映画『グリンチ』あらすじ&見どころ！いじわるなひねくれ者グリンチなどキャラクターも紹介♪

こんにちは！最近は家で映画ばかり見ている大学生、葵木です。
時間があるこの機会にとたくさん映画を観ていると、毎日があっという間に過ぎていくようです。

今回は、2018年12月に公開された映画『グリンチ』の魅力を紹介していきます！

ちょっと変わったひねくれ者のキャラクターが主人公のこの映画。
笑いあり涙ありの心温まるストーリーに、ぜひ癒されてください。

映画『グリンチ』とは

グリンチマスコットちょっこりさん

映画『グリンチ』とは、アメリカで大人気の絵本を原作とした映画です。
アニメ版は2018年12月に公開されました。

USJでも大人気のミニオンたちが登場する『ミニオンズ』をはじめ、『ペット』や『SING』などを生み出したイルミネーション・エンターテインメントが手掛けています。

ちょっと変わった主人公とクリスマスの奇跡をめぐるストーリーは、引き起こされる大騒動から目が離せません。
ざっくりとあらすじを見てみましょう。

あらすじ

ひねくれもので人の幸せが大嫌いなグリンチは、特にクリスマスが大嫌い。
ところがフーの村の人々はクリスマスに浮かれて過ごしています。

それに腹を立てたグリンチは「クリスマスを盗んでやる」と計画を立てます。

グリンチの計画通り、クリスマスをめちゃくちゃにすることはできましたが、それでも村人たちは手を取り合い、幸せそうにクリスマスを迎えます。
グリンチはその姿に心を打たれ、村に盗み出したクリスマスを返します。

村に住む女の子、シンディ・ルーの協力もあり、村人たちから受け入れられたグリンチは「クリスマスが嫌いなのではなく、孤独が嫌だったのだ」と気が付き、人生で1番楽しいクリスマスを過ごすことができたのでした。

映画『グリンチ』：登場キャラクター

今度は魅力的なキャラクターたちの紹介をしていきましょう。
どのキャラクターも個性的です！

主人公「グリンチ」

出典：公式サイト

グリンチ

主人公「グリンチ」は、全身が緑の毛におおわれた謎の生き物。
発明が得意です。

洞窟に愛犬マックスと暮らしています。
年齢は53歳で、意外とおじさん。

人の幸せが嫌いなひねくれ者で、特にクリスマスが大嫌い。
そんなグリンチも幼いころは可愛かったのですが、孤独だったせいでひねくれ、クリスマスを嫌いになってしまったようです。

クリスマスに浮かれる村人たちの様子に苛立ち、ひとりぼっちで過ごしてきた過去のトラウマに苦しめられます。

なんだか絵本の主人公とは思えないキャラクターですよね。
アメリカではサンタクロースに並ぶほどの国民的キャラクターなんだとか。

グリンチの愛犬「マックス」

出典：公式サイト

映画『グリンチ』

グリンチの飼っている愛犬、マックス。
グリンチに忠実で、唯一の友だち。

朝のコーヒーを淹れたり洋服を選んだり、いつもグリンチに献身的です。
グリンチのパイプオルガンの演奏に合わせてドラムを叩くこともあるようです。

とっても賢くて可愛らしいですね！

村に住む女の子「シンディ・ルー」

出典：公式サイト

シンディ・ルー

シンディ・ルーは、フーの村に住む元気で心優しい女の子。

クリスマスには「毎日とても忙しいママを助けて」とお願いしようと、サンタクロースを捕まえる作戦を立てます。
仲間たちと協力し合い、ママを思いやる素敵な子です。

彼女と出会ったことで、グリンチは人々の温かみと幸せなクリスマスを知ることができました。
彼女がソリで村を走り抜ける様子はアトラクションのようで、とっても楽しそうです。

