【WDW】「ハッピリー・エバー・アフター」を解説！感動のキャッスルショー☆あらすじや登場キャラクターまとめ！

こんにちは。
アンダー・ザ・シーに住むのが夢、るんにゃんです。

今回は、感動必至のショー「ハッピリーエバーアフター」の魅力を紹介します♪

シンデレラ城へのプロジェクションマッピング×花火に加え、壮大なナイト・スペクタキュラーが見られるため、ファンからは「世界一のナイトショー」とも呼ばれていますよ。

Happily Ever After(ハッピリー・エバー・アフター)：概要

出典：公式サイト

WDWの花火の様子

「ハッピリー・エバー・アフター」は、ウォルト・ディズニー・ワールドで2017年5月にスタートした、花火とプロジェクションマッピングを駆使したナイトショーです。

世界一とも言われている、壮大なナイト・スペクタキュラーですが、2021年10月にスタートしたWDW50周年を記念する夜のショー「Disney Enchantment(ディズニー・エンチャントメント)」の登場に伴い、2021年9月に終了しました。

ディズニー・エンチャントメントでは、WDW初の演出として、シンデレラ城だけでなく、メインストリートUSAまでプロジェクションマッピングが広がります。
「ハッピリー・エバー・アフター」同様に、花火やパイロが派手に打ち上げられることが特徴です！

しかし、50周年イベントは2023年3月までのため、同時期に「ディズニー・エンチャントメント」の終演も決定。
2023年4月からは「ハッピリー・エバー・アフター」の復活が決定していますよ♪

◆タイトルの「Happily Ever After」ってどういう意味？

タイトルの「Happily Ever After」とは、おとぎ話のエンディングでもよく使われる「いつまでも幸せに暮らしました」「めでたしめでたし」を意味するフレーズです。
おとぎ話が原作の作品が多い、ディズニーらしいタイトルですよね♡

ちなみに、日本のパークでも開催されていたナイトショー「Once Upon A Time(ワンス・アポン・ア・タイム)」も、過去にはWDWで開催されていました。
「Once Upon A Time(ワンス・アポン・ア・タイム)」とは、おとぎ話の始まりで使われる「むかしむかし」を意味するフレーズです。

WDWでハッピリー・エバー・アフターと同時開催期間中は「むかしむかし」から始まり「めでたしめでたし」で終わる、ステキな体験ができたんですよ！

Happily Ever After(ハッピリー・エバー・アフター)：あらすじ

ウォルト・ディズニー・ワールドの「ハッピリー・エバー・アフター」は、おおまかに8つのセクションにわかれていて、各テーマに合わせたディズニー作品や曲が登場します。
ディズニー作品からピクサー作品まで、日本のパークではあまり登場しない作品やキャラクターも多く登場しますよ！

各セクションのあらすじと、登場する作品と楽曲を紹介します♪

①オープニング

オープニングは、まるでおとぎ話のはじまりのような、ステキなナレーションから始まります。
「内なる魔法を解き放とう」とのナレーションの後、「Happily Ever After」のテーマソング楽曲が流れ、音楽に合わせて花火が打ちあがり始めます。

テーマソングが流れ、鍵穴からキラキラと輝くピクシーダストがシンデレラ城に広がり始めると、シンデレラ城はまるで舞台の幕のようなレッドとゴールドに彩られていきます！
普段は見ることができない、豪華な色合いのシンデレラ城は必見ですよ。

オープニングのラストでは、シンデレラ城がみるみる青に染まります。
そして、ディズニー作品のオープニング映像（上空を流れる1粒の光）が再現され、「ハッピリー・エバー・アフター」が始まります！

②Wish

第2セクションの1曲目は『プリンセスと魔法のキス』のヒロイン、ティアナが歌う「それがニューオリンズ」です。
そして、メドレーのように「星に願いを」の旋律が続き、続いて『リトル・マーメイド』のアリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」に繋がっていきます。

パート・オブ・ユア・ワールドの音楽が流れる際は、アリエルがシンデレラ城の塔を上へ上へと泳いでいきますよ！
まるで映画のワンシーンは必見です♡

場面は変わり、シンデレラ城にはパリのエッフェル塔と、『レミーのおいしいレストラン』に登場するレミーが映し出されます。
やがて「星に願いを」が流れるなか、塔の上で過ごすラプンツェルが登場します。

セクション最後の曲は、『ノートルダムの鐘』より「僕の願い」。
シンデレラ城には、ノートルダム大聖堂の映像が投影され、映画内でカジモドが「僕の願い」を歌う様子が再現されます！

