WDW元キャストが伝授!ブリザードビーチとは?フロリダディズニーへ行こう!
フロリダ州ウォルトディズニーワールドにあるウォーターパークの1つ「ブリザードビーチ」。流れるプールにウォータースライダー、子供から大人まで丸一日楽しめるパークの魅力を一挙ご紹介!アメリカならではのユニークなデザートも…♪
こんにちは、ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でキャスト経験のある現役女子大生てんてんです!
みなさん、ディズニーが経営する「プール型テーマパーク」があることをご存知ですか?
実は、フロリダ州オーランドのウォルトディズニーワールドリゾート(WDW)には、20年以上前から2つの「ウォーターパーク」が存在するんです。
今回はその1つ、「ディズニー・ブリザードビーチ(Disney’s Blizzard Beach)」の、施設と注目のデザートについてご紹介します。
・ブリザードビーチの世界観
・ブリザードビーチのプール
・ブリザードビーチのウォータースライダー
- ①サミットプラミット(Summit Plummet)
- ②チームボートスプリングス(Teamboat springs)
- ③トボガン・レーサーズ(Toboggan Racers)
・ブリザードビーチで食べるべき巨大スイーツ
ディズニーのウォーターパークとは
ウォルトディズニーワールドには、4つのテーマパークと2つのウォーターパークがあります。
ウォーターパークとは、プール型テーマパークのことです。
流れるプールや人工砂浜、種類が豊富なウォータースライダーなど、子供から大人まで楽しめる施設です!
ウォーターパークは、てっぺんに汽船「ミス・ティリー号」が刺さったマウント・メイデイがシンボルの「タイフーンラグーン」と、雪山がテーマになっている「ブリザードビーチ」の2種類があります。
ウォーターパークのワンデイチケットは各62ドル(2017年8月8日現在)ですが、シーズンにより異なると思いますので、公式サイトをチェックしてみてください。
・タイフーンラグーン:
https://disneyworld.disney.go.com/destinations/typhoon-lagoon/
・ブリザードビーチ:
https://disneyworld.disney.go.com/destinations/blizzard-beach/
ホテルとチケットがセットになっているツアーを申し込んだ場合、追加料金でウォーターパークのオプションを追加できる場合があります。
1デイパスを買うよりも安い価格でウォーターパークを楽しむことができるので、予定に組み込む場合は事前に旅行代理店に問い合わせておくと良いですね!
※「パークホッパーチケット」は、4つのテーマパークのみを行き来できるチケットなので、ウォーターパークへの入場は含まれません。
ブリザードビーチの世界観
ブリザードビーチのテーマは「溶けかけのスキーリゾート」。
ビーチなのにスキー?!
なんだか暑いのか寒いのかわからなくなってしまうようなテーマですが、そのヘンテコさがディズニー特有の世界観を醸し出しています。
ブリザードビーチは、入ってみるとその景色はまさに雪山!
真っ白な雪がウォーターパーク全体を覆い、中央にはスキーのジャンプ台も見えます。
このジャンプ台、実はパークの目玉となっている「あるもの」として使われているので、後ほどご紹介しますね♪
ブリザードビーチ内のディスプレイも、雪をテーマに統一されています。
こちらはかわいらしい「雪だるまファミリー」のディスプレイ。
赤ちゃん雪だるまの写真を取ろうとするパパとママの表情が柔らかくて、今にも動き出しそうですよね!
ちなみにアメリカでは別れのあいさつとして「Have a nice day!良い一日を」という言葉がよくつかわれますが、ここブリザードビーチでは「Have AN ICE day!氷のような1日を」と言います。
口に出すとほとんど同じなのですが、パークやゾーンごとに違う挨拶をするのはディズニーの通例で、なるほど!と思わせられますね。
ゲストをテーマに引き込む力がすごい!
ブリザードビーチのプール
ブリザードビーチでは、パーク全体をぐるっと囲む流れるプールと、その中に位置する波が立つプールがメインになっています。
そのほかに、小さい子供向けのプレイグラウンドもあります。
こちらが、ブリザードビーチを囲むように流れている、「クロスカントリークリーク(Cross Country Creek)」と呼ばれるプールです。
※流れている浮き輪は自由に使ってよいことになっています。
途中、洞窟や分かれ道があったり、何秒かに一度ひっくり返るバケツの放水に襲われたり、仕掛けがたくさんあるので、あっという間に一周してしまいます。
こちらが波の立つプール「メルトアウェイベイ(Melt-Away Bay)」。
一番奥は、大人でも足がつかないほどの深さになっています。
浮き輪に乗って波に揺られていると、太陽のぬくもりで眠くなってしまうほど気持ちが良いです。
本物の海のように、白い砂浜に面しているこのプール。
波を眺めながらリクライニングシートでお酒などをいただくのもブリザードビーチでの大人の楽しみ方のひとつ…♪
こちらは子供向けのプレイグラウンド風プール「スキーパトロールトレーニングキャンプ(Ski Patrol Training Camp)」。
スキーパトローラーになるためのトレーニングと称したミッションが盛りだくさん!
体をめいっぱい使って遊ぶことができます。
ライフセーバーのキャストたちが順番の管理や安全確認を行っているので、親御さんも安心して子供たちを見守ることができます!
