美女と野獣カップルとその成功の秘訣!ディズニーキャラクターから分析&解説!
町中でたまに見かける「美女と野獣カップル」。どうしてこの人はこの人を選んだのだろう?この人のどこに惚れたのだろう?と不思議に思うことも多いはずです。正直うらやましい!という人も多いと思います。美女と野獣カップルを成立させるのはいったい何なのか。数々のロマンスが描かれているディズニー作品のキャラクターたちから学んでみましょう。
こんにちは!ディズニー大好き保育士のスナッチです!
オフィシャルホテルの「サンルートプラザ東京」で結婚式を挙げてから早2年過ぎた筆者も、子供が2人も生まれて幸せな家庭を築くことができています。
結婚当初筆者たちもよく美女と野獣カップルと言われたりしたものです。
街中を歩いていたり、仕事をしていても「どうしてこの人たちは結ばれたのだろう…」とふと不思議に思うようなカップルや夫婦を見かけることもあります。
今回は数々のラブロマンスを描いてきたディズニー作品のキャラクターたちから美女と野獣カップルについて学んでいきましょう。
- 美女と野獣カップル①:ベル&ビースト
- 美女と野獣カップル②:アナ&クリストフ
・美女と野獣カップル:最初から仲がいいとは限らない?
- 美女と野獣カップル:ベル&ビースト
- 美女と野獣カップル:アナ&クリストフ
・美女と野獣カップル:勝負の鍵は「第2印象」
- 美女と野獣カップル:ベル&ビーストの場合
- 美女と野獣カップル:アナ&クリストフの場合
・美女と野獣カップル:困難を乗り越える事で絆は深まる?
・美女と野獣カップル:性格が大切!野獣たちの優しさに触れていく
- ビーストの場合
- クリストフの場合
・美女と野獣カップル:思いやりの心が大切
美女と野獣カップル:ディズニー作品
ディズニー作品と言えばお姫様と王子様の印象も多いと思われますが、必ずしもそういうわけではありません。
様々な身分や背景を持った人たちが物語の末に結ばれていきます。
そんなディズニー作品の中でも見事に美女と野獣カップルを成立させたカップルがいます。
今回は2組の美女と野獣カップルに焦点を置き、その成立の秘訣について考えたいきます!
美女と野獣カップル①:ベル&ビースト
美女と野獣カップルの語源となった2人です。
野獣は、アダム王子という王子様が呪いを受けて変身した姿。
ベルは彼の王子様という背景をしらないままビーストとしての彼と心を通わして、またそんなベルとの関わりを通してビーストも成長していき、やがて愛を育むことになります。
美女と野獣カップルについて語るのであれば外すことのできない2人ですね!
美女と野獣カップル②:アナ&クリストフ
ノースマウンテンへと逃げたエルサを追いかけるアナが、雪山の中の山小屋でであったのがクリストフです。
お金が足りずにニンジンが変えなかったクリストフの代わりにアナがニンジンを買ってあげる代わりにノースマウンテンまで連れて行く事をアナが提案したことにより2人は旅を共にすることになります。
2人(と2匹?)で旅をするうちに2人は絆を深めていきます。
彼はいわゆる3枚目キャラでイケメンと言える容姿はしていませんが、彼の活躍を見ているとかっこよく思えてくるのが不思議ですね!
美女と野獣カップル:最初から仲がいいとは限らない?
