ周りに大切にされているか感じられる作品です。

バギーラは、特に彼の身を案じるシーンが多くて父性を感じさせるキャラクターですよね。
他にもクマのバルーやオランウータンのキング・ルイなど、個性豊かなキャラクターがいっぱい。

そんなキャラクターたちがジャングルの地で自由に動き回るのが魅力ですね。

今回は、そんなジャングル・ブックに登場する個性溢れるキャラクターたちと、ハラハラワクワクがいっぱい詰まったストーリーを見ていきましょう！

ジャングル・ブックとは

実写化された『ジャングル・ブック』

ディズニー映画『ジャングル・ブック』は、1967年に公開されたディズニーアニメーション映画。
原作はノーベル文学賞受賞作家・ラドヤード・キップリングの1894年に発表した『ジャングル・ブック』。

人間ではなく、ジャングルのオオカミに育てられた少年の冒険と、動物と人間との愛と友情を描いた傑作。
2016年には実写映画化もされています。

本作はウォルト・ディズニーの死後、最初に公開された長編作品として知られています。
公開後大きな反響を呼び、高い興行成績を記録しました。

その一方で、モーグリらの描かれ方が黒人やユダヤ人など人種差別を彷彿とさせるという抗議もあります。
これは、モーグリやオランウータンのキング・ルイが黒人のステレオタイプとして描かれており、英国式英語で話す動物たちがモーグリを村へ返そうとする点を異人種排除の表れとすることに起因しています。

ジャングル・ブックの登場キャラクター

モーグリとバルー、キング・ルイ

続いては、ジャングルブックに登場するキャラクターをご紹介します。

モーグリ

モーグリ

長髪黒髪の人間の少年。
生まれて間もないところを黒ヒョウのバギーラに拾われ､オオカミに育てられます。

痩せた体にパンツ一丁という出で立ち。

幼い頃から一緒だった仲良しの動物たちと離れ、人間の村に返されることに反発。
トラやヘビ、サルにその身を狙われ、その度にバギーラやクマのバルーに助けられます。

大冒険の末に彼の出した結論とは…。

バギーラ

バギーラ

赤ん坊のモーグリを拾った黒ヒョウ。
心配性で過保護なところがありますが、それだけモーグリを大切にし、愛しているヒョウです。

トラに狙われるモーグリを心から心配しています。
彼をなんとか人間の村へ返そうとしますが…。

バルー

バルー

楽観的で能天気、愉快なクマ。
バギーラの下を離れたモーグリと出会います。

歌を歌ったり踊ったりと楽しいクマで、最初は反発していたモーグリもすぐに心を開いていきました。
モーグリを村に返すというバギーラの提案に最初は反対するものの、モーグリのためを思って村へ返そうとしますが…。

後にディスニーアニメシリーズ『テイル・スピン』に「飛行機乗りのクマ」という設定で主人公として再登場を果たしています。

キング・ルイ

キング・ルイ

モーグリを連れ去ったジャングルのサルの王をつとめるオランウータン。
人間になることを強く望んでおり、バナナと引き換えに火の使い方をモーグリに教わろうとします。

原作には登場しないディズニーオリジナルキャラクターです。

カー

カー　

ジャングルに住まう巨大なニシキヘビ。
目の色が変わり、催眠術のような術を使い、モーグリに近づきます。

シア・カーンに友好的に振る舞うものの、モーグリを食べようとたくらんでいます。

シア・カーン

シア・カーン

モーグリの命を狙う人食いベンガルトラ。
その強さと凶暴さからジャングルの動物たちから恐れられています。

悪賢く、あの手この手でモーグリを食べようと目論みますが…。

アキーラ

アキーラ

ジャングルに住むオオカミたちの長老。
トラから離れて暮らすためにモーグリを村に返すべきだと冷静な判断を下しますが…。

ジャングル・ブックあらすじ

ジャングルで出会って友だちとなる1人と1匹

ジャングル・ブックは、密林の中で動物たちに育てられた少年モーグリの愛と冒険を描いた作品です。
舞台はインドのジャングル。

川のほとりで人間の赤ん坊を見つけたクロヒョウのバギーラは、オオカミにその子を預けて育てさせます。
モーグリと名付けられたその赤ん坊は順調に成長して、健康な男の子に育ちました。

モーグリがジャングルで育って約10年のある日、人食いトラのシア・カーンがジャングルにやって来ます。
トラがモーグリを狙っていることに気付いたオオカミたちは、モーグリを安全な人間の村に返そうとし、バギーラが村まで送っていくことに。

その夜、モーグリが大蛇に呑み込まれそうになるものの、バギーラによって助けられますが、モーグリを村に帰そうとするバギーラと衝突してモーグリはバギーラの下を離れてしまいます。

自分の好きなように生きようと決めたモーグリは、陽気で愉快なクマのバルーと出会います。
初めは警戒していたモーグリですが、徐々にバルーの陽気さに親しんでいき、1人と1匹で踊ったり歌ったり楽しく過ごします。

ところが、今度はサルの大群にさらわれてしまい、バルーとバギーラはモーグリを救い出すためにサルの宴に乗り込みますが…。
何度も何度もピンチを動物たちに助けられるモーグリが最終的に出した結論とは…？

ジャングル・ブックが見られるディズニースポット

東京ディズニーランドにはバルーの仲間がいっぱい！

ジャングル・ブックのファンに訪れてもらいたいディズニースポットがあります。
それは、東京ディズニーランドの「カントリーベア・シアター」というアトラクション。

カントリーベア・シアターは、ウエスタンランドに位置するショータイプのアトラクション。
総勢18頭のクマたちがユーモアたっぷりにカントリー・ウエスタンを熱演してくれる楽しいショーです。

ジャングル・ブックファンに嬉しいのは、このカントリーベア・シアターのショーが始まる前の待合室。

カントリーベア・バンドはワールドツアーで世界90カ国以上も巡った実力派の楽団であり、待合室にはレコードの売上100万枚を記念して授与されたゴールデンディスクや、テディ・アワード賞のトロフィーなどが飾られています。

そんな中に、手紙を飾るラックがあります。
そこに展示されているのが、あの陽気な楽天家・バルーからの手紙なんです！

どんな内容なのか、ぜひディズニーランドでのぞいてみてください！

まとめ

いかがでしたか？
ディズニー映画「ジャングル・ブック」は、動物たちに育てられた少年の冒険物語。

モーグリはさまざまな動物に狙われるため、全てのシーンがスリリングでハラハラドキドキ。
ジャングルの色んな姿が見られるので、見ている者を飽きさせません。

また、ジャングルに育てられた少年をバギーラやオオカミたち、バルーが守ろうとする姿も心温まり、感動的。
人間の愛は知らない少年が、代わりに動物たちに愛されて育ったことが伝わる物語ですよね。

その分、ラストのモーグリの行動は衝撃的。
ラストが気になる方は、ぜひ『ジャングル・ブック』をご覧ください！

きっとさまざまな考察が頭の中を駆け巡ることでしょう♪