『ソウルフル・ワールド』のあらすじ・ネタバレまとめ!ディズニープラス独占配信作品の感想も!
ピクサーの最新作『ソウルフル・ワールド』のストーリーをネタバレありでご紹介。ディズニープラス独占配信のこの作品を少しでも多くの方に知ってもらえるように物語を最初から最後まで分かりやすくまとめました。作品を見ていなくても、これさえ読めば『ソウルフル・ワールド』の世界がしっかり理解できるでしょう。
皆さんこんにちは!ディズニーと映画が大好きなきーももです♡
今回、筆者が紹介するのはピクサーの最新作『ソウルフル・ワールド』。
魂の音楽とも言われる「ジャズ」をテーマにしたこの作品は音楽や出会いを通して「生きるキラメキ」を教えてくれる素敵な作品でした。
超ネタバレでストーリーを紹介するので、これさえ読めば『ソウルフル・ワールド』が丸わかりです♡
ソウルフル・ワールドのあらすじ(ネタバレあり)
ソウルフル・ワールドのあらすじをネタバレありでご紹介していきます。
未視聴の方は気をつけてくださいね。
主人公は音楽教師のジョー
物語の始まりは何だか下手っぴなディズニー映画お馴染みの「星に願いを」弾いているのはジョーの教え子たちでした。
携帯をいじったり、お菓子を食べたり好き勝手やっている生徒たちの中で、1人だけ集中して演奏する女の子コニー。
彼女が一生懸命に演奏する姿を周りの子供たちは笑います。
そこでジョーが披露するのはピアノの演奏。ジャズの素晴らしさを熱く語るジョーですが、生徒たちの心には全く響いていない様子。
それはコニーにも。
そんな時にジョーに訪れる良い話、「常勤講師」への昇格でした。
普通だったら嬉しいはずなのになんだか浮かない表情のジョー。
「ジャズ・ピアニスト」になる日を夢見て…
ジョーが助っ人として呼ばれたライブハウス「HALF NOTE」。
そこには有名なサックス奏者のドロシア・ウィリアムズがいました。
ドロシアと同じステージに上がれることに感動するジョーでしたが、ドロシアは「音楽の先生」が助っ人だということにとっても不満そう。
しかし、ジョーの素晴らしいピアノの演奏を聴いたドロシアは彼を絶賛し「良いスーツを用意して。」と一緒に演奏することを認めるのでした。
ドロシアに認められたジョーは大喜び!
かなり浮かれていたジョーはよそ見をして「マンホール」の中へ落ちてしまいました。
迷い込んだのは「ソウル」の世界
マンホールの中は真っ暗な世界。
ジョーの姿は水色のほわほわした妖精のよう。
なんとここは「あっちの世界」だと言うのです。こんなの嫌だ!と走り出すジョーは階段から落ちてしまいました。
落ちた先に居たのは、丸くて小さな妖精たちとジェリーという先生。
ここは「天国?地獄?」と聞くジョーにジェリーは「ここは生まれる前の世界」だと言います。
妖精たちのことは「ソウル」と呼ぶようです。
ジェリーはジョーとソウルたちを「個性」を作る場所へと連れていきます。
そこにあるのは「興奮」「冷淡」などと呼ばれる性格を作る館でした。
早く地上へ戻りたいジョーは地上への道へ飛び出しますが、何度やっても「ソウルの世界」へ連れ戻されてしまいます。
そんなジョーはわけも分からず「メンター」と呼ばれるグループに入りました。
数を数える仕事
ソウルの世界で「数」を数えるのが仕事のテリーはジェリー(ソウルの世界の先生の名前はみんなジェリー)に「ソウルの数が合わない!」と言いだします。
問題を解決するためにテリーは大急ぎでファイルが保管してある部屋へと向かい、調査を始めます。
問題児22番との出会い
メンターのグループに入ったジョーが訪れたのは「ソウル」について説明してくれるシアター。
メンターとはまだ性格が出来上がっていない小さなソウルに「人生のキラメキ」を教えてあげる仕事でした。
