【アクアスフィア】ディズニーシーの地球儀&シンボルの誕生秘話とは?
ディズニーシーのシンボルの地球儀「アクアスフィア」について徹底解説します!ディズニーシーのシンボルと言えば、メインエントランスにある巨大な地球儀「ディズニー・アクアスフィア」。ディズニーシーのパークに入って誰もが一番最初に目にするオブジェです。「水の惑星」という意味が込められたアクアスフィアの誕生秘話、トリビアについてご紹介します。
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
みなさんの「ディズニーシーのシンボル」と言えば何でしょうか?
ミステリアスアイランドのプロメテウス火山だったり、大きなハーバーだったり、タワー・オブ・テラーなど、人それぞれパークのシンボルは違うかもしれませんね。
ですが、ディズニーシーのシンボルはエントランスにある巨大な地球儀「ディズニー・アクアスフィア」なんです!
アクアスフィアは、私たちがいま住んでいる地球を表しているのです。
今回は、ディズニーシーの玄関口でゲストをお迎えする巨大なオブジェ「ディズニー・アクアスフィア」に隠された秘密やトリビアをご紹介します。
・アクアスフィアの名前の由来
・地球儀アクアスフィアがディズニーシンボルになった理由
・アクアスフィアは巨大化する予定だった
・アクアスフィアは回転している!
・アクアスフィアは昼と夜で違うBGMが楽しめる
・夜のアクアスフィアで幻想的な写真を撮ろう
・アクアスフィア前には人気キャラクターが大集合
アクアスフィアとは
アクアスフィアは、ディズニーシーのメインエントランスにある巨大な地球儀のオブジェで、パークのシンボル的存在です。
エントランスの中央にある噴水の中には、北極が上で南極が下になった状態の直径8メートルの地球儀が置かれています。
普段私たちゲストはディズニーシーの大きな地球儀を「アクアスフィア」と呼んでいますが、正式名称は「ディズニーシー・アクアスフィア」(以下、アクアスフィア)と言います。
アクアスフィアをただの地球儀だと思っている方も多いと思いますが、実は密かにゆっくりと回転しているんですよ!
しかも、地球儀の表面には水が流れていて、ディズニーシーにふさわしい「海」を表現しています。
アクアスフィアがある「ディズニーシー・プラザ」では、アニバーサリーイベントの年には特別なモニュメントが飾られます。
いつもと比べて、より豪華なアクアスフィアが見られるかもしれませんね。
アクアスフィアの名前の由来
アクアスフィアという名称は、英語のように聞こえるかもしれませんが、ディズニーオリジナルの造語です。
このシンボルをつくる時にディズニーが独自に作った名前なのですが、一体どのような意味があるのでしょうか。
「アクアスフィア」とは、「水 (aqua) 」+「球体/天体 (sphere)」 を組み合わせた造語。
アクアスフィアは「水の惑星」という意味があるのです。
「海」をテーマとしているディズニーシーのシンボルにぴったりの表現だと思いませんか?
地球儀アクアスフィアがディズニーシンボルになった理由
それでは、なぜ地球儀のアクアスフィアがディズニーシーのシンボルとなったのでしょうか?
当初、アメリカのディズニー社は東京ディズニーシーのシンボルとして考案していたのは地球儀ではなく「灯台」でした。
なぜならアメリカ人にとっての灯台は「冒険の守り神」という良いイメージがあったのです。
一方で、日本での「灯台」に対するイメージはネガティブなもの。
例えば、冬の日本海にポツンとたたずむ寂しい姿を連想させたり、サスペンスドラマによく使われている場所だったり。
日本人にとっての「灯台」は暖かみよりも寂しさが強い印象だったのです。
多くの子供たちがやってくるディズニーシーのシンボルが、そんな寂しさを感じさせるものではいけないと日本側が反対した結果、地球儀がシンボルとなったのです。
アクアスフィアは巨大化する予定だった
アクアスフィアが完成するまでの構想段階では、ディズニーのクリエイターたちの思いつきでとんでもない大きさのオブジェになる予定だったのです。
現在のアクアスフィアは、直径約8メートル。
しかし、構想段階でのアクアスフィアの大きさは、なんと直径50メートルだったのです!
50メートルとは、高さで言えば15~20階建てのビルの大きさに匹敵します。
もしも、クリエイターたちの案がそのまま進行していたら、おそらく現在のディズニーシーのエントランスがすべてアクアスフィアで埋まってしまったことでしょう。
なぜ、50メートルもの巨大オブジェを作ろうとしたのでしょうか?
