WDWのマジックバンドとは?カスタマイズやクレジットカード登録も可能!色の種類やアクセサリーも
アメリカ、フロリダ州のオーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)」で使えるマジックバンド。ルームキー、チケット、ファストパス、クレジットカードなど多機能なマジックバンドの機能や使い方をご紹介。カスタマイズも可能です☆
みなさん、こんにちは。
ウエスタン・シューティングギャラリーで1点もとったことがありません、野良です。
名人にこつを聞いてもさっぱりです……。西部のガンマンにはなれなさそうです。
今回は、ウエスタンの本場、米国フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)の「マジックバンド」について、筆者の体験談を交えてご紹介したいと思います!
・マジックバンドの機能
- ◆機能①:パークチケット
- ◆機能②:ルームキー
- ◆機能③:ファストパス
- ◆機能④:クレジットカード
- ◆機能⑤:フォトパス
・マジックバンドをカスタマイズしよう!
・パークでマジックバンドのアクセサリーが買える!
マジックバンドとは
マジックバンドとは、上の画像のとおり、腕につけて使用するシリコン製のバンドのことです。
マジックバンドは直営ホテルに宿泊すると、自動的に与えられます。
筆者はWDWに行くことになって初めてマジックバンドの存在を知り、「SFじゃあるまいし!」と最初はその存在について半信半疑でした。
マジックバンドひとつで買い物も、チケットも、ルームキーもいらないというのです。
みなさん、信じられますか?
しかし、実際にWDWに行って使ってきた筆者は知っている…このバンドが実在するということを!
というわけで、今回は実際に使ってみた感想をメインに書いていきます。
マジックバンドの機能
マジックバンドバンドの機能は、最初にWDWの公式サイトかアプリからアカウントを取得しなければ使用できません。
宿泊しているホテルの情報やチケット情報を入力することで、初めてファストパスなどが予約できるようになります。
公式サイトからアカウントを取得する場合は、上部画像の「Create an Account」をクリックして情報を登録してください。
英語ですが、そこはがんばって(笑)
なお、アプリは日本の国籍のスマートフォン・iPhoneからはインストールできません。
設定を変更してインストールする方法があるので、検索してみてくださいね。
マジックバンドにはいくつもの機能がついています。
基本的な使い方はすべて、
①ミッキーマークの端末にバンドを押し当てる
②ミッキーマークが音を立てて光るまで待つ
③光ったら完了♪
という超簡単なもの。
では実際、何の代わりとして使えるのか見ていきましょう。
◆機能①:パークチケット
これがないと始まりませんね!
パークの手荷物検査を通り抜けた後、ゲートでミッキーのマークがついているポールにバンドを押し当てます。
ポールひとつひとつにキャストがついているので、もし反応しなかったり、やり方がわからなかったりしてもすぐ教えてもらえます。
ミッキーのマークが緑色にグルッと光れば入園OK!
◆機能②:ルームキー
マジックバンドは部屋の鍵にもなります。直営ホテルの部屋のドアにはミッキーのマークがついています。
そのマークのところにバンドを押し当てることで、ドアが開きます。
◆機能③:ファストパス
なんと、WDWではファストパスを事前に予約することができます!
これが東京ディズニーリゾートと比べて最も便利な機能でした。
直営ホテルの宿泊者は60日前、それ以外の人は30日前からファストパスの予約が予約できるようになります。
あたりまえですが、チケットを既に購入しているのが条件。
公式サイトやアプリから簡単に予約できます。
ファストパスは、1日にショー・アトラクション合わせて3つまで。
人気アトラクションは文字通り一瞬で予約がなくなりますが、粘り強く待てば空きは出ます。
3つ使い切ると次のファストパスを取ることができますので、早めの時間のパスをとっておいて、当日、予約分の3枚はさっさと使い切るのが理想です。
そのため、ファストパス予約開始の日までに、同行者と大まかな一日の予定を決めておく必要があります。
絶対に見たいショーやアトラクションを聞いておき、パレードの時間や移動時間と照らし合わせてざっくりとした予定表を作っておきましょう。
もちろん、その予定のままいかないことの方が多いので、時間に余裕をもたせて計画するのがこつです。
ちなみに「ファンタズミック!」もWDWではファストパスの対象。
パスをとっても席の指定はできないので、『ファストパスを取っているから』と安心していないで、当日は早めに会場へ行きましょうね。
◆機能④:クレジットカード
アプリや公式サイトから自分のカード情報を入力することで、マジックバンドとクレジットカードを紐づけすることができます。
クレジットカードとマジックバンドを紐づけておけば、買い物の時、レジの端末にバンドをかざすだけで支払いが済んでしまいます。
自分の財布からお金を出せばすむことなので、ルームキーやチケットといった機能とは違い、必要ない人は登録しなくても良い機能です。
私も最初は使う予定がありませんでした。
しかし、現地で気づいたのは「アメリカのお金がものすごく使いづらい」ということ。特にコイン。コインに10とか50とか金額を書いてくれればいいものを、クォーター(25)やダイム(10)など、日本の感覚ではすぐに計算ができない! 仕方なくてのひらにコインをのせて、キャストさんにお金を選んでもらったりしたのですが、それも不安。
あと、私は趣味でコインプレスを集めています。アメリカのコインプレスは本物の硬貨をつぶしてコインにするので、そのためにあまり手持ちの小銭を使いたくなかった、という理由もあります。
結局、何も考えず支払いができるマジックバンドのクレジットカード機能はとても便利でした。強いて欠点を挙げるならば、便利すぎて買い物がはかどりすぎるということでしょうか。お金を使っているという感覚がなくなってくるので、使い過ぎには要注意!