人間の世界で得た感情や経験を使って「キラメキ」を教えるのです。
メンターとなったジョーとペアになるソウルは「22番」。
彼女はなかなか地上へ行くことの出来ない「問題児」のようです。
この22番がとにかくひねくれ者。
どんな人の事も怒らせ、呆れさせてしまいます。ジョーに対してもとっても反抗的な態度を取る22番にジョーは「自分の人生」を見せました。
そこで見たのは「ジャズ」に出会った子供の頃のジョー。
ジャズに出会い恋に落ちたジョーは「音楽を使って自分を表現するんだ!」と22番に熱く語り、「自分がピアノを弾く姿」を見せますが、22番は何も感じず「キラメキ」のバッヂは付きません。そこへ「時間切れ」を告げるジェリーが現れました。
時間内に「キラメキ」を教えてあげられないとジョーは「天界」へと送られてしまいます。
何とかジェリーをごまかして逃げるジョーと22番。
地上へ戻る方法
2人が向かった先にあったのは「肉体と精神の間の場所」でした。
ここは人間が何かにものすごく集中した時に来る場所だと言います。
そしてジョーは22番に紹介されたムーンウィンドに助けて欲しいと頼み「人間に戻れる場所」へ連れて行ってもらいます。
そこでジョーが見たのは病院のベッドに寝るジョーの姿でした。
「人間に戻れる!」と地上への道へ飛び込んだジョーですが、隣にいた22番も一緒に地上への道に落ちてしまいました。
何とか地上へ戻ったが…
目を覚ましたジョー。
ここは地上です。
「やった!戻れた!」と喜ぶのもつかの間、ジョーの目に映るのはベッドで寝ている自分の姿。
ジョーは「猫」として人間の世界に戻ってしまったのです。
そして、ジョーの身体に戻ったのは22番でした。
猫になったジョーは「自分の身体」へ、ジョーになった22番は「ソウルの世界」へ戻るために、地上にいる「人間の身体」のムーンウィンドウを探します。
病院を出て初めて外の世界を見る22番は、ニューヨークに大パニック。
もう嫌だと言う22番でしたが、地上に来て初めて感じたものがありました。
それは「匂い」。
ソウルの世界では匂いや味は感じることが出来なかったのです。
初めて「ピザ」を食べた22番は大興奮で大喜び!
無事にムーンウィンドを見つけた2人は元の身体に戻る方法を聞き出します。
ドロシアとのステージになんとか間に合いたいジョーは6時半に「HALF NOTE」で再会することをムーンウィンドと約束しました。
ドロシアとのステージ
6時半までに支度を済ませるためにジョーの部屋へ戻る2人。
途中でドロシアに会ってしまうハプニングもありながら、何とか部屋へたどり着きます。
そこへジョーをドロシアに紹介してくれたカーリーから電話が入ります。
先程ジョーを見たドロシアがその姿に驚き、今日のライブは別の人を使うと言うのです。
スーツに着替えて協力して欲しい!と22番に頼むジョーと無理だと言う22番。
そこへ訪れたのは教え子のコニーです。コニーは「ジャズを辞める」と伝えに来たのでした。
音楽なんて意味ない。勉強も無駄。と言うコニーに共感する22番。
22番は「コニーと話をする方が楽しい!」と部屋から出てしまいました。
辞める前にこれだけは聴いて欲しいとコニーがトロンボーンを吹き始めます。
それを聴いた22番は「本当にこれが好きなんだね」と感動し、辞めずに続けた方がいいと伝えました。やっぱり辞めない!と元気を取り戻して帰っていくコニー。
しかし、22番はそれが理解できませんでした。
「辞める」と言いに来たのになぜ辞めないの?とジョーに聞きます。
するとジョーは「演奏が好きだから。トロンボーンがコニーのキラメキなんだ」と教えてくれるのです。
