【ボンファイアーダンス】「ベリー・ベリー・ミニー!」を楽しむ前に知っておきたい歴代ショー!
東京ディズニーランドで開催中のイベント、ベリー・ベリー・ミニー!で楽しめる過去の夏イベント「ボンファイアーダンス」をご紹介!ファンにはたまらないイベントですが、初めて知った方も多いのではないでしょうか。初めて知った方や復習したいファンの為に、東京ディズニーシーを彩った最高の夏イベント「ボンファイアーダンス」を振り返ります♪
こんにちは!ショー鑑賞も大好きなワーママのぴょこです♡
東京ディズニーリゾートの色あせない思い出の一つが、ゲスト参加型イベントではないでしょうか。
ボンファイアーダンスは夏季限定だったとはいえ、ゲスト参加型だったこともあり、今でもファンの中での人気が高いイベントの一つになります。
ベリー・ベリー・ミニー!で再演されており、知らなかった方もどんなイベントか気になりますよね♪
今回はベリー・ベリー・ミニー!のメインショー「イッツ・ベリー・ミニー!」を観る前にも観た後にも知ってもらいたい、ボンファイアーダンスの魅力に迫ります♡
・ボンファイアーダンス:使用曲は民謡や盆踊りのアレンジ
- ◆北海盆唄
- ◆八木節
- ◆ソーラン節
- ◆よさこい節
- ◆花笠音頭
- ◆おてもやん
・ボンファイアーダンス:ベリー・ベリー・ミニー!を楽しむ秘訣
ボンファイアーダンスとは
ボンファイアーダンスは、東京ディズニーシーで2007年~2010年に行われていた夏の夜間イベントです。
ゲスト参加型のイベントで非常に人気が高かったイベントの一つになりますよ♪
アラビアンコースト内の特設ステージで行われていましたが、映画「アラジン」に出てくるサルタン王が日本の祭りを観たいと言い出したことがきっかけで開催されたそうです。
サルタン王の指示で企画を担当しており、日本の祭りを調べていたカッガリービとキビータは、日本のお祭りが分からずに困ってしまい、ミッキーとミニーを呼びました。
ミッキーとミニーのおかげで日本のお祭りが実現しますが、ミッキーとミニーだけでなく、アラジンやジャスミンも駆けつけてゲストと一緒に踊ってくれます。
ステージと鑑賞スペースの間にゲストが踊るスペースがあり、ゲストはそこでボンファイアーダンスを楽しむことができました。
ダンスで一つになったミッキー達とゲストの熱はステージ中央の篝火(かがりび)の勢いを強くし、最高潮に達するとジーニーがその炎を鎮めてフィナーレとなります。
実は忙しさを理由にボンファイアーダンスに参加することがなかったサルタン王ですが、2010年の公演で姿を表すようになりました。
ボンファイアーダンス:使用曲は民謡や盆踊りのアレンジ
ボンファイアーダンスでは日本のお祭りをテーマにしているということもあり、日本の古くから伝わる民謡や盆踊りをダンスナンバーにアレンジしたものになっています。
どんな曲が含まれているかご紹介します♡
◆北海盆唄
北海盆唄は、古くから伝わる民謡で、北海道の盆踊りでは非常に馴染みのある曲になっています。
三笠市が発祥と言われており、今でも三笠市ではお祭りの際に流されるそうです。
昭和15年ごろに今井篁山という民謡家が炭鉱の盆踊りを訪ねた際に見た「べっちょ踊り」を歌詞や曲を世に普及しやすい形にアレンジして生まれ変わらせたのがきっかけとされています。
昭和中期に入り、当時人気絶頂だった三橋美智也がレコード化したことによって全国的に知られるようになりました。
昭和46年に「8時だョ!全員集合」のオープニングテーマとして替え歌ではありますが、ザ・ドリフターズが毎週歌ったことでさらに国民に親しまれる民謡となっていきました。
◆八木節
八木節は、栃木県と群馬県で親しまれる民謡ですが、今もなおどちらが発祥の地かを争っているようです。
発祥は諸説あり、よく言われているのが日光例幣使街道の八木宿あたりで、口説き形式の盆踊り歌として歌われてきた歌を改めてできたとされています。
口説き形式とは、民謡の中でも七・七・七・七、七・五・七・五の節を繰り返しながら歌っていく形式と言われています。
酒樽など、身近にあるものでリズムを取って歌うとっても明るい曲なので、親しまれるのに時間はかからなかったと言われているんですよ♪
また、高校野球の応援歌で八木節をモチーフとして使われたこともあるようです。
「KENSOUL! 日本の心〜八木節×相模原〜」という神奈川県立相模原高等学校のオリジナルソングに使われており、今でも応援歌として使われているそうなので気になる方はチェックしてみてくださいね。
◆ソーラン節
「ヤーレン、ソーラン、ソーラン」というフレーズを耳にしたことはありませんか?
