【スチールドラゴン2000】怖さ・特徴・待ち時間まとめ!ナガシマスパーランドのジェットコースター!
ナガシマスパーランドが運営するジェットコースター「スチールドラゴン2000」についてご紹介します!怖さや怖い座席情報に加えて爽快感ポイントもまとめました!日本でも最大級のジェットコースターであり、特にその全長は世界一としてギネスにも認定されています。コース内容や富士急ハイランドのジェットコースターとの違いを調べてみました!
こんにちは~!中部のテーマパークが大好きなIkumaです。
ナガシマスパーランドといえば日本でも最大級の大きさを誇るテーマパーク。
中でもジェットコースターのラインナップはすさまじく、4Dスピンコースター・「嵐」など、その数は11種類にも及びます。
また、2019年3月からは「ホワイトサイクロン」の後継機として、新たに木製ジェットコースター「白鯨」がナガシマスパーランドに登場。
ますます盛り上がるだろうテーマパークといえますね!
そんなナガシマスパーランドの中で、最も有名なのが「スチールドラゴン」。
ナガシマスパーランドの「顔」ともいえるジェットコースターです。
今回は、そのスチールドラゴンに、迫ってみたいと思います!
・スチールドラゴンのコース
・スチールドラゴンの怖さ
- 怖さ①:足が付かない宙ぶらりんな「座席」
- 怖さ②:お腹のみを固定した安全バー
・スチールドラゴンの怖い座席
- 怖い座席①:見えないという恐怖の「最前列」
- 怖い座席②:スピード的には「最後尾」
- 怖い座席③:左側の座席
・スチールドラゴンの爽快感
- 爽快感①:日本最大級の落差
- 爽快感②:Gから解放される「曲がり角の後」
・スチールドラゴンの待ち時間
- 長い時は3時間以上
- 必要なら乗車優先券
・スチールドラゴンと富士急ハイランド「FUJIYAMA」の違い
- 富士急ハイランド「FUJIYAMA」とは
- 縦にかかるGと横にかかるGが大きな違い
・スチールドラゴンの安全性
- 一度部品の滑落あり
- 死者を出さない高い安全意識
スチールドラゴンとは
スチールドラゴンとはナガシマスパーランドにて2000年から営業しているジェットコースター。
最大の特徴は何と言ってもその全長!
全て合わせて2,479mとなっており、これはナガシマスパーランドだけなく、世界中のジェットコースターの中でも、最も長くなっています。
その巨大さはすさまじく、ナガシマスパーランド内から全体を見ようとしても、園内東から北西側に併設されている三井アウトレットパークまで長々と建設されているため、遊園地内からではなかなか一望できません。
ナガシマスパーランド内には、ホワイトサイクロンという巨大なジェットコースターがありましたが、スチールドラゴンと比べるとそれですら小さく見えるほどでした。
乗車時間も約4分間と長時間になり、非常に魅力的なジェットコースターといえます。
スチールドラゴンのコース
そんなスチールドラゴン、全長だけでなくコースも魅力たっぷりになっています。
まずスチールドラゴンが動き出すと、すぐに一つ目の山であるファーストドロップに差し掛かります。
そして角度68℃・地上97mというほとんど壁のような下り道を一気に急降下!
