【解説】『ムーラン』の歌全曲まとめ！アニメ版主題歌「リフレクション」＆実写版主題歌も！

みなさん、こんにちは！ディズニープリンセスが大好きなMelodyです！

今回は、実写版の公開を控えていることでも話題のディズニー映画『ムーラン』から生まれた歌を大特集♪

『ムーラン』と言えば、中国に伝わる伝説の女兵士・ムーランの活躍を描いたディズニー屈指の名作映画です。
ディズニー史上初のアジア人ヒロインということでも注目を集めた本作は、今でも根強い人気を誇るディズニー映画のひとつです。

実写版はミュージカル作品ではなく、より歴史に忠実に描かれるということで、ストーリーもオリジナルアニメ版とは大きく異なるものになるとのこと。
今からその公開が待ちきれないですよね！

さて、本記事では

・ヒロインのムーランが歌う主題歌「Reflection」
・シャン隊長の魅力がたっぷり詰まった「I’ll Make A Man Out of You」
・あのスティーヴィー・ワンダーが歌うエンディングソング「True To Your Heart」

などなど、オリジナルアニメ版『ムーラン』を彩った名曲の数々を全曲解説付きでご紹介していきます！

「この歌に実はこんな意味があったの？」と思わずびっくりしてしまうような情報も盛り込みつつ、名曲揃いの『ムーラン』ソングを一緒に振り返りましょう♪
また、最後に実写版の主題歌も併せてご紹介するので、要チェックですよ！

『ムーラン』の歌①：Honor To Us All（家に名誉を）

『ムーラン』ソング1曲目は、「Honor To Us All（家に名誉を）」という曲♪
こちらは、将来の結婚相手を決めるため、仲人さんの元へ面接に行くシーンで歌われた1曲になります。

面接に臨むための準備をしながら、ムーランの母親をはじめとする女性たちは口々に、女性が自身の家族に名誉（Honor）をもたらすための唯一の方法は、両家に嫁ぎ、富と繁栄をもたらすことだとムーランに話します。

男性に見初めてもらうためには、女性は陶器の人形のように常に美しく着飾り、男性に従順でいること。
そして働き者でなくてはならないという歌詞が、当時の理想の女性像をよく表していますよね！

『ムーラン』の歌②：Reflection（リフレクション）

「Reflection（リフレクション）」は、本作の主題歌であり、ディズニー屈指の名曲のひとつ♪
仲人さんとの面接に失敗し、家に帰ってきたムーランが、ふと水面に映った自分の姿を見て歌い出す1曲です。

ちなみに、タイトルの「Reflection（リフレクション）」は「光や音などの反射」という意味を持つ言葉で、水面に映し出された別人のような自分の姿に疑問を投げかけるような内容の歌となっています。

「When will my reflection show who I am inside?（本当の私はいつになったら映し出されるの？）」と歌うムーランの姿は、現代の私たちも共感できる部分があるのではないでしょうか？

そんなムーランの声を担当したのは、『アラジン』のヒロイン・ジャスミン役として「A Whole New World（ホール・ニュー・ワールド）」を歌ったことでも有名なレア・サロンガさんです。

『ムーラン』の歌③：I’ll Make A Man Out of You（闘志を燃やせ！）

高齢でかつ足の不自由な父親の代わりに、男装し、戦地に赴くことを決意したムーラン。
続いてご紹介する曲は、兵士となったムーランが所属する部隊を指揮するリー・シャン隊長が歌う1曲です。

自分に任された部隊がろくに訓練も受けたことのない兵士の集まりだと知ったシャン隊長は、

「女のように女々しいお前たちを、どうかにして男にしてみせる（I’ll make a man out of you）」

と歌い、厳しい訓練を始めます。

一人前の男になるためには、

川の流れのように速く
巨大な台風や激しく燃え上がる炎のように強く
そして月の暗い部分のようにミステリアスでなくてはならない

という歌詞が、何とも印象的ですよね！

シャン隊長役としてこの歌を歌ったのは、アメリカ出身の俳優兼歌手のダニー・オズモンドさん。
ちなみに、中国語版ではあのジャッキー・チェンさんがシャン隊長役を演じており、この歌もジャッキー・チェンさんが歌われているので、要チェック♪