第2セクションのテーマは「願い」ともあって、登場するキャラクターは全て「願い」を持っていたり、歌っていたりするキャラクターなんですよ。

③Adventure

第3セクションは「メリダとおそろしの森」からスタート。
メリダの「そしてあなたの旅が始まる！」との力強いセリフのあと、メリダが放った弓は花火にかわり夜空に打ち上がります！

劇中歌「タッチ・ザ・スカイ」が流れると、愛馬のアンガスにまたがり、メリダが颯爽と駆けていきます。
シンデレラ城の塔の上から『バグズ・ライフ』のフリックがタンポポの綿気に捕まって降りてきたり、『カーズ』のマックィーンとラミレスがレースを始めたりと、各々の「旅」「冒険」へと向かいます。

続いて登場するのは『カールじいさんと空飛ぶ家』に登場する、たくさんの風船がついたお家！
どんどん空へ登っていく家に合わせて、カラフルな花火も打ちあがります♪

同時にシンデレラ城の下部が青くなり、まるで海のような状態に！
海中では『ファインディング・ニモ』に登場する、マーリン、ドリー、クラッシュが気持ち良さそうに泳いでいます。

第3セクションのラストを飾るのは『モアナと伝説の海』。
「どこまでも～How Far I’ll Go～」に合わせ、映画の名シーンがシンデレラ城へ映し出されます！

第3セクションでは「冒険」や「旅」がテーマ。
大切なもののために、力強く1歩を踏み出したキャラクターたちが登場しています！

④Friendship

第4セクションは、シンデレラ城の中心に「魔法のランプ」が登場するシーンから始まります。
『アラジン』の主人公・アラジンが「親友がそばにいることは、新たな世界を切り開く可能性に繋がるんだ」と言うと、シンデレラ城は一気にカラフルで陽気な雰囲気に染まり「フレンド・ライク・ミー」の音楽がスタートします！

メドレー形式で『ターザン』の「トラッシング・ザ・キャンプ」、『ライオン・キング』の「ハクナ・マタタ」が続きます。
シンデレラ城には、タークやタントー、ティモンやプンバァ、シンバが登場しますよ！

続いて『トイ・ストーリー』の「君はともだち」が流れると、ウッディやバズ、ジェシーやポテトヘッド夫妻など、多くのキャラクターたちが登場します。
シンデレラ城は、まるでブロックで作られたようにプロジェクションマッピングされて、とても可愛いですよ！

次に『ジャングル・ブック』より「べア・ネセシティ」が流れると、シンデレラ城にはバルーの姿が！
そして続々とピクサーキャラクターが現れます。

出演するキャラクターは以下の通りです。

セクションの最後には、また「フレンド・ライク・ミー」の音楽が流れますよ。

シンデレラ城には、いろいろな姿に変身したジーニーが登場し、最後にはシンデレラ城の塔がロケットのように打ち上がったり、ニコニコマークの花火が打ちあがったりと、派手な演出が！

第4セクションのテーマは「友達」「友情」のため、各キャラクターが仲間や友達と楽しそうに登場する場面が印象的ですね！

⑤Love

第5セクションは、『アナと雪の女王』のオラフのセリフ「Some people are worth melting for....」から始まります。
オラフの人気のセリフで、日本語版では「アナのためなら溶けてもいいよ」と訳されていますね！

大きな満月が昇るなか、バラードアレンジされた「とびら開けて」が流れます。
続いて、『ターザン』の「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」が流れると、親子や家族、恋人との「愛」にまつわるシーンがたくさん流れていきます。

『ウォーリー』や『Mr.インクレディブル』など、日本パークではあまり見る機会の少ない作品やキャラクターも多数登場する、感動のワンシーンです。
花火のなかにはハート型の形をしているものもあるので、探して見てくださいね♪

徐々にシンデレラ城の外観が変化すると、バルコニーにシンデレラとプリンス・チャーミングの姿、そして魔法の絨毯に乗って飛び回るアラジンとジャスミンの姿が映し出されます！

楽曲は『塔の上のラプンツェル』の「輝く未来」に切り替わり、ランタンがシンデレラ城を覆っていきます。
シンデレラ城には、多くのプリンセス＆プリンスのシルエットが…！

