【ミッキーマウスの歴史】初期ミッキーは凶暴?プルートとの出会いは?代表8作品でご紹介!
ディズニーの大スター★ミッキーマウスの歴史を振り返る!スクリーンデビュー「蒸気船ウィリー」よりも前の作品があった?乱暴者のミッキーマウスとは?ミッキーマウスの原点・オズワルド、モーティマーを解説!ミッキーマウスの顔が変わった!歴史に残る8作品を紹介します。
みなさん、こんにちは。
ディズニーオタクのしーちゃんです♪
2018年11月18日に、我らがミッキーが生誕90周年を迎えました♡
TDRではミッキーのグリーティング待ち時間が11時間を記録し、話題になりましたね。
多くの人に愛されるミッキーですが、彼がスーパースターになるまでには、たくさんの歴史がありました。
顔や性格、名前までも、昔と今では全然違っていたんですよ!
ファンなら知っていて当然!?
生誕90周年を祝って、ミッキーの歴史を振り返りましょう♡
・1929年:「プレーン・クレイジー」乱暴なミッキー!?
・1931年:「ミッキーの猟銃」プルートがペットに
・1935年:「ミッキーの大演奏会」初めてのカラー作品
・1939年:「ミッキーの猟は楽し」ミッキーの顔が変わる
・2004年:「ポップアップ ミッキー」初めてのCG作品
・2013年:「ミッキーのミニー救出大作戦」初めての3D作品
・2013年:「ミッキーマウス!」新しいTV短編アニメシリーズ
・番外編:ディズニーパークのミッキー顔 遍歴
1928年:「蒸気船ウィリー」ミッキーのデビュー作
みなさんご存知、ミッキーは短編映画「蒸気船ウィリー」でスクリーンデビューを果たします。
このとき"永遠のガールフレンド"ミニーちゃんも一緒にデビューしています。
ミニーちゃんも生誕90周年なんですよね!(おめでとう♡)
しかし、ミッキーマウスというキャラクターが誕生したのは、蒸気船ウィリーよりも前のことでした。
◆ミッキーの原点・オズワルド
ウォルトディズニーは当初、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット(しあわせうさぎのオズワルド)という、うさぎのキャラクターを生み出しました。
しかし、当時の配給元であるユニバーサル・ピクチャーズともめた結果、オズワルドの権利を奪われてしまいます。
オズワルドを描けなくなってしまったウォルトは、代わりになるキャラクターを考案することに。
そこで誕生したのが、ミッキーマウスです!
顔の形や半ズボンを履いてるところなど、オズワルドとミッキーの共通点は多いですよね。
・オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット徹底解説!グッズ・ディズニーで会える場所・歴史
◆ミッキーの名前はモーティマーだった
こうして誕生したミッキーでしたが、名前はモーティマーになる予定だったんです。
ウォルトが考えた名前でしたが、妻・リリアンが反対。
「気取っている感じがする」
「mortify(モーティファイ:悔しがる、恥をかく)という英単語に響きが似ている」
などという理由から、モーティマーという名前は却下されました。
◆モーティマー・マウスは存在する
ディズニーファンのみなさんならご存知の通り、モーティマー・マウスというキャラクターが存在しますよね!
モーティマーは、初めて登場したときにはミニーの叔父と紹介されましたが、その後幼なじみに設定を変更。
ミニーを誘惑する、高身長で気取り屋のネズミとして描かれています。
ミッキーはモーティマーに対して、悔しい思いをすることが多いみたい。
身長差だったり、ミニーをとりあう恋敵としてだったり…。
モーティマーという名前の、気取っている感じ・mortifyに似ているという要素を、あえて活かしてつくられたキャラクターなのかもしれませんね!
1929年:「プレーン・クレイジー」乱暴なミッキー!?
ミッキーのデビュー作は蒸気船ウィリーで知られていますが、その前に2作の短編映画がお蔵入りになっていました。
初めて製作したミッキーのアニメーションは「プレーン・クレイジー」です。
蒸気船ウィリーがヒットした後、1929年に第3作目として無事日の目を見ることができました!
プレーン・クレイジーでのミッキーは、今とはキャラクターが全然違っていました。
見た目は、丸みが少なくほっそりしていて、目つきも今よりギョロっとしています。
性格も、ミニーを怯えさせたり怒ったり、今では考えられないほど乱暴者でした。
1931年:「ミッキーの猟銃」プルートがペットに
ミッキーを語る上で欠かせないのがガールフレンド・ミニーと、愛犬のプルートですよね!