それを聞いた22番は「私もなにかやってみたい!コニーみたいに好きな物が見つかるかもしれない!」とジョーを手助けすると言い、シャワーを浴び、身支度を始めます。
地上へ向かう「数」の番人
舞台はソウルの世界へ戻ります。
ソウルの数が足りないことを調べていたテリーがついに足りないソウルを見つけました。
名前は「ジョー・ガードナー」、どうやら地上に戻ったらしい。とジョーについて調べあげ、ソウルの数を正しく戻すために地上に行ってジョーを連れ戻してくると言うのです。
ジェリーたちに「誰にも姿を見られないように」「素早く」と注意をされ、テリーは地上へと向かいました。
床屋の友人デズ
地上ではジョーの姿をした22番が茶色のとっておきのスーツに身を包み、身支度を整えます。
髪を整えるためにバリカンを持つ猫の姿をしたジョー。
猫にはバリカンの振動は大きく、身体をブルブルさせながら髪を切ろうとしたその瞬間、体勢を崩しバリカンは頭の中心を一直線に刈り込み、ジョーは無惨な髪型になってしまいました。
助けを求めて友人デズの床屋へ向かう2人。
お店は混んでいましたが、ジョーの無惨な髪型を見たデズはジョーを優先してカットしてくれます。
ドロシア・ウィリアムズのショーに出るというジョーを「やったじゃないか!」と褒めてくれるデズ。
初めての床屋にワクワクする22番は自分がソウルの世界にいた事を話し始めます。すると周りの客たちは22番の話に耳を傾け興味津々。
床屋で出会った人と話し、初めて他人の夢について知った22番はデズに「お前の話、楽しかったぜ」と感謝され、不思議な気持ちになります。
そしてそれを見るジョーも同じように不思議な気持ちになるのです。
親子の本当の気持ち
地上で人間の世界を楽しむ22番。
しかし、落とした帽子を拾おうとした瞬間にスーツのズボンが破けてしまいました。ズボンを縫い直せるのはジョーのお母さんだけ。
お母さんのところに向かうために地下鉄に乗ります。
駅のホームで歌うストリートミュージシャンの歌を聴き「心にグッときた」と言う22番。ジョーは「俺の身体なんだから当たり前だ。」と言います。
お母さんの所へ着いた2人。
ドロシアのステージに出ることは内緒にするつもりでしたが、お母さんにはバレていました。
ライブの仕事を否定するお母さん。
ズボンを直して欲しいとお願いしても嫌だと言います。
そこで、素直に自分の気持ちを伝えるジョー。
なんで理解してくれないのかと聞くとお母さんはずっとミュージシャンとして苦労してきたお父さんを見ていたからよと、本当はジョーの夢を応援したいと思っていたことを教えてくれました。
ズボンを直す代わりにお父さんが着ていたスーツを直してくれたお母さん。
スーツはピッタリでジョーはすっかりかっこよくなりました。
本当の姿に戻る時
無事に「HALF NOTE」に着いたジョーと22番。
そこで22番が感じたのは地上で見つけた喜びでした。
何に対しても興味や喜びを感じられたなかった22番がジョーのお母さんやデズ、地下鉄の乗客に出会い、ジョーから「情熱」や「生きる意味」を教えて貰ったと言うのです。
それを喜ぶジョーと22番でしたが、もう元の姿に戻る時間。
ムーンウィンドがやってきました。
早く元に戻ろうと言うと「やだ!私はここでキラメキを見つけるの!」と言って逃げ出してしまう22番。
22番はキラメキを見つけようと走りますが、そこでテリーの罠にハマってしまいソウルの世界へ戻されてしまいました。
ドロシアとの共演の機会を奪われたジョーと、もう少しで「キラメキ」が見つかりそうだったのにと怒る22番。
しかし、地上にいるうちに、いつの間にか22番の胸のバッヂは全て埋まり、地上への通行証を手に入れていました。言い合いになるジョーと22番。
22番は通行証をジョーに投げつけて姿を消してしまいます。