最後には、船に乗るラプンツェルとユージーンの姿が浮かび、2人が2つのランタンを飛ばすと、再びプリンセス＆プリンスのシルエットが浮かびあがります♡

「愛」をテーマにしている第5セクションでは、恋人や家族、親子の愛の形が表現されています。

⑥Adversity

第6セクションは、『ムーラン』に登場する皇帝のセリフ「The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.（逆境のなかで咲く花は、どの花よりも貴重で美しい）」から始まります。
ウォルト・ディズニーの言葉から引用された『ムーラン』のなかでも名言とされているセリフです。

『アナと雪の女王』の「オオカミだ！」のシーンをきっかけに、各作品のヴィランズたちが大集結！
緊迫のシーンが続きます。

最初は、ムーランとシャン・ユーとの闘い。
映像と花火がリンクしている点にも注目してくださいね！

続いて登場するのは、『Mr.インクレディブル』のシンドロームとオムニドロイド。
オムニドロイドが登場するシーンでは、シンデレラ城の壁がどんどん破壊されます…！

シンデレラ城の下部からは海がせりあがり…続いて登場したのは『リトル・マーメイド』のヴィラン、アースラ！
映画のラストシーン、エリック王子とアースラの戦いが描かれます。

アースラとの戦いのあと、シンデレラ城は炎に包まれ、現れたのは『ライオン・キング』のヴィラン、スカー。
シンバとスカーの戦いが描かれるなか、片隅にはハイエナたちが敗者を待ち構えている様子も…。

以降は、『ライオン・キング』の音楽に乗せて、
・映画『アラジン』より、アラジンとジャファーの戦い
・映画『眠りの森の美女』より、マレフィセント・ドラゴンとフィリップ王子の戦い
が描かれます。

マレフィセントがドラゴンに変身するシーンでは、シンデレラ城の下部に、アンガスに乗って弓を射るメリダの姿も！

シンデレラ城が徐々に炎に包まれると、聞こえてくるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のメインテーマ「彼こそが海賊」！
炎のなか、ジャック・スパロウやアラジンなど、キャラクターたちが戦う姿がシルエットで描かれます。

そして、クライマックスでは、フィリップ王子がマレフィセント・ドラゴンに剣を投げつけ戦いは終わりを迎えます。
ボロボロに崩れた城と、残り火がゆらゆらと揺れる演出は、戦いの激しさを物語っています。

第6セクションのテーマは「逆境」。
物語を盛りあげるヴィランズとヒーローとの戦いが描かれていますよ！

⑦Triumph

シンデレラ城の残り火が徐々に舞いあがると、ムファサの姿が現れます。
そしてムファサは「Remember who you are...」と、シンバに残した「自分が何者かを思い出せ」とのセリフを残し消えてしまいます。

そして楽曲は『ヘラクレス』の「ゴー・ザ・ディスタンス」。
壊れたシンデレラ城に、キラキラとピクシーダストが振りかかると、少しずつ城が修復されていきます。

修復された場所には、アラジンやターザン、ムーラン、ヘラクレスなどのヒーローたちが立ちあがる姿が描かれますよ。
サビに入るころにはシンデレラ城は元通りになって、数々の名シーンがシンデレラ城に映し出されます。

そして、シンデレラ城はブルーとゴールドに彩られ、ステンドグラスのように多くのキャラクターたちが投影されます♪
いままでに登場したキャラクターをはじめ、アリスやピノキオなど、ディズニーを代表するキャラクターたちが多数登場する、とても感動的なシーンです！

第7セクションのテーマは「勝利」です。
第6セクションの戦いの喜びをわかち合う、素敵なセクションですよ。

⑧フィナーレ

「夢に導かれるように手を伸ばし、あなた自身の”Happily Ever After”を見つけてください」とナレーションが流れると、テーマ曲「Happily Ever After」が再び響き渡ります。

ピクシーダストがシンデレラ城を包むと、キャラクターたちが描かれたステンドグラスを起点に、シンデレラ城が彩られていきます。
そして、『ピーター・パン』の「きみもとべるよ！」の「You can fly!」の歌詞に合わせて、シンデレラ城からティンカー・ベルが勢いよく飛び出します！

楽曲も「Happily Ever After」に戻り、ショーはフィナーレへと向かい、多くの花火が打ちあがります！
ショーが終わってからも「Happily Ever After」が流れ、楽曲が終わると同時に、まるで魔法が解けたかのようにシンデレラ城は元の姿へと戻り、ショーが完全に終了します。

まとめ

今回は、WDWのナイト・スペクタキュラー「ハッピリー・エバー・アフター」を紹介しました。

心奪われてしまう、壮大なショー故に「世界一」と呼ばれる理由も納得ですね。

現時点では、日本に上陸する予定はないため、ぜひアメリカで体感してくださいね！

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