【豆知識】ディズニー「カリブの海賊」のトリビア!実際の歴史がモチーフに!
東京ディズニーランド アドベンチャーランドにあるアトラクション「カリブの海賊」。あまり知られていないトリビアや、歴史と関係のあるストーリーをご紹介。
こんにちは。カリブの海賊が大好きな二ノ瀬です。
キャプテン・ジャック・スパロウなど「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキャラクターが多数登場するカリブの海賊。
海賊たちが大暴れする迫力満点なストーリーが楽しめる、人気の高いアトラクションです。
今回は、そんなカリブの海賊にまつわるトリビアや、あまり知られていないストーリーをご紹介。
知るだけで、何倍もアトラクションが面白くなるはずですよ!
実際の歴史が関係しているストーリーなので、お子様よりも、むしろ大人が楽しめるアトラクションだといえます。
・東京ディズニーリゾートで体験時間がもっとも長いライドタイプ
・ゲストが乗るボートの名前
・ボートの船着き場は、実在した海賊の名が授けられている
・米ディズニーでジョニー・デップがサプライズ登場!
ウォルト・ディズニーが手がけた最後のアトラクション
カリブの海賊は、ウォルト・ディズニーが手がけた最後のアトラクションです。
世界ではじめて開園したディズニーランドは、アメリカのアナハイムにあるパーク。
ニューオーリーンズ・スクエアと呼ばれるエリアにあります。
ウォルト・ディズニーは、清潔で衛生的なエンターテイメントを好んだ人物でしたが、カリブの海賊は別で、史実にもとづく描写を許可しています。
カリブの海賊で見ることができるシーンを思い出してみましょう。
海賊たちが若い女性を追いかけ、誘拐して奴隷にし、暴行を示唆(しさ)する歌をうたい、村を焼く…。
子供の頃は理解できなくとも、大人になれば残酷なストーリーが理解できますよね。
カリブ海を暴れまわった海賊は、こうした悪逆のかぎりをつくしました。
しかし、カリブの海賊では、最終的に海軍の牢屋に閉じ込められた海賊たちの姿を見ることができます。
牢屋は火に包まれ、海賊たちは逃げようとしていますが…結果はまさに“火を見るよりも明らか” 。
ウォルト・ディズニーが好む因果応報、勧善懲悪が強く表れているアトラクションだといえます。
東京ディズニーリゾートで体験時間がもっとも長いライドタイプ
カリブの海賊の体験時間は、約15分。
これは、東京ディズニーリゾートで、屋内のライドタイプではもっとも長い体験時間です。
次に、ライドタイプのアトラクションで体験時間が長いのは、ホーンテッド・マンション。
ホーンテッドマンションの体験時間は、約14分です。
ゲストが乗るボートの名前
ゲストが乗りこむボートは合計で43隻。
すべてのボートに、人の名前が与えられています。
まずは、ABC順でご紹介しますね。
43隻の名前に、ある共通点があることに気づかれましたか?
その共通点とは、女性の名前であるということ。
日本の漁業船は“〇〇丸”など、男性の名前が多いですよね。
しかし、イギリスやフランスでは船に女性の名前をつけて、航海の無事を祈る風習があります。
今でも、船名ほとんどが女性の名前のまま。
当時の船乗りは男性ばかりでしたから、ゲン担ぎに女性の名前をつけるようになったのでしょう。
航海の無事を祈るのは、大暴れする海賊も同じのようですね。
ボートの船首(ボートの先端部分)に注目すると、名前が書かれていることに気づくはず。
私たちも航海の無事を祈り、海賊たちの軌跡を追いましょう♪
ボートの船着き場は、実在した海賊の名が授けられている
ゲストがボートに乗る船着き場にも、名前が与えられています。
船着き場は女性の名前ではなく、男性の名前。
その名もジャン・ラフィート。
ジャン・ラフィートは実在した海賊です。
彼の肖像画は、混雑時に使用されるQライン(スタンバイで使用する待ち列)に飾られていますよ。
彼は悪名高い海賊ではありましたが、盗んだ財宝を貧しい人々に分けあたえる人物でもありました。
また、財宝を盗んでも船員は拘束するだけで無傷のまま帰し、女性への暴行を嫌ったという記録も。
社交界では人気が高く、海軍に所属する人物でさえ「彼は紳士的な海賊だ」と評価したそう。
ヴィランズではあったものの、ダーティーなヒーローでもあったようですね。
カリブの海賊を舞台とする屋敷は、ジャン・ラフィートの支援者が所有するものというバックグラウンドストーリーがあります。
にこやかに笑顔を浮かべているキャストも、海賊の末裔(まつえい)なんですよ。
ですが、当時の海賊とはちがいキャストはみんな優しいので、安心してくださいね♪
米ディズニーでジョニー・デップがサプライズ登場!
2017年に、アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドのカリブの海賊に、ジョニー・デップがサプライズで登場しました!
ジョニー・デップは、映画パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズで主演を務めています。
アトラクション内に登場するジャック・スパロウの人形が、なんとジョニデ本人だったんです!
たまたま乗車していたラッキーなゲスト達は大歓喜!
本物のジョニー・デップなの?!と驚きを隠せない様子をSNSにアップしています。
ジョニー・デップはアトラクションのセリフとして、ゲストに水に飛び込めというシーンがありましたが、そのあとアドリブで「本当に飛び込むなよ?」などと言いゲストを楽しませていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャステルでは、カリブの海賊だけでなく、他のアトラクションにまつわるトリビアやストーリーも紹介しています。
ぜひ、あわせてご覧ください♪
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