『ムーラン』の歌④：A Girl Worth Fighting For（愛しい女よ）

こちらの曲は、フン族との戦いに向け、戦地に向かうシャン隊長の部隊の面々が歌った1曲。
長旅の疲れを忘れるために、戦地で命を懸けて戦うだけの価値がある愛しい女性たちのことを考えようという内容になっています。

ムーランと仲良くなった兵士3人組のヤオ、リン、チェン・ポーがそれぞれ、自分の好みの女性について歌っています。

美しい見た目や自分を立ててくれる性格、また料理の腕前などを理想的な女性の条件として挙げる3人に対し、ムーランは

「How about a girl who’s got a brain / who always speaks her mind?（頭が良く、常に自分の意見を述べる女性はどう？）」

と尋ねるシーンが印象的でしたよね！

『ムーラン』の歌⑤：True To Your Heart（トゥルー・トゥ・ユア・ハート）

エンドクレジットで流れるこちらのエンディングソングも、隠れた名曲のひとつ。

「True To Your Heart（自分の心に正直に）」というタイトルが付けられたこの曲は、「自分探し」が大きなテーマとなっている本作を締めくくるにもピッタリな内容の1曲に仕上がっています♪

この曲は、アメリカ出身のボーイバンド・98°とあのスティーヴィー・ワンダーさんによって歌われた1曲としても知られています。
チャイナタウンで撮影されたMVも、『ムーラン』の世界観に合った素敵な作品に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてくださいね！

『ムーラン』の歌⑥：Reflection by Christina Aguilera（リフレクション）

エンドクレジットでは、ブリトニー・スピアーズさんやジャスティン・ティンバーレイクさんなどと同様、ミッキーマウスクラブの一員として活躍したアメリカ人歌手、クリスティーナ・アギレラさんによって歌われた「Reflection（リフレクション）」を聴くことができます。

劇中で歌われた「Reflection」とは歌詞が少々異なり、オリジナル版とは一味違った仕上がりとなっています♪
「まだ聴いたことがない！」という方は、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね！

『ムーラン』の歌⑦：Loyal Brave True（ロイヤル・ブレイブ・トゥルー）

最後にご紹介する曲は、公開を間近に控えた実写版『ムーラン』の主題歌「Loyal Brave True（ロイヤル・ブレイブ・トゥルー）」！
こちらの曲も、先ほどご紹介したクリスティーナ・アギレラさんによって歌われています。

タイトルにもなっている「Loyal Brave True」とは、それぞれ「忠実」、「勇敢」、「真実」の意味で、実写版『ムーラン』の大きなテーマとなっている模様。

アニメ版主題歌の「Reflection（リフレクション）」を彷彿とさせる

「Should I ask myself in the water?（水に映る私自身に問いかけるべき？）」

という歌詞が含まれていたりと、オリジナルアニメ版のファンの心もくすぐるような1曲に仕上がっていますよ。
気になった方は映画を見に行く前にぜひチェックしてみてくださいね♪

・【9/4〜】実写映画『ムーラン』がディズニープラス独占配信へ！あらすじ、キャスト、アニメ版との違い

まとめ

出典：公式サイト

ムーランソング特集

いかがでしたか？

実写版の公開が間近に迫り、再びその人気に火が付いている『ムーラン』。

実写版を見に行く前にぜひ、オリジナルアニメ版の『ムーラン』を彩った珠玉の名曲を振り返ってみてはいかがでしょうか？

・【アニメ版】ディズニー映画「ムーラン」とは？あらすじ、登場キャラクター、続編、実写版との違いを解説

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