この機能は、アプリで前もって登録しなくても、ホテルのフロントでマジックバンドを渡された際、フロントスタッフに頼めばその場でクレジットカードの登録をしてくれます。英語ができなくても、直営ホテルには日本語通訳サービスがあるので大丈夫。
◆機能⑤:フォトパス
パークにはいたるところにカメラマンがいます。
シンデレラ城の前やエベレストの前などの定番フォトスポットをはじめ、誰もいないようなところにも立っており、「写真撮ろうか?」とカメラを手に寄って来てくれます。
時々、何もいないところを指さしたり、サングラスを上げるように指示されることがあります。
そうやってポーズや表情を指定されたら、写真の仕上がりを楽しみにしていてくださいね♪
撮影が終わったら、カメラマンさんの端末に代表者のマジックバンドをかざしてください。
撮影した写真がリンクされます。
キャラクターグリーティングでは、キャラクターとハグしているときはもちろん、(なぜか)自分単品でいるところまで撮影されたり、とにかくバシバシ撮影されます(笑)
ちなみにエルサやアナと話している時の(…なんて言ってるんだろう…という)我々一同の無表情もしっかりアップで激写されていました。
悪意を感じる(笑)
グリーティングのカメラマンさんの端末にマジックバンドをかざすと写真データをもらうことができますよ。
エクスペディション・エベレストや、七人のこびとのマイントレインなど、アトラクションのフォトサービスも、日本にはないような仕上がりになるものがあります。
これは初めて見たときとても驚きました…!
通常の写真も、日本と同じく降車したところにモニターで表示されるようになっています。
自分の写真を見つけたら、その部分にある端末にマジックバンドをかざすと、バンドに写真がリンクされます。
筆者は帰国後、旅行をコミック風にアレンジしたコラージュを作るのが趣味なのですが、このフォトパス機能にはとても助けられました。
膨大な数のデータを自分のカメラではなく、アプリに保存して見ることができるのは容量の面でも助かりましたし、同行者全員そろって映った写真がしっかりと残ったのも嬉しかったです。
マジックバンドをカスタマイズしよう!
マジックバンドは事前に、アプリか公式サイトからカスタマイズすることができます。
選べる色は全部で8色。
裏面に名前を印字することもできます。
本名でなくてもかまわないので、あだ名や、名前の後に西暦を入力しておくと、後で見返したときに記念になりますよ。
もしカスタマイズしなければ、名前の印字がないデフォルトの灰色のバンドが自動で選ばれます。
パークでマジックバンドのアクセサリーが買える!
パークのショップにはさまざまな柄のマジックバンドが販売されています。
パークごとの限定デザインやシンデレラ城などのほか、上の画面の左下は「Descendants」のもので、日本ではあまりグッズを見かけません。
ファンの人はつい手が伸びてしまうかも。
このようにアメリカならでは、WDWならではのデザインが多いのが嬉しいですね。
無地のものを破棄して、新しく買ったマジックバンドをアプリでリンクさせることができるようですが、やはり英語での操作になります。
確実にリンクさせるためにはホテルでフロントスタッフに相談するのが一番良いと思います。
「直営ホテルからもう無地のバンドをもらっちゃったよ~!」という人も安心してください。
バンドそのものだけでなく、上段2つめのような、バンドに通して使うピンもあります。
また、バンドを覆って飾るカバー型のアクセサリーもあります。
頻繁に使うものですから、自分だけのマジックバンドにカスタマイズすると旅行がいっそう楽しくなりますよ!
まとめ
最初こそ半信半疑でしたが、マジックバンドは本当に便利でした。
特に、ファストパスとフォトパス。
これだけでも日本に導入してほしい!
ネットで調べてみると、「いくらかざしても部屋の鍵が開かなかった」「チケットが機能しなかった」などと不安な体験談もありましたが、私たちは何も問題なく使用することができました。
私はデフォルトの無地のマジックバンドを使ったのですが、次回行くときは現地でカラフルなものを買いたいな、とひそかに計画しています。
マジックバンドを使いこなすには事前準備が重要。
これからWDWへ行かれる方は、ぜひ便利な機能を使いこなしてくださいね☆
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