【ディズニー最新作】『くるみ割り人形と秘密の王国』のあらすじ&キャラクターまとめ!予告トレーラーも!
2018年11月30日(金)に日本公開予定のディズニー映画最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』についてご紹介します。原作である童話やバレエ作品の解説をはじめ、気になる映画のあらすじや登場人物、魅力的な俳優陣に関する情報や最新予告トレーラーまで、現時点で知り得る限りをまとめました!
みなさん、こんにちは!実は7年間バレエを習っていた経験を持つMelodyです!
今回は、冬にピッタリなディズニー映画最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』についてご紹介していきます。
『シンデレラ』や『美女と野獣』など、ディズニーの名作アニメ作品を続々実写映画化してきたディズニーです。
しかし、この『くるみ割り人形』の物語は、世界中で愛されるおとぎ話であるにも関わらず、ディズニーが映像化するのは今回が初。
誰もが知る物語に“ひねり”を加えることによって、その時代時代にマッチした“全く新しい“おとぎ話をいくつも作り上げてきたディズニー。
今度はどのような物語を生み出していくのか全世界から注目を集めています。
そんな映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の気になる
・あらすじ&見どころ
・登場人物&俳優陣
・予告トレーラー
などなど、現時点で知り得る情報のすべてをたっぷりご紹介していきます!
原作『くるみ割り人形』とは?
『くるみ割り人形』と聞くと、チャイコフスキー作曲の名曲に彩られたバレエ作品を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、そのバレエ作品には元々原作となる童話作品が存在しており、それはドイツ人作家、E.T.A.ホフマンによって1816年に発表された『くるみ割り人形とねずみの王様』という作品でした。
この作品の中では、主人公のクララはマリーという名前で、若干7歳という設定です。
舞台はクリスマスを迎えたドイツに暮らすシュタールバウム家。
その家の末娘であるマリーは、クリスマスパーティーの席で、自らの名付け親であるドッセルマイヤーから不格好なくるみ割り人形をプレゼントされます。
なぜかその人形に強く惹かれ、大層その人形を気に入ったマリーでしたが、兄のフリッツによってその人形は壊されてしまいます。
怪我を負ったくるみ割り人形をかわいそうに思ったマリーは、包帯代わりに自分のドレスについた白いリボンを人形に巻き、夜遅くまで人形の看病を続けました。
12時の鐘が鳴ったとき、どこからともなく7つの頭を持ったネズミの王様とネズミの大群が現れ、くるみ割り人形めがけて飛びかかりました。
その瞬間、くるみ割り人形に命が宿り、人形の軍隊を率いて、ネズミの大群と戦いを始めたのです。
ネズミの大群に追い詰められたくるみ割り人形を見たマリーは思わず助けに入り、そこでマリーは気を失ってしまいます。
目覚めると、マリーは何事もなかったかのように自分の部屋のベッドに横たわっていました。
そこへ現れたのは、壊れたくるみ割り人形を修理して持ってきたドッセルマイヤー。
マリーは昨夜起きた出来事をドッセルマイヤーにすべて打ち明けました。
すると、ドッセルマイヤーはニュルンベルクという王国で起きたくるみ割り人形とネズミにまつわるお話を語り始めたのです。
その物語の中には、魔力を持ったネズミの女王の呪いによって、醜いくるみ割り人形の姿にされた若い青年が登場していました。
青年は呪いをかけられながらも、そのネズミの女王を倒し、王国に平和をもたらした存在だったのです。
また、7つの頭を持ったネズミというのは、その昔、ネズミ捕り器にかかって命を落としたネズミの女王の7匹の息子たちの生まれ変わりでした。
いつの日かその青年を倒し、母の仇を取ることを狙っているというのです。
くるみ割り人形と化した青年が元の姿に戻る唯一の方法は、そのネズミの王を倒し、醜い姿であっても自分を愛してくれる女性と結ばれることでした。
しかし、そんな女性はいつになっても現れることはなく、今もなおその青年はくるみ割り人形の姿のままでいると言います。
その話を聞いてマリーは、自分の元にやってきたくるみ割り人形こそ、その青年ではないかと思い始めるのでした...。
原作の『くるみ割り人形』では、マリーの愛の言葉によって、くるみ割り人形の姿から元の人間の姿に戻った青年とマリーは結ばれます。
その後2人は、その青年がくるみ割り人形の姿で治めていた人形の王国の国王と妃となり、お菓子でできた城で幸せに暮らしましたという結末となっています。
有名なバレエ作品とも少し異なるストーリーで、よりファンタジーな物語になっていますね♡
くるみ割り人形と秘密の王国:あらすじ&見どころ
原作の物語を頭に入れたところで、気になってくるのはやはりディズニー版のストーリー!