ブリザードビーチのウォータースライダー
ブリザードビーチには、実に7種類ものウォータースライダーがあります。
それぞれに複数のコースがあったりするので、何時間いても飽きることがありません。
緩やかなものから、度胸試しの激しいものまで、全種類1回ずつは乗りたいものです。
筆者はちょうどメンテナンスの時期にかぶってしまい1つ乗り残しているものがありますが、それ以外の6種類はしっかり制覇してきました!
今回は、その中でも特徴的で、実際に乗るまでどんなものか予想がつかなかった3種類を、筆者の感想とともに☆をつけながらレポートします!
①サミットプラミット(Summit Plummet)
サミットプラミットは、高さ36メートル地点からほぼ直角に滑り落ち、最高時速はなんと100㎞/hの達するという世界屈指のウォータースライダー。
身長制限があり、122㎝以上でないと挑戦することができません。
滑りだすときの景色はまさにこんな感じ。
下なんて全く見えませんでした。
絶叫アトラクションが苦手な筆者は、アメリカに発つ前にテレビでこのウォータースライダーが紹介されていたのを見て、「これに乗るまで日本には帰ってこないぞ」「この機会に克服してやる」と誓いを立て、見事にそれを成し遂げてきました!
一番怖いのはスタンバイしている時で、手足をクロスして滑り出してしまえばほんの一瞬です。
気づいたら終わっていますのでご安心を。
ものすごく長い落下に見えますが、1~2秒で最高速度に達し、そのあとはブレーキという感じなので、筆者が苦手なふわっと感はあまりありませんでした。
結局筆者は3回チャレンジし、摩擦で背中が真っ赤になりました!
上では「やっぱりやめます」「ちょっと待って心の準備が!」「先に行ってください…」と恐怖の連鎖が起こっていて、前歯のないガタイのいいキャストさんが「次はあんただ!大丈夫、勇気を出せ!」と誰かを指名して滑らせていました。
途中でやめても怒られないので、まずはスタンバイしてみましょう!
・スリル :★★★★★
・ワクワク:★★★☆☆
・長さ :★☆☆☆☆
ちなみにスタンバイの山の頂上へは、このチェアリフト(Chairlift)で移動します。スキー板までついていて、世界観が徹底されていますね♪
※このリフトの身長制限は81cmです。
②チームボートスプリングス(Teamboat springs)
サミットプラメットは4~6人で一緒に楽しめるグループアトラクションです。
カーブの多いコースは全長426mで、激流下り型のアトラクションでは世界最長!
しっかりつかまってないとボート内で転がっちゃう!
4人に満たないグループで並んだ場合はほかのグループと相乗りになります。
カーブが多いコースなので、片方に重心が集中すると遠心力が発生し、軽いほうが高く跳ね上がります。
筆者と友人は、ふくよかなアメリカ人ファミリーと相乗りだったのですが、彼らが密着して座るので筆者たちのほうは重みが足りず、ボートにしがみついていないと落ちそうでスリル満点でした。
知らない人とでも一緒に盛り上がれる、楽しいウォータースライダーです。
・スリル :★★☆☆☆
・ワクワク:★★★★★
・長さ :★★★★★
③トボガン・レーサーズ(Toboggan Racers)
トボガン・レーサーズは、「トボガンぞり」をモデルにしたマットを使ったウォータースライダーです。
「レディー…ゴー!!」の合図で顔から滑り降りていくのが何とも新鮮で、疾走感を感じられるアトラクションになっています。
坂道は三段階になっており、だんだんスピードが上がっていきます。
こどもたちも楽しそうに滑っていて、前向きに滑るのも新鮮だったため、筆者も友人と一緒に参戦しました!
トボガン・レーサーズが全ウォータースライダーの中で最も見た目とのギャップがあったなと思います…。
まず、目が開けられない!!
水しぶきでメイクはすべて持ってかれますし、自分がどこにいるかさえ把握できません!
さらに結構スピードが出るので、思ったよりはしゃいでしまいました。
珍しいタイプのウォータースライダーなので、一度滑ってみると良いですよ♪
・スリル :★★★☆☆
・ワクワク:★★★☆☆
・長さ :★★★☆☆
ブリザードビーチで食べるべき巨大スイーツ
アメリカといえば、「食べ物が大きい」というイメージ、ありませんか?
このスイーツはまさにその典型。
子供が砂場で遊ぶ時のバケツにこれでもかと詰め込まれたアイスクリーム。
それを覆うようにあふれんばかりの生クリーム!!
「サンドパイル」はこの「ロッタワッタロッジ」というレストランのデザートメニュー。
・チョコレートとバニラのミックスソフトクリーム
・アツアツのチョコレートソース
・ワッフルコーンを砕いたもの
・カラフルなスプリンクル
・クッキー
・キャラメルソース
・ホイップクリーム
・サクランボのシロップ漬け
この大きさで13.99ドルです。
食べ終わったら洗っておもちゃとして使えるので、家族でシェアしても良いかもしれませんね♪
夏はアイスクリームが溶けるスピードが速く、筆者は2人で食べても追いつきませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本ではあまり知られていないディズニーのウォーターパークの1つ「ブリザードビーチ」ですが、実際に行ってみるとすごく楽しいことがわかりました。
家族連れはもちろん、お友達同士でも思いっきりはしゃげちゃうのが、さすがのディズニーといったところです。
ブリザードビーチはディズニーの無料バスでも行くことができるので、時間がある方は予定に組み込んでみてください♪
それでは、みなさん「Have an ICE day!!」
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |