ミニオンはディズニーキャラに似ている?ライバル・ディズニーへの対抗、USJにミッキー!?
黄色くて謎のキャラクター、ミニオンとディズニーの関係を解説します。ディズニーキャラクターに間違えられやすいミニオン、実際はUSJの本命キャラ・USJの顔ともいえる代表的なキャラクターなんです。ミニオンはなぜディズニーキャラに間違えられるのか。USJのミッキー的存在として活躍するミニオンの功績を解説します。
みなさん、こんにちは。
かわいいものが好きなしーちゃんです♪
陽気で愉快、黄色くてバナナが大好物!
謎の生命体なのに、不思議な魅力で愛されるキャラクター、ミニオン♡
世界中で大人気のキャラクターとして、地位を獲得したミニオン。
しかし、たまに「ミニオンってディズニーのキャラクター?」なんて声がきこえることも…!
これはとんでもない勘違いで、ミニオンはむしろディズニーのライバル!
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の本命キャラなんですよね。
そこで今回は、USJでのミニオンの存在を解説。
ミニオンはUSJにおけるミッキー、テーマパークの顔的存在になれるのでしょうか?
そしてミニオンがディズニーキャラに間違えられてしまう理由についても、解説していきたいと思います。
・ミニオンはなぜディズニーキャラに間違えられてしまうの?
- (1)ディズニーピクサーに似ている?
- (2)ハリウッド・アニメーションの興行収入
・USJにおけるミッキーマウスは誰?
- ◆USJの代表的キャラの歴史
・ディズニー超え!USJの本命キャラ・ミニオンが生んだ功績
- (1)入場者の3人に1人がミニオングッズ購入
- (2)専用エリア・ミニオンパークの新設
- (3)ディズニーを越える!USJが第1位を記録
・ぬいぐるみキャラ、ティム&フラッフィ
- ◆ぬいぐるみキャラの第2ブームとなるか?
ミニオンはディズニーキャラじゃない!
かわいいもの、キャラクターものはなんでもチェックしてしまうタイプの筆者。
ミニオンももちろん、当初から目を付けていました(笑)
ミニオンは「何なのかわからない」謎の存在として注目され、いつの間にか子供から大人にまで愛されるキャラクターとして、人気が爆発しました。
あまりの人気から、ミニオンの存在について詳しくは知らないけど好きという層も。
そこで"ミニオン=ディズニーキャラ?"という大きな勘違いが生まれているようです。
正しくは、ユニバーサル・スタジオの子会社であるイルミネーション・エンターテインメントが製作した映画『怪盗グルー』シリーズのキャラクターです。
なのでミニオンはディズニーのライバル、ユニバーサルスタジオのキャラクターが正解!
ミニオンはなぜディズニーキャラに間違えられてしまうの?
それにしても、どうしてミニオンはディズニーキャラに間違えられてしまうのでしょうか?
いくつかの理由を考えてみました。
並べてみると確かに似ている!というディズニー/ピクサーキャラクターとも比較します。
(1)ディズニーピクサーに似ている?
ミニオンが登場する映画、怪盗グルーシリーズは、3DCGアニメ映画。
CGを使った、不思議なキャラクターたちが大活躍する映画といえば、思い浮かぶのがピクサー映画である人が多いのではないでしょうか。
それもそのはず、世界初の長編フルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』を製作したのがピクサーでした。
まだCGアニメ映画のキャラクターに馴染みが浅い我々にとって、CGキャラ=ディズニー(ピクサー)という容易な図式ができていても不思議じゃありませんよね。
実際に、ピクサー映画『モンスターズインク』に登場する一つ目のキャラクター、マイクワゾースキーはどことなくミニオンに似ているかもしれません。
というか、ミニオンがモンスターズインクのキャラクターだと言われても信じてしまいそうですよね!(笑)
(2)ハリウッド・アニメーションの興行収入
考えられるもう一つの理由は、ハリウッドアニメーションの興行収入にあります。
日本では、ディズニー(ピクサー)映画を除くハリウッド・アニメーションは、なかなかヒット作が登場しません。
しかしミニオンが主演を飾ったスピンオフ映画『ミニオンズ』では、日本国内の興行収入が52.3億円を記録。
ディズニー(ピクサー)映画と肩を並べるほどのヒットが誕生したのは、今までで『ミニオンズ』くらいしかなかったのです。
最初の長編フルCGアニメーション映画も、日本国内でヒットするハリウッド・アニメーション映画も、今まではほぼディズニー(ピクサー)映画のみだったため、ミニオンがディズニーキャラだと思ってしまう人が多いのかもしれません。
USJにおけるミッキーマウスは誰?
ユニバーサルスタジオといえば、テーマパーク、USJがあります。
日本では東のディズニー、西のUSJと、比較されることがなにかと多いですよね。
長年、東京ディズニーランドは国内テーマパークのトップに君臨してきました。
ディズニーの強みの一つに挙げられるのが、人気キャラクターの存在です。
ミッキーマウスはディズニーを代表する、ディズニーの顔的存在ですよね。
ミッキーに一目会うためにディズニーランドへ行く人は多いですし、ディズニーランドでしか買えないキャラクターグッズも、ものすごい人気を集めています。
対して、USJにはミッキーのような、USJを代表するキャラクターは誰だか、思い浮かぶでしょうか?