そこへ現れたジェリーにジョーは22番のキラメキは?生きる意味は?と聞きますが、ジェリーは「キラメキは生きる意味では無い」と言います。
自分のキラメキは「音楽」、生きる意味は「ピアノを演奏すること」だと思っているジョーは通行証を持ち地上への道へ飛び込み、ドロシアのステージに向かいます。
魂の音楽「ジャズ」とキラメキ
「これから人生が始まる」と意気込み、ステージに立つジョー。待望のステージで最高の演奏をし、ドロシアのショーは大成功を納めました。
ドロシアは「カルテットへようこそ、明日の夜またここへ来て同じことをして」と言います。
それはとても嬉しく、ずっと憧れていたことのはずなのに喜びや情熱が湧き上がってこないジョー。
部屋に戻り1人、ピアノを弾きながら思い出したのは地上で楽しそうに過ごす22番のことでした。
彼女を思い出しながら、彼女のためにピアノを弾くジョー。
ジャズに出会った時のことや綺麗な花火を見た時、美味しいケーキを食べた時、音楽に対する情熱を語る時などジョーにとっての「キラメキ」で胸がいっぱいになり、自然と涙がこぼれてきました。
「空を見るのがキラメキかも!」「歩くことがキラメキ!」と言っていた22番。
「それは生きる意味じゃない、ただの生活だよ」と言っていたジョーですが、地上を初めて知った22番にとってそれは喜びや幸せを感じた「キラメキ」だったのです。
22番を探すジョー
22番にひどいことをしたと、彼女を探しに「肉体と精神の間の場所」を使ってソウルの世界へ戻るジョー。
しかし、22番は迷子のソウルとなっていました。
必死に22番を追いかけるジョーですが、22番は聞く耳を持ちません。
「負」の気持ちでいっぱいになり、潰されてしまいそうな22番にジョーは地上の思い出を渡します。
ジョーは「キラメキは生きる意味じゃない。最後のバッヂは生きる準備ができた時にうまるんだ。」と教えてくれます。
そして通行証を22番へ渡すのです。
通行証をつけ、地上への道へ飛び降りる22番とそれに付き添うジョー。
しかし、地上へ行けたのは22番だけ。
ジョーは天界へと向かいました。
「生きる準備」
そこへ現れたジェリーから「やる気をくれてありがとう」と感謝され「もう一度だけチャンスを差し上げます」と地上への道を開けてもらうのです。
「あちらに行ったら何をしますか?」と聞くジェリーにジョーは「まだ分からない。でも一瞬一瞬を大切に生きるよ。」と言って地上へと戻って行きました。
ソウルフル・ワールドの感想
この作品は今までのピクサー作品と比べるとかなり「大人向け」のストーリーになっています。
世界中で大人気の『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』を見ても、そんな世界あるわけない!と共感も感動もできなかったちょっと「ひねくれた」22番のような子供や、ピクサー作品は子供が見るものだから…と「期待していない」大人にぜひ見てほしいです。
自分にとっての「キラメキ」や「幸せ」ってなんだろう?と忘れてしまっていた「夢見る気持ち」を思い出させてくれる本当に素敵な作品でした。
まとめ
みなさんいかがでしたか?
『ソウルフル・ワールド』の世界観、本当に素敵ですよね♡
2
2番が初めて地上へ来た時の目に映るもの全てがキラキラして見える「純粋」な気持ちを忘れないようにしようと思いました。
『ソウルフル・ワールド』は現在、ディズニープラスのみの配信となっています。
ディズニープラスには他にも沢山の名作が揃っているので、ぜひお試しください。
退屈なおうち時間は素敵なディズニー映画を見て「キラメキ」に変えましょう♡
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