他にもグリンチに懐いたおっとりした性格のトナカイ「フレッド」や、個性的なシンディ・ルーの仲間たちなど様々なキャラクターが登場。
グリンチやシンディ・ルーの手助けをしてくれます。

映画『グリンチ』：見どころ

魅力的なキャラクターたちがたくさん登場する映画『グリンチ』。
今度は映画の見どころを紹介していきます！

フーの村の素敵な街並み

出典：公式サイト

映画『グリンチ』

映画『グリンチ』のテーマのひとつである「クリスマス」。
元々はキリスト教の文化ですが今では世界中で誰もが胸を躍らせるイベントですね。
日本でも毎年全国各地で豪華なイルミネーションイベントが開催され、子どもから大人まで多くの人に親しまれています。

シンディ・ルーたちの住むフーの村の人々はクリスマスが大好き！
そんな彼らによって飾り付けられた街並みはとびきり豪華できらびやか。

驚くほど巨大なクリスマスツリーに飾り付けられた、村人たちお手製の大きなオーナメントにはそれぞれの個性が光り、点灯式で灯りが点いたときの様子は感動的です。

また、クリスマスの準備で大忙しの大通りでは、ワクワクするようなものがたくさん。
クリスマスリースを配って回る人や、大きな動物に乗って飾り付けをする人、キャンディケイン(ステッキの形をした縞模様のキャンディ)を作るマシンや雪玉を作るマシンなどなど、夢のような光景であふれています。

すっかり浮かれて楽しげな村人たちの様子にも納得ですね。
ぜひゆっくり見てみてください！

本当に天才！？グリンチの発明品の数々

グリンチとマックスは村から離れたところにある洞窟で暮らしています。

不便な暮らしかと思いきや、案外そうでもないみたいです。
グリンチは発明が大の得意で、ユニークな発明品を駆使して快適な生活をしています。

グリンチは洞窟の中にいくつもの部屋を作っているようですが、椅子ごとエレベーターのように移動することができます。
マックス用の呼び鈴と小さなエレベーターも設置されています。

また、マックスが毎朝コーヒーを淹れるためのこだわりのコーヒーメーカーも。
大柄なフレッドがちょこんと座ってコーヒーをプレスする様子がとっても可愛いので必見です。

また、クリスマスを盗み出す作戦でもマックスをドローンのように飛ばして偵察をしたり、盗みのために様々な道具を作っていたり、なんでも作ってしまいます。
特に盗みの様子はスマートでかっこよく、筆者お気に入りのシーンです。

この世で一番大切なものって？

グリンチは独りぼっちで過ごしてきた寂しさ、惨めさからひねくれた大人になってしまいました。
そして人々の楽しみ、幸せを奪ってやろうとクリスマスをめちゃくちゃにしようとします。

けれど、苛立ちをぶつけてしまったマックスに素直に謝ったり、計画を手伝わせていたフレッドを家族のもとに返したり、性根はきっと優しい人物だと分かります。

また、自分のためのプレゼントではなく辛そうな母親のためにサンタクロースにお願いをするシンディ・ルーの姿や、クリスマスの飾りがなくても手を取り合って歌を歌い、クリスマスの幸せを分かち合う村人たちの姿に、グリンチのひねくれた心は解きほぐされ、クリスマスをめちゃくちゃにしてしまったことを心の底から謝ります。

主人公らしからぬひねくれ者であるグリンチはこのクリスマスを通して、寂しく過ごしてきた人生の中で忘れそうだったものを思い出します。
それは「この世で1番大切なもの、やさしさと愛」、人のぬくもりに触れたグリンチはきっと今後は幸せな人生を送ることができるでしょう。

まとめ

映画『グリンチ』の魅力、いかがでしたか？
いじわるでひねくれ者なグリンチですが、クスッとさせてくれたり涙を誘われたり、愛すべきキャラクターです。

映画『グリンチ』を観て、私たちにとって「1番大切なもの」について、改めてじっくり考えてみませんか？