【USJ】シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～体験談！怖さ、グロさは？体験の流れや注意点を紹介

こんにちは！
クッキーモンスター大好きなないんです。

今回はユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の2022年期間限定ホラーアトラクション「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」の体験談をご紹介します。
実際に現地で体験してきた筆者が入場～開演までの流れやストーリー、怖さ、注意点などをネタバレをまじえて解説します！

体験してみたいけど怖さレベルなどが不安という方はぜひ予習にお役立てくださいね☆

「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」体験談：アトラクション概要

(C)Universal Studios

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～

「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」は、2022年のハロウィーン・ホラー・ナイトで楽しむことができる期間限定アトラクションです。
ゲストはシアターで着席して鑑賞する、シアタータイプのアトラクションになります。

2022年のホラーアトラクションは複数登場していて、そのうちの1つがこの「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」です。

◆あらすじ

(C)Universal Studios

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～

「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」の設定は、映画の試写会に招待されたゲストが次々と発生する事件に巻き込まれていくという内容です。
実際に参加者は呪われた薔薇の剣のパンフレットを受け取ります。

このパンフレットには実は伏線がたくさん隠されているので、のちほど解説しますね☆

◆開催期間と開催時間

シャーロックホームズの上映時間案内

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～の開催期間は次の通りです。

2022年9月8日(木)～ 2022年11月6日(日)

ショースケジュールは日によって異なりますが、1日10回ほど公演されています。
体験に必要な所要時間は約30分です。
最新のショースケジュールはUSJ公式サイトや公式アプリからご確認ください。

◆開催場所

シャーロックホームズ開催場所

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～の場所は、通常は「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」を上演しているシアターです。
ハリウッドエリアの、メルズ・ドライブインのすぐ隣にあります♪

◆整理券情報

シャーロックホームズの整理券案内看板

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～を体験するには整理券が必要です。
整理券はUSJ公式アプリのe整理券、またはパーク内の整理券発券所で発行しています。
e整理券はパークに入場後、どこからでも取得できるので便利ですよ。

紙の整理券をもらいたい場合は、サンフランシスコ・エリア「スタジオ・インフォメーション」前で整理券を取得することができます。
アトラクション「バックドラフト」近くです。

整理券は各回とも上限に達し次第配布終了となるので、注意してください。

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～体験談：混雑状況

シャーロックホームズのシアター入口

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～は各回とも整理券発行なので、アトラクション待ち時間はありません。
整理券またはエクスプレスパスを持っている方は、指定の受付時間内に集合します。

筆者がパークへ行った9月中旬の日曜日は、整理券発券所にも目立った待機列はできていませんでした。
しかし、各回毎に座席数の関係で人数制限があるので、体験したい方は公式アプリか整理券発券所で早めに整理券を取っておくのがおすすめです！

◆座席は先着順で好きなところに座れる

エクスプレスパスや整理券の受付時間以内であればいつ行っても大丈夫ですが、筆者が受付開始時間に合わせてアトラクションへ向かったところ、受付時間開始から30人程度がすぐに並んでいました。
早く行くことで座席が先に選べるなどのメリットがあるので、早くから並ぶという人が多いようです！

座席についてクルーに聞いたところ、「整理券やエクスプレスパスがあれば受付時間のギリギリでも大丈夫だけど座席は先着で好きなところに座っていく」とのことでした。

シアター内では空席も見られましたが、かなりの座席が埋まっていましたよ。

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～体験談：実際の体験の流れ

体験レポ

ここからは筆者の「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」体験レポートです☆
どのような体験なのか気になる人はぜひ参考にしてみてください。
アトラクション内容のネタバレがありますので、自分で体験するまで知りたくないという方は読み飛ばしてくださいね！

◆受付～入場までの流れ

先ほども書いた通り、筆者はエクスプレスパスを購入して体験しました。
15:55スタート回の受付時間は15:15～15:45の30分間。
実際のアトラクション体験時間は15:55～16:25となっていました。

筆者はできれば自由に座席を選びたかったので、受付開始の15:15に合わせてアトラクションの受付へ。
整理券組もエクスプレスパス組も受付を済ませると、その回の参加者でロビーで少し待機することとなります。

その時に冒頭で触れたパンフレットを渡されますので、この時間にじっくりと目を通しましょう♪
パンフレットがあることで今から試写会に参加するんだという気持ちが強くなっていきます！

◆配布されるパンフレットの内容（ネタバレ注意）

パンフレット

パンフレットには『呪われた薔薇の剣』の映画公開記念プログラムの内容が書かれています。
「剣の歴史・あらすじ」も詳しく書いてあります。

その中でも印象的なのは“この映画では、壮大で身の毛もよだつようなホラーの世界を音楽と映像で表現。見る人たちを、悪霊が潜む呪われた世界へと誘い込むことだろう。”という言葉。
これは劇中での出来事でもあり、実際にゲストが体験することとリンクしているのが秀逸です！

他にも主演のアリス・ゴーモンの写真が伏線になっていたり、映画撮影中に亡くなってしまった女優「マーガレット・ウッドに捧ぐ」と書くことでアリス・モーゴンの心情を隠したりと、細部までこだわられているところに感服しました☆

個人的には出演・製作の部分にシャーロック・ホームズが犯罪界のナポレオンと言っていたあの「モリアーティ」の名前があったところに鳥肌が立ちました！
シャーロック・ホームズのストーリーを知っている人なら、この時点で事件の匂いがプンプンと漂っているのを感じますよね……！
ショーの開演を前に、ドキドキハラハラと胸が高鳴ってしまいます。

◆シアター開場～着席

受付時間が終わるころにシアターが開場します。
シアターは自由席なのでホラーが苦手な筆者は少し後ろに座ろうとしましたが、同行者が「せっかくだから前に行こう」と手を引いて気が付いたら前から4列目というかなり前の方に座っていました。

最前列は全て空席で、そこから一列空けでゲストが着席するので、4列目は実質前から2番目です。
座席に着いた時はステージとの近さに思わず「ヒェッ」と小さい声が漏れてしまいました。

座席で開演を待っていると左側最前列になにやら見たことのあるような二人組が座ります。
誰も最前列に座っていないのにな～などと能天気に考えていると上演に関しての注意事項があり、ついに試写会が始まります。

◆いよいよ試写会がスタート、次々と人が……

試写会には映画に出演した俳優たちが出てきて舞台挨拶をしていきますが、最前列に座っていた人が突如フラッシュを焚きながら写真を撮っていました。
そう、この人たちが「シャーロック・ホームズ」と助手の「ワトソン」だったのです！

淡々と挨拶が進んでいき完成した映画の上映が始まります。
映画はサイレント映画で、セリフは文字で映し出されるというものでした。
これもパンフレットが示した時代に沿った映画の演出となっていて、細部まで強いこだわりを感じました。

映画が進んでいくとなにやら内容がおかしくなっていき、本来とは違った“メッセージ”がいくつも出てきます。
そしてそこから次々と犠牲者が出て、主演女優が行方不明になったり消息不明の監督が薔薇の剣を突き立てられて死んでいたりと、徐々に不穏な空気に包まれます。
それでもなお映画は続いていきます。

映画の中で男優は女優に爪を立てて殺されてしまうシーンがありますが、その上映後に会場にいる男優は全身に引っかき傷のようなものができ、酷く苦しんで死んでしまいます。
そしてメイド役を演じた女性は、女優に毒を盛るシーンがあるのですが、それと呼応するように苦しんでいきます。

さらに苦しんだ後には暗転が入り、メイドの首が落とされてしまいます。
映画と現実がリンクしていて、思わず息を止めてしまいました。

◆シャーロックたちが推理を始める

そして怪奇事件を解決するためにシャーロック・ホームズは謎を探求していきます。
事件から得たヒントで「時間」がキーワードだと思ったシャーロック・ホームズは、シアターの座席にヒントがあると推理します。

時間が示している座席番号を探すと言って客席に足を運ぶシャーロック・ホームズ、実際にそこには一般のゲストが座っているのでいきなりシャーロック・ホームズが向かってきます。
シャーロックに接近されたゲストがとても驚いているのが印象的でした！
シャーロック・ホームズが調べた座席から指輪が発見され、事件解決への糸口をつかみます。

そこからシャーロック・ホームズが導き出した答えは「主演女優が犯人」という答えでした。
推理が的中して逆上したアリス・ゴーモンは毒ガスをまき散らしたり、銃を持って最後の抵抗を試みます。
しかし、その抵抗もむなしく最後は映画と同様、アリス・ゴーモンも死んでしまいます。

◆事件は無事解決？

後味は良くありませんが事件はこれにて一件落着、シャーロック・ホームズは次の事件へと向かっていきます。
めでたしめでたし、とはいきません。

シャーロック・ホームズが去った後も映画は続きます。
死体が転がっている横に突如フードの男がやってきます。

映画の中と目の前にいるフードの男が同じタイミングでフードを取ると口が横まで裂けている恐ろしい怪物の顔が現れます。
そして客席や階段に次々と恐ろしい怪物が迫ってきて、最後の恐怖を畳みかけてきて物語は幕を閉じます。

◆全体的な感想

シアターということもあって暗闇と劇中の雰囲気がかなりマッチしていて、とても面白かったです☆
初めは前の方で見るのが怖いと思っていましたが、キャストさんの演技を間近で見るのはとても新鮮で楽しかったです！

謎解きが苦手な方でもストーリーが分かりやすく、シャーロック・ホームズがトリックも解明して解説してくれるので安心して見ることができます。

役者さんの演技力も素晴らしくて発言や挙動の一つ一つが圧倒的な存在感を持っていて、薔薇の剣の世界観にグッと引き込まれていきます！
上演後には映画一本見終わった時以上の満足感があって本当に楽しむことができたので、気になった方は絶対に見に行きましょう♪

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～体験談：注意点

パンフレット英語バージョン

シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～で注意するポイントは大きく2つあります。
体験前に目を通しておいてくださいね。

①館内は撮影禁止

1つ目は、館内は全て写真撮影禁止ということです。
建物内に入ったところでパンフレットを貰うので、上映前にパンフレットの写真を撮っておきたいと思うかもしれませんが、退場するまでぐっとこらえて我慢してください！

②グロテスクな表現あり

2つ目は、グロテスクな表現があるということです。
シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～の怖さポイントは、突然の演出で驚かせるというよりも、グロテスクな表現からくる怖さだと感じました。

目の前で首がかき切られたり、大きな引っかき傷を見せられたり、首が切り落とされたりとグロ耐性があまりない人は目を伏せたくなるような表現が多くあります。
体験してみたいけどグロテスクなものは苦手だという人は、後方の席に座って苦手そうなシーンは直視を避けるなどして自分に合わせた楽しみ方をしてください！

まとめ

今回は2022年にUSJで開催されているハロウィーン・ホラー・ナイトのホラー・シアター・アトラクション「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」の体験談をご紹介しました。

「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」はシアターを使ったアトラクションで座った状態で鑑賞できるので、パークで遊び疲れるお昼過ぎくらいの時間に足を休める時間をかねて見に行くのもおすすめです☆

この記事を読んで「シャーロック・ホームズ ～呪われた薔薇の剣～」が気になった方は、ぜひ恐怖の試写会に参加してみてください。