現時点で、発表されているあらすじ・見どころは、以下のようなものになります。
物語のキーとなるのは、クララの亡き母が遺した贈り物を開く鍵
本作では、クララの亡き母が遺した贈り物を開く鍵が、物語のキーとなっています。
クララはその鍵を探すため、ミステリアスなパラレルワールドへ旅立つこととなるのです。
そんなパラレルワールドにクララを送り出す人物こそ、原作である『くるみ割り人形とねずみの王様』にも登場していたドッセルマイヤー。
本作では、そんなドッセルマイヤー役をアカデミー賞受賞経験も持つ大御所俳優のモーガン・フリーマンが演じます。
4つの国で構成される夢のようなパラレルワールド
クララが迷い込むパラレルワールドは、以下に挙げる4つの国によって構成されています。
・花の国
・雪の国
・お菓子の国
・謎多き第4の国
お菓子の国を治めるシュガー・プラム・フェアリー(写真中央)をはじめ、それぞれの国は個性あふれる統治者によって統治されており、どの国もまるで夢の世界のように美しいものばかりでした。
しかし、暴君マザー・ジンジャーが支配する第4の国は、その他の国とは一線を画す闇と謎に包まれた不気味な世界。
やがて、その第4の国が起こした反乱によって、このパラレルワールドの調和が崩れていくことに。
また、クララの探す鍵もその第4の国のどこかにあると言います。
亡き母からの贈り物の箱を開く鍵を探し出し、このパラレルワールドに再び平和をもたらすためには、クララ自身がマザー・ジンジャーと彼女率いるネズミの軍隊に打ち勝たなければならないのです。
悪と戦うくるみ割り人形はクララ自身?
原作では、クララや人形の王国をネズミの王から守った正義のヒーローは、くるみ割り人形に変えられた若き青年でした。
しかし本作のキャラクターの中に、くるみ割り人形らしき人物は存在していません。
唯一、それらしきコスチュームを身につけているキャラクターと言えば、クララがパラレルワールドで出会うフィリップ(写真右)という名の兵隊です。
彼はくるみ割り人形のようなおもちゃの見た目をしているわけではなく、生身の人間のように話し、動きます。
クララと共に旅することとなるキャラクターではあるようですが、彼がくるみ割り人形の設定なのでしょうか?
そんな中、筆者はクララのこちらのコスチュームに注目してみました。
写真に写るクララは、パラレルワールドに到着した際のブルーのふんわりとしたドレス姿と打って変わって、凛々しい兵隊のようなコスチュームに身を包んでいます。
加えて、くるみ割り人形の被る帽子に似た特徴的な黒のハットまで被っているではありませんか!
この衣装を着てマザー・ジンジャーらと戦うクララの姿を見て、筆者はクララ自身が本作におけるくるみ割り人形の役割を担っているのではないのだろうかと予想しました。
なぜなら、ディズニーが描く現代のヒロイン像は男性に頼らず、自分の力で運命を切り開く強い女性たちだからです。
だからこそ、大ヒットを記録した実写版『アリス・イン・ワンダーランド』や『美女と野獣』でもヒロインたちはアニメ版よりもずっと強く勇敢な女性として描かれていました。
より勇敢に生まれ変わったアリスやベルのように、本作のヒロイン・クララも、そんな現代のヒロイン像にふさわしい強さ溢れる女性として、現代女性たちの新たなロールモデル的存在になること間違いなしです!