猛スピードで壁を下りきると、さらに山のようになった部分を2つ越え、今度は右に60℃近く車両をひねりながら、右方向にカーブします。
それが終わると今度は左に2回カーブ。
カーブが終われば、再度直線。
一度大きく坂を下ると、今度は上下にうねったコースを猛スピードで駆け抜けながら、トンネルを2つ抜け、ようやくゴールとなります。
説明しているだけでも疲れてしまいそうなコース設計ですね。
戻ってくる頃にはクタクタになってしまいそうです。
スチールドラゴンの怖さ
もちろんナガシマスパーランドのスチールドラゴンはただ長いだけではありません。
スチールドラゴンはジェットコースターらしい怖さに溢れています。
怖さ①:足が付かない宙ぶらりんな「座席」
まず一つ目の理由が、座席に座っても足が地面に付かないこと。
スチールドラゴンでは、座席の位置が少し高めになっており、座っても足が付かず、宙ぶらりんな状態で出発します。
そのため、コースの各所を進む間も上下に上がったり下がったりする所ではふわりと宙に浮くような感覚を味わえます。
97mのところから、フワリと浮くような感覚を味わえるって、怖すぎません⁉
怖さ②:お腹のみを固定した安全バー
もう1つの怖い理由に安全バーが上げられます。
というのもスチールドラゴンの安全バーは、お腹の付近のみで支える形になっており、肩の辺りはそのまま動くような形になっています。
この安全バーの形式では上から固定される物がないため、さらなる浮遊感を持てるようになっており、非常にすさまじい恐怖を味わえるようになっています。
ちなみに安全バーから手を離して「バンザイ」のポーズを取ると、さらに浮遊感が増すとのこと。
とことんスリルが味わいたい方は、自己責任で行ってください♪
スチールドラゴンの怖い座席
ナガシマスパーランドのアトラクションの中でも、爽快感と恐怖感を兼ね揃えたスチールドラゴンですが、この乗り物は座席によっても恐怖感が変わります。
怖い座席①:見えないという恐怖の「最前列」
スチールドラゴンに限らず、ジェットコースターで最も怖いと言えるのは最前列でしょう。
前方がレールなので、座席から見ていると座席から振り落とされてしまうのでは? という不安にかられます。
その中でも特に最も怖いのがスチールドラゴンの一番初め、ファーストドロップの山から下りる部分。
最前列にいると坂が見えた瞬間に下り落ちることになります。
スチールドラゴンのような大型ジェットコースターで、次の瞬間までどうなるか分からないという恐怖と、一気に加速しながらの急降下!
これは間違いなく怖いですよ!
怖い座席②:スピード的には「最後尾」
そしてもう一つ怖い座席になっているのが最後尾。
一番後ろで前の人の姿が見えるのになぜ怖いのでしょうか?
この理由も初めの山道である、ファーストドロップの部分にあります。
というのもジェットコースターは、山を登り切った後に今度は加速しながら下っていきます。
一番前の人は坂が見えた瞬間に下り始めるため、ジェットコースターの一番速度が出ている時にはすでに中段くらいにいます。
それに対して最後尾はジェットコースターの中で最もスピードがある時に、まだ頂上付近にいることになります。
つまりかなりスピードが付いた状態で坂から下り降りることになり、長く加速した状態を保ちます。
スピードが好きな人にはたまらないですが、それ以外の人はなかなか恐ろしい経験となりそうですね。
怖い座席③:左側の座席
スチールドラゴンでは右と左の座席によっても恐怖感が違います。
スチールドラゴンに乗って初めの山を上がっていく最中、右側にはレールの整備を行う階段が付いています。
そのため右側だとすぐ近くに足場があるという安心感があります。
しかし左側は柵などが全くなく、遮る物が何もない状態。
このため最大97mの高さをさえぎる物なく、そのまま体感することになります
普通ビルから窓ガラス越しに見ても怖いのに、不安定な足場から見ると、恐怖が倍増しますよ!
スチールドラゴンの爽快感
ナガシマスパーランドのスチールドラゴンは大きな爽快感を味わえるジェットコースターとも言われています。
爽快感①:日本最大級の落差
スチールドラゴンの中でも特に爽快感を味わえるのがファーストドロップの落差の部分。
ここは最大落差が93.5mの部分となっており、日本のジェットコースターの中でも最大の落差となっています。
この辺りの速度は、最高速度153㎞/hというすさまじいもの。
ちなみにナガシマスパーランド内にいると、ここから落ちている際の絶叫が良く聞こえます
爽快感②:Gから解放される「曲がり角の後」
ナガシマスパーランドのスチールドラゴンの曲がり角はかなり長いため、その間体にGが掛かり続けます。
そして大きな曲がり角が終わった瞬間には、そのGが消えて一気に体が軽くなったような爽快感を味わえます。
その他、小さくうねるような部分でも体が何度も浮くような形になり、怖いながら爽快感を感じられるようになっていますよ。
スチールドラゴンの待ち時間
ナガシマスパーランドの人気アトラクションであるスチールドラゴン。
それだけに待ち時間が発生することもしばしばあります。
長い時は3時間以上
スチールドラゴンが混むのはやはり週末!
