ロストリバーデルタのバックグラウンドストーリー!プロップスの解説も!

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    ディズニーシーの7つのエリアの中の1つ「ロストリバーデルタ」のバックグラウンドストーリーをご紹介します。ディズニーシーの中でも特に世界観が忠実に描かれたエリア。プロップスの背景などもご紹介していきます。

    こんにちは!ディズニー大好き主婦ばたはるです。
    幼いころから家族旅行といえばディズニーリゾート!でした。
    小学生のころにディズニーシーが開業し、もう何度足を運んだか数えきれません。

    ディズニーは、アトラクションやショーなど行くだけで楽しいことが満載ですが、各エリアがイマジニアたちによってどのように構想され作られたかそんなことを考えながら訪れるのも、楽しみの1つです。

    ディズニーシーは7つのテーマポートに分かれており、それぞれに地域や時代背景なども異なります。
    その中でも、「インディ・ジョーンズ」や「レイジングスピリッツ」などの人気アトラクションや、「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」などの人気レストランも多いロストリバーデルタ。
    パークの中でも特に世界観が忠実に描かれたエリアになっており、エリアに入るだけで特別な世界に迷い込んだわくわく感を感じれますよね。

    今回は、ロストリバーデルタがどのような構想のもと作られているのか、そのバックグラウンドストーリーをご紹介します!

    ロストリバーデルタとは

    この橋を渡るとロストリバーデルタに入ります
    この橋を渡るとロストリバーデルタに入ります

    ロストリバーデルタは、1930年代の中央アメリカ、カリブ海沿岸のジャングルが舞台となっています。
    深いジャングルに覆われたこの地がハリケーンに襲われたとき、それまで人知れず存在していた河が姿を現しました。
    失われた河を意味する「Lost River」からその名「ロストリバーデルタ」つけられたと言われています。

    この地は遺跡発掘現場をモチーフにしていることもあり、アトラクションやレストラン、道脇にはゴツゴツとした岩が多々使用されています。

    この岩をよーく見ると、みんなの大好きなあのキャラクターが…なんてことも。
    ディズニーシーへ行かれた際は、岩にも注目して見てくださいね!

    ストリバーデルタの背景①:3つの橋と1つの川

    夜の運河と河の上を運行するトランジットスチーマーライン
    夜の運河と河の上を運行するトランジットスチーマーライン

    ディズニーシーの中央にある湖からつながっているこの川。
    「エル・リオ・ペルディード」と名付けられています。
    このテーマポートの名前「ロストリバーデルタ」にもあるよう、にこの川は「失われた河」を意味するスペイン語から名付けられています。

    ジャングルの中から突如河が出現した時の人々の驚きが伝わってきますよね。
    ちなみに、この川には3本の橋が架けられています。

    アラビアンコーストからぐるっと回ることもできますが、橋を渡った方がより早くアトラクションやレストランに向かうことができるため、多くの人がいずれかの橋を利用しているかと思います。
    何気なく使っている橋ですが1つ1つ名前がつけられているんですよ。

    ポートディスカバリー側から順に、下のような名前になっています。

    ①プエンテ・デル・リオ・ペルディード(失われた河の橋)
    ②プエンテ・アル・テンプロ(神殿への橋)
    ③プエンテ・ブエナ・ヴィスタ(素晴らしい眺めの橋)

    ①プエンテ・デル・リオ・ペルディード

    \ポートディスカバリー側から来ると、唯一神殿が左側に見えるのがこの橋です
    \ポートディスカバリー側から来ると、唯一神殿が左側に見えるのがこの橋です

    居留地に住む探検家たちによって作られたため、いい加減な工法でできています。
    3本の橋の中でも大きな橋になるので。通る方も多いのではないでしょうか?

    橋を渡っている最中に見える飛行機についても、後で触れていきますね。

    ②プエンテ・アル・テンプロ

    丸太やロープによって急ごしらえに作られた無骨な橋です
    丸太やロープによって急ごしらえに作られた無骨な橋です

    丸太やロープによって急ごしらえに作られた無骨な橋です。
    この橋はちょうど「インディ・ジョーンズ」のアトラクションの前に掛かっている橋です。

    筆者はファストパスを取って、また別のところに…という移動の際によく利用する橋なのですが、ロープなどで作られおり、かなり細いこの橋。
    正面からすれ違う人が見えてくると、どきどきするくらいの細さです。

    ③プエンテ・ブエナ・ヴィスタ

    しっかりとした丈夫な橋です
    しっかりとした丈夫な橋です

    比較的しっかりとした工法で作られている、車も渡ることができる丈夫な橋。
    橋の名前(素晴らしい眺めの橋)にもあるとおり、この橋はほんとに眺めが良いんです!