ソーラン節は知っている方も多い、日本で一番有名な民謡ではないでしょうか!
筆者も小学校の運動会でソーラン節を披露したことが今でも鮮明に思い出せる、非常にインパクトの強い歌です♪
実はこのソーラン節ですが、北海道のニシン漁の作業歌が発祥とされています。
江戸時代から昭和初期にかけて、北海道の日本海側は大量のニシンが産卵の為に訪れており、ニシン目当てに漁をする漁師も多かったと言われています。
ソーラン節は漁の作業中に歌われていたとされており、「鰊場作業唄」の一節である「沖揚げ音頭」とも呼ばれています。
「沖揚げ音頭」は、ニシンを船に移す作業の際に使用される音頭とされています。
◆よさこい節
よさこい節もソーラン節と同じぐらい有名な民謡ではないでしょうか。
高知県発祥の民謡で、江戸時代にあった僧侶と美しい女性の恋物語がベースとなっており、座敷歌として全国的に広まったようです。
歌の舞台になった「はりまや橋」は現在観光地となっており、観光客も多く訪れる場所となっていますよ♪
もし高知県に行かれる際は訪れてみるのもいいかもしれません。
◆花笠音頭
花笠音頭は、すげ笠と呼ばれる東アジアや東南アジアで用いられてきた被り物に、赤い花飾りをつけて踊る民謡です。
こちらも起源は諸説ありますが山形県で紅花を摘み取るときに歌われてきたものという説が一般的です。
JR山形駅では花笠音頭を発車メロディとしているそうです!
ぜひ聴いてみたいですね♪
◆おてもやん
熊本発祥のおてもやんは熊本弁が使われた陽気な歌詞が特徴的な民謡です。
おてもやんという女性の歌ですが、戦前に芸妓さんがお座敷遊びで披露していたとされています。
歌詞の内容はおてもやんが結婚した相手に興味がなく、想い人に会いに行こうとしていることや、クヨクヨしていても何も始まらないというおてもやんの心意気が感じられます。
おてもやんは作詞作曲、振付まで手掛けた永田稲が富永登茂という実際に存在していた女性をモチーフとして書いたと言われています。
とても陽気でおもしろい歌詞なので、興味がある方はぜひ調べてみてくださいね。
ボンファイアーダンス:ベリー・ベリー・ミニー!を楽しむ秘訣
ベリー・ベリー・ミニー!の楽しみ方として、各パレードやショーのダンスや曲を覚えることにありますが、一番は何も知らなくても心のままに楽しむことです♪
パレードやショーを当時見ることができなかった人も、見て盛り上がった人も、誰もが楽しめる内容になっています。
特に昔見たことがある人はパレードやショーを思い出して涙することもあるかもしれません。
遊びに行かれる方は、ベリー・ベリー・ミニー!のメインショー「イッツ・ベリー・ミニー!」を見て、心のままに楽しんでくださいね♪
まとめ
いかがでしたか?
ボンファイアーダンスで使われている曲を知ったら、ボンファイアーダンスを違った観点から楽しむことができるのではないでしょうか!
イッツ・ベリー・ミニー!では、ボンファイアーダンスはあくまでショーの一部でしかありませんが、ファンの方はもちろん、民謡を知っている人、初めての方も楽しめる心が躍りだすようなイベントです。
もう二度とお目にかかれないかもしれないビッグイベントを是非、楽しんでみてくださいね♪
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