来場している人も多いため、1時間以上の待ち時間ができる場合もあります。
さらに学生の長期休みである3月の春休みや8月の夏休みといった期間はナガシマスパーランド自体も混雑するので、3時間近く待たされてしまう場合もあるそうです。
必要なら乗車優先券
「長い待ち時間が発生しているけど、どうしてもスチールドラゴンに乗りたい!」という時もあるでしょう。
そんな時におすすめなのが、ナガシマスパーランドの発行する乗車優先券を使うことです。
これはスチールドラゴンなどの人気アトラクションでのみ販売されているチケットで、購入すると通常より早く乗り込めます。
販売金額は、1,000円となっています。
早くスチールドラゴンに乗りたい人は、乗車優先券を購入するのが良いでしょう。
販売場所は、スチールドラゴンの出口にあるフォトショップ売場での販売になります。
スチールドラゴンと富士急ハイランド「FUJIYAMA」の違い
魅力たっぷりなナガシマスパーランドのスチールドラゴンですが、実は富士急ハイランドにある「FUJIYAMA」というジェットコースターとよく比較されます。
富士急ハイランド「FUJIYAMA」とは
FUJIYAMAは山梨県にある遊園地・富士急ハイランドが1996年にオープンさせた大型ジェットコースターです。
コース全長は2045mとスチールドラゴンより小さくなりますが、高さや落差、速度などは開業当初は世界一位であり、ギネス記録を所有したほどの大きさでした。
ちなみにFUJIYAMAには「chicken way」という乗る直前に搭乗を取り止められる、何ともユニークなサービスもあります。
縦にかかるGと横にかかるGが大きな違い
とはいえスチールドラゴンの方がFUJIYAMAより大型なのも事実。
一見スチールドラゴンの方が怖そうです。
しかしスチールドラゴンとFUJIYAMAではGのかかる方向に違いがあります。
スチールドラゴンは縦の動きは激しくなっていますが、カーブは比較的緩やかです。
それに対してFUJIYAMAはカーブが急で、レール自体もひねられている部分が多くなっています。
そのためFUJIYAMAの方は横から加わるGが大きく、乗っていると放り出されるような感覚に陥ります。
それだけに人よってはスチールドラゴンよりFUJIYAMAの方が怖い! と言う方もいるそうです。
ナガシマスパーランドと富士急ハイランド。
場所は離れていますが、機会があればぜひ乗り比べてみてください!
スチールドラゴンの安全性
スリル満点のスチールドラゴンですが、それだけに安全性も気になります。
あまり考えたくないですが、果たして安全なのでしょうか?
一度部品の滑落あり
スチールドラゴンは2003年に事故を起こしました。
これは走行中、88個あった車両のタイヤの内、半分が滑落するという物です。
滑落した部品は2名の来場者にぶつかり、1名が重傷となりました。
死者が出なくて本当に幸いでしたね。
事故原因は安全検査を請負業者に頼んだ際、不必要な部品まで付けてしまったためだそうです。
そのため走行中にその余計な部品が外れてしまい、事故が起こったそうです。
死者を出さない高い安全意識
上記の事故を受け、ナガシマスパーランドはスチールドラゴンを3年間運休しました。
そうして何度も試運転を行った結果、2006年に運営を再開しました。
それから10年以上経過しましたが、特に事故などは起こっていません。
またナガシマスパーランドの営業中でも毎日一回定期検査を行っている他、必要に応じて午前中全てを検査の時間に充てたりするなど、高い安全意識の元でスチールドラゴンは運営されています。
以上のことを考えると、スチールドラゴンは十分安全に楽しめる乗り物だと言えるでしょう。
ちなみに定期検査の際はその旨がナガシマスパーランドのホームページに記載されるようになっています。
乗る前には一度チェックしておきましょう!
まとめ
ナガシマスパーランドの人気ジェットコースター・スチールドラゴンのまとめでした!
世界一の全長や日本一の落差を持つジェットコースターだけに、ジェットコースターマニアには何とも乗りたいアトラクションと言えるでしょう。
可能であれば、できるだけ平日に行ってみるのがおすすめです。
またその場合は乗り物に自由に乗れるパスポートを購入しましょう。
ナガシマスパーランドではアトラクションに一度乗車する度、お金がかかるようになっていますが、このパスポートを持っていると自由にアトラクションに乗れます。
特に平日の空いている時なら、複数種類のジェットコースターを梯子するチャンスですよ!
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