◆USJの代表的キャラの歴史
ファン以外にはパッと思い浮かばないかもしれませんが、一応、USJにも代表的なキャラクターは存在してきました。
USJの歴史とともに振り返ってみましょう。
(1)ウッディ・ウッドペッカー
USJがオープンした2001年当初から存在しているキャラクターがいます。
それは、ウッディ・ウッドペッカー。
真っ赤な身体が特徴的なウッドペッカーは、キツツキのキャラクターです。
USJにも「アニメセレブレーション」というウッディ・ウッドペッカーのアトラクションがあったのですが、2018年にクローズしてしまっています。
1940年代にユニバーサル・ピクチャーズのアニメに登場していたのですが、日本ではそこまで馴染みがなかったのかもしれません。
(2)ハローキティ・スヌーピー・セサミストリート
ウッディ・ウッドペッカーの次にUSJの中心的キャラクターになったのが、ハローキティ・スヌーピー・セサミストリートの3キャラクターでした。
元々人気の高いキャラクターだったため、USJに導入された際にはゲストを集めましたが、やはり自社のキャラクターではないという最大のネックがあります。
(3)ミニオン
そしてようやく登場したのが、本記事の主役でもあるミニオンです!
ミニオンは正真正銘、ユニバーサル・スタジオが生んだ自社のキャラクター。
そして子供から大人までに愛され、世界的人気もあるんです!!
ついにUSJの顔、USJのミッキーマウスになり得るキャラクターを導入することができました。
ディズニー超え!USJの本命キャラ・ミニオンが生んだ功績
USJにミニオンが登場するようになったのは2015年頃。
最初はUSJのショーやパレード、グリーティングやイベントにミニオンが参加するようになりました。
USJにミニオンが登場することによって、着々と入場者数が増加。
2015年のUSJ入場者数は、前年よりも+120万人も多い、1390万人までに増えています。
(1)入場者の3人に1人がミニオングッズ購入
2017年には、USJを運営する黒川浩延部長が以下のように発言しています。
「入場者3人につき1人はミニオンのグッズを購入してくれている。」
ミニオンの人気がどれほどのものかを現していますよね。
現にUSJでは、ミニオンのグッズがたくさん販売されるようになっています。
グッズが豊富であるということは、パーク内のショップで目にする機会も多く、さらに購入者が増えればパーク内で使用するゲストも目に付く。
USJにはミニオンが溢れているということなんです。
ミニオンはUSJの顔、本命キャラとしてもその存在を認められているんですね!
(2)専用エリア・ミニオンパークの新設
そしてついにUSJにミニオンの専用エリア、ミニオンパークが2017年オープン。
ミニオンに会うためにUSJにやってくるゲストも登場するようになっていきます。
オープン当初には、ミニオンのアトラクション「ミニオンハチャメチャライド」は最大360分(6時間)もの待ち時間を記録しています。
2019年現在でも、USJのアトラクションにおいて待ち時間が長いTOP3にはランクインするほどの人気を誇っています。
(3)ディズニーを越える!USJが第1位を記録
世界最大の旅行サイト・トリップアドバイザーによる日本国内のテーマパークランキングでは、2017年・2018年と、2年連続してUSJが第1位を記録しました。
今まで東京ディズニーリゾートにトップの地位を奪われていたUSJが、ついに王座に輝いたのです。
世界的人気を誇るミニオンがUSJを代表するキャラクターになったことは、要因の一つになっているはず。
テーマパークには、ゲストを呼び寄せる人気キャラクターの存在が必要不可欠なのかもしれませんね!
ぬいぐるみキャラ、ティム&フラッフィ
ミニオンの人気から派生して、注目を集めているキャラクターがいるのをご存知でしょうか?
それがくまのぬいぐるみ・ティムと、ユニコーンのぬいぐるみ・フラッフィです。
ミニオン人気がUSJで爆発した当初、ミニオンの人気キャラであるボブのぬいぐるみを持ち歩くのが流行しました。
そのボブが持っているぬいぐるみが、くまのティムというキャラクターです。
ボブ人気と共にティムも注目されるようになり、今ではティム単体のグッズもたくさん販売されています。
次に、怪盗グルーシリーズに登場する末っ子アグネスが持っている、ユニコーンのぬいぐるみ、フラッフィも続々とグッズ化。
ついにはティム&フラッフィの専門グッズショップ「イッツ・ソー・フラッフィ!」までオープンしました。
◆ぬいぐるみキャラの第2ブームとなるか?
この流れ、ディズニーファンならあるキャラクターを彷彿とさせますよね!
ミニーちゃんがミッキーに手作りしたくまのぬいぐるみキャラクター、あのダッフィーです。
「パークを代表する人気キャラが持っている(くまの)ぬいぐるみ」という点が、ダッフィーとティム(フラッフィ)に共通しています。
そしてパーク内でそのぬいぐるみを持ち歩く、そのキャラクターになりきったキャラクターコーデが流行するという流れも、ほとんど一緒!
ダッフィーはディズニーシーの中心キャラクターといえるほど大人気になりましたが、今後はミニオンがUSJのミッキー、ティム&フラッフィがUSJのダッフィー&フレンズとなっていくかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
黄色くて謎なのに、なんだかかわいい不思議なキャラクター、ミニオン。
今回はUSJにおけるミニオンの存在と、ディズニーへの対抗、そしてなぜミニオンがディズニーキャラクターと勘違いされてしまうのかについて解説しました。
ミニオンは今度、ディズニーキャラと間違えられることがないほどに、USJの顔として人気を集めていくこととなるでしょう!
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