    ロストリバーデルタの森林やクリスタルスカルの魔球を背景に写真を撮ろうと思うと、あまり近づきすぎると全体がしっかり入り切らなかったりしますよね。
    この橋プエンテ・ブエナ・ヴィスタの途中から魔球に向かって写真をとると全体がしっかり入るため、筆者のお気に入りのフォトスポットです。

    たった3本の橋にもそれぞれ個性があっておもしろいですよね。

    なお、上記でご紹介したのはあくまでも「設定」です。
    すべて丈夫な橋なのでご安心を!(笑)

    ロストリバーデルタの背景②:水路に止まっている複葉機

    謎の飛行機。大きな飛行機なので見たことがある人も多いはず。
    謎の飛行機。大きな飛行機なので見たことがある人も多いはず。

    ポートディスカバリーに一番近い橋、プエンテ・デル・リオ・ペルディードから見えるところに飛行機(複葉機)のプロップスがあります。
    このプロップスにもちゃんとストーリーがあるんですよ。

    この複葉機は「魔宮で発掘中のインディー・ジョーンズ博士が乗ってきた」という設定がされています。
    そして複葉機には「C-3PO」の文字が刻まれています。

    この文字はもちろん、みなさんご存知の映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する人間型ロボットの「C-3PO」名前です。

    もう1つ、尾翼にはピラニアのようなマークが刻まれています。
    これは、ミスティックリズムの劇場「ハンガーステージ」にも同じマークが記されており「PIRANIHA AVIATION」ピラニア航空を意味する文字が刻まれています。

    このハンガーステージは、水上飛行機の格納庫を利用しているという設定になっており、今は廃墟となっていますが、それまでは「ピラニア航空」の所有だったというわけです。

    ピラニア航空を使うインディ・ジョーンズ。
    ピラニアなんて怖くなかったということでしょうね。

    この橋の上から複葉機の写真を撮っていたり、指をさしているゲストを多々みかけるので、ロストリバーデルタのちょっとした見どころになっているのですね。

    特に、C-3POは隠れキャラクターを見つけた気持ちになれるので、みなさんもディズニーシーに行かれた際はぜひ確認してみてください。

    ロストリバーデルタの背景③:クリスタルスカルの魔球

    ロストリバーデルタのシンボルともいえる神殿。フォトスポットとしても有名です
    ロストリバーデルタのシンボルともいえる神殿。フォトスポットとしても有名です

    考古学者ヘンリー・インディアナ・ジョーンズ・ジュニア博士によって発見された古代神殿です。
    この神殿はピラミッドによく似たデザインになっており、この中には永遠の若さが得られる「若さの泉」があると噂されていて現在調査が進められています。

    この若さの泉を見つける旅が、大人気アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」なのです。
    このアトラクションの外観は、上の写真のようになっています。

    ロストリバーデルタにいくと、必ず目にするこの風景。
    これは、生け贄の祭壇なのです。

    「インディー・ジョーンズ・アドベンチャー」のスタンバイの途中に白骨化した死体がたくさん転がっている場所があります。
    この場所は、祭壇の真下にあたる位置で祭壇の最上階から神にささげる生け贄(人間)を中に落としていたと言われています。

    このストーリーを知るまでは、スタンバイ中白骨した死体しか見ることがなかったのですが、上から落とされたと聞くとどうしても上を見上げたくなってしまいます。
    あんなところから落とされたのか…と思うとぞっとしました。

    ちなみに、若さの泉を探しに行くこのアトラクションですが、若さの泉を直接見ることはできません。
    アトラクションに乗り始めてすぐスカルが光だし、車が大きく右に曲がるシーンがあるのですがその時右側に見えるゆらゆらとした光が若さの泉です。

    若さの泉が反射して見えるという設定なのですが直接見ることができなないところ、かなり序盤で登場するところにディズニーの遊び心を感じますよね。
    知る人ぞ知るこのスポット、誰かに知っていることを自慢したくなっちゃいますよね!

    まとめ

    ディズニーシーのロストリバーデルタのバックグラウンドストーリーをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    この細かな設定を知っていると、実際にディズニーシーに行ったとき、目に映る光景が違うように見えてきますよね。

    見るものすべてに意味があり、イマジニアのアイディアがあると思うと目の前にあるものになんの意味があり、背景があるのか。それを考えるのがまた楽しくなったり…こんな楽しみ方をできるのはディズニーリゾートならではですよね。

    みなさんもぜひ、素敵な夢の旅をお過ごしください☆

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