世界最高峰のトップダンサーたちの出演が決定
『くるみ割り人形』と聞くと、やはりバレエ作品を思い浮かべる方が多いというだけあって、『くるみ割り人形』はバレエ作品としての印象が強い物語です。
そのため、ディズニーは本作にもセルゲイ・ボルーニンをはじめとする世界最高峰のバレエ・ダンサーたちを制作チームの一員として迎え入れました。
中でも注目を集めているのが、本作の随所で登場するバレリーナ役を演じるミスティ・コープランド。
彼女は、名門アメリカン・バレエ・シアターで黒人女性として初のプリンシパル昇格を果たし、バレエ界の歴史を動かした今を時めくバレエ・ダンサーです。
超一流バレエ・ダンサーたちがどのような形で本作に彩りを加えてくれるのか、今から楽しみですね♪
くるみ割り人形と秘密の王国:登場人物紹介
本作には、ヒロインのクララやお菓子の国の美しき統治者、シュガー・プラム・フェアリーなど、個性豊かなキャラクターたちが多数登場します。
こちらでは、その登場人物たちとその役を演じる豪華俳優陣に関する情報を一挙にご紹介していきます。
①クララ(マッケンジー・フォイ)
本作のヒロインは、透き通るような白い肌と凛々しい顔立ちが目を引く少女・クララ。
原作では、壊れてしまったくるみ割り人形の看病を真夜中まで続ける心優しい少女のイメージが強いクララです。
しかし、本作ではくるみ割り人形の代わりに自ら悪に立ち向かう強く勇敢なヒロインとして描かれています。
演じるのは、『トワイライト・サーガ』シリーズや『インターステラー』に出演した子役としても有名な現在17歳の女優、マッケンジー・フォイ。
まだ初々しさの残るその可憐な容姿で、すでに世界中の多くのファンを虜にしています。
②シュガー・プラム・フェアリー(キーラ・ナイトレイ)
シュガー・プラム・フェアリーは、ピンク色の髪にふわふわのドレス姿というまるで綿菓子のような見た目が特徴です。
パラレルワールドを構成する4つの王国の1つであるお菓子の国を治める統治者でもあるシュガー・プラム・フェアリー。
ユニークな話し方とその愛嬌ある笑顔で、パラレルワールドにやってきたクララを優しく出迎えます。
演じるのは、『プライドと偏見』のエリザベス役や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのエリザベス・スワン役で人気を博したキーラ・ナイトレイ。
美しい見た目だけではなく、その演技力でも本作に花を添えます。
③マザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)
パラレルワールドの第4の国を支配するマザー・ジンジャーは、ネズミの軍隊を指揮する暴君であり、本作のヴィラン。
ひび割れた顔と鋭い眼差しが不気味な雰囲気を醸し出しています。
演じるのは、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したベテラン女優のヘレン・ミレン。
安定感のある演技力で、物語の鍵を握る謎に包まれた第4の国の統治者マザー・ジンジャーを好演しています。
④ドッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)
ドッセルマイヤーは、クララの名付け親であり、クララを謎多きパラレルワールドに導いて行くドッセルマイヤーは、その何ともミステリアスな風貌が目を引きます。
クララに「見た目に惑わされるな」と忠告する彼は、一体どんな秘密を持っているのでしょうか?
演じるのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した大御所俳優のモーガン・フリーマン。
味のある演技に定評があるモーガン・フリーマンですが、本作でも圧倒的な存在感を放っています。
くるみ割り人形と秘密の王国:最新予告トレーラー
最後に、現時点で公開されている最新の予告トレーラーをご紹介します。
百聞は一見に如かず!なので、この記事を読んで本作に興味を持ってくださった方はぜひ1度、予告トレーラーの方もご覧になってみてくださいね♪
まとめ
いかがでしたか?
誰もが知るおとぎ話がディズニーの魔法で全く新しい物語として生まれ変わります。
『くるみ割り人形と秘密の王国』は、2018年11月30日(金)に日本公開予定です。
ぜひチェックしてみてくださいね♪
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