2018年01月08日

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット徹底解説！グッズ・ディズニーで会える場所・歴史

しろまる

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットの誕生秘話や歴史、グッズ、ディズニーで会える場所についてまとめました！オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットは、実はミッキーより早く誕生していたことを知っていましたか？少し怒りっぽくも陽気なキャラクターですが、ちょっぴり悲しい歴史があるんです！

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット徹底解説！グッズ・ディズニーで会える場所・歴史

こんにちは！オズワルドが大好きなしろまるです。

オズワルドと言えば、長い耳と水色のパンツ！
ちょっぴりレトロチックなところもオズワルドの魅力のひとつですよね♡

オズワルドの正式名称は「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」と言います。
または、「しあわせうさぎのオズワルド」と言われることも！

今でこそ世界中で人気のあるオズワルドですが、彼には少し悲しい歴史があることも事実。
オズワルドのグッズや映画情報はもちろん、オズワルドが好きだからこそ知っておきたい誕生秘話や歴史についてもご紹介していきます。

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットの誕生

全米の人気者だったオズワルド・ザ・ラッキー・ラビット

オズワルドは、実はミッキーマウスよりも前に誕生していたキャラクターです。
ミッキーマウスの誕生のきっかけとなったのが、このオズワルドだったと言われています。

オズワルドは陽気な性格で、ちょっぴり怒りっぽい一面もがあるところもかわいいですね♡

そんなオズワルドの誕生日は、9月5日。
そう、プルートと同じ誕生日なんです！

1927年に公開された「トロリー・トラブルズ（Trolley troubles）」短編映画がオズワルドのデビュー作。
トロリー・トラブルズの前に制作された「かわいそうなパパ（poor papa）」という作品もありましたが、未公開に終わっています。

そして、そのオズワルドの大ヒット映画「トロリー・トラブルズ」が、悲しい歴史のはじまりとなってしまうのです。

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットの歴史

続いては、オズワルドの歴史についてご紹介します。
大人の事情で忘れ去られてしまった悲しいお話。

配給元との対立

スーパースターであるミッキーの陰にはオズワルドがいた

オズワルドの権利をめぐって、配給元であるユニバーサル・ピクチャーズと対立が起こってしまいます。
オズワルドの生み出したのはウォルト・ディズニーに違いありませんでした。

しかし、法律上の版権を所有していなかったために、オズワルドの権利がユニバーサル・ピクチャーズへ渡ってしまったのです。
それだけでなく、ウォルトのもとにいたスタッフが大量に引き抜かれ、ディズニーは倒産の危機に。

倒産の危機に追い込まれた中で、ウォルトが新たに生み出したのがあの「ミッキー・マウス」です。
ミッキーが世界中で人気者になったこと、ユニバーサル側にも人気キャラクターが登場したことから、オズワルドは忘れ去られた存在になってしまいました。

ディズニーがオズワルドの権利を取り戻したのは、なんと2006年。
半世紀以上の時間が経ってから、オズワルドはディズニーに帰ってきました。

ディズニー社CEOが「オズワルドを取り戻したい」と語っていたそうです。
オズワルドへの思いが、ウォルトから代々受け継がれてきたことが感じられますね。

オズワルドがディズニーに返還されたのは、実は決して遠い昔ではないのです。

オズワルドの叫び

オズワルドの歴史を関連させた物語になっている

ゲームやコミックとして登場した「エピックミッキー～ミッキーマウスと魔法の筆～」にてミッキーとの共演を果たしたオズワルド。
物語の中で「忘れ去られた者の世界」を治めている、オズワルドのセリフを一部ご紹介。

オズワルドのセリフ

”みんないつでも　きみのことばかり
きみ　きみ　きみだ！ミッキー・マウス！
ミッキー・マウス！ミッキー・マウス！ミッキーミッキーマウス！！”

”しあわせそうに見えるかい？
ぼくはオズワルドの残りかすだ　もっとはっきり言うなら…
きみが出てきたあとの残りかすだ”

”こいつはぼくからファンも家も人生も取り上げたんだ！
ぼくにのこったのはウェイストランドのヒーローの座だけ！
こんどはそれさえ取る上げるつもりかっ！？
いやだ！ミッキーとぼくだなんて！
すぐにミッキーだけの手がらになっちゃうんだから！”

（エピックミッキー～ミッキーマウスと魔法の筆～より引用）

物語の中で、なかなかミッキーに心を開かないオズワルド。
これまでの悲しい歴史を感じさせるセリフが目立っています。

物語の最後、オズワルドとミッキーはどうなるのかが気になる方は実際に読んでみてくださいね。