ディズニープリンセスには出会ってすぐに恋に落ちるキャラクターが多かったですね。
シンデレラはダンスホールで王子様とのダンスをした以外ではほとんど接触が無く、アリエルは船の上に見た王子様に一目惚れ。
白雪姫とオーロラ姫にいたっては目覚めた時にそこにいたのが王子様でした。
もちろん容姿や身分が全てでは無いですが、これは片方が王子様という存在だったからこそ成立した関係。
アラジンでは、自分らしさを認めてくれるアラジンにジャスミンが惹かれても、すぐに関係が発展する事は無く、アラジンはジーニーに魔法で王子様にしてもらいます。
では、先程ご紹介した2組はどうだったのかを見ていきましょう。
美女と野獣カップル:ベル&ビースト
この2人の場合、ビーストは元は王子様ですが、その横暴な性格から呪いをかけられ恐ろしい姿に変えられてしまいます。
ベルも初めはその恐ろしい姿に恐れを抱き、横暴な態度に嫌気がさして逃げ出してしまいます。
ビーストにとってはベルは自分たちの呪いを解くためのキーマンであり、召使いたちの助言もあり仲良くしたい思いはあります。
ただ、その性格が災いして、なかなか素直になれずにキツく当たってしまう場面も多くあります。
そして、ベルにとってもビーストは父モーリスを捕らえていた恐ろしい野獣であり、恐れこそ抱いても親しみの感情などはなかったはずです。
美女と野獣カップル:アナ&クリストフ
一方のアナとクリストフの方ですが、この2人も出会った時から恋に落ちたと言う関係性ではありません。
2人の出会いの時、アナは戴冠式の日に出会った王子様ハンスを運命の相手と信じ込みクリストフの事など眼中に無い感じでした。
対するクリストフも「出会ったばかりのやつと婚約するような奴は信用できない」と出会ったばかりのハンスと婚約したアナの事を信用できない人間として見ていました。
ただし、これはもとより人間をあまり信用していなかったクリストフの性格もあると思います。
つまりこのころの2人は利害関係の一致で共に行動していた単なるビジネスパートナーと言った関係性だったのでしょう。
美女と野獣カップル:勝負の鍵は「第2印象」
先程ご紹介したディズニープリンセスたちのほとんどは第1印象に恋をしているパターンがほとんどです。
シンデレラとプリンスチャーミングはお互いに舞踏会の場面で一目ぼれをし、毒や呪いによって眠っていた白雪姫やオーロラ姫も王子はその美しさに恋をし、キスをする事で目覚めた白雪姫、オーロラ姫も自分を助けてくれた目の前の王子様に恋をします。
第1印象の華やかさから愛に発展していく美男美女カップルとは違い美女と野獣カップルの場合、第1印象はあまり良くない場合が多いです。
女の子とは王子様に憧れるもの。
並みの人と王子様を並べて比べた場合、ほとんどの場合は王子様を選ぶでしょう。
そこで人を動かすのは第2印象なのです。
では先程の2組では、どのような第2印象だったのかを見ていきましょう。
美女と野獣カップル:ベル&ビーストの場合
ビーストの横暴な態度に嫌気のさしたベルは城を飛び出し、逃げてしまいます。
この時点でベルにとってのビーストはの第1印象はワガママで横暴で恐ろしい野獣です。
逃げ出したベルは森の中でオオカミの群れに襲われてしまいます。
そのピンチを救ったのはビーストでした。
傷を負いながら自分を救ってくれたビーストに対し、ベルはこれまでのワガママで横暴で恐ろしい野獣から、見た目は恐ろしいけど優しい心を持っている人と印象が変わります。
これがベルにとってのビーストの第2印象でしょう。
美女と野獣カップル:アナ&クリストフの場合
ノースマウンテンを目指すアナとクリストフですが、向かう途中でオオカミのむれに襲われてしまいます。
必死に舵を取りながらお互いに協力しあい、なんとかオオカミのむれを振り切る事に成功します。
その過程でクリストフは大事な商売道具のそりを失ってしまい、アナは責任を感じクリストフにそりを弁償するといい、これ以上迷惑をかけないために去ろうとします。
クリストフはアナを一度はそのまま見送ろうとするも「彼女が迷子になったら新しいそりを買ってもらえなくなる」と理由をつけてアナを呼び止め、ノースマウンテンまで同行を続けることを決めます。
アナはクリストフの優しさに触れ、またクリストフもアナの行動力とひたむきさに触れて、お互いを知り信頼を築いていきます。
クリストフはアナがノースマウンテンに行くために崖を登ろうとする時にはあきれつつも助けてあげようとします。
アナも崖から降りる際には「受け止めて!」と躊躇なく飛び降りるほどの信頼を持っていて、受け止めてくれたクリストフに対して「クリストフって結構頼りになるね!」と言っています。
これがアナのクリストフへの第2印象でしょう。
美女と野獣カップル:困難を乗り越える事で絆は深まる?
以上の2組の様子を見るとあることに気づきますね。
そう、どちらもオオカミのむれに襲われています!