それは、アメリカのフロリダにあるディズニーパークの「エプコット」の巨大球体モニュメントを参考にしたのだとか。
・WDWのエプコットを攻略!人気アトラクションとおすすめ情報
しかし、土地が広いアメリカと日本の規模では、さすがに無理があったため現在の大きさのアクアスフィアに変更されたのです。
アクアスフィアは回転している!
先ほど、アクアスフィアはゆっくりと回転しているというお話をしました。
近くに行かないと気づかない程度のゆっくりとしたスピードで回転しているので、まったく気づかないゲストも多いと思います。
アクアスフィアは地球の自転も表しています。
アクアスフィアは反時計回りで回転しており「左回り」で回転しているのです。
現在、地球の1回の自転にかかる時間は24時間。
一方、アクアスフィアの1回の回転にかかる時間は約3分30秒。
本来の地球の自転が1日(24時間)かかるところを、アクアスフィアは4分弱で自転していることになります。
回転するごとに世界のいろいろな地域を見ることができるので、自分の撮りたい地域を選んで写真撮影を楽しんでみてはいかがですか?
アクアスフィアは昼と夜で違うBGMが楽しめる
ディズニーリゾートの各テーマポートにはエリアミュージックが存在しますよね。
実は、アクアスフィアにも「東京ディズニーシー アクアスフィア・テーマミュージック」という、昼と夜で変わるエリアミュージックがあります。
昼は明るく生き生きとしたオーケストラ、ロマンチックな夜はシンセサイザーのような落ち着いた雰囲気の曲調となっています。
昼と夜のパークに合わせた2種類の音楽を製作したのは、日本で有名なシンセサイザー奏者の冨田勲氏。
日本を代表するアニメ『ジャングル大帝』やNHKの大河ドラマの音楽なども手がけるスゴ腕の人物なんですよ。
①アクアスフィア・プラザ~デイ
②アクアスフィア・プラザ~ナイト
昼と夜で違う2種類の音楽を、よ~く耳を澄ませて聴いてみてくださいね!
夜のアクアスフィアで幻想的な写真を撮ろう
昼間は元気いっぱいの明るいアクアスフィアですが、夜になると美しくライトアップされ幻想的でロマンチックな雰囲気に変わります。
よく夜のアクアスフィアの前で写真を撮ってSNSにアップしているゲストも多いので、ご存知の方も多いと思います。
夜のアクアスフィアは、昼間とは姿がガラリと変わり幻想的でとても素敵な写真が撮れるフォトスポットとして大人気なのです☆
夜になると、アクアスフィアがある噴水がライトアップされます。
そこでアクアスフィアの前に立つと人物が逆光で影になり、影だけを写真におさめられる「シルエットショット」が作り出されるのです。
ちなみに、アクアスフィアをバックにディズニーの花火「ハピネス・オン・ハイ」を撮るとこんな美しい写真を撮ることもできるんですよ!
アクアスフィアで色んな撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか?
アクアスフィア前には人気キャラクターが大集合
アクアスフィアがあるメインエントランスは「ディズニーシー・プラザ」と呼ばれています。
ディズニーシー・プラザでは、朝から様々な人気ディズニーキャラクターと触れ合うことができるんですよ☆
整列グリーティング
列に並んでキャラクターに会う「整列グリーティング」では、ミッキー&ミニーと一緒に写真が撮ることができますよ。
◆ミッキー
ディズニーシーだけでしか見られない白のジャケットにブルーのパンツ姿のミッキー。
◆ミニー
リボンやスカート靴にはかわいいハートマークがついているキュートなミニーちゃん。
フリーグリーティング
ディズニーシー・プラザでは、自由に歩き回っている様々なディズニーキャラクターたちと会うことができます。
これをフリーグリーティングと呼びます。
◆ドナルド
大きな帽子と笛がチャームポイントの園児のような姿がかわいいドナルド。
◆デイジー
全身花のコスチュームに身を包んだ女子力あふれるデイジー。
◆グーフィー
帽子をかぶり、トンボのコスチュームが目立つグーフィー。
グーフィーに写真をお願いすると色んなポーズをとってくれますよ!
この他にも、日によってプルートやチップ&デール、クラリス、マリーちゃんたちも登場するのでチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ディズニーシーのシンボルである地球儀「アクアスフィア」の秘密をご紹介しました。
普段何気なく通り過ぎてしまいがちなアクアスフィアですが、誕生までに様々な秘話があったり、細かな技術が使われています。
アクアスフィアはディズニーシーのシンボルと同時に、パークのフォトスポットとしても人気なので、あなたらしい素敵な写真を撮って楽しんでみてくださいね☆
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