プルートのスクリーンデビューは「ミッキーの陽気な囚人」(1930年)です。
ミッキーのペットになったのはその後のこと。
1931年に公開された「ミッキーの猟銃」で、初めてミッキーのペットとしてプルートが登場します。
それからはずっとミッキーの相棒として大活躍していますよね★
1935年:「ミッキーの大演奏会」初めてのカラー作品
これまではモノクロアニメーションとして描かれていたミッキーでしたが、「ミッキーの大演奏会」(1935年)で初めてカラーとして登場します。
色が付いたミッキーは、白と黒の肌色に、真っ黒な瞳。
コスチュームは、ミートミッキーでも会うことができる、指揮者の衣装を着ていました♪
1939年:「ミッキーの猟は楽し」ミッキーの顔が変わる
新たに加わったアニメーター、ウォード・キンボールにより、ミッキーの顔は少しずつ変わっていきます。
白だった肌を肌色に変更し、眉毛が追加されました。
そして最大の変更は、白目です。
今までのミッキーは楕円の黒目だけで瞳を表現してきました。
しかし、そこに白目を書き加えたことで、より表情の変化が見られるようになりました。
なんだか人間の姿に少しずつ近付いてきたように思えますね!
半ズボンだけでなく、トップスを着ることが増えたのもこの頃からでした。
2004年:「ポップアップ ミッキー」初めてのCG作品
ミッキーの短編映画シリーズは、「ミッキーの魚釣り」(1953年)を最後に製作がストップ。
その後、長い間ミッキーの短編映画がつくられることがありませんでした。
1983年に、ようやく新作となる「ミッキーのクリスマスキャロル」が発表。
そして2004年に初のCG作品「ポップアップ ミッキー すてきなクリスマス」がつくられました。
デザインとしては、肌色の肌に白目が特徴的な、1939年以降から80年代にかけて築き上げられてきたミッキーがCGになった、という感じ!
コンピューターをつかって描かれたCGのミッキーは、少しすらっとして大人っぽい印象です。
立体的にみえるぶん、より人間味を感じられるようになりました。
2013年:「ミッキーのミニー救出大作戦」初めての3D作品
「アナと雪の女王」の同時上映作品として公開されたのが、「ミッキーのミニー救出大作戦」です。
ミッキーの映画作品として初めて3D上映されました。
今作は、昔のモノクロ映画時代をオマージュしたデザインになっています。
ミッキーにも白目・眉毛がなく、1939年以前の顔つきをしています。
モノクロから3Dの世界に飛び出してくるミッキーがとてもかわいく、面白い作品になっていますよ◎
プレーン・クレイジーの頃のデザインのミッキーとミニーが登場するオープニングにも注目です!
2013年:「ミッキーマウス!」新しいTV短編アニメシリーズ
2013年からは、新しいミッキーの短編アニメシリーズ「ミッキーマウス!」が製作されています。
ここでもまたミッキーの顔は変わっており、昔ながらのデザインと、現代的なデザインがミックスされています。
白い肌に眉毛なし・黒目だけの瞳は、昔のミッキーのデザインですよね。
しかし、絵のタッチはとても現代的。
作中でみせる表情も、これまでの作品とは異なり、鼻水をたらしたり(笑)、汚い顔をすることもしばしば。
「ミッキーマウス!」によってミッキーの表情の幅がとっても広がったと思います♪
番外編:ディズニーパークのミッキー顔 遍歴
ここで衝撃の写真を公開します。
なんと、これはれっきとした正式なミッキーマウスなんです…。
今回は、映画作品を中心にミッキーマウスの歴史をご紹介しましたが、パークのミッキーはもっと闇が深い歴史があります…。(笑)
▼パークのミッキーの顔遍歴について知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
・【ミッキーの顔】変遷がヤバい?!海外のミッキーの顔を比較してみた
まとめ
いかがだったでしょうか。
1928年のデビューから、生誕90周年を迎えたミッキーマウス♡
時代に合わせて顔・性格が変化させながら、わたしたちの心をいつまでも捉えて離さない大スターの道を歩んでいました。
あなたはどのミッキーがお好きでしたか?♡
これからも、ミッキーがつくる歴史を一緒に応援していきましょう~!♡♡♡
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