つまり、オオカミに襲われる事こそが美女と野獣カップル成立の秘訣だったのですね。
冗談はここまでにしておいて、共通している部分はオオカミに襲われ、そのピンチを乗り越えている事です。
吊り橋効果という言葉もありますが、容姿によるひとめぼれを除いて短期間で信頼関係を築くのには2人で困難を乗り越える事が一番の近道だと思われます。
人は困っている時に助けてもらえれば少なからず好感を持ちます。
現実に都合よくオオカミに襲われるようなことはありませんが、相手が困っている時に力になってあげることができればより仲を深めることができるでしょう。
美女と野獣カップル:性格が大切!野獣たちの優しさに触れていく
美女と野獣カップルでは美女は野獣の何に惹かれているのか、多くの場合それは優しさです。
どんなにイケメンでも、頼りになっても、性格が悪くては台無しですね。
では、ディズニーの美女たちが惚れた野獣の優しさはどのようなものなのかを見て参考にしていきたいと思います。
ビーストの場合
彼はワガママで冷酷な性格から、人を見かけで判断せて魔女に冷たい対応を取ったことから野獣の姿に変えられてしまいました。
物語序盤でも、召使いたちが招き入れたベルの父モーリスを自分の椅子に座らせた事に腹を立てて捕まえてしまいます。
しかし、ベルが身代わりを買って出たときの表情や、モーリスを城から追い出した後のベルへの接し方など、不器用で横暴な態度の中にも根本にある優しさが垣間見ることができます。
人を見かけで判断するところはあったものの、元々が短気な性格と不器用さが災いしているだけで優しい性格だったのでしょう。
オオカミの一件をきっかけにベルは彼のそんな優しさを知ることができ、次第に惹かれていく事になります。
そして、そんなベルとのふれあいを通して、彼もまた成長して本当の愛と優しさを手にすることになるのです。
ラストでは自分の呪いを解くタイムリミットが迫っているにもかかわらず、モーリスの危機を知ったベルを送り出しています。
本当に愛しているベルのために、自分の事よりも彼女のことを優先する彼の優しさが見えますね。
クリストフの場合
初登場時、クリストフは少し無愛想なイメージでした。
これは突然冬がやってきて自分の商売がうまくいかずに苦しい状態だったからであり、その後アナによって必要なものをそろえてもらった後には普通に接しているのがわかります。
作中での言動をみても、危ない目にあってもアナの事を見捨てなかったり、自分の商売道具を失ってもアナを助けようとしたりとその優しさはわかりますね!
クリストフを養子に取り、家族同然で過ごしてきたトロールたちが歌う劇中歌「愛さえあれば」。
こちらの曲は、彼の人となりについて歌われていて優しいが気が小さく、まじめなのを隠しているといった内容でクリストフという人がどのような人なのかがよくわかります。
真実の愛がアナの氷を溶かすと知ったとき、彼は自分の気持ちに気づいていながらもアナを救うためにアナをハンスの元へ送り届けます。
「自分の気持ちよりもアナの事を考える。」ということも彼の優しさなのですね!
美女と野獣カップル:思いやりの心が大切
さて、2人の優しさについて触れていく中でまたしても共通点を見つけました。
それは相手のことを思いやる気持ちです。
ビーストは自分の呪いを解くタイムリミットまでもう時間がないのに、モーリスの危機を知ったベルをモーリスの元へ送ります。
また、クリストフも自分のアナへの思いに気づきながらもアナを助けるため、アナの運命の相手と思っていたハンスの元へ送り届けます。
2人とも自分の都合は考えず、愛する人のためになる行動を取っています。
相手を思いやる心これも成功には必要な要素の1つなのですね。
まとめ
いかがでしたか?
美女と野獣カップル成立に必要なものは、まずは第2印象ですね。
見た目だけじゃない自分の魅力をつきあいの中で相手に示す事ができれば、きっとそこに好意も生まれるはずです。
次に困難を乗り越える事で急速に仲を深めることもできるでしょう。
物語のような大きな困難は日常にはないとは思いますが、どんな小さな事でも困っている時に助けてもらえれば好意は抱くはずです。
次に大切なものは優しさですね。相手だけでなく、他者への優しさもいい印象につながるでしょう。
そして思いやりの心です。本当に大切な相手なら、時には自分を犠牲にしてでも相手のためになる行動をする。
そんな思いやりの心はきっと相手にも響くはずです。
ディズニーの名作2作品のヒーローから学べる事はとても多かった後思います。
みなさんが、お互いを思いやる事ができる大切なパートナーを見つける手助けになることができたのならうれしく思います。
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